快気祝いの、ただ何となく。
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先日、スーパーの酒売り場を覗いていたら面白そうなものが有りました。
白雪の出している「江戸元禄の酒」。
なんでも、小西酒造に伝わる酒作りを記録した書「酒永代覚帖」を元に、元禄年間の酒造りを再現したものとの事。
かつての日本人が飲んでいた酒(昭和の三増酒が造られ始める前)に興味の有る地酒星人。早速、試してみる事に。
以前にも、東京・青梅の澤乃井の「元禄」というお酒を飲みましたが、これはどのような味なんでしょうか。
器に注ぐと、見事な琥珀色です。期待が持てそう。
香りは若干のアルコール感と、なんとなく酸味を感じさせるもの。
間違っても吟醸香などはありません(当たり前ですね)。
口にしてみると驚くのが、その甘さ。そして酸味。
思わず原材料を確認してしまうほど(もちろん米・米こうじのみです)。
原酒という事もあるのでしょうが、かなり濃厚な甘みです。
燗にしてみても、それは変わらず(かつての日本人はほとんど燗にして飲んでいたそうです)。
小西酒造も“ロック、水割り、お湯割り”などを奨めていますが、たしかにそうした方が飲みやすいかもしれません。
澤乃井の「元禄」とはかなり異なった味わいで、やはり上方と江戸の味の違いを感じますね。
大手の酒なので、万人向けにアレンジされた中途半端なものかもしれないという危惧が有りましたが、どうしてどうしてひじょうにマニアックに造られたお酒だと思いました。
惜しむらくは、もう少しスペック的な情報が欲しかった(ホームページには載っているかもしれませんが)。
それと使用米が山田錦との事ですが、当然元禄年間にはそのような米は無かったわけで、米に関しても出来る限り当時を再現して欲しかった(かなり改良されているでしょうから、無理な相談なのかもしれませんが)。
小西酒造さんには、是非シリーズ化をして様々な年代のお酒を復刻して欲しいと思います。
【スペック】
白雪・江戸元禄の酒 720ml/小西酒造(兵庫県伊丹市)使用米:山田錦 精米歩合:不明 原材料名:米・米こうじ アルコール度数:17度以上18度未満 購入場所:丸正本店(四谷三丁目) 価格:1,554円 出荷年月日:06.12
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体調が戻って来たので、久々に日本酒を少し。
リハビリを兼ねまして。折角の日曜の夜ですから(^^;)。
最近紹介して来た酒の少しの残りをブレンドで。
花垣・米しずく
鷹勇・濁り酒
志太泉・純米吟醸
いづみ橋・恵
この4本をほぼ同量づつ注いで味わってみる事に。
香りには吟醸香が少し。これは意外。やはり志太泉と鷹勇の影響でしょうか?
味わい。
これはあまりヒットとは言えませんでした。
甘み、苦み、酸味などがそれぞれ独自に主張している感じで、今ひとつハーモニーが感じられないですね。
やはり以前紹介した“奇跡のブレンド酒”は頻繁には現れないという事でしょう。
燗をつけますと香りは飛びますし、若干各味のギャップが埋まる印象ですが、全体のアベレージはそんなに高いものではありませんでした。
ま、この辺りは当方の体調も完全ではありませんので、はっきりと言える事ではありませんが。
さ、明日からはまた忙しい毎日が始まります。
がんばろう〜〜。
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夕べあたりから、頭を覆っていた幕がはがれたみたいに感じました。
ほとんど治癒したかな?という印象です(まだ鼻づまり、咳は若干残っているのですが)。
運動不足を解消andリハビリ代わりに愛犬トマトを連れて神宮外苑を軽く散歩。
その後、書店へ立ち寄り前から読みたかった今市子の「文鳥様と私」、島本理生「ナラタージュ」を購入。
さらにレンタルビデオ店へ寄り、「雪に願うこと」と「シムソンズ」を借りました。
この休みの間中、熱があるのに無理に仕事をしていたりしましたが(もちろん能率悪かったですが)、今日はあえて仕事はしない事に。
午後は石田衣良の「美丘」を読んで過ごしました。
いろいろ欠点はあるけれど、様々な着想を与えてくれる小説。読んでよかった。
体調が良ければ今晩、ミュージカル「ブルックリン」を観に行こうと思ってましたが、金曜の段階で断念。
解散してしまったDo As Infinityのボーカル・伴ちゃんこと伴都美子が主役を演じるステージ。観たかったけどなぁ。仕方ない。
そして、日本酒はまだ我慢、我慢。
しっかり治して、健康な舌で味合わなきゃね〜。
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闘病日記みたいになってますが・・・(汗)。
体調、だいぶ戻って来ました。
火曜日からだったんで、自分にしては結構長かったです。
今日も無理すれば会社に出られるくらいだったのですが、同僚にうつしてしまうといけないので自宅で作業してました。
Macと通信環境のおかげで、ほとんど会社と変わらない仕事が出来るんですよね〜。
以前には考えられなかった事で。
この週末も臥せっていたせいで片付いていない仕事をやりつつ、睡眠をとり、体力の回復に努めるつもりです。
そして、日本酒を飲むのだ〜っ!←結局それかいっ!!
