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2007年8月の24件の投稿

2007/08/31

Photoshop CS3が来た!

アップグレードパッケージがAdobeからなかなか届かないので電話しようと思っていた矢先、それを察知したかのようにPhotoshop CS3が届きました(^^;)。

Pscs3
今までよりぐっと小さいパッケージ。
最近のOSXパッケージなどと同じような感じ。今後は各社このサイズになって行くのでしょうか?
(もっともこれはマニュアルをオンライン化したから出来たんでしょうけど。)

Pscs32
上記のパッケージはスリーブになっていて、外すとこのような状態に。
どちらも安い紙使っているなぁ。
Adobe、コスト削減してます(別にソフト使用には関係無いから良いのですが)。

Pscs33
ソフト本体はこのようなプラ容器に。
映画などのDVDパッケージと同様。

早速インストール。
まだあまり使ってないので良くわかりませんが、やはりIntelMacに最適化されたのが効いて、MacBookではあきらかに起動・動作ともに早いようです。
G5ではどうだろう?
今週末に検証してみましょうっと。

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2007/08/30

ディック・ブルーナのデザイン!

誰でも知ってるミッフィーちゃんの生みの親、ディック・ブルーナさんの仕事にスポットを当てた本です。

「ディック・ブルーナのデザイン」

Dickbruna1

若い頃のポスターなどの仕事も網羅されていて、そのセンスに驚きます。
シンプルを追求している氏らしい作品がたくさん。

ミッフィーを描く際の過程も紹介されていて、これがまた楽しく。
氏の描くキャラクターは幾何学的な線で構成されていますが、実は全部定規を使わないフリーハンドなのですね。
よく見ると線がひじょうに震えているのがわかります。
これは当然意図的なもので、氏のこだわりがわかり、感心します。

Dickbruna2

とっても素敵だったのが氏のアトリエ。
こんなスペースでデザインに没頭出来たら良いなぁ。
地酒星人もがんばらねばっ!

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2007/08/28

トマト通信(その17)《残暑のトマト》

Tsushin17

ご無沙汰ですが、トマトは相変わらず毎日元気です。
最近はところ構わずマーキングしていたクセもおさまり、長時間ケージから出て遊んだりしています。
写真は台所のトマト。
椅子の上からこちらを何か言いたげに見ていますが、それもその筈、飛び降りるのが怖くて椅子から自分では降りられないのでした(笑)。

Tomatoinkitchin

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2007/08/27

獺祭・純米大吟醸二割三分!

お盆に帰省した会社の後輩がみやげに買って来てくれました。
獺祭・純米大吟醸二割三分
いい後輩だぁ〜(^^)/。

Dassaijdg

このお酒、文字通り23%という驚異の精米率を誇ります。
こんなに米を磨いた酒は初めて飲むのではないでしょうか。

封を切りますと、まさに花のような吟醸香。
うんうん、二割三分ならばさもありなん。
口に含むと思いのほか、強めのアタックがあります。
もっと繊細な味かと思っていましたが、かなり“濃い”味わい。
数日間常温で置いていましたが、それによる劣化は感じられません。
明確な個性は感じませんが、山田錦をたくさん磨いて真っ当に醸すとこうなる、という教科書的な味と感じました。
雑味が感じられないのはさすが23%と言ったところでしょうか。

【スペック】
獺祭・純米大吟醸二割三分/旭酒造(山口県岩国市)使用米:山田錦 精米歩合:23% アルコール度数:15度以上16度未満 出荷年月日:07.07

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2007/08/26

さっちん!

