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2007年12月の25件の投稿

2007/12/31

40万アクセス感謝いたします!

今年もなんとかこの「地酒星人」をやって来る事が出来ました。
この年末には嬉しいことに400,000アクセスの大台も達成出来まして。
いつもブログを訪れていただける皆様のおかげで、感謝、感謝の思いでいっぱいです。
来年も変わらず「地酒星人」をどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、本日は大つごもりというわけで、年越し蕎麦をいただきに四谷にある蕎麦の名店「蕎麦善」へ家族で出かけました。
いつもは落ち着いた雰囲気のこの店も、さすがに大入り満員で。
あまり長居してはいけないと思いつつも、やはりお酒を頼んでしまいます。

今年最期の蕎麦屋酒は「石川達也」のお燗!

Ishikawat

う〜ん、旨味・酸味が際立っていて、おいしい。
どことなくミルキーな風味もあって、良いですね。
焼き味噌にとてもよく合いました。

Ebiten

ここへ来たら必ず食べたいのが生桜海老のサクサクとしたかき揚げ。
他にそばがき等もいただいて。

Sobazensoba

締めはやはりせいろで。
歯ごたえと香りの良い蕎麦。蕎麦湯も濃厚で好みです。
ごちそうさまでした。

せわしなかった2007年も終わりですね。
間もなく始まる2008年における、皆様のご多幸をお祈りして・・・。

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2007/12/30

1999年の年賀状!

というわけで、毎年恒例となった年末ギリギリの年賀状作成です(汗)。
このタイミングで、いつも以前の年賀状を見返すわけですが。
過去の年賀状を見ていると、本当になつかしい。

これは1999年の我が家の年賀状です。
幼子をかかえた当時の我が家の様子がよくわかりますね。
結構気に入っていた年賀状です(笑)。

1999nenga

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2007/12/29

風邪ひきました。

以前にも同じタイトルの記事がありましたが、ええ、ひいちゃいました。

26日に大きな仕事の納品がどどっと有り。
27日にはそれらの請求書を届け・・・。
そうしたら、27日の午後からなにやらノドが痛くなって来たのです。
典型的な喉風邪のパターン。

人間の体は正直なもので、仕事の緊張が解けて、途端に症状が表に出て来たんでしょうねぇ・・・。
結局27日は早めに帰りましたが、翌28日の仕事納めの日は休んでしまいました。
仕事納めに休むのは、10年くらい前に階段から落ちて尾てい骨打った時以来か(汗)。

夕べは体調を正常化する働きのある(と、感じている)「生もとのどぶ」をお燗でいただき。
あえて風邪薬は服用せず。
今日も出来るだけゆっくり過ごして、いろいろと予定のある年始に備えます。

昨日は夕食までほとんど何も口にしなかったので、体重はさらに減り。
64.1kg(体脂肪13.6%)でした。

目標体重まで、あと少し。
ふっふっふ・・・(^^)。

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2007/12/28

房島屋・純米おりがらみ!

初めて飲みます。
岐阜県の所酒造の醸す房島屋

これは65%精米の純米酒。
生酒でおりがらみ。

Boujimaya

香り。
ごく僅かですが、苺ショートケーキを連想させるもの。
飲み口で印象的なのは、やはりガスのぴちぴちとした刺激。
甘み、苦みも新酒らしさに溢れています。
どこかが突出しているわけではないのですが、どんどん飲み進めて行く事が出来ます。
味わいが好バランスなのでしょう。

房島屋、なかなか良い酒だと思います。
今度は新酒以外のレギュラークラスも味わってみたいですね。

【スペック】
房島屋・純米おりがらみ・生酒 720ml/所酒造合資会社(岐阜県揖斐郡揖斐川町) 使用米:にしほまれ(麹米)/五百万石(掛米) 精米歩合:65% アルコール度数:17度以上18度未満 価格:1,260円 購入店:鈴伝(四谷) 出荷日時:07.12

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2007/12/26

フォトショップ大好き!