明日あたりから復活!と行きたいですなぁ〜。
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体調、まだ戻らずです。
今朝はヘリコプターの音で起こされました。
防衛省が近く、自衛隊がらみの行事などがある時はヘリが盛んに行き来しているので、今朝もそうだろうと思っていました。
チェイニー米副大統領が来日しているので、基地がらみでいろいろ有るのかなぁ、などと考え「防衛省のお役人も朝っぱらから大変よのぉ〜」などと思いつつ、熱っぽくだるい体を起こしてみると・・・。
赤坂付近での首都高トレーラー横転事故の取材ヘリだったようです(ニュースを見て気が付きました)。
大変悲惨な事故だったのですが、たしかに危ないんですよね、このカーブ。
いつも通る時はちょっとした緊張を強いられるコーナーなのです。
首都高は東京オリンピックに合わせ、ごく短期間に作られたので、地権者の買収の必要の無い道路の上や川の上を利用して設計されている所が多いです。
なので、高速で運転するには無理の有るコーナーや合流地点が無数にあるのですね。
今回の事故も、恐らくはスピードの出し過ぎが原因だと思われますので、是非ドライバーの方は気を付けていただきたいですね。
最近は運送業者に対する要求(運賃や輸送時間短縮)が多くなっていて、事故の原因になると叫ばれていますが、荷を出す立場になると、どうしても無理を言ってしまうんですよね。このあたり、自分でも反省をしなければいけないと思います。
午前中、だるい体を引きずりながら医者へ。
すると、午前中は休診との事。
「はぁ〜〜〜」と溜息をつきつつ一旦帰宅。午後になってから再度出かけました。
いろいろ薬を出してもらって薬局へ。
処方箋を見ていた薬剤師が「?」な顔。
「このお薬、なにか特別な処方だとお医者さんは言われました?」・・と。
「いいえ、特には聞いていませんが。」・・と私。
なんでも一回で3錠飲むように処方箋が出ているが、おかしいとの事。
その後、医院に問い合わせをしてもらって入力の間違いだとわかりました。
会計の際、「もし、この薬を言われた通り3錠飲んだらどうなりました?」と、聞いてみました。
すると「1錠でもかなり眠気を催しますので、3錠飲んだらしばらく起き上がれなくなると思います。」と。
あっぶねぇ〜〜〜っ!!
