念願の柳川掘割で川下り!
福岡滞在3日目。
最終日は朝から柳川へ移動。いつか柳川で川下りをしてみたいと漠然と思っていましたが、博多から案外近いという事がわかって行動に移す事に。
ホテル最寄りの駅から1時間と少し。やって来ました柳川の掘割へ。
写真の“どんこ船”に乗って、約1時間の川下り。“川下り”というと急流を行くイメージがありますが、水の流れはごく緩やかで。
船頭さんが竿を使ってゆっくり進んで行きます。この堀割は江戸時代に人工的に作られたもので、浅いんです。
町の中心部2km四方に60kmもの長さの掘割が張り巡らされています。
以前は生活用水として使われていたそうですが、高度経済成長期に上下水道が完備した事で使われなくなり、ゴミにあふれた川になってしまった時期があるそうで。
その後、地域の人々の尽力があって元の掘割に再生されたそうです。
(この辺り、スタジオジブリの高畑勲監督作品「柳川掘割物語」に詳しく描かれていますね)
この日も暑かったのですが、水の上を移動していると時折涼しい風が渡って来ます。
船頭さんのとてもユーモラスな解説を聞きながら。
外国からのお客さんも増えて、英語・中国語・韓国語もマスターしているそう。
川下りを終えたら、もう一つの目的へ。
鰻で有名な若松屋さん。
名物の“せいろ蒸し”をいただきます!
鰻の前に酒のアテに選んだのはムツゴロウの佃煮。け・・結構大きい!
15cmくらいの長さがあります。結構骨が固くてバリバリと噛み砕きながら。
お酒は地元の菊美人・本醸造。しっかりした飲み口の酒。
いよいよ運ばれてきた鰻のせいろ蒸し。
じゃ〜ん。鰻・ご飯・そして上に乗せられている錦糸玉子すべてが一緒に蒸されており。
ご飯には鰻のタレがしっかり染みていて、全体に茶色くなっています。
湯気の立つ熱々の鰻とご飯を少しづついただきます(熱すぎて勢いよくは食べられません)。
タレはかなり甘口で、鰻の身は柔らかくホロホロで美味しかったです!
今まで食べたことの無い鰻料理でした。
帰りは柳川から高速バスに乗り、直接福岡空港へ。
空港で最後の博多グルメを食べるつもりでしたが、柳川での鰻が効いてしまいずっと満腹感が。
仕方なくハイボールをちびちび飲んで、搭乗を待つのでした。
バタバタの福岡3日間でしたが、楽しかったです!
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