ふ〜〜っ。
なんとか本日、年末のヤマは乗り越える目処がつきました。
しかし、イブの夜から今まで、ほとんど寝ていない状態。

夕べも午後10時頃から0時まで仮眠をとり、その後は夜を徹して仕事。
仕事しているMacでは、iTunesをパーティシャッフルにして、いろんな曲をランダムに演奏させて。

膨大な曲が入っているんで、様々な曲が流れて新鮮。
徹夜デスクワークの友(ハート)。

Do As Infinityやっぱ良いよなぁ〜、再結成しないかな、とか。

チューブラー・ベルズ、久々に通して聴いてみようかなぁ〜、とか。

ノーマークだったけど、ブリグリのこの曲すごく良いじゃん!とか。

ミスチルのこの年上の人に恋する歌、聴かせるなぁ〜、とか。

やっぱりユーミンは“荒井”時代だよな!とか、

ストーンズの「You Gotta Move」の土臭さサイコー!とか。

いろいろ思いながら作業を進めて行きます。

夕べ中心に取り組んでいたのは様々な要素をちりばめたフォトコラージュで。
様々な写真をタブレットペンを使いながら濃度・色調を調節しながら組み合わせて行きます。

いや〜っ。
好きです、フォトショップ。
世界の中心で叫びたくなるほど好きな仕事。
これをやっている時、ほとんどストレスを感じない。
感じないので工夫が生まれ、得意先から喜ばれ。

う〜ん、良い循環。
時間がゆるせば、毎日だって地酒星人くんの画像をアップしたいくらいだ!

しかし、明日は一日中電卓をたたく苦手な作業が待っているのです・・・うぅ・・・(涙)。

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2007/12/24

アンバサダーホテルのXマスケーキ!

今日も今日とて仕事!
しかし、午後は次女とともに予約してあったクリスマスケーキを取りに行く用事が。

というわけで、向かったのは舞浜にあるディズニーアンバサダーホテル

Dahlounge

賑わうクリスマスイブのアンバサダーホテルのロビー。
予約時間に少し早かったので、写真奥に見えるラウンジでひと休み。

Dahsm
次女にオーダーしてやったのは、クリスマスのスペシャルメニュー。
全部お菓子で出来たソリに乗ったミッキーのサンタ(^^)。
ミッキーとソリの足はクッキー、ソリ本体はアイスクリーム、雲は綿飴。
ひじょうに凝っています。飲み物・オリジナルピンバッジつきで1950円也。

時間になったのでクリスマスケーキを無事受け取り。
3,600円。
Dahpkg
キュートなパッケージに入っています。

Dahcake
濃厚な生クリームとふわふわスポンジ。
甘さもくどくなく、なかなかレベルの高い一品でした。

今日の舞浜、パークはもちろん混んでいるでしょうが、イクスピアリがあんなに賑わっているのは初めて見ました。
人が多くてまっすぐ歩けない。やっぱりカップルが多かったですね〜。

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2007/12/23

カニすきで鯉川!

やはり冬はカニがうまいっ!

昨晩は知人宅に招待され、カニパーティを楽しみました。
夕刻に訪れた地酒星人家族を待っていたのはたっくさんのカニ達(写真はその一部)。

Kaniparty

どどんと盛られたカニ。
これらをカニすきにしたり、焼いたりしながらいただきます。

Kanisuki

そしてこの日合わせたのは、持ち込んだ鯉川特別純米

Koikawakani

お燗にていただきました。
このお酒はすごく燗上がりする印象で、カニに相性ぴったりでした。
カニと鯉川のマリアージュ、最高。

んで、ちょっと飲み過ぎましたとさ(汗)。

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2007/12/21

クリスマス3連休の予定など。

ふぃ〜〜〜っ。
今日も忙しかった〜〜。
会社の忘年会だったんだけど、わたしゃその時間もクライアントで打ち合わせでしたよ。

ゆっくり食事をする時間もなくて、ますます痩せてしまう(ふふふ)。

さて、世間的にはこれから3連休です。
地酒星人の場合、仕事7割・その他3割、といったところでしょうか。

明日は夕刻まで仕事をして、それから知人宅にてカニパーティー(ワクワク♪)。

あさっては一日仕事!!