もう恐くてこの医院にはいけません(^^;)。
スピードを抑えるのもプロ意識、薬の数量を間違えないのもプロ意識、ですよね。
どちらも命がかかってます(薬剤師さんがプロで良かった)。
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昨日から発熱してしまいました。
鼻づまりと咳、喉も少し痛いですね。
初めは花粉症かと思ったのですが、どうやら風邪のようです。
明日あたり復活!・・といきたいところですが、どうなるかはまだわかりません。
こんな時は燗酒を飲むか!とも思いましたが、鼻づまりがひどくなるとおちおち寝ていられなくなるので、今日はおとなしく寝る事にします(熱がある時って、舌も変になりますしね)。
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竹鶴・秘傳です。
このお酒、昔からある竹鶴のレギュラー酒だと思いますが、飲むのは初めてです。
器に注いでみますと、薄茶色をしていますね。
熟成の進んだ竹鶴らしい色で、期待が高まります。
香りは当然の熟成香にこげたような香りがプラスしたもの。
燗をつけますと、それらに加え饐えたような香りが加わります。
これは少し苦手ですが、口に含むと気にならなくなるものです。
飲み口はまさにドッシリとしたもの。
濃醇な旨味と強い酸。
歴戦の古武士のような風格を感じます。
先日、深夜の帰宅後にこの酒で軽く晩酌をしたのですが、あいにく良いツマミが無くキムチを合わせてみました。
が、キムチの辛味にも負ける事が無かったのはさすがでしたね。
【スペック】
竹鶴・秘傳 1.8l(竹鶴酒造・広島県竹原市) 使用米:八反錦 精米歩 合:65% 使用酵母:601号 杜氏:石川達也 アルコール分:15度以上16度未満 価格:2550円 購入 場所:山枡酒店(鳥取) 出荷年月日: 06.12
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昔(20代の頃)、フィリピンのセブ島へ観光に行った事があります。
ホテル前から小さめの観光船に乗って、沖合の無人島というよりは小さな環礁のような所で降ろされて。
浅い海がかなり広い範囲で広がっている場所でした。
当然水は澄んでいて、足下もはっきり見えます。
無数の黒い細い棒のような物が散らばっているので、現地ガイドに「何だ?」と聞くとウニの棘だとの事。
なんでもヒトデがウニを食い散らかした残骸だと言うのです。
「ヒトデがウニを食うの?」などと言って半信半疑だったのですが、しばらくして海中での様子を見て納得しました。
浅い海を水中眼鏡を通して観察していたのですが、前方に何やらうごめく物が。
なんと!
体長40cmくらいはあろうかと言う大きなヒトデがウニを追っているのです。
“追っている”のだから、当然ウニは逃げているのです。
トゲトゲの体のまま、コロコロと転がってヒトデから離れようとしています。
もちろん、両者とてもゆっくりとした挙動なのですが、自分の中でまったく接点のなかったヒトデとウニという海の生物が食物連鎖の線で結ばれた一瞬でした。
最近その事を思い出して、まさか白昼夢じゃなかろうかと思い調べると、やはりウニを食べるヒトデは居るようですね。
ウニも日本で見かけるような小振りな物ではなくてとても大きかったのですが、あれは旨いのかなぁ?
逆にヒトデって食べられないんだろうか?
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地酒星人は子供の頃から大体20歳頃まで、少女漫画が大好きでした。
いや、それしか読まなかった訳ではなく、普通に少年漫画は読んだ上で少女漫画も読んでいたのですね。
(ま、漫画しか読まずに成長したとも言いますか:苦笑)
最初に接したのは、やはり2歳違いの妹が読んでいた少女漫画雑誌でしょうね。
小学生の頃ですが、その中でも一番好きだったのは“わたなべまさこ先生”の「聖(セント)・ロザリンド」。
たしか別冊マーガレットに連載されていたかと思いますが、大人にまったく気づかれずに次々と殺人を重ねて行く小さな少女の話でした。
その怖い内容とロザリンドの愛らしさに強く惹き付けられたのですね。
その後、中学で出会ったやはり少女漫画好きの親友・ヒロボーに教えられて好きだったのが、週刊マーガレット連載の岩館真理子先生「ふたりの童話」。
これは典型的な片思いすれ違いストーリーで、可愛い絵とせつない展開に、毎週やきもきしていたわけです。
そして少女フレンドに連載されていた、里中満智子先生の「アリエスの乙女たち」と大和和紀先生の「はいからさんが通る」。
これらは現在でも名作として読みつがれている作品ですよね。
やがてマーガレットとフレンド派のヒロボーとは異なり、強く興味を持つにいたったのが当時少女コミックで連載していた作家陣。
