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2024年1月の2件の投稿

2024/01/31

うかい鳥山で九頭龍お燗!

誕生日ということで、妻とふたり高尾へ。

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京王線の高尾山口駅。

と言ってもいつもの登山ではなく。

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駅前からシャトルバスで初めて行く「うかい鳥山」へ。

いつか来てみたいと思ってたんです。本当は登山の時によく前を通った「うかい竹亭」にしたかったんですが、この日は満席で。

竹亭より少し先にある鳥山にしました。

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シャトルバスに乗って10分弱くらいでしょうか。

山里の雰囲気があります。

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エントランス横の水車に氷がたくさんついていてビックリ。

もっと寒い時期は水の流れごと凍るらしいです。

予約の時間まで少しあるため、エリア内を散策。

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すごいんですよー。

起伏のある広い敷地のあちこちに小屋というか東屋的な建物があり、そこが客室なんですね。

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そんな“個室”が10ヶ所くらいあるんじゃないでしょうか。

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藁葺き屋根も多く、昔話に出て来そうな可愛さがあります。

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さてそろそろ時間です。ふたたびエントランスの棟に戻ると本日の席まで案内されました。

起伏のある敷地内。中居さんがスタスタ歩くので、こちらも少し足を早めて付いていきます。

少し息がはずむ頃に少し大きめの棟へ到着。

2階へ案内されます。2組分のテーブルのあるお部屋。

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窓から冬枯れの景色が見渡せて良い感じです。

大きなお盆に皿を乗せて行き来する従業員の方も見下ろせます。

こりゃ結構重労働だろうな。

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本日のメニュー。

いろり炭火焼き 牛鶏コース。

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まずは一品目のだいこん田舎煮。

大根はすっと箸が通る柔らかさ。くっきり濃いめのお出汁。

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ゆりね白味噌仕立て。

ほっこり柔らかい百合根と、こちらも味付け強めの汁です。

百合根ってこういう食べ方したことないので新鮮でした。

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佐久鯉洗い。

山葵醬油がおすすめでしたが、酢味噌も出てきたのでかわるがわる。

若干の歯応えのする、野生味のある鯉でした。

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川魚塩焼き。

こちらもワイルドな印象の歯応え。頭からまるごといただきます。

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ちなみに窓の外から見下ろせる場所に焼きものの調理場があって、職人さんが炭火で作業していました。

この川魚も、ここから運ばれて来たんでしょうね。

こういう様子が見れるのは、ひじょうに楽しい。

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酒です。はじめは“うかいの竹酒”を飲んでいました。その名の通り竹の筒に入った酒だったのですが、写真を撮り忘れた(汗)。

次にお願いしたのがお燗酒。通常は山形の上喜元らしいのですが、この日は九頭龍との事でした。

黒龍のお酒は冷酒のイメージが強いのでどんなもんかなと思いましたが、味のはっきりした旨味のある酒でした。

へ〜、こんな感じなんだな。元旦の酒といい今年は九頭龍づいているのかも。

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白湯鍋。

ダイナミックな骨付き鶏肉。肉は箸でほろっとほぐれます。

こちらも旨味はっきり、強い味。

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炭火が運ばれてきました!いよいよメイン。

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牛串。鶏串。そして椎茸。

牛肉はランプ肉。差額で霜降りサーロインにもできるそうでしたが、デフォのランプ肉で。

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焼けて来ました〜。

基本は中居さんが焼いてくれるのですが、自分でもくるくる回しちゃいます。

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山葵とタレをつけていただきます。

なかなか歯応えのある肉ですが、美味しいです。

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鶏串も大ぶりで食べごたえ十分でした。

椎茸も香りがいい。

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麦とろごはん、そしてなめこ汁。

やはり、おかわりしちゃいますね〜。

おかわりしなければ良かったんですが、食べ終わった途端ものすごい満腹感に襲われまして。

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デザートの「みかん」。

ゼリーの中に浮かぶまるごとの蜜柑。黒豆が乗っています。

美味しいのですが、満腹感が強すぎて食べ終えるのがきつかった。

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うかい鳥山さんのお料理、なんというか野趣にあふれたくっきりした味が多く、

単品ごとになかなか美味しいのですが、それぞれの“強さ”がボディブローのようにだんだんと効いてくる感じですね。

そして最後はデザートを食べるのに苦労をするという・・・。

ダウンでした。マットに沈みました。

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誕生日の席という事で、お店からこんな可愛いプレゼントをもらってしまい恐縮。

石鹸でできているそうです。

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いや〜、面白い経験をさせてもらいました。

高尾の山里に広がる炭火強食テーマパークといった感じでした。

今度は竹亭さんにも行ってみたい!

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夜は荻窪の「なごみの湯」へ行って高校時代の仲間たちと過ごしたんですが、

食事処でも満腹感が消えず、ひたすらサワーばかり飲んでました(汗)。

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2024/01/12

歳の始めは垂れ口で!

たいへん、たいへん遅ればせながら、皆様あけましておめでとうございます。

今年もなんやかんや更新してまいりますので、お付き合いいただけますと幸いです。

いやぁ〜、元旦の晩にブログをアップしよう、などと考えていたらあの地震です。

翌る日には航空事故と・・・。

なんだか暗澹たる気持ちの2024年のはじまり。

2011年のことを思い出したりして、なんとなくココログを開くのを躊躇っていました。

そんな中、そう!昨日ですね。

突如舞い込んできた、ももいろクローバーZの百田夏菜子の結婚の報!

どことなくアンダーな気持ちに、ぽっと小さな綺麗な花が咲いた感じがしました。

そう、2011年の時も彼女たちに気持ちを軽く、強くしてもらった。

アイドルとは、そういうものなんですね。

と、いうわけで「地酒星人」の2024年のスタートです。

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今年は辰年という事で、龍にちなんだ名の酒を年初に味わいたい。

そこで入手したのが九頭龍の垂れ口。

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福井の黒龍酒造の造る酒です。九頭龍川から名付けられたんでしょうか。

九頭龍というとお燗酒のイメージありますが、“垂れ口”ですから冷やしていただきましょう。アルコール度数は18°で、がつんと来る旨みを期待して・・・。

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うん、期待にそぐわぬパンチある飲み口。香りもよく、日本酒を飲み始めた頃の感動を思い出させてくれる酒です。

元旦の朝からいただくと酔いの周りが早くて良い気持ち。

ただ、すごく濃口の酒なのでしばらく飲んでいると飽きが来やすい。

そんな時は、少し水で割っておげると軽快さが出てきて、また美味しくいただけます。

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美味しいお酒でした。ごちそうさまでした!

黒龍酒造さんは今回の地震で大きな被害は発生していないとの事、なによりでした。

皆様、今年もよろしくお願いいたします。

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