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2007/02/18

地酒星人的思ひ出(その16)

地酒星人は子供の頃から大体20歳頃まで、少女漫画が大好きでした。
いや、それしか読まなかった訳ではなく、普通に少年漫画は読んだ上で少女漫画も読んでいたのですね。
(ま、漫画しか読まずに成長したとも言いますか:苦笑)

Rozarind最初に接したのは、やはり2歳違いの妹が読んでいた少女漫画雑誌でしょうね。
小学生の頃ですが、その中でも一番好きだったのは“わたなべまさこ先生”の「聖(セント)・ロザリンド」
たしか別冊マーガレットに連載されていたかと思いますが、大人にまったく気づかれずに次々と殺人を重ねて行く小さな少女の話でした。
その怖い内容とロザリンドの愛らしさに強く惹き付けられたのですね。

Hutarinodouwaその後、中学で出会ったやはり少女漫画好きの親友・ヒロボーに教えられて好きだったのが、週刊マーガレット連載の岩館真理子先生「ふたりの童話」
これは典型的な片思いすれ違いストーリーで、可愛い絵とせつない展開に、毎週やきもきしていたわけです。
そして少女フレンドに連載されていた、里中満智子先生の「アリエスの乙女たち」大和和紀先生の「はいからさんが通る」
これらは現在でも名作として読みつがれている作品ですよね。

やがてマーガレットとフレンド派のヒロボーとは異なり、強く興味を持つにいたったのが当時少女コミックで連載していた作家陣。
そう、言わずとしれた萩尾望都先生、竹宮恵子先生、大島弓子先生などです。
中でも熱狂したのは萩尾先生の作品。
「ポーの一族」に関しては以前にもこのブログで取り上げましたが、この頃の少女コミック系作家のクオリティは、当時の少年漫画を凌駕しているものが多かったと思います。

その頃、少女漫画が好きだと言うと奇異の目で見られましたが、自分の中では「一度、読んでみいっ!!」という気持ちだったんですね。
その後も吉田秋生先生などの優れた作家が出て来ましたが、20歳を過ぎる頃になると徐々に少女漫画から遠ざかるようになりました。
萩尾先生の作品などは、その後も注目していましたが・・・。

今でも思い出すのは、中2の夏休みに町田のデパート屋上で開かれた、里中満智子先生と神奈幸子先生のサイン会に親友のヒロボーと一緒に出かけた事です。
盛況でしたが、まわりは全員女子(当たり前ですが)。
あれは恥ずかしかったなぁ〜。
でも、里中先生はニッコリ笑って握手してくださいました。
あの素敵な笑顔、今でもはっきり覚えています。
Aries_1

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コメント

萩尾望都先生の 恐ろしいところは
アシスタントが油断していると 背景まで先生が描いてしまう事らしいです
「だって私が描いた方が早いしキレイだから…」
うぎゃーあの完成度120%のネームを作る上に 美しい絵…その上背景まで描いてしまいますか!
と眩暈がしたものです(どんな神の手や)
ここのアシスタントオーディションって敷居が高いのだろうなぁ~と 思ったものでした

投稿: キキ☆ | 2007/02/19 07:36

かなり昔、「11人いる」のキャッチを書いたことがあったっけ。ポスターだったと思うけど・・・?

投稿: kazu | 2007/02/19 08:09

《キキ☆さん》
高校生の頃は萩尾先生のアシスタントになりたくて・・・(^^;)。
でも、調べるとやはり男子はとってないんですよね。
ま、当たり前でしょうが。
萩尾先生のアシスタントから漫画家になった方って、いらっしゃるんでしょうか?

投稿: 地酒星人 | 2007/02/19 09:46

《 kazuさん》
へぇーーっ!!
それはスゴイですね!
以前に劇場アニメ化された事がありますが、その時のポスターでしょうか?
「11人いる!」も少女漫画の枠ではとらえきれない、日本SFの金字塔的作品ですよね〜。

投稿: 地酒星人 | 2007/02/19 09:50

・・・当時
学校帰りに、本屋で自分は「少年ジャンプ」M君は「漫画少年」
地酒星人さんは「少女フレンド」?だったかな。
帰りの電車で読みながらかえりましたね。(笑)