そう、言わずとしれた萩尾望都先生、竹宮恵子先生、大島弓子先生などです。
中でも熱狂したのは萩尾先生の作品。
「ポーの一族」に関しては以前にもこのブログで取り上げましたが、この頃の少女コミック系作家のクオリティは、当時の少年漫画を凌駕しているものが多かったと思います。
その頃、少女漫画が好きだと言うと奇異の目で見られましたが、自分の中では「一度、読んでみいっ!!」という気持ちだったんですね。
その後も吉田秋生先生などの優れた作家が出て来ましたが、20歳を過ぎる頃になると徐々に少女漫画から遠ざかるようになりました。
萩尾先生の作品などは、その後も注目していましたが・・・。
今でも思い出すのは、中2の夏休みに町田のデパート屋上で開かれた、里中満智子先生と神奈幸子先生のサイン会に親友のヒロボーと一緒に出かけた事です。
盛況でしたが、まわりは全員女子(当たり前ですが)。
あれは恥ずかしかったなぁ〜。
でも、里中先生はニッコリ笑って握手してくださいました。
あの素敵な笑顔、今でもはっきり覚えています。
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今日は妻の父母が四谷へやって来て、長女の入学祝いをしてくれました。
この日のために近所の魚屋さんでおいしい刺身盛りを調達。
そして合わせる酒は・・・。
志太泉・純米吟醸《焼津酒米研究会 山田錦》。
静岡県認定のエコ・ファーマーと呼ばれる方々により作られた焼津産山田錦を100%使用したもの。
焼津で山田錦、作ってるんですね〜。
地元の米、水、そして人によって醸された、本来の意味での地酒でしょう。
香り。優しい吟醸香を感じます。
強いものではありませんので、刺身を合わせても気になる事はありません。
飲み口は由緒正しき静岡吟醸。
可愛らしい甘味と爽やかな酸。後に残る事なく、サッと切れます。
どんどん飲み続けられる味。
志太泉はあまり経験した事がないのですが、このお酒は少し磯自慢のニュアンスを感じますね。
価格も手頃だし、なかなか良い酒ではないでしょうか。
【スペック】
志太泉・純米吟醸《焼津酒米研究会 山田錦》1.8l/株式会社志太泉酒造(静岡県藤枝市)使用米:山田錦(焼津酒米研究会) 精米歩合:55% 使用酵母:静岡NEW-5 日本酒度:+5 酸度:1.3 アルコール度数:15度以上16度未満 価格:2,730円 購入場所:鈴伝(四谷) 出荷年月日:06.12
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1月から今月にかけて何かと忙しく、今年始めて映画館に足を運んで観た映画です。
ホイチョイの馬場監督が久しぶりにメガホンを取ったとあって、製作開始時から期待していたのですよ。
いやなに、溢れる感動だったり、今年の映画賞レースを占ったりといった期待ではありません。そういう物をホイチョイに求めてはいけない。
バブルの時代、輝いていたホイチョイプロが、自らあの時代をどう描くのか。彼らにしか描けないシャレたユーモアであの時代をどう総括するのか・・・といった部分(ちと大げさか?)。
ま、小難しい話はおいといて、内容です。
財務省の役人(阿部寛)が、その内縁の妻である天才研究者(薬師丸ひろ子)の造ったタイムマシンを使い、バブル崩壊の元凶となった旧大蔵省の“総量規制政策”の発表に待ったをかける為、娘(広末涼子)を1990年に送り込むというストーリー。
それを阻もうとするグループの暗躍などもあって、アクションシーンがあったり(だいぶおちゃらけた物ですが)、主人公(広末)の出生の秘密にまつわる過去と現在をつなぐドラマがからんだりと、いろいろな展開を観せてくれます。
しかし、この映画で一番面白いのはやはりバブル期の東京の風俗でしょう。
ヒルズの出来る前の六本木。
ボディコンの服に身を包み闊歩する太め眉のメイクをした女の子たち。
タクシーに一万円札を見せて“乗せてもらう”客(当然、運賃とは別にという事です)。
(ちなみに地酒星人も昔、夜の六本木で5000円札を見せてタクシーを拾った事がありましたっけ、トホホ。)
バックグラウンドに流れる曲はプリンセス・プリンセス。
やたら景品が豪華なパーティーが行われ、日本中がブワブワと踊っていた時代。
こういう風俗を描かせると、やはりホイチョイはうまい!
他にも、広末がディスコで売れる前の飯島愛に会って本を書けと言ったり、ラモス瑠偉にドーハでの最後のコーナーキックに注意しろと忠告したりと、笑えるエピソードもたくさん入っています。
フジテレビ(当然、台場に移転する前)のロビーで、叱られて肩を落としている、やはり売れる前の飯島直子を元気付けたり(^^)。
ちなみにこのフジテレビのロビー、本当に以前とそっくりなんですよ。もうフジの旧社屋は無い筈なので、これ、どこでロケしたのかなぁ?
