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2007/01/03

今ごろ、セカチュー。

多くの皆さんがご覧になっている映画だと思いますが、今ごろ観ました。
セカチューこと、「世界の中心で愛をさけぶ」
ついこの間と思っていましたが、2004年の公開作なんですね〜。

Sekachu

正月休み。仕事も持ち帰ってはいるのですが、ひと足早く妻や子供達が妻の実家に帰った事もあって、何枚かのDVDを鑑賞する事が出来ました。
その中の1本だったわけです。

いや〜〜、ヤバイですね。この映画。
せつな過ぎます。
ストーリー自体はTVシリーズを何回か観ていたので知っていたし、映画自体の出来としてもいくつかの問題点が有り。シナリオ的にも説明不足の点があると思う。
でも、それをおぎなってあまりある、主人公の回想シーン。
すなわちサクとアキの高校時代。
アキの病気が発覚する前の海沿いの田舎町でのふたりの日々。
他愛のない若い恋人どうしのふれ合い。それが他愛なければないだけ、後にふたりを襲う悲しい運命を思って胸が痛くなります。

このセカチュー含め、昔からさまざまな“難病もの”のドラマがありますね。
最近では「タイヨウのうた」もそうですし、昨年たまたま映画館で観てはまってしまった「ただ、君を愛してる」も変形ながらそうでしょう。
人々がこの種のドラマに惹き付けられるのは何故でしょう。
主人公が不治の病に苦しむのですから、当然ドラマとしては盛り上がります。
でも、それだけではないのではないでしょうか?

ドラマの中で何の罪も無い主人公たちが病に倒れる様に、人は理不尽な理由であきらめざるを得なかった、人生の中の様々な事柄を重ね合わせて思うのではないでしょうか(意識するしないにかかわらず)。
それは職業上の夢であったり、実らなかった恋であったりするのでしょう。
それらのメタファーとして、主人公たちの死がある・・・。

高校時代のアキ、つまり長澤まさみが良いですね。
そりゃあ、こんなガールフレンドが美しい思い出を残して自分の前から消えてしまったら、おいそれと忘れる事なんか出来ないでしょう。
世界の中心で愛をさけびたくもなるというものです。

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コメント

個人的にはテレビ版のが好きだったりしますが・・・f(^.^;)
両方とも髪の毛を剃っての熱演!昔のアイドルでは考えられない
女優魂?感じました!

投稿: イケ | 2007/01/03 22:39

《イケさん》
あ、私もどちらかと言うと綾瀬はるかちゃん派です(爆)。
役柄とはいえ、剃髪は勇気いるでしょうね〜。
ふたり共、その後女優として順調に成長しているようで、なによりです(^^)。

投稿: 地酒星人 | 2007/01/03 22:59

本が爆発的に売れましたが、わっしには本の面白さがわかりませんでした。映画の方がジーンとくる珍しい作品だと思いますが。

投稿: フットゴリ | 2007/01/04 11:18

《フットゴリさん》
あ〜、本の方は読んでいないんですよ。
でも、映画の方が良いのであれば読む必要はないかな?
やはりあのビジュアルがせつなさを増幅させるんでしょうね。

投稿: 地酒星人 | 2007/01/04 16:57

本は、なんかイマイチだったな〜。
テレビは、いらない肉付けをしすぎたような。
映画は、思わず涙が頬を伝わっていました。
あ〜、ナマ長澤まさみを、間近で見てみたい。

投稿: kazu | 2007/01/04 17:40

《kazuさん》
テレビシリーズに比べると、映画は時間的にダイジェスト版のようですよね。
でも、その分描きたい事が強調されたりするんだと思います。
長澤まさみ初め、最近は20歳くらいの女優が頑張っていますね〜。

投稿: 地酒星人 | 2007/01/04 19:23

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