« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »

2022年7月の3件の投稿

2022/07/19

竹鶴を飲みたくて、西荻窪・三ツ矢酒店!

ある休日、無性に竹鶴を飲みたくなりました。

考えてみると、もう一年近く竹鶴に接していません(!)。

我が家(三鷹)から一番近い竹鶴を売っている店はどこか?

つらつら考えてみるに、ありました!

三鷹から二駅、西荻窪の三ツ矢酒店

そういえば、人生初の竹鶴もこの店で購入した「小笹屋竹鶴」。

初めて訪れた際の様子(2005年の4月)をブログにアップしていました。

いざ、久々の三ツ矢酒店へ!

Img_4855

店の外観は2005年時と変わっていないようですね。

酒屋さんらしくない、シンプルでスタイリッシュな建物。

店内の様子も以前とだいたい同じ感じでしょうか。

個々の酒につけられた手書きのPOPが良い味を出しています(手書き大好き)。

Img_4854

期待通り竹鶴も揃っておりましたよ。

その中から、小笹屋竹鶴と雄町純米をチョイス。

ウキウキしながら家路につきました。

Img_5440

さて、その小笹屋竹鶴です。
大和雄町を使用した純米原酒。アルコール分はなんと20°!

製造年月日は2018年2月。

このお酒はやはりお燗でいただきましょう。

ちょっと割水をすると良い感じに。

原酒でありながらも熟成により角が丸くなった印象。

なんとも言えない旨味が感じられ、力強い酸がキレを呼ぶ。

美味いです。

Img_5443

黄金色をした瓶内を漂う沈殿物もまた愛しい。

小笹屋竹鶴、大好きですね〜♪

| | コメント (2)

2022/07/12

三鷹・宮田酒店で本紀土!

三鷹に越して来た時から、また行きたいなと思いつつ足が向いていなかった宮田酒店さんへ。

前回訪れたのは、なんと2005年の5月でした。その時のことを記事にしていましたよ。

さて、およそ17年(!)ぶりに再訪。

Img_4838

以前の記事の写真と比べると、どうやら建て替わっているようですね。

鶴齢ののぼりと、店の前のコカコーラのベンチの組み合わせが面白い。

Img_4839

お店の中はとても綺麗で清潔。各地の名酒がきっちりと並べられています。

その中から、この日は「本紀土・純米吟醸」をセレクトしました。

Img_5329

五百万石のお酒を久々に飲むな。

うっすらと果実味を感じさせる香り。

とってもソフトで優しい口当たりのお酒です。

アルコール度数が13°なので、そのせいでもあるようです。

二日目以降は若干味乗りもしてきましたが、綺麗な印象はそのままですね。

Img_5330

盛夏になって、胃が疲れた時なんかに良いお酒なのかもしれません。

ごちそうさまでしたっ!

| | コメント (6)

2022/07/06

双子池でテント泊&きたやつカップ!

初めてのテント泊に選んだのは、北八ヶ岳の双子池。

静かな湖の畔にあるキャンプ場です。

特急あずさに乗って、いざ出発。

Img_5367

茅野駅に到着。

あいにく路線バスは出てしまった後で、タクシーに乗り北八ヶ岳ロープウェイ駅へ向かいます。

Img_5369

冬はスキー客の足としても利用されるロープウェイ。晴れた日は北アルプスまで遠望できるそう。

(この日は雲が多く、そこまでは見えなかった)

Img_5372

数分の乗車後、「坪庭」に到着。空が微妙ですね〜。

溶岩大地にハイマツなど高山植物が茂っている自然庭園で、一周40分の散策コースがあります。

が、先を急ぐのでコースの分岐から北横岳へ向かいます。

Img_5410

よく整備された道を約1時間。北横岳山頂(2,480m)に到着しました。

見晴らしがいい山頂です。目の前に見えるのは百名山の蓼科山。近々あちらにも登りたい。

休憩をとった後、亀甲池を経由して目的地の双子池を目指します。

Img_5408

ここからは道が結構ハードになります。

コースも不明瞭なところがあり、登山客もほとんど通っていないので気をつけないと道迷いをしそう。

もののけ姫の「木霊」が出てきそうな森を、大岩を乗り越えながら急登、急下降を繰り返します。

後から地図を見たら、このコースは「天狗の露地」と呼ばれているそう。どういう意味なのか?

