ALL YOU NEED IS SAKE!

2023/01/01

謹賀新年&黒龍・八十八号!

皆さま、明けましておめでとうございます。

本年が平和で多くの美酒をいただける年であることを祈念いたします。

2023nenga

年の初めの酒は少し贅沢に。

黒龍・八十八号。2021醸造なので熟成が進んでいるんでしょうか。

Img_6342

華やかでありながら、抑制の効いた吟醸香。飲み口は柔らかく。

酸味もしっかりあって、味のふくらみも感じます。

それぞれの味がくどくなく、さっと去るところも黒龍らしさ。

良いお酒です。

Img_6344

今年も良い酒にたくさん巡り会えますように・・・。

| | コメント (2)

2022/11/04

大阪屋酒店で燗ガエル!

吉祥寺に良い酒屋さんがないかと探してみるとヒットしたお店。

大阪屋酒店

なんとなく歴史のある佇まいの店をイメージしていましたが、行ってみると新しくてモダンで明るい感じの店内でした。

Img_6067

有名な地酒もたくさん置いてあるんですが、それとは別に初めて見るお酒が多いのが面白い。

はぁ〜、なんとなく地酒がわかったつもりでいましたが、こんなに知らない酒があるんだ。

Img_6066

この店は角打ちもやっているようです。

この日は時間がなかったのですが、近いうちに試してみたいです。

さて、変わったお酒の多いこの店で選んだのがこの一本。

Img_6073

何やら楽しいラベル。好きなタッチのイラストです。

燗ガエル(北島酒造店/滋賀県湖南市)。

大好きな酒米・玉栄を使っている純米酒。さらにはお燗向きのにごり酒。

そして生酛です。

これは飲んでみるしかないでしょう!

Img_6069

このお酒、開封時と1週間経った頃ではかなり違う味わいでした。

もちろんどちらもお燗で試してみました。

開封時、玉栄らしい旨味とコクのある味わいですが、嚥下時に感じられると思った酸味がほとんど無いのです。

「来るぞ〜」と待ち構えていた酸がなく、待ちぼうけをくらわされた感じ。

しかし、開栓1週間頃からは期待していた酸味が俄然現れてきます。

上記の旨み、コクは変わりませんが同時にぐわっと酸味が押し寄せます。

去り際ではなく、あくまで同時に。キレも良くなりました。

いやぁ〜、変わった味ですね。もしかしたら時間が経つにつれてまた味わいが変わって来るのかもしれません。

Img_6071

大阪屋酒店さんで、また面白いお酒を見つけたくなりました。

| | コメント (2)

2022/07/19

竹鶴を飲みたくて、西荻窪・三ツ矢酒店!

ある休日、無性に竹鶴を飲みたくなりました。

考えてみると、もう一年近く竹鶴に接していません(!)。

我が家(三鷹)から一番近い竹鶴を売っている店はどこか?

つらつら考えてみるに、ありました!

三鷹から二駅、西荻窪の三ツ矢酒店

そういえば、人生初の竹鶴もこの店で購入した「小笹屋竹鶴」。

初めて訪れた際の様子(2005年の4月)をブログにアップしていました。

いざ、久々の三ツ矢酒店へ!

Img_4855

店の外観は2005年時と変わっていないようですね。

酒屋さんらしくない、シンプルでスタイリッシュな建物。

店内の様子も以前とだいたい同じ感じでしょうか。

個々の酒につけられた手書きのPOPが良い味を出しています(手書き大好き)。

Img_4854

期待通り竹鶴も揃っておりましたよ。

その中から、小笹屋竹鶴と雄町純米をチョイス。

ウキウキしながら家路につきました。

Img_5440

さて、その小笹屋竹鶴です。
大和雄町を使用した純米原酒。アルコール分はなんと20°!

製造年月日は2018年2月。

このお酒はやはりお燗でいただきましょう。

ちょっと割水をすると良い感じに。

原酒でありながらも熟成により角が丸くなった印象。

なんとも言えない旨味が感じられ、力強い酸がキレを呼ぶ。

美味いです。

Img_5443

黄金色をした瓶内を漂う沈殿物もまた愛しい。

小笹屋竹鶴、大好きですね〜♪

| | コメント (2)

2022/07/12

三鷹・宮田酒店で本紀土!

三鷹に越して来た時から、また行きたいなと思いつつ足が向いていなかった宮田酒店さんへ。

前回訪れたのは、なんと2005年の5月でした。その時のことを記事にしていましたよ。

さて、およそ17年(!)ぶりに再訪。

Img_4838

以前の記事の写真と比べると、どうやら建て替わっているようですね。

鶴齢ののぼりと、店の前のコカコーラのベンチの組み合わせが面白い。

Img_4839

お店の中はとても綺麗で清潔。各地の名酒がきっちりと並べられています。

その中から、この日は「本紀土・純米吟醸」をセレクトしました。

Img_5329

五百万石のお酒を久々に飲むな。

うっすらと果実味を感じさせる香り。

とってもソフトで優しい口当たりのお酒です。

アルコール度数が13°なので、そのせいでもあるようです。

二日目以降は若干味乗りもしてきましたが、綺麗な印象はそのままですね。

Img_5330

盛夏になって、胃が疲れた時なんかに良いお酒なのかもしれません。

ごちそうさまでしたっ!

| | コメント (6)

2022/06/17

黒龍・夏しぼり!