しあさっては仕事のち某ホテルにて予約をしてあるケーキを取りに行きます。
娘達にラウンジで甘いものでも食べさせてやるか。
んで、帰ってからまた仕事ですな(^^;)。

2007年も慌ただしいままに暮れて行くのでありました・・・。

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2007/12/20

PSPでワンセグ録画が!

可能になったんです。
これはかなり嬉しい。

一昨日PSPのドライバ・アップデートのお知らせがありまして。
ワンセグの録画が可能になり、インターネット・ラジオも聴けるようになりました。
買った当初は想定していなかった機能がアップデートで追加されるのは嬉しいですね。
一々データ変換してから携帯端末に送る必要がないので、ダイレクト録画は便利。
地酒星人の場合、メモリースティックを1GBさしているので、5〜6時間ほど録画が出来るようです。

録画予約も出来るようだし、ゲームよりもテレビ番組視聴端末として活躍しそう。

1segrokuga
↑早速NHKスペシャルを録画中。

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2007/12/18

京金で昼酒・手打ち蕎麦!

森下の蕎麦の名店、京金
家族で行って来ました。

Kyoukin1

とても清潔で明るい印象の店内。
靴を脱いで板の間に上がります。

京金はお酒もいろいろ揃っています。
十四代や飛露喜、東洋美人など冷酒の合うものが多いよう。
この日は寒かったので、是非ともお燗を楽しみたく。
澤乃井の大辛口純米を燗つけしてもらいました。

Kyoukin2

そば苗のおひたし、焼き味噌などをつまみながら。

Kyoukin3
にしんの姿煮。山椒でいただきます。

Kyoukin4
蕎麦がきのつけ焼き。
写真を撮り忘れましたが、だし巻きたまご焼もソフトであつあつ。おいしかったです。

Kyoukin5

せいろ。腰の強い蕎麦。おいしいです。

客足の途絶えない、とても人気なお店なのですが、わさわさしたところが無いのは、お店の人のホスピタリティの良さでしょうか。
とても明るく、柔らかい接客が好感を持てます。
それにしても我が家の娘ふたり、蕎麦屋のつまみがどれも大好きのようで。
将来が恐ろしい、いや楽しみ(^^;)。

Kyoukin6京金
江東区森下2-18-2
TEL:03-3632-8995
定休日:月曜および第3火曜・水曜
AM11:30〜PM8:00(ラストオーダー)

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2007/12/17

京都四条にて・・・。

四条のあたりをブラブラしていたら、地酒星人くんに遭遇。

最近は関西もうろつくようになったんですね。

南座の前で記念写真。

今日は冷えるので、どこかでお燗にしてもらいなさい。

Seijinonminamiza

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2007/12/16

江戸深川資料館サイコー!

家族で江東区にある江戸深川資料館に行って来ました。
以前に妻と娘達は一度行っていて、その素晴らしさを聞いていたのですね。

この資料館の主たる展示は館内に作られた実物大の江戸の町並み。
そして最大の特徴は、建物の中に実際に入る事が出来て、様々な道具などを手に取ってみる事が出来ること。
座敷で寝転がる事も出来るし、縁側でのんびりする事も自由。
大概の資料館では立ち入り禁止だったり、触れてはいけない物に直に接する事が出来て、リアルな江戸の庶民の暮らしを実感する事が出来るのです。

Edofukagawa1
商店や長屋を中心とした江戸・深川の町並み。
一日を表現する為に、物売りの声などの効果音と共に照明が変化し、夜明けや夕暮れなど時の移ろいが再現されます。

Edofukagawa2

こんな座敷に座ってゆっくりする事も出来ます。

Edofukagawa3

Edofukagawa4

Edofukagawa5

火鉢。お燗をつけられる仕組み(なんと呼ぶのでしょう)がありますね。

Edofukagawa6

船宿の台所。こちらにも五合徳利くらいが入るお燗の仕組みが。
ここで実際に一杯出来たら最高だろうなぁ〜。

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2007/12/15

秋とんぼ2007!

