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2008/08/30

地酒星人的思ひ出(その29)《30数年前のクリスマスの夜》

先日の夜、家路をたどっていると街角の掲示板に訃報が貼り出されていました。
近くにある教会の70歳代の牧師さんが亡くなられたようでした。
既に近親者にて葬儀は営まれ、生前の親交に対する感謝が述べられているものでした。
この牧師さんとは一度お会いした事があって・・・。

中学生の頃、友達と一緒にクリスマスの夜の教会がどうなっているか、見に行こうという事になり・・・(おバカな企画ですね)。
最初はとても大きな教会に行ってみたのですが、中から荘厳な賛美歌は聞こえてくるものの、重厚な印象の建物に排他的なものが感じられ、奥深くまで入っていけない印象でした。

どうしようか迷ってふらふらしている内にたどり着いたのが、前記の牧師さんがいらした教会で。
ここはとても小じんまりとした、可愛い印象の建物です。
今までも何回も前は通っている筈なのに、その時まで教会として認識はしていませんでした。
そのくらい地味で小さな建物なのです。
ヨーロッパの田舎町にある建物みたいな感じで、絵本の中に出て来そうな外観。
扉を開けるすぐに礼拝堂で、そこへ集まっている人々といきなり対面。

皆さん驚かれたようでしたが、前記の牧師さんがとても暖かい方で、喜んで迎え入れてくださいました。
礼拝後にはお茶もよばれて。
菓子などをいただきつつ、いろいろお話しをしてくださいました。
30数年前の事なので、細かい内容は忘れてしまいましたが宗教的な固い話ではなく、通っていた中学校などに関する話題だったと思います。

とにかく優しい方で、暖かい人柄の印象が今も強く残っています。
そしてその印象を支えているであろう、宗教的なものに対する畏敬の念を興味本位に闖入した申し訳なさと共におぼえています。
その後、その教会で結婚式を挙げた人の話を伝え聞いても、その人柄は変わらないままだったようですね。
ご冥福をお祈りします・・・。

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コメント

私も子供の頃はいつもそういう小さい街の教会に通っていました。
聖書の話だけでなく、いろんなお話をしてくれて。あの頃の大人は頼りになって尊敬できる人ばかりだったなぁ・・(今の自分では考えられない)

会うコトはなくなっても、ずっと心に光の暖かさを思い出させてくれる方なのだろうと想像します。

投稿: hirorin | 2008/08/30 18:17

《 hirorinさん》
まだ子供の時だからこそ、いろいろな事はわからなくともその人の本質をストレートに感じられるのかなぁ、などと思います。

今では自分が出会った頃の牧師さんの年に近いのでしょうが、ああいう風には出来ないですね〜。修行が足りません(^^;)。

投稿: 地酒星人 | 2008/08/30 21:05

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