投稿: イケ | 2007/02/19 12:56

《イケさん》
ははは、そんな事もありましたよね。
その頃だったら、「花とゆめ」だったかな?
↑どっちでも良いですが(^^;)。

投稿: 地酒星人 | 2007/02/19 13:11

バナナフィシュはよく読んだな・・。。

投稿: なお | 2007/02/19 13:26

《なおさん》
私は「カリフォルニア物語」はよく読んだのですが、「バナナフィッシュ」は未読ですね〜。
あ、「吉祥天女」は大好きでした(^^)。
吉田秋生という作家も、少女漫画というジャンルを超越していますよね。

投稿: 地酒星人 | 2007/02/19 19:43

わぁ!岩館真理子さん、私も大好きでした!
実家には、買い集めた彼女のコミックス(マーガレットでしたよね)が結構あります。なんだか懐かしいなぁ。
なんともいえない、ほわんとした雰囲気や、切ない乙女心なんかがさりげなく描かれていて大好きでした。最近はあんまりマンガ自体を見なくなってしまったのですが、ほんと大好きでした!

投稿: えぬこ | 2007/02/19 22:43

《えぬこさん》
お〜、岩館ファンがここにも!
岩館真理子さんの作品の内容はもちろん、あの絵も大好きなんですよ。
デビューからどんどん洗練されていって、最近の作品でもとても良い絵柄です。そういう作家さんって案外少なくて、たとえば敬愛する萩尾望都さんでも自分の中ではポー・シリーズの「リデル・森の中」あたりが最高潮でしたし。
岩館さんは、いろいろな後進作家に影響を与えていますしね(あまり目立ちませんが)。
吉本ばなな氏も影響をすごく受けてますよね。

投稿: 地酒星人 | 2007/02/19 23:02

 その頃の少女漫画って、今と違ってすごく内容が
深くて複雑で、重くもあったりして、まだ小学生くらいで読んだ大島弓子氏の「バナナブレッドのプティング」
は、意味があまり分かりませんでした。主人公の女の子がシスコンで分裂症気味、というが全然わからなくて…(笑。 今では大人の読み物として、改めて凄いなあ、
と感動してます。ポーの一族はましてや…

投稿: りえぞ | 2007/02/20 06:46

《りえぞさん》
そうなんですよ!あの頃の質の高い少女漫画はすごいんですよ。
吉本ばななさんは、私に言わせると岩館真理子+大島弓子なんですね(^^;)。
最近の少女漫画にはうといのですが、作品のレベル的にはどうなんでしょうか?

投稿: 地酒星人 | 2007/02/20 22:24

私は3学年上の姉がいたのでやはり、マーガレット、フレンド、コミックの3大週刊少女漫画雑誌は読んでました。
萩尾望都さんは近作「バルバラ異界」で日本SF大賞を受賞され、『昔の名前で出ています』的でなく、いまだ最前線で活躍されているのが嬉しいですね。
でも、あの時代の作風や傾向の作品は少女誌・少年誌を問わず、特にメジャー系では難しいのかもしれません。

投稿: tatsuhi | 2007/02/20 23:50

《 tatsuhiさん》
お〜、3大少女漫画雑誌を読んでいたとは贅沢ですね♪
「バルバラ異界」、受賞しましたよね〜。
長女がウチにある単行本をよく読んでいます。良いものは世代を超えて受け継がれて行くのでしょうね(^^)。

>特にメジャー系では難しいのかもしれません。
↑逆にあの時代、あの質の高い作品群を支持していた多くの読者もすごかったのかもしれませんね。

投稿: 地酒星人 | 2007/02/21 22:16

以前も漫画ネタに反応してしまいましたが、また(笑)。
フレンド以外はかなり趣味がかぶっているのでついつい。
某デパートの萩尾望都さんのサイン会、行ったことありますよっ。
握手するとき、あんなこともこんなことも話そうと思っていたのに
緊張してあまり言葉が出てきませんでした。
サインしてもらった「ポーの一族」は今も宝物です。

あの頃の少女漫画は今考えると文学性高かったですよね〜。
いろいろな引用がありましたもの。漫画にいろいろ文学や歴史を教わりました。

投稿: sesami | 2007/02/25 08:13

《 sesami さん》
はぁ〜〜、モー様のサイン会なんて有ったんですね〜。
私、いまだに生・萩尾望都を見た事ないんですよ〜。
しかも、ポーの一族にサインしてもらったなんて、そりゃ家宝ですね。

>あの頃の少女漫画は今考えると文学性高かった
↑本当にそう思います。特別な才能が集まっていた時代だったのではないでしょうか。

投稿: 地酒星人 | 2007/02/26 00:22

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