などと、楽しんでいたのですが。
後半にかかり、本筋のストーリー展開が多くなって来て、大蔵省の建物や料亭の中での展開になると、途端に退屈になるんですね。
この映画を観に来る客は、ストーリーを観に来るんじゃない。
あの時代を追体験し、懐かしさを覚えたり気恥ずかしさを感じたりする為にやって来るのである。
したがって、本来ストーリーは脇に流すだけにして、もっとバブルの風俗を描く方に軸足を置く方が良かった。
それでも、とても楽しめる映画にはなっていると思います。
あくまで軽く。軽く。
観終わった後は爽やかに、気分よく。
そして、すぐに忘れてしまう・・・そう、バブルのような映画。
これはこれで成功なのかもしれません。
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既に利用されている方も多いと思いますが、便利ですよね、Googleのマップ機能。
住所を入力するだけで、地図が表示される。
表示されるどころか衛星写真まで表示でき、さらにそこへ地名などの文字を重ねる事も出来る。
最近はこれを使って、いろいろな酒蔵を上空から見て楽しんでいます(詳細な画像が表示されない地域も多いですけどね)。
行った事の無い蔵は、「ほうほう、こんな所にあるのか〜。」と思ったり、行った事のある蔵はその時の事を追体験して、思い出にひたってみたり。
たとえば、東京の地酒・澤乃井を醸す小澤酒造(青梅市)。
上空から見ると広大な敷地があるんだなぁ〜、と感心。
それに比べると澤乃井園なんか案外小さいじゃん、と思ったり。
車で行ったのでわかりませんでしたが、駅からすごく近いんですね。
次回は電車で行こう。
全国の蔵元様、今夜もまた一地酒ファンが上空から失礼いたしております。
お許しください(^^;)。
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ジザケバード2号のコンテナから登場したのは・・・。
そうっ!!
ジザケモグラだっ!!
行けっ!ジザケモグラ!
酒蔵のタンクを破壊し、酒を吸い上げるのだっ!
何のために?
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花垣です。
飲むのは2回目でしょうか。
五百万石と日本晴で醸した純米酒「米しずく」。
このお酒も開封から半月くらいで、とても味が開いて来た印象です。
香りはとても米々しいもの。穀物感いっぱい。
口に含みますと、すぐに強めのアタックを舌が受けます。
とても味乗りがして、ちょっと“濃い”とまで思ってしまう味。
旨味たくさんで、なんとなく塩気を感じるもの。
その後に強めの酸が現れます。
若干口中に残る甘さをどう見るか。それは個人の好みでしょうね。
うん、旨い酒ですね。開栓直後はもっとあっさりとした印象でしたので、やはり味が開いて来たという事なのでしょう。
いろいろな食べ物に合いそうな食中酒としての実力を持った酒のような気がします。
【スペック】
花垣・純米「米しずく」 720ml(南部酒造場・福井県大野市) 使用米:五百万石20%・日本晴80% 精米歩合:麹米50%・掛米60% 使用酵母:協会7号 日本酒度:+3 酸度:1.6 アミノ酸度:1.6 杜氏:畠中喜一郎(能登流) アルコール分:15度以上16度未満 出荷年月日:
06.06
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というわけで(何が?)休日出勤です。
今日はたったひとり。
やはりどこからも電話がかかってこなかったり、内線で「あれ、どうなってる?」とかが無いと、仕事がはかどるんですよね〜。
そんなわけで、ひとり仕事してますが。
昨日の記事を書いたばかりなんで、思い出した事がひとつ。
前に私の部下だったデザイナーの女の子。
ひじょうに霊感が強い娘で。
その前に勤めていた青山の会社には、結構出たらしいんですよ。
夜なべ仕事をしていて視線を感じてふと見ると、社員で無い女の人が椅子に座って(ある時は机の上に座っていたりしたらしい)、じっと見つめられたりしたそう。
また、深夜に突然コピー機が狂ったように印刷し始めたり。
そのビルごと霊感スポットみたいになっていたそうで。
なので、絶対に一人きりにならないように仕事を調整していたらしいです。
霊感が強いというのも、いろいろ苦労は有るようで。
こんな話をしているとなんとなく怖くなりますが、その娘が言うには地酒星人の会社のビルには“気配”は感じられないそうで、その点では安心です(ホントか?)。
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今日は3連休の中日という事で、ヒマネタで(^^)。
よくテレビとかに出ている霊能者の人が、あなたにはコレコレこういう守護霊が付いています、とかって言うじゃないですか。
その守護霊の個性によって、人間の側の運命や趣味などにも影響が出るというような。
地酒星人は基本的に霊の存在は信じています。