今まで、あまり酒米の種類で自分の好みを判断した事ってなかったのですが、やっぱり雄町が好きだという事がなんとなくわかって来ました。

いづみ橋秋とんぼ2007です。
雄町米を使用した山廃純米。

Akatonbo

香りは米の凝縮感・熟味たっぷり。
そこから“がつん”とした味わいを予測するのですが、口に含んでみると意外に綺麗で。
それでも強めの酸に彩られて、とても輪郭のはっきりした印象の味。
もう少し中盤の圧が高ければ、ポスト小笹屋といったイメージ。
お燗にしますと全体のトーンがさらに上がって、うん、これはこれで良い感じ。
前述の小笹屋がくどく感じられる体調の時なんかは、これがジャストフィットではないでしょうか?
ラベルもGOOD!

【スペック】
イヅミバシ 秋とんぼ 山廃・雄町 1.8l/泉橋酒造株式会社(神奈川県海老名市) 使用米:雄町(自社田栽培米) 精米歩合:麹米50%・掛米65% 日本酒度:+12 酸度:1.9 価格:3,600円 購入店:山枡酒店(鳥取) 出荷年月日:07.11

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2007/12/14

ダイエットその後。

というわけで、ダイエットのその後です。

体重はまだ減っております。
11月末で67.3kgでしたが、ここ2〜3日は大体66〜65.8kgくらいで推移。
(体脂肪率は13.8%。)

BMI的には問題無い範囲に入ってはいるのですが、このまま続けていって63〜62kgくらいまで落としたいと思っています。
その後は巡航状態に入る予定。

ただし、その弊害と思われる事態も起きておりまして。
背筋痛が常態化しています。
モーラステープでなんとかやり過ごすものの、またすぐにぶり返す。

このところの出張や激務の疲れと思われますが、体重を落とした事による筋肉の減少も一因のような気がしています(あくまで素人判断ですが)。
三ヶ月前からは7kgくらい減っているのに体が軽い感じがしないのも、そのせいかも。

目標体重に到達したら、後は筋肉をつけて行く工夫をしなくては、と考えておる次第で。
(ちなみに酒は普通に飲んでます:笑)

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2007/12/12

正雪・純米吟醸H18BY!

正雪の純米吟醸は一年超えてからが旨いのです。

というわけで、久しぶりに入手してみました山田錦で醸した純米吟醸のH18BY。

Shosetsujg07_2

香りはとても品の良い印象の吟醸香。
正雪特有のバナナ香ではありません。花を連想させる、しかし落ち着いた香り。
その中にうっすらとナッツ的な香りが混じります。
これこれ、これが一年越した正雪の風味。

口に含みますと、とても円やかな味わい。
どこにもきついところの無い、熟成の進んだ風味。
しかしくどい所はなく、飽くまでもあっさりしているのが正雪らしい。
嚥下すると同時にサッと酸があらわれて切れて行くイメージ。
前述のナッツ的風味も感じられて、おいしいですね。

安定した正雪らしい味わいの酒ですが、地酒星人の好む熟味を楽しむなら原酒版の方がよりナッツ風味を感じられて良かったかもしれません。
(正雪に限らず原酒好きなんです。)

【スペック】
正雪・純米吟醸 H18BY 1.8l/神沢川酒造場(静岡県由比町) 使用米:山田錦 精米歩合:50% 日本酒度:+1〜+3 酸度:1.3 アルコール度数:15度以上16度未満 価格:3,150円 購入店:鈴伝(四谷) 出荷年月日:07.10

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2007/12/11

ワンセグ!!