荒木経惟氏、通称アラーキーの処女作品集。
「さっちん」です。

これは地酒星人の大好きな一冊。

Sacchin

アラーキー氏が大学在学中(1962年)、荒川の三河島地区に通い、そこで日々遊んでいた“さっちん”と、その友だちの日常を活写したものです。
この作品で太陽賞を受賞、氏は世に出たそうです。

戦前からある古い団地を舞台に、様々な遊びに興じるさっちん達。
垂れる鼻水など物ともせず、子供の持つ“天然性”を全開にする様は爽快感さえ感じます。

おどけた顔、泣き顔、驚いた顔、見て行く内に感じるのは、やはり撮影者であるアラーキー氏と子供達の関係性。
なんのてらいも無い表情は、その分、氏が子供に受け入れられているという事なのでしょう。
この辺りの空気というか、資質が人物写真家として、特に“私写真家”としての荒木氏には初めから備わっているという事なのでしょう。

一度手に取ってみてください。
そこに描かれている子供たちのパワーに圧倒されると思います。
そして、自分の中に眠っている“さっちん”な部分を呼び起こされるでしょう(^^)。

※写真は「さっちん」らしく、通りのアスファルトに置いて撮影してみました。道路が似合う写真集なんです。

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2007/08/25

大正の鶴・特別純米!

幾度か目にした事はある銘柄でしたが、初めて飲む事が出来ました。
大正の鶴・特別純米
備前朝日という酒米を使用した“粗”濾過の原酒。

Taishounotsuru

香りはとても濃厚。甘さを予感させるような、吟醸香に近いもの。
口に含みますと、やはり味も濃厚。
甘み、旨味、そして苦みなどがどどっとやって来ます。
こんなに「濃さ」を感じさせるお酒は久々です。
少し割り水をすると飲みやすいかもしれません。
でも、なかなかおいしいお酒です(^^)。

てっきり冷蔵向けのお酒だと思っていたら、裏ラベルに50℃くらいの熱燗に向いている事が書いてありました。
それならば、と早速お燗を試します。
すると、濃い感じはそのままですが、冷酒の時よりもバランスが良くなるのですね。
燗をすると味が強調される傾向になる酒が多いですが、この酒はボリュームが小さくなる印象で。

冷酒からお燗まで楽しめる、面白いお酒だと思います。

備前朝日という米、あまり目にした事が無いですが、以前紹介した「歓びの泉」でも使用されていたと思いますので、岡山で生産されているものなのでしょうか。

【スペック】
大正の鶴・特別純米 720ml/株式会社落酒造場(岡山県真庭市)使用米:朝日 精米歩合:60% 日本酒度:+4 酸度:1.5 アルコール度:17.6度 価格:1,418円 購入場所:鈴伝(四谷) 出荷年月日:07.08

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2007/08/23

地酒星人的思ひ出(その26)《ばあちゃんの受けた機銃掃射》

この話、終戦記念日にアップしようと思っていたのですが、外出していたりなんだりでこのタイミングになってしまいました。

地酒星人の祖父母はもう亡くなっていますが、幼な児を抱えながら戦時中を生き抜いた人でした。
特に祖父が招集されたりという事は無く、東京から祖母の実家のあった茨城県に疎開しながら比較的平穏には過ごせたと言って良いでしょう。
そんな中で唯一、戦争に関して今でも思い出す祖母の話があります。

周囲は畑だけの農道をまだ幼かった地酒星人の父と一緒に歩いている時に、来襲した米軍の戦闘機に機銃掃射されたと言うのです。
咄嗟に道から外れて幼い父を抱きかかえながら畑に伏せて、すんでの所で難を逃れたとの事でした。

これを聞いた当時は(高校生くらいの頃でしょうか)、相手は軍事基地などを狙って飛来しているのだし、そんな農道をてくてく歩いているような親子連れに向かって弾丸を撃ち込む事はしないだろう、と思っていました。
そんなにヒマじゃないだろうし、何かの話で記憶を混同している祖母の怪しげな話だと思っていたのです。
祖母は生前、何度かこの話をしていたのですが、その度に話半分に聞いていました。

ところが、祖母の死後に米軍機の一般人に対する機銃掃射に関する記述を度々目にするようになりました。
ひとつには戦時中の事に興味を持ち、関連資料を読む機会が増えた事があります。
敵は当然、軍事目的を持って来襲するのですが、攻撃拠点からの行き帰りなどに一般人にも攻撃を加える事が多かったようです。
ひどいケースでは、明らかに学校とわかる場合でも校庭に機銃掃射をしたりもしたようですね。
小さな漁村(明らかに軍事拠点では無い)を機銃掃射した操縦席からの映像も残っているくらいです(NHK昭和の戦争と平和)。
浜に並んだ木製の小舟の間を逃げ惑う人が痛々しいです。

こういった攻撃を行ったパイロットはどのような気持ちで引き金を引いていたのでしょうか・・・。
平時に普通の人間が持っているであろう想像力が、使命や憎しみの前に霧散してしまうのが戦争の恐ろしさなのでしょうね。

ばあちゃん、ごめん!
ばあちゃんの言ってた事はたぶん本当だったんだね。
米軍の空からの侵入ルートのひとつがばあちゃんの田舎のあたりだったから、米軍機に遭遇する確立も高かった筈だ。
ばあちゃんから、その時の事もっと聞いておけばよかったよ。
・・・などと思う、戦後62年の夏なのでありました。

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2007/08/22

氷清・なんぶびじん!

前日の出羽桜に続いて、メジャー蔵なのに地酒星人初登場の南部美人
これは氷清シリーズの「氷清・なんぶびじん」
特別純米原酒です。

Nanbubijin

南部美人に限らず、この180ml瓶の氷清シリーズは初めて飲みます。
まずは冷蔵の状態で。
香りに熟成香、と言うか若干老ねの風味。
原酒だけあって、結構パンチの効いた味です。
それでも全体的に圧が強い感じではなく、中盤はあっさりとしていますね。

次に氷を入れてオン・ザ・ロック。
こうすると前記の香りも気にならなくなり、とても飲みやすくなります。

この酒の主旨とは違うかもしれませんが、最期に燗をしてみました。
老ね香は気にならなくなりますが、ちょっと蒸れたような香りです。
味の方も甘みが立ち過ぎて、あまり良いとはいえません。
(ちなみに妻は良いと言っていました。)

地酒星人的には、このお酒は氷を入れて飲むのがベストチョイスと見ました。

【スペック】
氷清・なんぶびじん 特別純米原酒 180ml/株式会社南部美人(岩手県二戸市)使用米:不明 精米歩合:55% 日本酒度:+5 アルコール度数:17度以上18度未満 価格:350円 購入場所:成城石井(舞浜) 出荷年月日:不明

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2007/08/21

出羽桜・吟醸カップ!

もしかしたら、地酒星人では初めて登場でしょうか?
(かなり前の記事は既に本人も忘れていたりしますので:汗)

山形県は天童市の出羽桜
これは密封式アルミ缶に入った吟醸酒です。

Dewacup

なかなか凝ったデザインです。
蓋のプルリングを引っぱり開封しますと、おぉっ!これこそ出羽桜の吟醸、と言った香りが立ち上ります。
やはり密封缶ならではでしょうか。
口に含みますと濃厚な風味に迎えられます。
甘みと共に旨味がどどっと。

いやぁ、たまにはこういうのも良いですねっ!(^^)
この味で飲み続けると飽きが来そうですが、この量であれば心配はいらず。
カップ酒でこの風味が残っている酒は初めて飲みました。

【スペック】
出羽桜・吟醸 180ml/出羽桜酒造(山形県天童市)使用米:不明 精米歩合:50% アルコール度数:16度 価格:381円 購入場所:成城石井(舞浜) 出荷年月日:07.07

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2007/08/20

残暑お見舞い申し上げます。その弐。

Aiduline

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2007/08/18

鷹勇・勇翔 H18BY!

