念願かなって金戒光明寺・・・そして真古館。
というわけで、大分間が空きましたが先日の京都旅行での体験をひとつ。
昨年の京都の旅は「新選組史跡めぐり」がテーマでしたが、今回の旅でも一カ所是非行きたかった場所が。
幕末に京都守護職だった会津藩が本陣とした金戒光明寺。
地元の人からは「黒谷さん」と呼ばれ親しまれている社寺だそうで、当然のことに京都守護職お預かりだった新選組の面々も、何度となく訪れています。
地下鉄の蹴上駅から南禅寺を経て、哲学の道を抜け銀閣寺へ。
そこからアップダウンの激しいコースを通過して真如堂へ。
と、ここまでは良かったのですが、光明寺へのルートに迷い・・・。
歩き続けで疲労もはなはだしかったので、どこか休めるところはないかと思ったところに目についたのが吉田山荘。
どうやらこの敷地の中にお茶を飲めるスペースがあるようなのでした。
かつて東伏見宮家別邸だったという吉田山荘(現在は料理旅館)。
その趣のある和洋折衷建築の横にあったのが真古館。
中はとても雰囲気のあるレトロな造りで。
二階はどことなく山小屋風。
窓の外には京都市街を囲む山々が見渡せます。
ほっとひと息。
いただいたのはコーヒーと“お福もち”。
吉田山荘の女将がしたためたという自筆の和歌が。
これは古今和歌集からのもので、家族4人分それぞれが違う歌なのでした。
“お福もち”は無農薬有機栽培の十六穀米・もち玄米などが使われているそうで、とても素朴な味わい。
落ち着いた空間でゆったり出来、とてもリフレッシュ♪
店を出る際に金戒光明寺の場所を聞いてみると、気が抜けるほどすぐ側なのでした。
本堂の閉まる時間ぎりぎりに到着した地酒星人一家。
念願の光明寺を体験する事が出来ました。
本堂は浄土宗の寺らしい、オープンな雰囲気で。
現在、瓦の葺き替え工事をやっているようで、瓦に一家の名前を書かせてもらいました。
かつて近藤・土方などがこの境内を歩いたのだろうなぁ・・・。
山門。
“京都守護職本陣”の札も見えます。
いわゆる“観光寺社”とは違う静かなお寺さんで、とても気に入りました。
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