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2007/02/16

バブルへGO!

1月から今月にかけて何かと忙しく、今年始めて映画館に足を運んで観た映画です。

「バブルへGO!」


ホイチョイの馬場監督が久しぶりにメガホンを取ったとあって、製作開始時から期待していたのですよ。

Bubblego いやなに、溢れる感動だったり、今年の映画賞レースを占ったりといった期待ではありません。そういう物をホイチョイに求めてはいけない。
バブルの時代、輝いていたホイチョイプロが、自らあの時代をどう描くのか。彼らにしか描けないシャレたユーモアであの時代をどう総括するのか・・・といった部分(ちと大げさか?)。

ま、小難しい話はおいといて、内容です。
財務省の役人(阿部寛)が、その内縁の妻である天才研究者(薬師丸ひろ子)の造ったタイムマシンを使い、バブル崩壊の元凶となった旧大蔵省の“総量規制政策”の発表に待ったをかける為、娘(広末涼子)を1990年に送り込むというストーリー。
それを阻もうとするグループの暗躍などもあって、アクションシーンがあったり(だいぶおちゃらけた物ですが)、主人公(広末)の出生の秘密にまつわる過去と現在をつなぐドラマがからんだりと、いろいろな展開を観せてくれます。
しかし、この映画で一番面白いのはやはりバブル期の東京の風俗でしょう。
ヒルズの出来る前の六本木。
ボディコンの服に身を包み闊歩する太め眉のメイクをした女の子たち。
タクシーに一万円札を見せて“乗せてもらう”客(当然、運賃とは別にという事です)。
(ちなみに地酒星人も昔、夜の六本木で5000円札を見せてタクシーを拾った事がありましたっけ、トホホ。)
バックグラウンドに流れる曲はプリンセス・プリンセス。
やたら景品が豪華なパーティーが行われ、日本中がブワブワと踊っていた時代。
こういう風俗を描かせると、やはりホイチョイはうまい!

他にも、広末がディスコで売れる前の飯島愛に会って本を書けと言ったり、ラモス瑠偉にドーハでの最後のコーナーキックに注意しろと忠告したりと、笑えるエピソードもたくさん入っています。
フジテレビ(当然、台場に移転する前)のロビーで、叱られて肩を落としている、やはり売れる前の飯島直子を元気付けたり(^^)。
ちなみにこのフジテレビのロビー、本当に以前とそっくりなんですよ。もうフジの旧社屋は無い筈なので、これ、どこでロケしたのかなぁ?
などと、楽しんでいたのですが。

後半にかかり、本筋のストーリー展開が多くなって来て、大蔵省の建物や料亭の中での展開になると、途端に退屈になるんですね。
この映画を観に来る客は、ストーリーを観に来るんじゃない。
あの時代を追体験し、懐かしさを覚えたり気恥ずかしさを感じたりする為にやって来るのである。
したがって、本来ストーリーは脇に流すだけにして、もっとバブルの風俗を描く方に軸足を置く方が良かった。

それでも、とても楽しめる映画にはなっていると思います。
あくまで軽く。軽く。
観終わった後は爽やかに、気分よく。
そして、すぐに忘れてしまう・・・そう、バブルのような映画。
これはこれで成功なのかもしれません。

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コメント

仕事、なんとか打ち合わせにいける状態にはなりました〜!
バブルへGO!に刺激されて、久々にホイチョイの本「気まぐれコンセプト クロニクル」を買っちゃいましたよ♪

投稿: kazu | 2007/02/16 10:47

《kazuさん》
あ〜、良かったです(^^)。
そういえば、「気まぐれコンセプト クロニクル」出てましたね。
これを読んだ方が、よりバブル期を思い出せそうな?

投稿: 地酒星人 | 2007/02/16 11:01

最近、メガマックとか、施設トイレに設備投資しているとか、
そういったニュースを聞くと、なーんかバブルの臭いがして、
いやーな感じに思えるのは私だけでしょうか??

投稿: 酔ゐどれ | 2007/02/16 12:45

そいえば、私をスキーに連れてって、とかと同じ監督なんですよね。
まだ見ていないですが、かる~く楽しく見れそうですね♪
でも、自分はバブル期はとっくに終わり、就職長氷河期時代に社会人になったので、
このお話しを見ていると、ものすご~い別世界です。

投稿: まき子 | 2007/02/16 13:25

《酔ゐどれさん》
最近は随分儲かっている企業も出て来たみたいですからね。
バブルと違うのは、全然儲からないところもたくさんあるところで。
やはり格差社会なんでしょうか。

投稿: 地酒星人 | 2007/02/16 14:19

《まき子さん》
速醸より生もとが旨いように、鍛えられて社会人になった人の方が、バブル期入社組より優れていると思いますよ。
熟成された時の旨さが違います!(^^)

投稿: 地酒星人 | 2007/02/16 14:21

ぜひとも観たいです。

数日前、CATVの「日本映画専門チャンネル」で、ホイチョイ映画シリーズをやってました。おもわず、「私をスキーに・・・」と「彼女が水着に・・・」続けて観ちゃいました。原田知世がやっぱり好きです。

投稿: フットゴリ | 2007/02/16 16:45

《フットゴリさん》
良いですよね〜、原田知世。
この映画では薬師丸ひろ子が現在と17年前の設定で出ているのですが、彼女も若く見えるとは言え、17年前のメイクはちょっと厳しいものがあります。
もし!
もし17年前の設定でそこに“時かけ”の制服・髪型の原田知世が出て来たら!
知世ちゃんなら、昔とほとんど変わらない感じでおじさん感涙にむせんでしまうのに!
あ、でも違う映画になっちゃうか。

投稿: 地酒星人 | 2007/02/16 17:56

お~、観たんですね!ストーリーはともかく映像を懐かしむために観たいなーと思っていました。
大学に入った頃がバブル崩壊でしたので世の中に余韻がありましたね~。
金ボタン、ミニスカート、しかも白でスーツ、おまけにゴールドのアクセサリーじゃらん♪とつけて通学していました(めちゃジュリアナ世代です 笑)
当時の写真を夫に一度見せたときには「・・・」絶句して「この時会っていたら絶対に付き合っていない」と真顔で言われました(笑
でも懐かしい!DVDになったら観たいです~。

投稿: あっき | 2007/02/16 19:06

《あっきさん》
うわ〜、あっきさんのその頃の写真、見てみたい(^^)。
日舞では扇子を使って踊りますけど、まさかジュリアナでも扇子で踊ってたわけじゃないですよね(^^;)。
なかなか楽しめる映画でしたよ♪

投稿: 地酒星人 | 2007/02/16 20:53

最近、日本映画がんばってる。
「あっ、観てみたいな」が増えてきた。
いい施設もたくさんできてるし、ソフトが良くなれば
また、映画館で映画!って時代が来るかな??
(まぁ、家庭のテレビも大きくなってるけど f(^^;)

投稿: イケ | 2007/02/18 12:39

《イケさん》
日本映画、最近勢い感じますよね。
シネコンも増えて来て。
デジタル化の好影響として、綺麗な映像が増えて来て、映画館の大画面で見たい映画が多くなって来ましたね。
CGもアメリカに引けを取らなくなって来たし(^^)。

投稿: 地酒星人 | 2007/02/18 14:39

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