山田錦と五百万石を使用した純米酒、鷹勇勇翔です。
香りはごく穏やかなもの。
口に含みますと、ピリリと辛口の口当たり。
その後で甘みと旨味が立ち上がって来ます。
鷹勇らしい好バランスですね。

Takayusho

燗をしますと、やや甘みが強く感じるものの、基本的には上記の味わいがバランスを保ったまま強くなります。
夏場にも燗で楽しめる良酒だと思います。

【スペック】
鷹勇・勇翔 H18BY/大谷酒造(鳥取県東伯郡琴浦町)使用米:山田錦・五百万石 精米歩合:70% 使用酵母:協会9号 日本酒度:+6 酸度:1.8 アミノ酸度:1.3 価格:2310円 購入場所:山枡酒店(鳥取) 出荷年月日:07.07

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2007/08/17

エドガーに再会!?

ロンドンではなく、東京の地下鉄でエドガーに再会しました。

「私の事など忘れただろうね?」

「おぼえているよ、Gペン使い。(爆)」

Moosama

今朝の南北線の車窓に貼ってあった「萩尾望都パーフェクトセレクション」の広告。
数々の名作が連載当時そのままのカラー原稿で出版されるそうな。
とりあえず「ポーの一族」「11人いる!」、そして「アメリカンパイ」は揃えなきゃ。
(あれ?アメリカンパイは出るんだっけ?)

この広告のエドガー、何やらふっくらしているな・・・。
あの凄みのある表情じゃないし・・・。
見た事無い絵だからモー様の最新描き下ろしかしらん?
などと思い、よく考えたら第1回配本の「トーマの心臓」のエーリクなのかも?

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2007/08/16

日本の国甲虫!?

お前は何故にそんなに鮮やかな色彩を有しているのか?

Ruriboshi

知人の別荘にて捕獲したルリボシカミキリです。
日本の国蝶・オオムラサキに対して、日本の国甲虫として名を挙げる人も居るようです。
標本や写真以外で、初めて生きている個体を目にしました。
美しい〜。
別荘を後にする時、そっと逃がしてやりました。
またその姿を見せておくれ♪

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2007/08/15

高原のBBQ!そして酒!

知人の別荘にて夏休み休暇を過ごした地酒星人一家。
晩にはBBQをやっていただきました。
涼しい風に吹かれながら食べて飲んで・・・。
う〜ん、今頃東京は熱帯夜だと思うと幸せ〜(^^)。

各家から持ち寄った様々な酒による宴は否応無く盛り上がります。

Dobuwine

我が家から持ち込んだのはおなじみ、生もとのどぶ辨天娘の2本。
そして秩父ワインとフランスワイン。

Bukoumasamune

同じく秩父の武甲正宗・大吟醸

Himuro

飛騨高山の二木酒造による氷室・大吟醸

それぞれに味わいの違う酒たちを飲み比べながらの楽しいひと時でした。

Babeqkamikiri

高原なので、ライトに釣られこのようなお客様もやって来ます。
この後、クワガタも飛んで来たりして次女も大喜びでした♪

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2007/08/13

別世界の涼しさ♪

別世界の涼しさ♪
なんとか徹夜で仕事を片付け、昨日から福島県にある知人の別荘へ。
驚きました。
ここ、めちゃくちゃ涼しいです。
と言うか、夜なんか寒いくらいです。
東京からそんなに遠くないのに、こんな場所もあるんですねぇ。
問題は携帯の電波が届きにくい事くらい。
写真は庭から見える湖です♪
夕べは皆で持ち寄った地酒三昧でした。
ほぼ徹夜なので、酔っ払った〜。

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2007/08/12

残暑お見舞い申し上げます。

Zansho

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2007/08/11

夕暮れの港で・・・。

夕暮れの焼津港。
停泊している漁船の前で地酒星人が考え事をしていました。

船で沖へ出て、酒盛りでもしたいと想像しているのでしょうか?

Seijinyaidu

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2007/08/09

明日一日の勝負!?

