たまには焼酎

2018/05/17

うかれけんむん!

先日、奄美大島を旅した次女にもらったお土産。

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黒糖焼酎「うかれけんむん」。
島外には出ていない、まさに地酒。
飲み口はとても柔らかで、ほんのりした甘味が良し。
飲み飽きない酒だと思いました。
「けんむん」とは、奄美大島で言い伝えられている山や森に住んでいる伝説の生き物だとか。
焼酎を飲んでうかれている「けんむん」という意味なのかな?
そう言えば、NHK大河ドラマ「西郷どん」も奄美に舞台が移ったところですね!

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2015/07/14

純米焼酎・七田!

七田。妻のリクエストで焼酎を物色。

佐賀県の天山酒造は日本酒を醸す蔵だけれど、そこの焼酎ということで買ってみることに。
(日本酒版の七田って飲んだことある筈だけど、どんな酒だっけ?)

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今や日本酒ラベルのスタンダードとも呼べる、十四代風の手書き文字箔押し仕様。
香りは特徴的。穀物を燻したような独特のもので、どことなく泡盛風。
飲んでみると、香りとはまた違ったまったりとした舌触り。
スムーズに喉を流れ落ちます。それでいてドライな飲み口。
お湯割りなら、なお良し。
なかなかよろしい焼酎ですね!

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2012/01/28

強烈なインパクト再現か?琉球泡盛「白百合」古酒!

汐留の「焼酎オーソリティー」で購入。
沖縄の泡盛「白百合」の3年古酒。

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以前に飲んだ時(古酒ではない)のインパクトが大で、いつかまた味わってみたいと思っていました。
前回はその“クセになる泡盛くささとその味わい”に感銘を受けたのですが、はてさて。

上記の印象から、やや構えて味わってみたのですが・・・。
古酒だからなのか、香りも味も全体にマイルドになっている印象。
いや、たぶんお酒としてはこちらの方がグレードが高いのでしょう。
しかし、妙に後を引く味なのは変わらず。
また古酒ではない方を味わってみたい。

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2010/11/23

十四代・純米焼酎!

未だに入手の難しい十四代
その純米焼酎です。

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控えめながらくっきりと感じられる吟香。
うん、十四代らしい。
はじめ水割り、お湯割りで試してみましたが、どうもピントがぼけたような味になってしまう。
そのまま呑むのが一番フィット。良いですね!
品の良い味の純米焼酎だと思います。

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2008/11/15

奄美黒糖焼酎・長雲「一番橋」!

ひっさびさの焼酎です。
黒糖焼酎にはとんと馴染みがなく。

奄美黒糖焼酎の長雲「一番橋」

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鼻腔をくすぐる濃厚な香り。
甘さを感じさせる、いぶされたようなもの。
飲み口はハードなアルコールを感じさせながら、香りで感じたと同様なまったりとした甘みが。
「ザ・黒糖」という感じです。
うん、旨いです。後をひきますね〜。

水で割ると、とたんに味わいが薄く感じられ。
好みとしては、やはりストレートです。

面白いというか困ったというか、この酒を飲んだ後に日本酒を飲むと、その酒本来の味が感じられなくなります。
それだけ味覚に強烈なパンチを浴びせる焼酎という事でしょうか。
これを飲む晩はこの一本のみになってしまう、そんな酒ですね。

【スペック】
奄美黒糖焼酎・長雲「一番橋」1.8l/有限会社山田酒造(鹿児島県大島郡龍郷町) 原材料:黒糖・米こうじ アルコール度数:30度 購入店:小山商店(聖蹟桜ヶ丘) 価格:3,100円

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2005/06/03

麻生富士子!

fujikoおそらくこの酒を初めて見た少なくとも全国で357人くらいが、心の中で「フ〜〜〜〜ジ子ちゃ〜〜ん」と、ルパン三世モードで(笑)言ったに違いない酒である。

「麻生富士子」。大分の麦焼酎である。地酒星人の妻が来客の為に鈴伝で購入して来た酒だ。
ほんのり柑橘系の香りで、当たりの柔らかい、とろっとした舌触りの優しい印象の酒である。スムーズに飲む事の出来る、なかなか良い酒ではないだろうか。これは25度だが、別に35度のものもあるようだ。そちらはどんな感じなのだろうか、と少し興味を引かれた。

