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2019年8月の5件の投稿

2019/08/28

太宰府・室町将軍、そして磯貝!

博多滞在2日目は太宰府天満宮へ。

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しっかりとお祈りして来ました。

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おみくじも大吉が出て、運気も上々♪

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ベタですが、参道では梅ヶ枝餅もいただきました。

出来立ての熱々で、これは美味しい。餅の弾力と香ばしさ、粒あんの丁度いい甘さと。

人から土産でもらう固くなった梅ヶ枝餅とは段違いですね。この味ならば太宰府の名物と言えましょう!

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そしてそして天満宮から少し逸れた道へ。七色に次々と照明が変わるトンネルを抜け・・・。

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今回の旅の主目的のひとつ、九州国立博物館へ。

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特別展「室町将軍-戦乱と美の足利十五代」。

初代・尊氏から最後の義昭までの足利将軍に関する国宝や重要文化財の数々が展示されています。

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九博のエントランスを抜けると、巨大な博多祇園山笠の山車が展示してあってびっくり。

天神一丁目のものだそう。

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展示の中で唯一写真撮影が許されている将軍の坐像のスペース。

一体一体が個性豊か。瞳の中には細工がされているようで、照明を受けてキラキラ輝いているんですね。

初代の尊氏のイメージは“荒武者”だったのですが、ちょっと目尻の下がったスマートなイケメンぶりに驚きました。

みるからにリーダーシップがありそうで、これはみんな、ついて行きますわ。

バラエティ豊かな構成で、良い特別展でした。

この「室町将軍展」、開催を知ったのはももクロの“しおりん”こと玉井詩織ちゃんがアンバサダーをしているからだったんですけどね(笑)。

さて、太宰府から博多へ戻り向かったのは天神イムズ。

その上階にある居酒屋「博多漁家 磯貝」さん。

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博多で何店舗か展開している有名店です。

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窓からは街が一望。

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この日も暑かったので、まずはこれでしょう!

タイルを貼ったテーブルが面白い。

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刺身盛り。50cmはあろうかという横長の皿にレイアウト。とても新鮮、美味。

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博多名物のゴマさば。1日目に食べた関アジには負けるけど、これも美味しい。

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「美田」のにごり。これも福岡の酒ですね〜。

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ホタテとアスパラの炒め。良い味です。

このお店、見えるところでは日本人の板前さんが一人で、接客スタッフはみんな外国人。

お国はどこなんだろう? 印象的にはスリランカの人達かな?

まだ早い時間で客が少なかったのもあってか、彼らは一箇所に集まって世間話(という風に見える)。

おいおい大丈夫かとちょっと不安になったのですが、呼べばすぐに気がついてくれ、オーダー間違いもない。

何よりみんな笑顔で接客してくれるので感じが良い。店を出る頃には最初の不安は無くなっていました。

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ホテルへの帰路、橋の上から撮影。

川向こうに見えるのは中洲の屋台街。こういう風景をみると旅情が掻き立てられますね〜。

チューリップの名曲「博多っ子純情」が頭の中をリフレインしていました。

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2019/08/26

博多に来たので、ラーメンを・・・。

日頃あまりラーメンを食べないのですが、博多に来たからには、やっぱりラーメンを食べるべきかと思い。

(ある種の強迫観念か・・・)

博多の初日、夜半に天神あたりへ繰り出しました。

どうせなら屋台でと思ってフラフラしていたのですが、この夜はなんと言っても暑い。

じっとしていても汗が止まらない状態で、とても屋外で熱々のラーメンを食べる気にはなれない。

そこで、冷房の効いている店へ行く事にしました。

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事前に何軒か調べていた中から、美味しいと評判の「Shin Shin」さんへ。

15分くらい並んで入店できました。

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やっぱり先ずはビールで喉を潤さなければ始まりません。

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小ぶりな餃子も美味♪

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そしてラーメン。東京で何回か食べた博多ラーメンより濃厚に感じました。

博多ラーメンとしてスタンダードな味なんでしょうか。美味しかったです。

若い時ならば替え玉出来たんでしょうけどね〜。

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翌日も夕刻に屋台街へ。この日は中洲。

それでもやっぱり暑いんですよね〜。どの店がいいかも知らないし、歩いている内にキャナルシティへ。

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ここにラーメンスタジアムがあるという情報を友人から聞いていました。

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全国から数店舗のラーメン店が出店しているようです。

その中から、これも美味しいと評判をネットで見ていた「長浜ナンバーワン」さんへ入ってみる事に。

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結構な距離を歩いて来た後なので、やはりビールが胃に沁みます!

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キンキンに冷えたグラスを一緒に出してもらえて嬉しい♪

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そしてラーメンです。こちらのスープも濃厚で、細麺との相性も良いです。

味わいとしては、「Shin Shin」さんとすごく似ていると感じました。

(博多ラーメン初心者の感想です)

今回の旅では屋台で食べる事能わずでしたが、もっと季節の良い時に是非再訪したいですね・・・。

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2019/08/24

博多・稚加榮で関アジ堪能!