この季節、酒店へ行くと“夏酒”が並んでいますね。

これもそんな中の一本。

黒龍・夏しぼり。

黒龍酒造さんの地元、福井県産五百万石を使用した純米吟醸タイプのお酒。

(“タイプ”というのが気になりますが、蔵元のHPでの表現です)

アルコール分は17度。

Img_5259

このお酒、結構好みでした。

メロンを感じさせるうっすらとした吟醸香と、あっさりとした序盤から広がり出す旨味。

旨味もありつつインパクトは強すぎず、さっと切れていく。

自分は17度くらいのお酒が好きなんだなぁ〜、とあらためて認識。

Img_5260

| | コメント (0)

2021/04/13

一丁平の桜と、辛口・高尾山!

桜の散る前、名所として有名な一丁平へ登って来ました。

いつものように高尾山口駅から梅の木平。南高尾山稜コースを巡って大垂水峠。

国道20号を越えて急登に汗をかきつつ、一丁平まで。

Img_3907_20210413185701

桜の名所と聞いていたのでびっしり桜が並んでいるのかと思いきや、さまざまな木々の間にあちこち桜が立っているイメージでした。

それでもシンプルな桜並木とは違って、変化に富んでいて、これはこれで良い風景ですね。

Ad3a

この日は既に散り始めの頃。もうちょっと早ければ満開だったかな。

Img_3909_20210413190101

この季節は桜と新緑、常緑樹が入り乱れてとても賑やか。そして美しい。

Img_4365

桜を見上げながら、そこそこの距離を歩けました。

帰宅して味わったのが、「辛口・高尾山」。

Img_3889

東京あきる野市の、中村酒造さんの造る酒。

軽い熟成香とややハードな飲み口。なんと言うか、“昭和”を感じさせる懐かしい風味の酒ですね。

決して飲みやすくはないですが、妙に後を引く酒です。

開栓した日に全部飲んじゃいました!

| | コメント (4)

2021/01/01

年初のしぼりたて黒牛!

皆様、あけましておめでとうございます。

昨年は大変な年でした。今年は明るい話題の多い、よい年になることを祈っています。

というわけで、丑年の年初酒に選んだのは黒牛。

純米のしぼりたて原酒です。生酒。

Img_3949

若干の果実香とふくらみのある旨み。

黒牛らしい、バランスのとれた酒ですね。

度数は高いですが、それをあまり感じさせないスムーズな飲み口です。

 

【黒牛/純米酒しぼりたて 生酒・原酒】

●原材料名:米(国産)、米麹(国産米)

●精米歩合:麹米50%・掛米60%

●使用米:山田錦26%・五百万石74%

●アルコール度数:18度以上19度未満

●使用酵母:協会9号系

●杜氏:岡井勝彦(能登杜氏組合員)

●仕込水:万葉黒牛の水 蔵内井戸

●内容量:720ml

●製造年月:20.12

●製造者:株式会社名手酒造店(和歌山県海南市黒江846)

| | コメント (2)

2020/11/26

垂れ口の季節!

今年も黒龍・垂れ口が店に並ぶ時期となりました。

Img_3834

新酒の出始める一時期しか入手できない、うすにごりのこの酒。数年ぶりに味わえます。

アルコール度数は変わらず18度。

吟醸香はわずか。口に含むと強めの味のアタックが。

甘味が先に来て、酸味が後を追いかけてきます。

以前の垂れ口の印象よりは全体に柔らかいかな?丸くなった。

それでも美味しいお酒である事に変わりはないので、どんどん減ってしまうんですね。

【黒龍/垂れ口】

●原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール

●精米歩合:65%

●アルコール度数:18度

●内容量:1800ml

●製造年月:20.11下

●製造者:黒龍酒造株式会社(福井県吉田郡永平寺町松岡春日1-38)

| | コメント (0)

2020/11/13

庭の鶯・辛口 純米酒!

いつもはシンプルで可愛い感じの鶯シルエットのデザインなのに、このラベルは見たこと無いぞ、と手に取りました。

庭の鶯・辛口 純米酒です。

Img_3803

香り。ややうっすらと吟香を感じます。

味わいは強め。それでも節度のある感じでキレが良し。

御燗にすると味がもう少しふくらんで来ます。

冷やでも燗でもいける、使い勝手のよろしいお酒ですね。

 

【庭の鶯/辛口 純米酒】

●原材料名:米(国産)、米麹(国産米)

●精米歩合:70%

●アルコール度数:15度

●内容量:1800ml

●製造年月:20.08

●製造者:合名会社山口酒造場(福岡県久留米市北野町今山534番地1)

| | コメント (2)

2020/10/27

四谷最後の晩には・・・而今・純米大吟醸!

三鷹へ越して早くも10日ばかり経ったわけですが、四谷の家で過ごす最後の晩に飲んだ酒を紹介。

而今・純米大吟醸です。

Img_3688

入手してから飲むタイミングを逃しつつ、しばらくキープしていた酒です。

新居へ越してから祝い酒としようと思っていたのですが、よく考えてみたら丸一日は引越しダンボールの中に常温放置だし、引越し業者のアルバイトのお兄ちゃんに落とされて割られる可能性もあるかと思い、貧乏性が発動して転居前夜に味わったわけです。

香りは華やかでありながら、抑制の効いた感じの良いもの。

口に含むと甘味の後に旨味が寄せてきて、その後酸味があらわれキレよくすべてを洗い流す。

そのどれもが絶妙にバランスされていて、過不足なし。どれだけでも飲み進めいけそう。

転居前夜、四谷最後の夜に実に良い酒を楽しみました。

:

【而今/純米大吟醸】

●原材料名:米(国産)、米麹(国産米)

●原料米:名張市産山田錦(100%)

●精米歩合:40%

●アルコール度数:16度

●内容量:720ml

●製造者:木屋正酒造合資会社(三重県名張市本町314-1)

| | コメント (0)

より以前の記事一覧