Img_5409

八ヶ岳らしく、森の中にはいたるところに苔が自生しています。

なかなか目を楽しませてくれるのですが、このあたりで強く雨が降ってきました。

そして巨大な雷鳴が・・・!

Img_5406

あわててレインウェアを装着。近すぎる雷に恐怖しながら、樹林帯だから直撃はしないだろうと自分に信じ込ませ前へ進みます。

本当に、この時間はナチュラルに神様に祈りながら歩いていました。

しばらくすると、雷も去り雨も小降りになって・・・。

Img_5383

木の間から、目指す双子池が見えてきました。

なんとか到着です。ホッとしました。

Img_5384

湖に沿って、テントが並んでいるのが見えます。

Img_5402

双子池ヒュッテで、テント泊の申し込みを。一泊1,500円。

トイレ代と水代が含まれています。水は双子池の雄池から汲んだものを消毒しているそうです(飲めます)。

テントを張る場所を探し始めたのが14時頃。この頃になると良い場所には先客がいるんですよね。

Img_5385

それでもなんとか斜面上のわずかに平らになっている場所を見つけ、テントを張ることができました。

アライテントのエアライズ1です。

写真ではわかりにくいですが、テントの横はすぐ斜面で、テント自体も若干傾斜しています。

Img_5387

テントからのロケーションはこんな感じ。手前の赤色が地酒星人のテントです。

静かな湖を眺められるのは良いのですが、常に細かい虫の攻撃にさらされます。

ただし、刺してくる虫はいないようで、ここは神経殺して我慢ですね。

やがて時刻は18時に。ヒュッテに予約してあった夕食を食べに行きます。

Img_5389

双子池ヒュッテさんのハンバーグカレー。ハンバーグは厚くモチモチで、カレーにも大きい牛肉がゴロゴロです。

この時間、雨は降ったりやんだりを繰り返しており、通常テント客は小屋前のテラス席で食事をするのですが、

ヒュッテ内の食堂に席を用意していただきました。感謝です。

Img_5397

帰りがけ、「きたやつカップ」という日本酒を購入。暗くなってから、テントで飲みました。

これがとてもおいしい酒で、ヒュッテがすぐ傍にあったらお代わりをしたいところでした。

(ヒュッテまではアップダウンのある暗い山道を5分以上かけて歩かなければならないため、断念しました)

この「きたやつカップ」、帰宅してから調べると長野県南佐久郡の、井筒長で有名な黒澤酒造が造っているお酒でした。

生酛造りの純米酒のようで、カップ酒としては贅沢なスペックですね。

Img_5398

テントでは思ったより良く眠れました。

深夜、テント脇を通過する何か動物のような気配を感じて緊張したのですが、もしかしたら双子池ヒュッテさんで飼われているワンコが散歩していたのかもしれません。

早々にテントを撤収して、昨日と同じ道を戻ります。

あの険しい「天狗の露地」をもう一回通過すると思うと憂鬱だったのですが、今回のコースでは避けられません。

(しかも熊のフンが落ちているのを発見してしまい、普段はあまり付けない熊鈴を全開で鳴らしながら通過しました)

Img_5411

再びの北横岳山頂。南八ヶ岳の山容が眺められます。かっこ良いですね。

今回はあまり下調べをせずに山行してしまったのですが、思ったよりハードなコースでした。

自分としては夏山をはじめるための軽いウォーミングアップのつもりだったのですが・・・。

八ヶ岳、なめてました。すみません!

Img_5430

茅野駅に戻り、あずさに乗り込みます。

おいしかった「きたやつカップ」を探したのですが見つからず。

諏訪の舞姫「翠露」を。でも、これはこれで良いお酒でした。

Img_5433

さて、次回のテント泊はどこにしよう。

今度は稜線に近いところに張ってみたいですね。

| | コメント (2)

« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »