嗚呼、青春。
部屋の引っ越しにともなう掘り出し物。
続きます(笑)。
高校生の頃、各所の名画座をまわって様々な映画を見まくっていました。
その名残りの品が、8ミリ映写機の入っていた段ボール箱から出て来ました(この“映写機”というのがいかにも自主映画少年ですよね:笑)。
1979年当時の銀座並木座のパンフレット。
今は無きこの映画館では、古き良き日本映画をたくさん観ました。
一番右のパンフの写真は野村芳太郎監督の「鬼畜」のシーンですよね。
男の子の横に居るのは婦人警官役の大竹しのぶ。
男の子の思いつめた表情が、あの映画の切なさ・残酷さを思い出させます。
同じくこちらは池袋文芸座のパンフレット。
“日本映画監督大事典”のコーナーは敬愛する大林宣彦監督の号。
その下に大森一樹監督の「夏子と、長いお別れ」の告知もありますね〜。
こちらは文芸座で開催されていた企画上映のパンフレット。
“第5回 フィルムフェスティバル 女優篇”。
海外と日本の女優に注目し、毎日日替わりで2本立て上映。
女優の似顔絵が懐かしい。
誰だか全部わかりますか?
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あ〜、引っ越しってタイムトリップの別名なのでしょうか???
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コメント
凄い~!いい映画といい映画館がたくさんあった時代ですね。羨ましいです。
私も10代の頃昔の文芸坐で映画観たこと数回ありますが、いい映画たくさんリバイバルしていましたよね。
シネコンもそういう古い映画も上映すればいいのになぁ~。
関係ないけど「ぐるりのこと。」は私も大好きです。ここ数か月観た中でナンバーワンかも。
カメラアングルとか出てる役者さんとかとてもいいですよね。
投稿: あっき | 2009/05/08 08:35
>池袋文芸座のパンフレット///懐かしい。。。
こーゆうお宝が出てくると、手が止まってしまい
片づけは捗らないですね(笑)
コノ手の物、M氏の店で引取るんじゃない??(笑)
投稿: イケ | 2009/05/08 16:10
《あっきさん》
かつての並木座のようなラインナップで、往年の日本映画の名作を最新の設備でゆったり観る事が出来る“大人の映画館”とか有ったら、今の時代流行ると思うんですけどね。
「ぐるりのこと。」、良い映画ですよね。
いろいろなメッセージを感じ取れて、それでも押し付けがましくないと言うか。
人が人に寄り添う事の大切さを思える映画だと思いました(^^)。
投稿: 地酒星人 | 2009/05/08 18:10
《イケさん》
そうそう。こういうものが出て来るとしばらく見入ってしまって、整理がおぼつかなくなります。
特に取っておいた記憶がないものの場合、余計に。
こういうパンフレットって市場があるのかなぁ?
でも、安かったら自分も買うかもしれないんで、やっぱり売れるのかも?
投稿: 地酒星人 | 2009/05/08 18:14
私も引越しを2年後とに今までやっているのですが
(望んだわけではなく、環境に適応するタメにしたなく(汗))
そのたびに、引越し荷物を整理してると、
たった2年でも思い出されるものがいっぱいあって
「あーこれ、捨てようか、捨てまいか」と悩みつつ耽ってしまいます。
しかも、地酒星人さんのを見ていると、この頃って本当に面白い、刺激的なものがいっぱいある時代だったんですよね。
すごいな~、いいな~、って思います。
投稿: まき子 | 2009/05/08 22:47
僕も行ったなあ、並木座と文芸坐。
それに江古田文化。
時間があったんだろうね。
最新の設備でねー、いいねー。
サンダルで行けるような所にあるといいね。
でも結局時間がないんだよね。
でも今夜は、東京タワー、オカンと、、、」久しぶりにゆっくりテレビで見させてもらいました。くぅー。
投稿: okkann | 2009/05/08 23:52
《まき子さん》
今はDVDやブルーレイ等で手軽に自宅で鑑賞出来るんですが、当時は「ぴあ」で狙った映画の上映を知って出かけるしかなかったんですよね。
その分、マニアックな映画の場合なんかは愛好者が集まるのでライブ感覚というか、熱気がすごく有りましたね〜。
懐かしくも感じますが、でもやっぱり家でゆっくり観れる今の時代は良いと思います(^^;)。
投稿: 地酒星人 | 2009/05/09 09:02
《 okkannさん》
江古田文化、行ったことはないですが「ぴあ」でよく見かけました。字面は覚えています(^^)。
今もあるんでしょうかね?
文芸座は一度無くなって、最近復活したみたいですよね。
2〜3本立てやオールナイトをしょっちゅう観てましたから、やっぱり時間が有ったんでしょうねぇ。
最近は妙に慌ただしいですよね〜。
「東京タワー」、どうでしたか?
投稿: 地酒星人 | 2009/05/09 09:06