しかし、霊感のようなものは一切無いため、自分で霊現象のような事に遭遇した事はないのです。
そういう類いの事ではないんですが、最近ちょっと感じている事。
どうも自分の好みというか、指向が最近変わって来たな、と。
それは物事の大まかな考え方でもあるし、書物や音楽などの趣味の点でも。
どちらかと言えば、10代後半から20代前半に戻ったというか。いや、戻ったというよりは以前は何もわからずただなんとなく好いていた物事を、明確に意識するようになったというか(わかりにくい表現ですみません)。
これ、前述の霊能者の言でいうと守護霊が変わった、といえるような変化なのです。
これはいつから、とはっきり言えるわけではないのですが、明確なのはこの半年くらいでしょうか。
それは趣味指向だけでなく、人と出会ったり、偶然経験するような事がすべて(とまでは言いません)が、そちら方面に繋がっていたりするんですね。
この流れはこれから更に強くなる印象を、自分の中では持っています。
このブログ上で具体的な事をすべて言えるわけでもないのですが、当然このブログも変化して行くでしょうし、またそれが自然な姿でもあると思います。
なんかとりとめの無い話ですみません。
この変化、自分ではとても楽しみです。
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“恵”と名付けられた、いづみ橋の純米酒(無濾過)です。
神奈川県・海老名産の山田錦を使用したもののようですね。
地元の米を使うというのは、本来の意味での地酒に近いと思いますので、ひじょうに好感が持てます。
さて、お味。
香りは若干の穀物系フレーバーを感じる程度です。
味ですが、一ヶ月前の開封直後はまだまだ全体に固い印象で、味が開いていないようでした。
その後、約一ヶ月の常温放置を経て、徐々に味が乗って来た感じです。
あまり感じられなかった旨味が出て来るようになり、強めの酸がキレの良さを物語ります。
しかし、しかし。
このお酒はまだまだこれから味が開く感じが強くしますね(根拠は無いんですが)。
元々日本酒度が+20という事もあるので、そんなには変わらないのかもしれませんが。
半年くらい置いてみたらどうなるんだろう。
・・・あ、しかし、もう無くなる・・・(^^;)。
【スペック】
いづみ橋・恵 1.8l/泉橋酒造株式会社(神奈川県海老名市)使用米:山田錦(神奈川県海老名産) 酒造年度:H17BY 精米歩合:麹
50%/掛80% 日本酒度:+20 酸度:2.0 アルコール度数:16度以上17度未満 価格:¥2,730 購入場所:山枡酒店(鳥取) 出荷年月日:06.12
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今日、仕事の資料集めで新宿に行きました。
すると。
なんと、話題の新シネコンが今日オープンしていたではありませんか!
地酒星人が子供の頃は元より、成人してからも映画といえば新宿か有楽町へ行ったものです。
(あ、古い映画に関しては池袋文芸座をよく利用していましたが。)
それが、最近は郊外に出来たシネコンに客を奪われ、新宿の映画館が衰退していました。
そこへ、起死回生となるかどうかはわかりませんが、新宿初のシネコンが誕生したのですね。
このシネコンが面白いのは、演劇を記録した映像を上映する企画があるところですね。
新宿といえば演劇。
古くは唐十郎の花園神社の赤テントや、今もある紀ノ国屋劇場。
(紀ノ国屋にはよく夢の遊民社などを観に行ったものですよ〜。ゼンダ城の虜は好きだった〜。)
是非、他のシネコンに無い特色を打ち出して行って欲しい。
ついでなので、9階のシネコン入り口のフロアまで行ってみました。
とても綺麗で高級感あるスペースでしたね。
今日は仕事なので映画は観れませんでしたが、近い内に観に行こうと思っています。
新宿育ちの地酒星人にとって、嬉しい映画館の誕生です。
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竹鶴のにごりです。
竹鶴にごりは、今までにも何回か紹介して来ましたが、これはH18BYの八反錦を使用した純米。
香りです。
・・・う〜ん、まごうかたなき竹鶴にごりの香り。
乳酸菌の固まりのようなイメージ。
飲んでみます。
口に含んだ途端に感じるのが、とても密度の濃い、そして木目の細かい感触の酒だという事。
とても濃密な液体を口に含んでいる事を感じます。
竹鶴にごりとしては、そんなに酸は強くないようですね。
含み香で上記の乳酸菌様の香りが感じられ、その奥の方から旨味がやって来る印象です。
舌と上あごで、この旨味をギューッとはさみ付けたい衝動にかられます。
あ〜、好きですね。旨いです。にごり酒としての好みのほぼ中心近くを射抜かれました。
石川杜氏、のってる感じですね〜。
【スペック】
竹鶴・純米にごり酒 1.8l(竹鶴酒造・広島県竹原市) 使用米:八反錦・加工用米 精米歩 合米:65% 使用酵母:601号 杜氏:石川達也 アルコール分:16.5度 価格:2310円 購入 場所:山枡酒店(鳥取) 出荷年月日: 07.01
