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2010年4月の5件の投稿

2010/04/29

駒形どぜう、のちビールタワー!

今年、何度目の浅草でしょうか。
天気の良い先日は、「駒形どぜう」を夫婦で訪れました。

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風情のある佇まい。
夏の隅田川花火大会の時はこの店の前が鑑賞スポットになるんですよね〜♪

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店内。いいですね〜。江戸っぽいですね〜。

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まずはお店おすすめのお酒を枡で。
京都の「ふり袖」たれ口。原酒です。
塩も一緒に出してくれるのが粋。江戸ですね〜。
この「ふり袖」、どぜうに合う酒としてご主人が選んだ銘柄だそうです。
原酒らしいとろっとした飲み口。
甘みがありますが、いやらしさは無く。

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鯉のあらい。
酢味噌でいただきます。

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江戸料理を再現したもので、いわしの酢煮。
意外にもほかほかと暖かく、滋味。おいしい。

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そしてメインのどぜう鍋。
炭火の上で、どぜうちゃん達がグツグツ。
たっぷりとネギを乗せていただきます。
甘過ぎないタレ。骨も気にならず食べやすい。おいしい〜♪

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そして柳川なべ。
こちらも良いですが、地酒星人の好みは“どぜう鍋”かなぁ。

「駒形どぜう」を後にした地酒星人夫婦。
浅草の街をぶらぶらしながら、次なる「呑める場所」を探します。

と、吾妻橋から見えた建設中のスカイツリー。
そして○んこビル・・じゃなかった、アサヒビール本社。
例の○んこオブジェの隣にある本社ビル、今回気づいたのですが泡立つビールジョッキをイメージしているんですね。
窓ガラスもちょっと黄色でビールっぽい。
う〜ん、なんだかすごいぞ。
(調べてみると“アサヒビールタワー”と呼ぶらしいですね)

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んで、そのビールジョッキへ向かう事に。
ビール会社なんだから、呑める場所があるだろうという読み。

やはり、ありました、ありました。
22階にある「展望喫茶 アサヒスカイルーム」

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展望というだけあって、これ、このように。
上から眺める隅田川も良いものです。
ここから花火大会を観たらすごいだろうなぁ〜。

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そしてアサヒの黒生を!
クリーミーな泡。さすがに家で呑むのとは違いますな。

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もちろん東京スカイツリーも眺められます。
吾妻橋のあたりでも感じましたが、スカイツリーに対する関心って、中高年の人の方があきらかに高い。
皆、取り憑かれたように群がって写真を撮りまくっていました。
(その横を興味の無さそうな若者が通過して・・・)
思うに、東京タワーの完成時を知っている世代が反応しているんじゃないでしょうか。
映画「三丁目の夕日」を思い出しました。
このおじさん、おばさん達の中にも映画の中の“ろくちゃん”のように集団就職で上京して、建設中の東京タワーを眺めた人がいるのだろうか・・・。

いずれにしても既に皆から愛されています、スカイツリー。

まだ呑み足りないという事で、その後はとなりの○んこ、じゃなかった「スーパードライ・ホール」に移動してビアホール「フラムドール」に。

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ちなみに下から見るとこんな感じです(笑)。

Asahi1

こんなところにビアホールがあるなんて〜♪

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このホールの上に乗っかっているオブジェからも連想出来るように、店内はかなり前衛的なデザイン。
(特にトイレはすごいっ!)
その中でいただくのは東京地ビール「隅田川ブルーイングアルト」。
うんま〜い!

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時間もよかったのか、混雑もなくとてもリラックスできたひと時でした。(^^)

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2010/04/22

「第9地区」はすごい映画!

なんだか南アフリカに宇宙人が住む地域があって云々・・・というくらいのストーリー認識だけでさほど期待もせずに観に行った映画です。

ニール・ブロムカンプ監督の「第9地区」

これがすごかった!!

Dis9_2

どういう風にすごいかと言うと・・・いやいや、多くは語らないようにしましょう。

とにかく映画館へ行って観るべきです。

余計な知識は無い方がその分、驚けるし楽しめるでしょう。

すごい映画だぁ〜っ!

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2010/04/19

三千盛・純米吟醸「岐阜県限定流通」!

先日、仕事で多治見を訪れた際に三千盛の酒蔵にて直接入手したお酒です。
三千盛・純米吟醸
「岐阜県限定流通」となっていますね。

三千盛(みちさかり)というお酒、一般的には知名度は高くないと思いますが、熱烈なファンが居るんですね。
地酒星人の知り合いでもかつて三千盛ばかり呑んでいる人が居りました。

Michisakari

三千盛のコンセプトは「水口の酒」。
水のように障りなく喉を流れ落ちる酒を標榜しているようです。
個性あっての地酒。うん、良いではありませんか。

地酒星人が今まで接した三千盛は本醸造や普通酒がほとんどで、純米吟醸はもちろん初めて。

Michisakarijg

三千盛らしい良く言えばスムーズな、言い替えるとごくあっさりとした飲み口。
舌に意識を集中すると感じ取れる僅かな米の旨味。なんと、三千盛でもさすがに純米吟醸では旨味を感じるんですね~。
そして次にやって来る主張の強い苦み。
この“苦み”が独特で、“エグ味”とも言えるかもしれません。
不思議なのは活性酒のように口中への刺激感がある事。
思わずラベルを眺め直しましたが活性でもなければ生酒でもありません。
このプチプチした刺激は何なのでしょう?

