蝶ヶ岳へ!徳澤園とチタン盃とブロッケンと。
一度行ってみたいと思っていた北アルプスの蝶ヶ岳へ。
安曇野側から登るのがポピュラーかと思いますが、今回は上高地からのアプローチ。
早朝の上高地バスターミナルを歩き出し、約2時間。
徳澤園のキャンプ場。
天気予報ではこの日は雨がちで午後には雷雨の可能性もあった為、蝶ヶ岳には登らずここでテント泊をすることにしました。
結果は晴れだったのですが、予定は変えずに・・・。
土の下がすぐ石の層で、なかなかペグが刺さりにくく四苦八苦。なんとか立てることが出来ました。
このキャンプ場は敷地が広大なので、開放感があって良い。
日中は陽射しが強く、テントの中は暑くていられないので「みちくさ食堂」へ。
ギネスとカレーうどん(お肉ゴロゴロで美味いです)。
そして日本酒「氷壁の宿」も。
アルプス正宗の醸造元(長野県松本市の亀田屋酒造店)が徳澤園用にパッケージしたもののようです。
良い感じに酔いもまわり、この日は早めに寝ました。
翌朝、キャンプ場すぐ横の登山口から出発です。
なかなかの急登と、あちこちに出現する泥濘と格闘しつつ、約4時間。
ようやく蝶ヶ岳山頂へ辿り着きました。
眼前に広がる槍・穂高連峰が見事!
さすがは『北アルプスの展望台』。
やはり蝶ヶ岳の魅力はこれですね(蝶ヶ岳の山頂自体は特に特長はないんです)。
涸沢カールもしっかり見えてます!
テント場は岩と石の地面なので、ペグではなく岩で固定する方式。
地酒星人のテントは左下のオレンジ色。
稜線をはさんだ槍・穂高の反対側には安曇野の町が眼下に広がっています。
テントの横のハイマツの茂みには、松ぼっくりを獲りにきたホシガラスがたくさん飛び交っていました。
昼食は蝶ヶ岳ヒュッテの名物、カルボナーラを。
美味しいなぁ〜。山頂でこの味は感激。
ヒュッテで日本酒を買って、また穂高を見に行きます。
一期一會。
酔園の醸造元(長野県安曇野市のEH酒造)のお酒です。
とても軽いタッチの水のようなお酒。
穂高の山々に乾杯!山好きの酒飲みにとって、こたえられない環境。
この盃はエバニュー社のチタン製です。飲み口がすごく薄く仕上がっていて好み。そして驚異的に軽い!
山に行くと午前中はハードな登り、午後は反対に酒飲んで食べてリラックス、というパターンが多いです。
この緩急の差が面白い。
この日も良い感じに酔っぱらい、早々にテントへ潜り込みました。
夜半にトイレに起きたら、安曇野の町の夜景が綺麗でしたよ〜。
夜間に雨が降ったこともあり、日の出の頃は雲がちでした。
モルゲンロートは見れないな、と残念に思っていたのですが・・・。
だんだん雲が切れ始めて、なんと!
穂高連峰をバックに、ブロッケン現象を見ることが出来ました!
あー、やっぱり奥穂高岳に呼ばれている気がする。技術を磨いて来年、チャレンジできると良いな。
槍の穂先もお出ましです。
先日登った常念岳も、蝶ヶ岳ヒュッテ越しにどどん!と登場。
この日の下山路は三股登山口へのルート。
途中、有名なゴジラの木も見れました。
これは地酒星人命名の「スヌーピー岩」。
わかるかなぁ〜?
無事に三股へ下山。タクシーで「しゃくなげの湯」へ行き、汗を流してから松本へ移動、特急あずさで帰路へ。
はい、毎度おなじみの、あずさの車窓と大雪渓。
やっぱり山旅の終わりはこの酒ですよ。
蝶ヶ岳、また北アルプスの山々を眺めるために行ってみたいです。
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コメント
バッチコレクションが増えてくね。サイズ的にいいね。旅の記念に通行手形だったり、絵葉書…意外にに嵩張り…(ペナントは捨てた)(笑)
投稿: イケ | 2022/10/02 11:43
《イケさん》
たしかにサイズ的にも山行の邪魔にならないので良いよね。
ただ、山小屋ごとに何種類か作っているところが多いんだけど、人気なのは売り切れてるんだよね。
蝶ヶ岳もアンティークメッキタイプのものが欲しかったんだけど・・・。
いつか山バッジを額に並べたい♪
投稿: 地酒星人 | 2022/10/04 12:10