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昨年末、義弟のHちゃんの姿を見て驚きました。
その前から、痩せた痩せたとは聞いていたのですが、本当に痩せていたのです。
腹筋などの運動もしているようなのですが、一番大きいのはコレという事で一箱いただいてしまいました。
BODY DIET。
白インゲン由来のファオセラミンという成分が肥満抑制に効果があるらしいのですね(詳しい仕組みはよく知らないのですが)。
“ご飯、麺類が大好きな方に!”というコピーが印象的(^^;)。
1日3袋を飲むようです。
このところ、胃腸の調子が良くなかったので控えていましたが、そろそろ試してみようかなと思っています。
こんな事を書いていると、なんかアフィリエイト目的のサイトみたいでイヤなのですが、やはり義弟Hちゃんの姿のインパクトは大きいですね〜。
経過報告してみま〜す♪
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以前に取り上げた記事で、平成9年生まれの次女が成人した時に一緒に飲む酒として鷹勇・山廃純米H9BYを紹介しました。
これは地酒星人の愛するこの酒が、たまたま次女と同じ年に誕生した事から思いついた事ですが、そうなったら長女版も探さずにはおれません。
さて、今回は平成6年生まれの長女が成人の際に飲む酒の候補として味見・・・というか普通に飲むのですが(^^;)、入手してみたお酒です。
旭菊・純米古酒。H6BY。
香りはしっかり熟成香。但し、そんなに強いものではありません。
香りからすると味わいもズズンと来そうなのですが、予想に反してあっさり綺麗な酒質。
それでも熟成を経た酒らしい旨味はとても感じられます。
お燗をすると、それはより一層感じられますね。
良いですね。旨い酒です。
但し、成人した長女が初めて飲む酒としてはどうなのか?という疑問は残りますね。
やはり初心者はあの熟成香が苦手な場合が多いですから・・・。
逆に初めからこの香りに馴れてしまえば、怖いもの無しとも言えますか。
【スペック】
旭菊・純米古酒(H6BY)1.8l(旭菊酒造・福岡県久留米市) 使用米:麗峰 精米歩合:60% 日本酒度:+4 酸度:1.8 アルコール分:17度以上18度未満 酒造年度:6BY 価格:3990円 購入場所:山枡酒店(鳥取) 出荷年月日:
06.07
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最近、愛犬のトマト(トイプードル)の散歩にはまっています。
やはり休みの日になる事が多いのですが、朝と夜、トマトにリードをつけて出かけます。
トマトも1月30日には一歳の誕生日を迎え、とうに子犬の時期は過ぎて大分体力がついて来ました。
1時間以上歩きまわっても、元気、元気。
先日も夜間、四谷界隈をあちこち徘徊しました。
散歩の時はいつもiPodを聴きながら出かけます。
歩いていると体もポカポカして来るし、お気に入りの音楽も心地よく。
気がつくと、どうやら2時間近く経ってしまっていました。
トマトは疲れて来ると電柱にあまり興味を示さなくなるのでわかるのですが、その日は最後まで元気が衰えず、こちらも時間を忘れていたんですね。
その頃、我が家では地酒星人とトマトの帰宅があまりに遅いため、騒ぎになっていました。
携帯は持って出ていたのですが、前述の通りiPodを結構な音量で聴いていたのでわからなかったのです。
妻とふたりの娘が勝手に様々な推理を始めていまして・・・。
:
トマトが脱走。地酒星人が必死で行方を追っている説(怒られるので、家に電話が出来ない)。
:
地酒星人がなんらかの事故に巻き込まれ、倒れた主人の横でトマトが泣いている説。
:
・・・などが有力な推理となっていた模様です。
家に帰りついてみると、風呂場から次女の号泣が聞こえて来ました。
時間が遅いので促されて風呂には入ったものの、恐い想像をし過ぎて泣きたくなってしまったようですね。
妻もいつでも出かけられるような格好をしているし。
大変な騒ぎでした。
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にごり酒大好きな地酒星人。
今年もにごりの季節がやって来ましたね〜。
という事で、これは初めて味わう酒。
鷹勇の濁り酒。生です。
山田錦で醸された銘酒蔵の純米にごり、どんな味でしょうか。
ガス抜きの穴が空いている栓を開けると、シュポッと一気にガスの抜ける音が。
僅かな吟香あり。
にごり成分は一般より少し多い程度でしょうか。
飲み口。
やはりガスの刺激を少し舌に感じますね。
抑えめの甘みと品の良い苦み。そして旨味も後口に感じられ、後を引きます。
どんどん飲めてしまう、危ない酒。
度数高めなので要注意です。
さすがは鷹勇。生のにごりであっても、しっかり造りの良さが感じられます。
いや〜、旨いっすね!