お盆休みが刻々と迫っているわけです。
しかしながら、仕事の期限もまた刻々と近づいているわけで・・・。

明日の仕事の進捗が勝負だなぁ〜。
なんでこんなに苦労して休まなくちゃいけないのか・・・などと考えているヒマが有ったら仕事を進めないと。

今年の休みは恒例のひとり旅ではなく、3家族合同での山合宿!!
・・・いえいえ、それほど大層な事ではなく。別荘をお借りして柄にもなくアウトドアに励もうかと・・・。

それでこのブログの更新なのですが、携帯からお送りできたら良いなと思っとります。
(まだやってなかったのか、と言われそう;汗)
やり方、覚えなきゃぁ。

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2007/08/08

磯自慢・本醸造を燗で試す。

焼津で入手した磯自慢本醸造
キヨ錦を使用したこの酒は、今までの自分の中での磯自慢(主に本醸造系)のイメージを覆す味わいを持っていました。
家に持ち帰って常温で置いておいても、その風合いは崩れる事はなく。

ならば、燗にしてみたらどうかと思い、試してみました。

Isojimankan

香りはやはり吟醸系ではなく、うっすらと穀物系フレーバー。
期待が持てます。
燗での味わいで突出して来るのは甘み。
それほど強いものでは無いのですが、冷やの時とはあきらかにバランスが変わって来ます。
アルコールの刺激も少し強まる印象ですね。

結論としては、このお酒は冷や(冷酒ではなく)が一番好バランスなのではないかと思います。

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2007/08/06

さっぱりした〜♪

いやぁ〜、すっきりさっぱり。
いえ、ただ単にタイトル画像を夏バージョンに変えただけなんですけれど。
梅雨のアジサイ画像が長かったんで、変えなくちゃ変えなくちゃと毎日思いながら半月ほど。
髪が伸びてるのに散髪に行けないイライラに似た感情を持ち続けていたんですよ〜。

今回の夏バージョンタイトルはずばり「青春の蹉跌」
ほら、石川セリのあの曲が聴こえて来るでしょう〜♪

それと高杉晋作の辞世と何が関係あるかと言うと、特に無いのですが・・・(汗)。

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2007/08/05

そうだ、焼津行こう!

昨日は朝から妻子が妻の実家に。
日曜は仕事があるものの、今日一日は自由に。
どこに行こうか、なにをしようかと思いつつ、頭に浮かんだのは・・・。

そうだ、焼津に行こう!

先日訪れた際には、長年の夢であった「焼津の浜で磯自慢」を実現する事が出来ず。
3度目の正直という事で、そそくさと荷物をまとめ出かけました。
四谷駅で買ったのはお馴染みの「青春18きっぷ」
¥11,500で、全国のJR普通・快速電車に5日間乗り放題。

まず四谷から東京へ向かい、そこから一路焼津を目指します。
出発は結構遅いAM11:00過ぎ。
京浜東北線快速で大船まで。そこから東海道線で静岡へ。
普通・快速の旅が良いのは、土地土地の様子が地形を含めて車窓から見える事。
新幹線や特急の旅では見えて来ないものが味わえます。
そしてたっぷり有る移動時間にいろいろな考え事が出来る事。

Yaidust3

というわけでやって来ました焼津駅。
もう自分の中ではお馴染みの風景。時刻はPM3:30過ぎ。
前回は磯自慢を売っている酒屋さんがわからず、初亀を飲む事となりましたが今回は一軒の情報を仕入れていました。
(偶然を愛する地酒星人なので、本来の主義には反するのですが。)
このお店の地図がわかりにくい。
地元の人ならば良いのかもしれませんが、東京から来た人間としてはさっぱり。
炎天下の中、1時間近くさまよった挙げ句、住所からすると近くに来ていると思う所から、これも主義に反して店に電話。
しかし、話が噛み合ない。近くに居る筈なのにここから20分はかかると言われ・・・。
これは縁が無かったと思い、駅まで戻る事に。
静岡に行ってヴィノスやまざきで買うしかないかと・・・。
ここまで、焼津市内を5〜6キロ近く歩いたんではないでしょうか。

人間、あきらめるとそこから道が開けたりするもので、駅へ向かう道すがら偶然(これが大好きなんです)、磯自慢を扱う店を発見。
青野酒店さん。
こちらで念願の焼津の街での磯自慢を入手。
持ち歩く関係上、高価なのは覚悟で4合瓶をと思っていましたがすべて売り切れ。一升瓶しか無いとの事。がが〜ん。
仕方が無いので本醸造を購入。¥1,930。安っ!