地酒星人の会社でもなんとかかんとか(汗)、ボーナスが出ました。

そこで、がんばった自分へのプレゼント。

それは・・・・

Psp1seg

PSP用のワンセグチューナー(¥5,654)!
↑ち・・・小さいぞ自分(^^;)。

PSPの大画面ではワンセグ映像の画像の荒さがまるわかりですね(苦笑)。
でも、見やすくていいか。
しかし、このPSPの上にちょこりんと乗った、アルマイトの弁当箱みたいなデザインはなんとかならなかったのか。
スティーブ・ジョブズだったら絶対OK出さないと思う。

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2007/12/10

英君・純米新酒“爆発にごり”!

今年の初“シュワシュワ”です。
英君の純米新酒、文字通りの「爆発にごり」

Eikunbnigori

慎重〜に開栓。
少し蓋を開けるとごわわわ〜っと、にごり成分が噴き上がって来ます。
少〜しずつガスを抜いて行って、やっと飲める状態に。
(でも、案外この作業好きなんです:笑)

口に含むとガスの刺激は思ったより強くは無く。
ハードな口当たりながら、強力な旨味が感じられて後をひきます。
旨いっす。
飲み続けるのをやめるのが難しい酒。危な〜い(^^;)。

【スペック】
英君・純米新酒「爆発にごり」1.8l/英君酒造(静岡県由比町) 使用米:不明 精米歩合:65% アルコール度数:16度以上17度未満 価格:2,625円 購入店:鈴伝(四谷) 出荷年月日:07.12

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2007/12/09

新選組屯所跡で文久年間にタイムスリップ!

京都出張だった金曜日。
取引先を辞したのが5時少し前。
「さて、これからどうしよう」という事で、交差点に掲げられていた観光案内を眺めていたらびっくり。
新選組屯所跡がすぐ近くに(京都の土地勘まったくないのです)。
時間的にはもう見学は出来ないかも、と思いつつも行ってみるしかないという事で急ぎ足。
京の細い路地を歩いて行くと、前方になにやら明るい光を放つ店が。
和菓子屋さんの京都鶴屋さん。
そして、この敷地こそが新選組が屯所を構えていた八木邸跡。
夕闇迫る京の地に、翻っている誠の旗。

Yagitei

もう片付けが始まっている時間でしたが、心よく見学が許されました。
八木邸は当時のままの造りだそうで。
ところどころ灯された電球のみなので、とても暗いのですが、そこがとてもリアルで。
女性の説明員の方に解説してもらいながら、屋敷内を巡ります。
この日最後の客なので、もちろん一対一。贅沢ですね。

最初に通された間はまさに芹沢鴨が暗殺された場所で。
当時の暗殺の様子を伺っている内に、脳内は文久3年9月の蒸し暑い雨の夜にタイムスリップ(マフラーに手袋の出で立ちなのに)。
夜陰にまぎれて刃を振るう土方達に応戦していた芹沢が躓いた文机も残っていて。
この躓きが命取りになったのですね。
鴨居には今でも刀傷が残っています(これはいつの物かはわかりませんが)。

解説の締めに説明員の方が力説された新選組の末路について。
数多の徳川恩顧の大名が寝返って行く中、土方達は最期まで“誠”をつらぬいた事。
歴史は常に勝者によって書かれるという事。
そうなのだ、近藤・土方と仲間達の行跡は近代の義経ものがたりなのだ。
聞いている内に感情が高まり、不覚にも涙ぐみそうになる45歳(苦笑)。

閉館ぎりぎりに飛び込んだ事を詫びつつ、屯所を跡にして先ほどの鶴屋さんにてお抹茶と菓子をいただきます。
(入館料1000円に含まれているのです。)

Yagitei3

とても柔らかくおいしい屯所餅。
暖かい抹茶で落ち着いた心地に。
和菓子とともに店に並べられている新選組グッズを物色。
娘用にタオルと鉢巻きを入手(笑)。
周辺にもグッズ店が軒を並べており、これらを見ていると現実に引き戻されます(^^;)。

Yagitei2

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2007/12/08

京都祇園・山ふくであったかな夜!