2019年の夏休みは、妻とふたり博多に行って来ました!

福岡空港へ昼頃に着。直行したのは博多の有名料亭・稚加榮(ちかえ)さん。

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ここの店内レイアウトは面白い。

店の中央に生簀があり、周りをカウンターが囲みます。そのさらに周りに座敷。

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この日はカウンターに陣取りました。

巨大な銀杏を使った豪華な白木のカウンターです。

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真夏の喉を潤すのは、やっぱり生ビール。プハーッ!うまーい。

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ここで是非食べたかったものの一つ。

イカの活き造り。時価とのことで聞いてみると3,000円代後半。それならばとオーダー。

コリコリした食感で、これもやはり美味し!

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博多ならではの明太子尽くし。イワシ明太、イカ明太も美味しい。

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この辺でお酒に変更。福岡の蔵「喜多屋」。トロリとした飲み口の旨口の酒。

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そして、ここで是非食べたい本命はこれ。関アジです。

注文すると、生簀から掬って活け造りにしてもらえます。

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じゃじゃん!なんという照り。

身はプリプリで、旨味も十分。今まで食べた事のないアジ。

というか、これは通常のアジとは別種の味わいでしょう。

醤油でもよし、ゴマだれにワサビを溶かしても絶品。

いつまででも食べ続けたい関アジでした。

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イカのゲソは天ぷらに、アジのアラや尾は唐揚げにしてもらいました。

これももちろん、美味。

美食都市・博多の旅のオープニングを飾るにふさわしい稚加榮さんなのでした。

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2019/08/16

お盆も営業。300yen Kitchenふたたび!

暑気払い!という事で、また友人たちと集まりました。

千歳烏山の店名からは想像がつかない銘酒居酒屋「300yen Kitchen」。

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この日も様々なお酒たちが出迎えてくれます。

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この日の初っ端は「東一・純米大吟醸」。

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だいぶ長いこと飲んでいなかった酒ですが、さすがの旨味、さすがのキレの良さ&柔らかさ。

美味い酒ですね〜。

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白身魚4種の盛り合わせ。イトヨリダイが美味。

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これも馴染みのある酒。菊姫のにごり。相変わらずのドライな飲み口。

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この日の馬刺しもなかなか。

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濁りシリーズ。鷹勇です。安定の旨さ。

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こちらも久々。篠峯です。

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山本・純米吟醸 Sunshine Yellow。

しっかりした味わいの良酒。

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秋田シリーズ。これは鳥海山。

秋田のお酒ってみんなしっかりガツン!という味わいですよね。結構好みです。

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最近、酒販店で目にする事が多くなった気がする越乃寒梅の純米大吟醸。

東一とは対照的な味わいの酒。でも、その個性が面白い。

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義侠・えにし。

写真で紹介できなかった酒もいくつかありますが、今日も良く飲みました。

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この店の壁のディスプレイ。日本酒に対する愛が感じられますな〜。

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今度来る時は多少涼しい風が吹くようになっているかな・・・。

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2019/08/14

義侠・長期熟成酒!

珍しい古酒を入手しました。

義侠 長期熟成酒「若水」1993。

愛知県の山忠本家酒造。

こんな新聞紙に包まれています。

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開封してみますと・・・。

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おお、見事な黄金色。さすが1993年醸造。

味わってみますと、まずはさすがの熟成香が立ち昇って来ます。

それでもツーンとした感じはなく、穏やかな部類かと。

味わいも古酒特有のエグ味は感じますが、思ったほどではなくあっさり。

旨味もほのかに顔を出して来て、飲み進めて行く事が出来ます。

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なんだか10年貯蔵くらいの古酒の印象。

以前に長女の二十歳のお祝いに神亀の大古酒を開けた事がありましたが、

その古酒は1994年醸造でしたから、それよりも1年旧いんですね。

この若水、まだまだ10年くらい貯蔵すればもっと味乗りしそうな感じの酒でした。

他の日本酒にブレンドする事で、手軽に古酒風味を出す事も可能です。

さて、参考までに1993年当時の社会を振り返ってみると・・・。

1月: ビル・クリントン、アメリカ合衆国大統領に就任。
2月: 荻原健司、ノルディックスキー世界選手権ファールン大会・複合個人で日本人初の個人総合優勝。
3月:新幹線「のぞみ」が山陽新幹線で運行開始、東京-博多間毎時1本ずつ運行。
4月: 天皇・皇后、即位後初の沖縄県訪問。
5月: Jリーグ開幕。
6月:皇太子徳仁親王、小和田雅子のご成婚
7月: 北海道南西沖地震、奥尻島で死者176人。
8月: 非自民・非共産連立政権である細川内閣が発足。
9月:スズキが初代「ワゴンR」を発売。
10月: サッカー日本代表対イラク戦で、ドーハの悲劇。
11月:マーストリヒト条約の発効により欧州連合が発足する。
12月:日本政府は各国からの米輸入を決定。(1993年米騒動)

いやぁ、なかなかいろんな事が有った年でしたね。

この年の米不足ですが、酒米にも影響あったんでしょうかね?

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