フィラデルフィア美術館展のち池之端薮蕎麦!
快晴の勤労感謝の日。
今日は父の命日でもありますので、まずは墓参。
その後、妻と二人で出かけたのは上野の山。
東京国立博物館で開催されている「大徳川展」を鑑賞するためです。
ところが、ところが。
上野についてみると大徳川展は入場規制がかかっていて、1時間30分待ちとのアナウンス。
がが〜〜〜ん。
そこで気をとりなおして向かったのは、東京都美術館で開催されている「フィラデルフィア美術館展」。
印象派を中心とした様々な絵画が展示されていました。
この展覧会のメインはやはり印象派。
特にルノアールの色彩の美しさに感じ入りました。
これ、補修とか加えられているのだろうか。100年を経ているとは思えないような色彩を感じました。
そしてエドガー・ドガの踊り子のブロンズ像。
髪に結んだリボンやスカートの部分には布が使用されていて、少し上を向いた少女の仕草がとても良い。
100年前の踊り子のいきいきとした肉体の表情が、そのまま閉じ込められている。
惜しむらくは今日の人の多さ。
なかなかゆっくりと絵画を鑑賞する環境ではないですね(汗)。
大徳川展も、会期末の12月2日までにまた来よう。
そして、上野の山を下りた二人が向かうのは、池之端薮蕎麦。
やはりまずはお酒。
こちらでは日本酒は菊正宗・樽酒オンリー。
もちろんお燗でいただきます。
蕎麦味噌をつまみに。
昼飲む酒って、なんでこんなに旨いんでしょう。
キクマサはちょっと甘みが立ち過ぎている気がしますが、この際多くは申しますまい。
他にもつまみをいろいろと。
焼き海苔、板わさ。わさびいも。
そして、ざるそば。
これ、なかなかうまいです。
今まで東京で食べた蕎麦ではトップクラス。
都心なのに水はどうしているんだろう。
蕎麦湯もとっても滋味。
体が喜ぶ味でした。
池之端薮蕎麦はとても人気。
店を出た時も(2時頃)行列が出来ていました。
その後、もう一度国立博物館へ向かうも入場制限は解除されておらず。
日本庭園や常設展示(これもなかなか内容が濃い)を見てから帰途につきました。
お目当ては見られなかったものの、いろいろと楽しんだ一日です(^^)。
| 固定リンク
コメント
大徳川展、先日行ってきました。
20分並び、入りましたが、中もものすごい混雑。
やっぱり日本史の花形、江戸川時代の徳川家の至宝は皆、興味あるんだなーと関心しました。
じっくり見れれば楽しかったのに。
お嬢様もお気に召すはず、、、混んでなければ。
フェデラルフィアも見たいのですが、
この分だとじっくり見られないそうですね(汗
昼間酒って、(悪いことしてないのに)ちょっと悪いことをしているような気分が旨さを倍増させているような(笑
しばらくやってないなぁ。
上野藪蕎麦は、神田藪蕎麦より好きです。
こんど池之端も行って見なければ。
蕎麦打ちを習い始めたので自分で打った蕎麦で昼間から蕎麦酒をするのが今年中の目標です。
投稿: ダイチ | 2007/11/24 15:02
ルノワールは好きな画家でして、
その線の柔らかさがよい、と思っていました。
が、実物の画をよく見ると、線を映し出す陰影、
陰影を形づくる色彩がすごくいいのだと
気付かされました。
クラクラきました。
ルノワールやボナールは、少し酔ったメで見てみると
どうなるかなぁ、みてみたいなぁ。
もっと、クラクラしそうで(笑。
投稿: ぽんちゅう | 2007/11/24 17:59
《ダイチさん》
大徳川展、ぜひ会期中に見たいと思っています。
今後、このような規模での展示はいつ有るかわかりませんしね〜。
蕎麦屋で昼酒。
まわりの客が普通に蕎麦だけ食していたりすると、より背徳感があって(笑)。
自分の打った蕎麦で酒、また違った趣があるんでしょうね!うらやましい(^^;)。
投稿: 地酒星人 | 2007/11/24 23:00
《ぽんちゅうさん》
今更ルノアールが良い、とはなんとなく言いにくかったりしますが(^^;)、良いものは良いですよね。
印刷では表現出来ない色のニュアンスがあるんだなぁ、と改めて感じ入りました。
そして、その状態での保存を維持されている美術館にも拍手。
酔った目で見る印象派も良いかもしれませんね。
今度やろうかな(^^)。
投稿: 地酒星人 | 2007/11/24 23:03