《京洛紀行2008春:2》町家でランチ・京都一の傳!
新選組の市中見回りよろしく、壬生から四条方面へ徒歩で移動する地酒星人一家。
錦市場へ。
大混雑の錦市場を途中で抜けて向かったのは「京都一の傳」。
町家風佇まいの西京漬のお店です。
2階へあがってランチをいただきます。
部屋はすべて個室。
“大正ロマン”という言葉がぴったり来るような趣のある部屋。
なんと言うか、尾道を舞台にした大林監督の映画に出てくるヒロインの勉強部屋といった印象で、すごく気に入りました(^^)。
このお店はランチのみの設定で、「今月の御膳」の1種のみ。
まずは前菜。
“季節の前菜盛り合わせ”。
とても丁寧につくられています。
春らしい盛りつけも素敵です。
玉子の黄身の味噌漬けは珍味。
お椀は“浅蜊真蒸のお吸い物”。
“甘鯛(ぐじ)の桜蒸し”。
これもおいしかった〜。
焼き物は“銀だらの蔵みそ焼”。
一の傳の味噌漬けを絶妙に焼いたもので、風味が豊かでした。
赤だしとご飯をいただきます。
ご飯は土釜で炊いたもの。
最後に水物として“グレープフルーツのゼリー寄せ”。
繊細でおいしい料理、雰囲気のある個室、そして丁寧な接客。
地酒星人一家、大変満足いたしました。
観光客は多くなく、地元の人が大勢訪れているところでも質の高さがわかりますね。
これでひとり3,150円はコストパフォーマンス高し!
一の傳を後にした一行は祇園方面へ♪
さらに市中探索は続く!
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コメント
ここ、先日泊まった宿の近くだったので前を通り、しげしげ眺めましたが…
西京漬けが苦手な人間には縁がありませんでした。(笑)
投稿: 燗酒おやぢ | 2008/04/03 12:45
町家風佇まいの中で、ランチいいっすね~。
酒が進みそう!
西京漬うまそ〜!!
↑ジュルじゅる。。。
今日は魚の旨い店へ呑みに行こうっと!
投稿: イケ | 2008/04/03 13:09
これに燗酒なんぞありんしたら最高どすえ(どこの言葉だ?)
投稿: kazu | 2008/04/03 20:12
美味しそう!!!
う~ん京都ですねっ!
一つしかないけど、一つでいいという。
私はかつて西陣に住まっておりまして、
街の醸し出すそういう匂いが大好きでした。
ちりめん山椒の“ととや”、のど飴オンリー“たんきり飴”。
拡大志向の無さが、余裕と深みの秘訣なのかな!?
それが受け入れられる京都って素敵です♪
投稿: ぽんちゅう | 2008/04/03 22:14
《 燗酒おやぢさん》
西京漬、苦手ですか〜(^^;)。
錦市場をもう少しじっくり見たかったのですが、とにかくすごい人出で。
桜の時期でしたからね〜。
投稿: 地酒星人 | 2008/04/03 22:21
《イケさん》
四谷にも魚久というおいしい西京漬けの専門店があるんですが、やはり本場で食べるとひと味ちがう・・かな?
京情緒も感じられて、良いお店でしたよ〜♪
投稿: 地酒星人 | 2008/04/03 22:23
《kazuさん》
地酒として「西陣」という銘柄があったのですが、この後に清水寺の坂を上る予定だったのでビールにとどめておきました(^^;)。
うまい燗酒があったら、言う事無しどすえ♪
投稿: 地酒星人 | 2008/04/03 22:25
《ぽんちゅうさん》
京都はほんとに楽しいですね。
西陣にお住まいだったとは!
京都ビギナーとしては“ととや”も“たんきり飴”も未知の世界です(^^;)。
でも、余裕と深みという京都の良さ、よくわかる気がします。
投稿: 地酒星人 | 2008/04/03 22:29
京都なのに赤だしってのが興味深いどすな~?kazuさんのマネだ(笑)!
やはり西京漬けが白味噌だから重ならないような配慮かな?
投稿: 桂自然 | 2008/04/08 20:05
《桂自然さん》
祇園の山ふくさんでも、赤だしですね〜。
ホテルの朝食も赤だしでした。
そういえば白味噌、一度も口にしませんでしたね。
投稿: 地酒星人 | 2008/04/09 08:17