【スペック】
鷹勇・濁り酒(純米・生) 1.8l(大谷酒造・鳥取県東伯郡東伯町) 使用米:山田錦 精米歩合:70% 杜氏:坂本俊(出雲杜氏) アルコール分:17度以上18度未満
購入場所:山枡酒店(鳥取) 価格:¥2100 出荷年月日:
07.01
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なんとなくiTunes Music Storeを覗いていたら、なんと!
マナカナですよ!
茉奈佳奈が曲をリリースしていたんですよ!
メジャーデビュー第1弾、「二月のわた雪」。
即座にポチッとしてしまいました。
いや〜、特別なファンというわけではないですが、好きなんですよねこの娘たち。
この顔立ちが好きなのかもしれない。
明るいし、可愛いし。
似ていると思うところでは、若い頃の宮崎美子さんやデビュー当時の堀ちえみでしょうか?
どちらもすごく好きでした。
やっぱり好きなタイプなんだろうな。
肝心の曲自体はクセの無い軽快なポップスといった感じで、さすがに息の合ったデュエットでした。
ふたりには是非、もっと歌唱力を上げてもらい、地酒星人の愛するザ・ピーナッツナンバーを歌って欲しい♪
少し前にこの曲のプロモーションだと思いますが、J-WAVEの番組にふたりが出演してまして。
イヤホンで聴いていたのですが、右マイクから茉奈、左マイクから佳奈の声が聞こえる粋な演出をしてくれまして、ふたりに囲まれているような感じで嬉しかったです(←変態)。
ちなみに昔、荒木町でたまたま店に居た宮崎美子さんの横で欧陽菲菲の「雨の御堂筋」のカラオケを歌った事があります(←ちょっと自慢)。
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2号と3号だけ有って決まりが悪いので・・・
ジザケバード1号も
いずこかへ発進っ!!!
・・・はい、忙しいです。
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麹町にある中華の名店、登龍に妻と長女と出かけました。
こちらの名物(よくマスコミに登場する)は担々麺。
ふたりは担々麺を注文しましたが、地酒星人は胃の調子を考え、四川炒飯に。
四川なので、こちらもピリ辛なんですけどね。
どちらも¥1700という結構なお値段。
どんなお味でしょうか〜♪
↑これが担々麺。まったりと濃厚な感じのスープです。
やって来ました。四川炒飯。
まず目を引くのが細長く赤いヒモ状のもの。炒飯から放射状に広がっています。
なんなんでしょう、コレ?
赤唐辛子かと思ったのですが、食べても特に辛いわけではなく。
味の方はとても上品なものでした。ピリ辛といってもそんなに強くはなく、どんどん口に運べる感じです。
油っぽさもなく、様々な味が重層的に広がります。
底〜〜の方になにか独特な調味料の風味があります。なんだろう?山椒かな?
とろみのついた濃厚なスープと、デザートのオレンジシャーベットが付いていました。
かなりの高プライスのお店なのに、昼時はひじょうに混み合っていましたね。
お値段の価値はあるのではないでしょうか。
食べながら思い出したのですが、昨年夏の麻布十番商店街の祭りの出店で食べた腸詰めが、この登龍の十番店のものでしたね。
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