青野酒店さんでは駅までの道を地図まで出して親切に教えていただきました。
とても良いお店です(^^)。

駅へ向かう前に行くのは、念願の焼津の浜。
いや、浜ではなくて港なのですが。

Sunsetyaidu

夕景の焼津港。
なにかツマミをと思いましたが、港周辺はほとんどの店が閉まっています。
港なんだから当たり前か。
考えてみたら、昼も食べていないや。
まあいいや、と思い適当な場所を見つけ腰を下ろします。
コンビニで買っておいたプラカップに磯自慢を注ぎます。

Yaiduisojiman

焼津港の磯自慢。
人気の少ない時間の港ではありますが、それなりに犬の散歩をしている人などは居ます。
やはり一升瓶というのはこんな場合、見た目が悪いっすね(^^;)。
港に見知らぬ男がひとり、一升瓶抱えて酒盛りをしていたら誰だって奇異な目で見るでしょう。
だから4合瓶が良かったのに。

Yaidukanpai

まあいいや、焼津の海と磯自慢に乾杯!

で、この磯自慢本醸造ですが、いけます。
店でも常温で置いてあったし、港までも炎天下の中30分はぶら下げて歩いていたわけですが、風味はまったく損なわれず。
というか、磯自慢の新しい面を見る事が出来ました。
なんと言うか、乳酸菌飲料を飲んでいる感じ。
甘みがあり、酸味もしっかり。旨味も当然あり。強烈に後を引きます。
香りも吟醸系ではなく、乳酸菌系なんですよ。色も結構付いていて。
今までの磯自慢のイメージを良い意味で壊すお酒でした。

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2007/08/03

鯉川・亀治好日!

山形県は鯉川酒造
亀治好日を飲んでみました。
地元産酒造好適米・亀の尾を使用した純米吟醸です。

Kameji

鯉川らしい極めて穏やかな導入。
優しい飲み口ながら酸はしっかりしているので、キレもあります。
ソフトながら輪郭ははっきりしている印象。
ほんのりと旨味も顔を覗かせますね。
お燗はまだ試せていないのですが、燗で本領発揮でしょうか?

このお酒の変わった名称は、明治時代に庄内地方において亀の尾を創選した阿部亀治氏から来ているようですね。
全国亀の尾サミットの「阿部亀治とは?」の項目を読んで感動しました。

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2007/08/02

Hi! Hi! Puffy!

GAPに行ったらPuffyのポートレートがド〜ンと。

Puffygap

世界のGAPで同時展開だそうで。
かっちょい〜〜っ!

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2007/08/01

Superfly最高!

地酒星人が最近注目しているアーティストです。
Superfly
男女ふたり組のユニットで、60年代末期から70年代にかけてのロック色濃いナンバーを演奏します。

ボーカルの越智志帆はとてもパワフルでパンチのある歌声。
基本的な歌い方とファッションはジャニス・ジョプリンを連想させます。
ただし、声質自体はリンダ・ロンシュタットに似ている感じです(ジャニスのような声の持ち主はそうそう居ませんからね)。
ジャニスもリンダも大好きな地酒星人。ツボに入りまくりです(笑)。
ブルースハープもうまい♪
ギターの多保孝一は作曲&ギター担当。
そのファッションはズバリ、フェイセズ時代のロン・ウッド
テレキャスターをかき鳴らす様は郷愁をそそります(いえ、新しいバンドなんですけどね)。

オリジナル曲の「ハローハロー」「マニフェスト」も良いし、ストーンズの「Honky Tonk Woman」やニール・ヤングの「Heart to Gold」、イーグルスの「Desperado」等々、カヴァー曲もとても聴かせます。

各地の夏フェスにも出演するそうなので、行きたいなぁ〜。

一度ライブで聴いてみたいバンドです。

Superfly2Superfly

 

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