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2007/03/22

地酒星人的日常《その14》青空文庫の愉悦。

地酒星人、たまに青空文庫を利用して読書をします。
青空文庫というのは、著者の死後50年を経て著作権の切れた小説等文章作品のデータを無料で読めるサイト。
多くのボランティアの方の手により、様々な作品がデータ化されています。
データ形式はテキストやHTML。またはエキスパンドブック(実際の本のように縦書きレイアウトでクリックしてページをめくれる)対応のものもあります。

ここでよく読んだのが樋口一葉の作品。
「たけくらべ」などは多くの方が読まれていると思いますが、やはり天才の一葉女史。
隠れた小品の中にも素晴らしいものがあります。
これは有名な作品ですが、ここで初めて読んだのが「大つごもり」。
“大つごもり”とは今で言う大晦日の事。
病気の叔父が今年中に返さなくてはいけない借金。
商家の奉公人であるお峰は、金の工面を頼まれるが、どうしても店に借金を言い出せず、思わず店のお金に手をつけてしまう・・・。
やがて金の勘定が合わない事に騒然となる店・・・。
追い込まれて絶対絶命のお峰が救われれたのは意外な人物による助け舟だった・・・。

一葉が明治の中頃に書いたものですが、この文章を読んでいるとそんな事には関係なくストーリー展開にリアルタイムにドキドキしてしまうんですね。
そして人情に胸が熱くなる・・・。
優れた作品は時代がどれだけ変わっても輝きが褪せる事は無いんです。

また、森鴎外の「堺事件」なども今ではあまり知られていない幕末の悲劇をドキュメンタリー調に描いていて、慄然とします。

前述の樋口一葉や森鴎外などの明治期の作家以外にも、太宰治や坂口安吾、林芙美子などの作家の作品もあります。この人たちも没後、とうに50年経ってしまっているんですねぇ。

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コメント

へぇ〜
「青空文庫」知らなかった。
自分も何を思ったか?太宰の作品集を買って
”何となく” 読んでます。
↑なかなか読み進みませんが(笑)

投稿: イケ | 2007/03/24 17:48

《イケさん》
太宰の作品もかなり多くが登録されていますね。
テキストデータが良いのは、様々なメディアでいつでも読む事が出来るところですね。携帯やiPodでも読めますからね〜(^^)。

投稿: 地酒星人 | 2007/03/24 22:51

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