2006年いろいろベスト!
昨年の一年間に見たり味わったりした諸々の分野の、自分なりのベストを発表したいと思います。
こういう事は年末にやった方が雰囲気が出るのだと思いますが、いろいろと気ぜわしく。
さて、発表〜〜〜。
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【映画部門】
《邦 画》
「ただ、君を愛してる」
この映画、おそらくはキネマ旬報のベストテンには入らないと思います。
各映画賞を獲ることもないでしょう。それでも、妙に心に残る映画。
大林宣彦監督の「時かけ」が、なんの賞にも無縁だったのに今だに多くのファンがついているのと一緒かも・・・。
観た後の一ヶ月、この映画を思わない日はありませんでした。
次点「フラガール」
↑こちらは正統派の、誰もが楽しめて泣ける映画。賞もたくさん獲るでしょう。
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《洋 画》
「硫黄島からの手紙」
一応、洋画であるとして。日本人が硫黄島戦を知る・・・その意義が映画の良さ以上に大きかったと思います。
次点「ミュンヘン」
↑イラクに米兵が展開している今、この作品が世に問うものは大きい。
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【小説部門】
「名をこそ惜しめ 硫黄島魂の記録/津本陽」
立花隆氏曰く“現代の平家物語”。自分も含めて、日本人は硫黄島で戦った兵士の事をあまりに知らな過ぎた。
次点「きみの友だち/重松清」
↑本当の友だちとは?すべての小・中生に読んで欲しい作品。
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【漫画部門】
「よつばと!/あずまきよひこ」
地酒星人だけでなく、そのふたりの娘をもトリコにした“よつばと!ワールド”。
5歳の元気少女、“よつば”が過ごす日常。
全然ドラマチックじゃないのに、何度も読み返してしまう。隅々まで優しさが満ちている作品。
次点「げんしけん」
↑大学のサークルに巣食うオタクの生態を描いた青春群像劇。好きです(実物がいたらあまり近づきたくないけど:笑)。
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そして・・・。
【地酒部門】
「6月14日に味わったブレンド酒」
(内容:鷹勇・完熟山廃/鷹勇・山廃15BY/日置桜・純米/日置桜・燗あがり純米/生もとのどぶ・生原酒)
一升瓶の底に少しづつ残った酒をブレンドしてみたら、もの凄く旨かった!
すでに手に入らない酒も含まれているし、再現不可能な酒。しかし、これはとんでもない酒だった・・・。
次点「竹鶴雄町にごり酒」
↑つい最近飲んだので印象が強いというのもあるのでしょうが、これも旨かったなぁ。
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今年もいろいろ観て、読んで、飲んで行きたいと思いますっ!!
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コメント
今更ながらあけましておめでとうございます。
げんしけん、
そういう立場側から見ると程よいぬるさ&痛さです。
同系統の作品としては、別の意味でヨイコノミライ!が秀逸です。
お時間があれば一読するのも良いかと。
投稿: 有 | 2007/01/05 22:42
《有さん》
こちらこそ、明けましておめでとうございます(^^)。
ヨイコノミライ! はまったく知りませんでした。
で、いまAmazonで検索してみたら、何やら面白そうではないですか。
高校時代に漫画部在籍だった血が騒ぎます(笑)。
今度、読んでみますね。
投稿: 地酒星人 | 2007/01/05 22:58
今年も宜しくです!
↑なんかアッチこっちで挨拶だね(笑)
地酒星人さんらしいベストですね!
自分、漫画はすっかり読まなくなってしまったなぁ・・・
あんなに好きだったのにf(^.^;)
投稿: イケ | 2007/01/06 09:55
《イケさん》
今年もよろしくです♪
漫画、はやっているものは全部読んでみたいと思うんだけど、まわりにあまり読んでる人もいないしなかなか・・・。
ネットでの評判を見たりして“ジャケ買い”するのがやっとで(^^;)。
面白い漫画はたくさんあるんだろうけどねぇ〜。
漫画喫茶も抵抗あって行けないし(汗)。
投稿: 地酒星人 | 2007/01/06 10:07
重松清、好きです!「小さき者へ」
の単行本の一番最初に収録されている「海まで」
は、読みながら号泣してしまいました… すごく
自分にとってツボだったんです。以来、ファンなのです。
「きみの友だち」是非読んでみたいです。
ブレンド酒!?6月14日の日記を見にいかねばっ!!
投稿: riezo | 2007/01/06 17:10
《riezoさん》
こんばんは〜♪
重松清さん、良いですよね!
「小さき者へ」はまだ読んだ事ないんですよ。
昨年刊行された「その日のまえに」も良かったですよ〜。
↓感想の記事です。
http://jizake.cocolog-nifty.com/log/2005/10/post_180d.html
投稿: 地酒星人 | 2007/01/06 21:38