ここまで書くとあまり良い印象を持っていないかのようですが、そうではなく。
上記の他では経験した事のない味わいを楽しむ内に酔いはまわり。
すると僅かにしか感じられなかった旨味がひょこっ、ひょこっと顔を出し、飲み止めるのがひじょうに難しくなる(苦笑)。

香り華やかで旨味があふれる酒は、呑み始めは良くても早々に呑み飽きがしてしまう。
この三千盛の場合、味のチューニングをある程度酔った状態に合わせているような気がします。
車のエンジンと同様、一定の回転数でパワーが出るかを承知しているような・・・?

などと、いろいろと考えを巡らせてくれる酒はつまり良い酒なわけです。

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2010/04/13

先斗町・豆腐茶屋さん!

京都の3日目。
宿泊した町家を後にするとなにやら沿道に人が多く出ています。
警備の警官も辻々に立っていて。
東京・四谷暮らしの地酒星人、この警備にピンと来ました。
「いま京都に滞在されている天皇皇后両陛下がお通りになるのだな?」と。

警備の方に聞いてみると、あと15分ほどとの事。
日の丸の旗をもらって、沿道で京都のおばちゃん達の会話を聞きながら待っていると黒塗りの車列が。
ほんの一瞬でしたが、両陛下のお顔を拝見出来ました!

Kmkokki

その後、三十三間堂を拝観したあとに向かったのは先斗町。

豆腐料理の専門店「豆腐茶屋」さんにてランチをいただくためです♪

いつ来ても歩きながらワクワクしてしまう先斗町。
ここはひとつのテーマパーク。

Tjentrance

メインストリート(と呼ぶほどの広さではないですが)から横へ少し入った場所。
注意しないと見つけられない(汗)。

Tjentrance2

やっとたどり着きました、豆腐茶屋さん。
一階が豆腐店で、その二階で豆腐料理のお店を出されています。

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小じんまりとした中に、豆腐店を感じさせるタイル貼りの壁などが面白い店内。
この日は昼のコースにて。
お酒は玉乃光・純米。お燗でいただきます。

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生湯葉とお造り。
湯葉は大好きです♪

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湯豆腐。
ポン酢でいただきました。おいしい豆腐です(^^)。

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おぼろ豆腐。

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蓮麩2色田楽。

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天ぷら。
メニューの中で唯一豆腐に関係無いものでしょうか。

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生湯葉をのせたご飯に出汁をかけて・・・。

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豆乳を用いたアイスクリーム「とうふり〜む」とな。

当たり前ですが、やはり豆腐類を使ったメニューが多い。
店内は女性客が多かったです。
ヘルシーな感じが受けているんでしょうね。

一度訪れたかった豆腐茶屋。満腹〜(^^)。

Tjkamogawa

帰りがけに鴨川畔へ下りて、ぶらぶら。
あ〜、また来たいな先斗町。

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2010/04/10

春の京都は京町家で!

長女の中学卒業を記念した、京都の旅。
夜8時発の新幹線で、一泊目は京都市内のホテル。
翌朝は奈良へ出かけました。

興福寺で阿修羅像と再会し、千手観音像を拝んでいる時でした。
妻と長女が突然背中をバンバン叩くのでなんだと思ったら・・・。
東京の次女から携帯で連絡が入り、真向かいの家が火事で燃えている、との事 (@o@;)。
すわ急遽帰京かっ、と思いましたがその後なんとか鎮火したようでホッ一息。
場所柄、 仏恩を感じました〜。

その後、薬師寺、唐招提寺と周り京都へ。
(それぞれの場所で仏像を拝む手に思わず力が入りました。)

二泊目は町家を一軒ごと借りられるプランで。
いわゆる本格的な町家造りではないものの、寒い陽気なのでコタツでゆっくり出来るのは快適。
昼間の火事騒動での緊張がほぐれました。

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玄関。

Km1f

一階の座敷。

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同じく一階の奥座敷。さらに奥には坪庭も。
こたつでリラックス〜♪
親戚の家に遊びに来た感じ(^^)。

Kmkaidan

階段を上がった二階に布団をひいて眠ります。
今回は3人でしたが、7〜8人でも泊れるようなスペースでした。

夜ごはんは町家の女将さんに聞いて近くの居酒屋さんへ。
観光ガイドにはまったく載っていない店ですが、近所の人でたいへん繁盛しているお店でした。

Kmmaw

京野菜などを素材にした肴の盛り合わせなどをいただきつつ・・・。

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やはり京都ではこれでしょう、という事で「月の桂・にごり酒」を♪

町家に泊った事もあり、京都の生活に少し溶け込んだ気分を感じました。

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