この「麻生富士子」、ネットで調べてみると第2の「百年の孤独」などと言う言葉が出て来た(某酒販店の宣伝コピーだが)。ホンマかいな?と思いつつ、麦焼酎の経験が不足している為に判断が出来ない(汗)。

【スペック】
麻生富士子720ml/麻生本店(大分県大分郡庄内町) 原材料:麦・麦麹 アルコール度数:25度 価格:1150円くらい 購入場所:鈴伝(四谷) 出荷年月日:05.05


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女盗賊か、女スパイか…こちらは本当のフジコちゃん、峰不二子(笑)。
(地酒星人ガシャポンコレクションより)

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2005/05/21

粕取り焼酎!

 kasutoriこの酒を「焼酎」カテゴリーにするか「日本酒」カテゴリーに入れるか悩んだが、一応「焼酎」カテゴリーで行く事にした。
日本酒の酒粕から生まれた、かすとり焼酎。
東力士
(栃木)の15年もの。
15年ものとあるが、出荷年月日が平成14年なので、18年ものという事か。麻布の
さかや栗原
さんで購入。数本仕入れた内の最後の一本との事だった。通の客の間で評判だったらしい。
開栓すると、まず鼻をつく香りに驚き、そして眉をしかめる。今まで嗅いだ事のない種類だ。妻いわく生チョコの香りとの事。どの過程でか知らないが、この酒を漉す際に藁を使っているそうで、その藁の香りが酒に移っているらしい。それが18年間の熟成を経て生チョコの香りに変わっていったという事か。蓋を取るとあたりに香りが拡散する。それほど強いもの。いやあ、ムチャクチャ癖ありすぎでんがな。と、思わず関西弁になる(笑)。
味。口に入れるとますます強くなる香りに圧倒されるものの、熟成酒らしいなめらかさがある。ただし押し出しは結構強い。キレはそこそこ良し。飲み進めていく内に何故か香りも気にならなくなって来る。そしてあろうことか、おかわりをしている自分に気づく。癖の有る酒ほど、馴れると後を引くという事だろうか。
東力士は栃木の蔵元で、戦時中に戦車の地下工場として掘られた巨大な洞窟で貯蔵をしているようだ。この焼酎もおそらくはそこで出荷されるまでの年月を眠っていたのだろう(HPによると洞窟見学が出来るようです)。

18年前は何をやっていただろうか…と、ふと考えてみた。その頃からデザイナーをやっていたが、バブルの好景気に湧いていた兜町の証券会社をクライアントにポスターやCFを作ったり、某巨大デパートの新聞広告や折り込みチラシを作っていたなあ、などと思い出してみた。片や合併で社名は無いし、片や破綻で経営母体が変わった。奢れる者も久しからず、諸行無常の響き有り、だ。いや、自分も含めてですが。こんな風に回想できるのも、古酒の深いところである。

【スペック】
東力士 かすとり焼酎 十五年貯蔵酒720ml/島崎酒造(栃木県那須郡鳥山町) アルコール度数:25度以上26度未満 出荷年月日:14年3月 価格:1200円くらい 購入場所:さかや栗原(麻布)

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2005/04/10

石垣島の泡盛!

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先日マチダヤで手に入れた琉球泡盛「白百合」である。
正直、地酒星人は泡盛にはあまり詳しくない。積極的に飲もうとしていなかったせいもあり、知人からのいただき物や、居酒屋で多少接するくらいであった。
よく臭い、臭いと言われる泡盛だが、それらの経験では結構飲みやすいなあ、と思っていた。
そこでこの「白百合」である。これが名前に似ず、かなり強烈な香りである。
なんというか…穀物をいぶした香りというか、熟したフルーツが熟し過ぎてちょっとヤバイという感じというか…。
「臭い」と言うのは、こういう事なのか。
最初は正直ちょっとひるんだ。しかし、しかしである。この香り、地酒星人は好きである。
口に含むとまた違う風味が感じられ、奥行きのある酒である事がわかる。30度あるのだが、飲み口がマイルドでハイペースでいけてしまう。
「松尾様の巫女」の異名をとる地酒星人の妻も、初日は拒絶反応を見せていた癖に二日目から病み付きになったようで、三日目に仕事から帰ると見事にカラになっていた…(泣)。
ムチャクチャ癖が有って、それだからこそ夢中にもなれてしまう。これこそが地酒であるといえよう。

【スペック】
琉球泡盛「白百合」 池原酒造所(沖縄県石垣市) 原材料:米こうじ 度数:30度

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