皆様、突然の京都行きに様々な良いお店を紹介いただいてありがとうございました(^^)。

仕事で京都駅に降り立ったのは午後2時過ぎ。
色出しの立ち会いが終わったのは午後5時前。
訪れていた会社がたまたま新選組屯所跡の近くだった事もあり、急遽見学をし。
金曜夜という事もあり、その後はフリータイムで(^^)。

といっても京都にまったく土地勘はなく。

たよりは携帯でアクセス出来る「地酒星人」の皆様のコメントで。

唯一住所を入れていただいた、まき子さん推薦の「たかはし」へ向かうべく四条駅(だったかな?)前の交番で場所を聞き。

四条通りをてくてく歩き、見えて来ました京都大丸。

これに交差する高倉通り。

この近辺に「たかはし」さんはある筈なのが、歩きまわれど見つからず。

パラパラと雨も降って来て。

仕方なく、他の場所をあたる事に。

あちこち探している内に行き当たったのが錦市場。

四条通りに平行するようにアーケードの市場通りがのびています。

次々と店が閉まって行く時間でしたが、傘をさす必要も無く、様々なお店を見て歩くのは楽しいですね。

今度はもっと早い時間に来てみたい。


やがて四条河原町にさしかかり。
フットゴリ氏にお助け電話。
氏おすすめの「山ふく」への道を確認。

八坂神社へ行く道すがら、交差する花見小路へ。

一力茶屋の近くに「山ふく」はありました。

Yamafuku

祇園という立地もあり、情報がなかったら、すごく入りにくい外観。

勇気を出して入ってみると、中はやたらにアットホームな印象。

おばちゃんの暖かい声に迎えられ、カウンターへ通されます。

「山ふく」さんは京のおばんざい屋さん。

故・山口瞳さんも通っていたという伝統ある名店。

でも、とても気さくな接客が良いですね♪

京の町を歩きまわったので、まずはキリンビール小瓶を。
数々のおばんざいの中から、ひうお(鮎の稚魚)、ごま豆腐、コンニャク煮などをつまみます。
そしてお酒に移行(菊正宗上選のお燗)。

訪れている客はまさに老若男女で。

中年の男二人組や、若い女性だけのグループ、70〜80年配のおじいちゃん一人客などなど。

様々な年代に愛されている店なんですね。

わかるわかる。こういう店が近くにあったら来ちゃうよねぇ。

長居する客は少ないようで、皆、お酒と共におばんざいをつまみ、最後にご飯と汁物を食べてさくっと帰る。

地酒星人もそれに倣い、赤だしをいただいて店を後にしました。

良い店だったなぁ〜。また来よう。


店を出たのは9時少し前。タクシーで京都駅へ急ぎ、新幹線へ飛び乗りました。

散々歩きまわったので、京都での土地勘が多少は出来ました。

新選組好きの長女とともに、また来るぞ〜っ!!

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2007/12/06

上洛!!

