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2007/06/06

来々軒がなくなっちゃう!

すごくおいしいわけでは無い。雑誌に載る事なんか無い。
それでも、何かにつけて気安く立ち寄ってしまう中華料理の店。
皆さんにはありませんか?
地酒星人の場合、それが四谷見附交差点にある来々軒です。

これがお奨め!という看板メニューなどはないのですが、定番のラーメン・餃子から、夜来た時はビールと一緒に頼む中華ツマミ類まで。
もう何度行ったかわからないし、いつから行っているかもわからない普通の中華の店です。

今日も昼は来々軒にて担々麺を食しました。
ここは食券制で、最初にレジで注文を頼みます。
いつもの60年配の中国のおばちゃん。
この人ともいつからかわからないほどの付き合い。
付き合いと言っても、世間話などした事もないのですが。
それでも、お互い顔は当然知っているし、久しぶりに寄った時などはおばちゃんも少し嬉しそうな顔をしてくれます。
地酒星人もそういう時、ちょっとはにかんだ笑顔を浮かべます。
そんなハニカミ地酒星人と、ハニカミおばちゃんの間柄だったのですが・・・。

今日はちょっと様子が違いました。
食券を手にして席につこうと思っていたら、おばちゃんが

「あの・・あの・・・」

と地酒星人の目を見て話しかけて来るのです。
愛の告白だったらどうしようと思いましたが(爆)、次の言葉に驚きました。

「ここ・・・しめます。」

「・・・え?」

「ここ・・・来々軒、しめます。今月で・・・。」

「・・・え、しめるって、閉店って事ですか?」

「はい。27日でおわりです・・・。」

今まで当たり前のように存在していた、空気のようなお店だったので不意を突かれましたね。
なんでもビルオーナーの都合らしいのですが・・・。
テナントを代えたいのか、あるいは老朽化した建物自体を建て直すのか・・・。
どこかのチェーン店なんか入ったら、味気ないですね。
残念だなぁ・・・悲しいなぁ・・・。

Rairaiken
本日の担々麺。ファインダーを覗く目も曇ります(ホントはただの手ブレです:汗)。


ちなみにこの来々軒が入っているビル。
途中でオーナーが代わったのですが、以前は「木村ビル」と言っていました。
映画俳優で「七人の侍」などに出演した故・木村功氏の所有だったらしいです。

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コメント

私がよく覘いていた魚屋さんも、5月で閉店となりました。新鮮な旬な魚を酒の肴にする為に、楽しみに覘いていたお店だったのでガッカリです。店長とのやりとりも面白かったし。
近くのあのスーパーではどうも雰囲気がでないんだよなあ。

投稿: おっかん | 2007/06/07 03:11

”なんとなく”気に入っていた店を久々に覗いたら、
閉店してた。。。。ある、あるある・・・
「もっと通っておけば良かった。。。」
あと、改装してすっかり雰囲気が変わってしまいガッカリもあるなぁ。。。

投稿: イケ | 2007/06/07 07:30

《おっかんさん》
>よく覘いていた魚屋さんも、5月で閉店
↑昔からの馴染みが無くなると淋しいですよねぇ。

個人のお店ってスーパーとはひと味違う品があったりして、面白いんですよね(^^)。

投稿: 地酒星人 | 2007/06/07 08:27

《イケさん》
これからって、こういう普通の中華のお店って少なくなって行くんでしょうねぇ。
“なんとなく昼メシ”っていう時、これからどこに行こうかな・・・(^^;)。

投稿: 地酒星人 | 2007/06/07 08:29

2月6月は飲食業界って「底」なんです
売上がなぜか毎年落ち込む月・・・
なのでこの底月の直前・最中に改装や閉店をするお店が多いと聞きました
こちらも馴染みのラーメン屋さんが閉店・・・
ここでしかラーメンは食べないので非常に困ってます
しかし・・・飛ばしてますねぇ増量パック
読むのが追いつきませ~ん

投稿: キキ☆ | 2007/06/07 08:32

《キキ☆さん》
へぇ〜、ニッパチ(2月と8月)というのはよく聞きますが、飲食業界は6月がダメなんですか。
やはり梅雨時で足が鈍るんでしょうかね。
空気のような馴染みの店って、無くなってはじめて存在の大きさに気がつきますね。

増量パック・・・なんか大手の紙パック酒のようだ(^^;)。

投稿: 地酒星人 | 2007/06/07 09:32

閉めるって聞けただけでも良かったじゃないですか~
知らなかったら、ある日行って、すごくショック受けて、もう1回食べたかったってずーっと悔いが残ります。
27日まで、もういらないっていうくらい通いつめちゃいましょうよ!

投稿: hirorin♪ | 2007/06/07 12:05

おばちゃんの「あの・・・あの・・・」っていう顔が
なんだか可愛らしい・・・そんな感覚に陥ってしまいました。
お店の存在そのものと、そこで働いてる人たちの顔が見れなくなるのが、一番寂しいですね。

投稿: まき子 | 2007/06/07 12:37

《hirorin♪さん》
いや、それが。
通いつめるほど味が良いわけではないんです(^^;)。
その辺がやはり“空気的”なお店なんですよね。
でも、閉店までに一回くらい行ってみようと思っています。

投稿: 地酒星人 | 2007/06/08 08:18

《まき子さん》
今回の担々麺を食べている時にも、常連と思われるおじいさんがやって来て、「どうしたんだい?」みたいな感じでおばちゃんに理由を聞いていました。
やはりこの地域で愛されていた店だったんでしょうねぇ。

投稿: 地酒星人 | 2007/06/08 08:20

えーっ?来々軒なくなるの!?知らなかったー。
あそこの歴史はずいぶん古いはずです。
四谷見附の隠れた名店なのです。
井上ひさし氏が、駆け出しの頃にしんみち通りに住んでいて(戦後間もない頃と思われる)、その頃にももあったという記述がありまっせ。

わっしは、あのおばちゃんとダチです。「最近来てくれないじゃないー」なんて、バーのお姉さんみたいな声をかけられるようになっちゃったんで、少し行っていないと行きづらく、しばらく行ってませんでした。

●来々軒のおもひで
ある日の晩飯、来々軒で大好きな「海老あんかけ焼きそば」を注文した。そしたら、「五目焼きそば」が出てきた。「まあいいか」と思い、文句もつけずほとんど食べ終えて腹いっぱいになった頃におばちゃんが寄ってきて、「あっ、海老あんかけ焼きそばだったよね!」と言い奥へ走って行こうとする。わっしは「あー、いい、いいです。もう食べちゃったから」と言うも、おばちゃん「だめだめ、海老あんかけ焼きそば、海老あんかけ焼きそばねー」と再注文。異常に腹がきつくなって夜の仕事に挑んだことがありました。海老あんかけ焼きそばって、量が多いんだよね。
・・・といった、人情あふれる来々軒でありました。

投稿: フットゴリ | 2007/06/08 09:02

《フットゴリさん》
お〜、井上ひさし氏行きつけでしたか。
しかし、どんだけ古いんだ来々軒(^^;)。

そうか〜、おばちゃんとダチでしたか。
それは挨拶に行かなきゃいけませんね〜。

投稿: 地酒星人 | 2007/06/08 11:11

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