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2016/01/17

の・ようなもの の ようなもの!

あの志ん魚(しんとと)が帰ってきた!

公開から35年の時を経て、故・森田芳光監督のデビュー作「の・ようなもの」の続編が作られた。
助監督として森田監督を支え続けた杉山泰一監督の第一回作品。
これは観るしかないと早速、新宿ピカデリーへ。
ロビーを埋め尽くすラブライバーたちを掻き分け、愛すべきキャラクターたちと35年ぶりの再会。

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35年前の「の・ようなもの」では駆け出しの落語家だった志ん魚(伊藤克信)。
現在は落語を捨て、居所不明。
とある事情で志ん魚を探し出すことになるやはり駆け出しの志ん田(しんでん・松山ケンイチ)。
前作へのオマージュに溢れた愛すべき映画でした。
前作で一番好きなシーンは傷心の志ん魚が夜、堀切から浅草、そして谷中へと歩いて夜明けを迎えるところ。
志ん魚が語るモノローグが初めは静かに、しかし浅草に近づいた頃から軽快なリズムを持って行く。そしてガールフレンドとの再会。
青春時代の持つ、憧れている何者かになりたくてもなれない、「の・ようなもの」でしかない切なさ。
自分の所在が決まっていないが故の自由が持つ不思議な明るさと。
そんなことを詩的に表現した名場面でしょう。
今回の「の・ようなもの の ようなもの」でもそのシーンに通じる場面が登場して感無量でした。ちょっと泣きそうになった。
この映画を観た後に無性に行きたくなるのは浅草。
観音様!地酒星人が帰ってまいりました!
(映画の中のセリフでは“観音様!志ん魚が朝一番でやってまいりました! ”)

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ここはやはり志ん魚が大好きな天ぷら蕎麦を食べるしかないでしょう、という事で雷門近くの尾張屋へ。

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と、まずは熱燗で胃の腑を温めます(恒例)。

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画面からはみ出しそうなピーンと尾の張った天ぷら蕎麦がやって来ました。
サクサクの衣とボリューム満点の身。
細めの蕎麦も好きなタイプ。
あったまりました。満腹、満腹。ごちそうさまっ!
さあ、iTunesでダウンロードした「の・ようなもの」をもう一度観よう!

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