急遽行く事になった京都出張。
明日11時代の新幹線にて。
生地の色出しの立ち会いです(風流でしょ。でも実際はね・・・苦笑)。

何も無ければ夕方には終わる予定なので、どうしようか思案中(笑)。
明日の進展次第では土日も仕事だからおとなしく帰るしかないけど・・・。

京都で良い店って、あったっけ?
新選組史跡めぐりもしたいなぁ〜(夜じゃ無理だっちゅうの)。
明日の今頃、自分はどうしているのだろう。

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2007/12/05

地酒星人的思ひ出(その28)《思い出のおかまちゃん達:後編》

と言うわけで、おかまちゃんの思い出後編です(^^;)。

地酒星人が生涯で二人目に会ったリアルおかまちゃん。

日本がバブル真っ盛りの頃、地酒星人はデザイナーとして茅場町の投資信託運用会社の広告を制作していました。
ふだんは営業企画の部署に出入りしていたのですが、時折総務部マターの仕事も入り。

直接の担当ではなかったのですが、そこに「彼」がいたのです。
年の頃は当時で40代後半〜50代だったでしょうか。
背は低め。少し小太りな体型で、髪は七三。
一見、どこにでもいる普通のおじさんなのですが、話しはじめるとすぐにわかってしまうのです。彼が“そちら系”である事を。


当日の担当者を応接室で待っていると、彼がすすっと入って来て。

机に広げていた当日のプレゼン用デザインを見て、ひとこと。

「・・・あらぁ〜っ、素敵ねぇ〜〜。」

決して大げさな言い方や仕草ではなく、穏やかで静かな話し方なのですが、もうおかまちゃんニュアンスがぷんぷん。

「ねぇねぇ、こういうのって、どんな時に思いつくのかしら?」


「小さいときから絵を描くのが好きだったのぉ?」

などと質問は続き・・・。


そうこうする内に担当者がやって来ると、何も言わずまたすっと居なくなる。

そんな事を数年の間、繰り返していました。

ある日、ホールでエレベーターを待っている時、ふとオシリに何かが触れたと思って振り返ると、彼が去って行く後ろ姿が・・・(苦笑)。

このパターン、何回か有りましたので偶然ではないでしょう(^^;)。

(彼、気配を消すのがうまいんです。)


彼、表情と仕草が独特なんですね。
動作のところどころに日本舞踊のような“止め”のポーズが入る。
そして、その時の目は上目使い。

独特の彼流の動作の様式がありましたね(外見はあくまでも普通のおじさんなのですが)。


やがてバブルが崩壊し、その会社も余裕がなくなったのか総務マターの仕事も入らなくなり、彼と顔を合わせることは無くなりました。

その後何回かの合併を経て、知っている社員の方も皆散り散りになりましたので、その後はまったく知りません。

今はその会社も無くなり、あのフロアで彼に会う事は生涯ありませんが、バブル期の活気のあった茅場町の思い出として、心にとどまっています。

あの会社自体、のんびりしたところが多分にありましたし、ああいう人がああいう風にいられた余裕が日本経済にあった気がします。

(仕事は出来る方だったそうですが。)

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2007/12/04

地酒星人的思ひで(その28)《思い出のおかまちゃん達:前編》

それなりに長く人生をやっていると、時にはおかまちゃんに出会います。
先日、仕事先で会いました。
生涯3人目のリアルおかまちゃん。

【地酒星人の考えるおかまちゃんの基準】

●女性言葉を使う。

●仕草が女性。というより、女性より女性っぽい(デフォルメされた女性)。

●短髪。特に化粧などはしていない。

●仕事上それらしくしているのではなく、素がおかまちゃん。

そして・・・

●あの人、それっぽくない?
 などという余地のない、
誰がどう見てもおかまちゃんである


人生で最初に出会ったのは、忘れもしない高校3年の時。
2年下の後輩として入学して来た彼を見た衝撃はすごかった。
4月、地酒星人の在籍していた漫画部に彼は見学にやって来ました。
しゃべり方や妙に内股な座り方に、みんな違和感を感じ・・・。
簡単な質疑応答をしてから帰って行く彼を、誰とも無しに部室の外へ出て眺めていました。
何となく気配を感じたのか、振り返る彼。
5〜6人の先輩たちに見られている事に驚いた彼は、内股をさらに内へ絞り込み、中腰になりながら口に手を当てて、

