やっぱり凄い!かつての日本映画。
Amazonのポイントが少し貯まったので、先日の小津作品に続いて古い日本映画を2本入手。
山中貞雄監督「丹下左膳余話 百萬両の壷」
溝口健二監督「西鶴一代女」
どちらも高名な作品ですが、未見のものです。
届いた本日、さっそく鑑賞。
一言、どちらもむちゃくちゃ面白いっ!!
それぞれ1935年・1952年の作品ですが、内容に古さは微塵も感じません。
「丹下左膳余話」はテンポが抜群の人情コメディ。
「西鶴一代女」は自らが持つ魔性から転落して行く女の悲喜劇。
多くの人が両作品を日本映画史の中で高く評価しているのがわかりました。
やっぱりすげぇ〜な〜、かつての日本映画。
| 固定リンク
コメント
先日のアメリカ旅行でツアーガイドをやってくれたアメリカ人も、
日本映画、特に白黒の時代のが大好きで、
「日本人はハリウッドばかり見て、日本映画をあまり観ない」と指摘されちゃいました(汗)。
自分がまさにそうだったもので・・・
でも、やっぱりかつての映画は、いつ観ても誰が観ても面白いものなのですね。
バスの中で三船敏郎の(織田ユウジじゃないです(笑))椿三十郎を見せてもらったら、
すんごい面白かったです!
投稿: まき子 | 2008/09/16 03:01
《まき子さん》
往年の日本映画が海外で評価されている、とは聞きますが実際にファンの方に接すると嬉しいですね(^^)。
織田裕二の“椿”はまだ観ていませんが、なかなか“ミフネ”は超えられないと思いますよ〜。
投稿: 地酒星人 | 2008/09/16 06:57
昔の映画って、家族そろって見て面白かったですよね。
子供が見てても、話の内容そのものが難しかったりするのかもしれないけど、なぜかそれでも見ていて引き込まれる魅力があった気がします。
投稿: hirorin | 2008/09/16 11:16
昨日録りためてあった「蜘蛛巣城/2時間]と「七人の侍/3時間半]と2本の長〜い映画を全然飽きる事無く観てしまった。昔の白黒映画って今みたいなCG技術等を使ってない分、リアルな人間ドラマ・・・何か言い知れぬパワーを感じます。
投稿: イケ | 2008/09/16 12:21
《 hirorinさん》
1960年代前半までの日本映画って、基本的にエンターテイメントとして考えられていたと思いまう。
その後、いろいろな思想が演出に入って来て、ややこしくなって行ったような・・・?
あ、でも「西鶴一代女」はかなりきわどい内容なので、子供と一緒だと見れないかも?(^^;)
投稿: 地酒星人 | 2008/09/16 18:40
《イケさん》
お〜、それは充実したプログラムでしたね!
プラスして「隠し砦の三悪人/2時間」も行きたいところです(^^)。
投稿: 地酒星人 | 2008/09/16 18:41
そのコロの日本映画ってなんというかほどよい緊張感を持って見ちゃうんですよね。
なんすかねーあれは・・・
投稿: のむりん | 2008/09/16 20:41
《のむりんさん》
やはり時間をかけてじっくる作られているものに接すると、こちらも居住まいを正してしまうんでしょうか。
黒澤・小津・溝口各監督の撮影エピソードに接するにつけ、そう思ってしまいます。
中には早撮りで有名な監督もいらっしゃったようですけどね。
投稿: 地酒星人 | 2008/09/16 23:19