昨日は朝から妻子が妻の実家に。
日曜は仕事があるものの、今日一日は自由に。
どこに行こうか、なにをしようかと思いつつ、頭に浮かんだのは・・・。
そうだ、焼津に行こう!
先日訪れた際には、長年の夢であった「焼津の浜で磯自慢」を実現する事が出来ず。
3度目の正直という事で、そそくさと荷物をまとめ出かけました。
四谷駅で買ったのはお馴染みの「青春18きっぷ」。
¥11,500で、全国のJR普通・快速電車に5日間乗り放題。
まず四谷から東京へ向かい、そこから一路焼津を目指します。
出発は結構遅いAM11:00過ぎ。
京浜東北線快速で大船まで。そこから東海道線で静岡へ。
普通・快速の旅が良いのは、土地土地の様子が地形を含めて車窓から見える事。
新幹線や特急の旅では見えて来ないものが味わえます。
そしてたっぷり有る移動時間にいろいろな考え事が出来る事。
というわけでやって来ました焼津駅。
もう自分の中ではお馴染みの風景。時刻はPM3:30過ぎ。
前回は磯自慢を売っている酒屋さんがわからず、初亀を飲む事となりましたが今回は一軒の情報を仕入れていました。
(偶然を愛する地酒星人なので、本来の主義には反するのですが。)
このお店の地図がわかりにくい。
地元の人ならば良いのかもしれませんが、東京から来た人間としてはさっぱり。
炎天下の中、1時間近くさまよった挙げ句、住所からすると近くに来ていると思う所から、これも主義に反して店に電話。
しかし、話が噛み合ない。近くに居る筈なのにここから20分はかかると言われ・・・。
これは縁が無かったと思い、駅まで戻る事に。
静岡に行ってヴィノスやまざきで買うしかないかと・・・。
ここまで、焼津市内を5〜6キロ近く歩いたんではないでしょうか。
人間、あきらめるとそこから道が開けたりするもので、駅へ向かう道すがら偶然(これが大好きなんです)、磯自慢を扱う店を発見。
青野酒店さん。
こちらで念願の焼津の街での磯自慢を入手。
持ち歩く関係上、高価なのは覚悟で4合瓶をと思っていましたがすべて売り切れ。一升瓶しか無いとの事。がが〜ん。
仕方が無いので本醸造を購入。¥1,930。安っ!
青野酒店さんでは駅までの道を地図まで出して親切に教えていただきました。
とても良いお店です(^^)。
駅へ向かう前に行くのは、念願の焼津の浜。
いや、浜ではなくて港なのですが。
夕景の焼津港。
なにかツマミをと思いましたが、港周辺はほとんどの店が閉まっています。
港なんだから当たり前か。
考えてみたら、昼も食べていないや。
まあいいや、と思い適当な場所を見つけ腰を下ろします。
コンビニで買っておいたプラカップに磯自慢を注ぎます。
焼津港の磯自慢。
人気の少ない時間の港ではありますが、それなりに犬の散歩をしている人などは居ます。
やはり一升瓶というのはこんな場合、見た目が悪いっすね(^^;)。
港に見知らぬ男がひとり、一升瓶抱えて酒盛りをしていたら誰だって奇異な目で見るでしょう。
だから4合瓶が良かったのに。
まあいいや、焼津の海と磯自慢に乾杯!
で、この磯自慢本醸造ですが、いけます。
店でも常温で置いてあったし、港までも炎天下の中30分はぶら下げて歩いていたわけですが、風味はまったく損なわれず。
というか、磯自慢の新しい面を見る事が出来ました。
なんと言うか、乳酸菌飲料を飲んでいる感じ。
甘みがあり、酸味もしっかり。旨味も当然あり。強烈に後を引きます。
香りも吟醸系ではなく、乳酸菌系なんですよ。色も結構付いていて。
今までの磯自慢のイメージを良い意味で壊すお酒でした。
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