「まっ!!!」


と言って大急ぎで走り去って行きました(もちろん女走り)。

「あいつ!やっぱりオカマだった!」とみんなで大騒ぎ。

結局彼は漫画部には入部しませんでしたが、卒業までの1年間、その楽しい行動で楽しませてもらいました。

10年くらい前に、後輩の結婚式の披露宴で久しぶりに会いましたが、基本は同じでしたね。

だってリアルだから、変わりようがない(^^)。

彼は今、役者をやっているそうです。

舞台をはじめ、TVCFやTVドラマなどでも活躍しているようで、間もなく始まる昼ドラでも重要な役を得ているとか。

がんばって欲しいですね〜。

生涯2人目のおかまちゃんについては次回!!
↑いや、もったいぶっているのではなく、これでも忙しくて(苦笑)。

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2007/12/03

モーラステープってすごい!

金曜日あたりから背中が痛くてたまらず。
先日の大阪出張のあたりから微妙に痛みがあったのですが、それが悪化したようで。

丁度みぞおちの高さくらいで、背中の右側に鈍痛が。
何かによりかかっていると良いのですが、自立しているとつらい状態。
土曜日も仕事で一日あちこち歩きまわったせいか、日曜夜には寝ながら仕事する事も考えるように(汗)。
(そんな時、ノートパソコンは便利:苦笑)

単純な筋肉疲労か、内蔵疾患なのか・・・。
そんな様子を見た妻から貼ることを勧められたのが「モーラステープ」
妻が腰痛の際に医者から処方されたもののようです。

Morastape

こういった湿布系のもので事態が改善した事が人生一度も無い地酒星人。
最初は断ったのですが、それにしてもつらいので藁にもすがる思いで背中に2枚、貼りました。

すると。

治ったぁ!! o(≧∇≦)o


さほど時間は経たない内に、ウソのようにあの嫌な鈍痛が消えたのです。
モーラス自体は炎症をおさえる薬のようなので、やはり筋肉系の痛みだったのでしょうか。

いやぁ〜、最近の医学は大したものです。

皆さんにも痛みにはモーラステープ(by久光製薬)がおすすめ♪
(処方箋が必要です。)

ただし、患部を直射日光に当てるとかぶれるらしいので要注意。

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2007/12/02

武蔵のようになりたい。

井上雄彦氏のバガボンド第27巻
吉岡一門とのたった一人での死闘。

Vagabond27

闘い続ける内に武蔵がかいま見た達人の境地。
柔らかく、まわりの空気までも変えて行く・・・。

いや、今日も仕事なのですが。
たった一人で敵(ではなく仕事)に囲まれている状況が武蔵に似ているなぁ、なんてね。
気負うことなく、自信を持ってここを突き抜けていきたい。
“ぬたあん”とね。

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2007/12/01

南部美人・純米吟醸ひやおろし生詰!

岩手県二戸市の南部美人
これは純米吟醸のひやおろし、生詰原酒です。

Nanbujg

開栓。
かぐわしい吟醸香。落ち着いた、上品な香りです。
飲み口で最初に感じるのは濃厚な甘さ。
嚥下する際のキリッとした酸味。
ひやおろしらしい、トロッとした飲み口。
初めは甘さが気になったのですが、飲み進めて行く内にそれは収束し、旨味が前面に出て来ます。
焼き鳥をアテに飲んでいましたが、4合を飲み切ってしまう勢い。
バランスの良い、良酒だと思いました。

【スペック】
南部美人・純米吟醸 冷やおろし生詰原酒/株式会社南部美人(岩手県二戸市)使用米:ぎんおとめ(麹米)・美山錦(掛米) 精米歩合:50%(麹米)・55%(掛米) 使用酵母:9号系酵母 日本酒度:+5 酸度:1.5 価格:1,680円 購入店:成城石井舞浜イクスピアリ店 出荷年月日:07.09

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