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2006/12/15

助六「日本酒特集」!

昨日書店で見つけた雑誌です。
「和」の手引きマガジン【助六】
今号の特集は“ガンバレ、日本酒!”。

Sukeroku1

これがすごい特集なんです。
よくある、表面をサラッとなでた特集記事ではなくて、全120ページの内、90ページ近くが日本酒に関するもの。もちろん雑誌なので蔵元タイアップのページなどもありますが、それでも近年まれに見る力の入り方。

巻頭は女優・永作博美さんのインタビュー記事。
Sukeroku2
大の日本酒好きなのだとか。
大河ドラマ「功名が辻」では淀君を印象深く演じていましたよね〜。
「早う逝ね、サル!」

これが今特集のタイトルページ。
「日本酒史上いま飲める酒が一番おいしいって知ってました?」
Sukeroku3
個人的には竹鶴の石川杜氏がおっしゃっているように、本当にそうなのか疑問を持っています。
たしかに冷蔵技術の発達によって、昔は蔵でしか飲めなかった味(しぼりたての生酒など)を味わえるようにはなったと思いますが・・・。
でも、こんな大特集を組んでくれた雑誌に四の五の言いますまい。

Sukeroku4

“もやしもん”の作者・石川雅之氏や、“宗玄”で日本酒を仕込んだ(製品として販売されている)魚住りえさんなども登場。

Sukeroku5
日本酒の未来を切り開く“日本酒七人の侍”などという特集も有り。
東武百貨店のセールスリーダー・吉崎誠さんも登場していました。

Sukeroku6

日本酒通に聞く“いま飲むべき日本酒はコレだ!”。
ここでも“井のなか”の工藤さんが登場、しっかり竹鶴を推薦。
工藤さん、最近マスコミに出まくってますね。

Sukeroku7
最後を飾るのは海外における日本酒事情。
写真はマンハッタンのページ。
驚いたのは鷹勇が登場している事(写真右側の1本)。
ラベルにしっかりTAKAISAMIと入っています。
輸出しているんだ〜。

この他にも様々な記事が満載。
久しぶりに見た渾身の日本酒特集ですね〜。
株式会社二玄社発行、780円です。

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コメント

うちみたいに、家飲みが多いと、つい自分好みの酒ばかりに偏りがちになってしまいますが、たまにこういう特集を見ると、今の流れがわかっていいですね~。(って、わかるようになってましたか?)

投稿: あつし | 2006/12/15 12:45

マンハッタンのSAKE事情が気になります!!
向こうで普通に飲もうと思ったら
いくらくらいするんだろう・・・。

こういう風に日本酒がちょっとずつ注目されてますね。
「今のめる・・・」とかいう表現はいずれ変わって行くかもしれませんが
少なくとも一般人の目にとまることが多くなるような。

投稿: まき子 | 2006/12/15 12:51

《あつしさん》
すみません、ページ数が多いのでまだ全部読めていません(^^;)。
でも、特定の味の傾向の酒に偏っている事はありませんので、なかなかバランスがとれていると思います。
しかし“今の流れ”まではわからないかも・・・(というか、そんな物がそもそもあるのか?)。

投稿: 地酒星人 | 2006/12/15 13:25

《まき子さん》
すみません!まだちゃんと読んでませんっ(汗)。
でも、鷹勇は飲めそうですね(^^;)。
一過性のブームではなく、日本酒が多くの人にちゃんと認識されると良いですね。
こういう雑誌もその一助になるのではないでしょうか(でも発行部数少なそうだからなぁ〜・・)。

投稿: 地酒星人 | 2006/12/15 13:28

買ってしまいました…
キキ☆も ざぁ~っとしかまだ読んでいないのですが
掘り下げが浅いかな?とか思っちゃったのは内緒です
石川雅之先生のインタヴューが「あれだけぇ?」
好きな漫画家さんなので かなぁーり寂しかったです
この特集が何回か続いて もっともっと内容が濃くなるといいなぁ
贅沢ですか…

投稿: キキ☆ | 2006/12/15 22:31

《キキ☆さん》
あ!買いましたかっ(^^)!
なかなかボリュームありますよねっ。

>掘り下げが浅いかな?
↑まぁ、“和の手引き”と名乗っているくらいですから入門編な感じは拭えないですけどね。
日本酒に今まで接して来なかった人には新鮮に読める内容かも?

投稿: 地酒星人 | 2006/12/15 22:40

ワイン飲んでた頃、ボジョレーの人気で一時的にマスコミに乗せられてドワ~~っとワイン人口が増えたけど、そのあとの面倒をちゃんと見てくれよ~っていうくらいスーーっと引いたのを見て、ちょっと寂しいというか、荒さないで~という気分になりました。

日本酒もブームになったら嬉しいけど、一時的な盛り上がりで終わって欲しくないなぁ・・

投稿: hirorin | 2006/12/16 01:44

二玄社といえばもともとは書画・東洋美術関連の老舗ですが、なぜか畑違いの「Car Graphic」のほうが圧倒的に有名な(笑)、出版社ですよね。カーグラには長年お世話になってますが、こんな雑誌も出していたんですね。知らなかった。

ま、どんなきっかけにせよ、日本酒のことを取り上げてもらうのはいいことです。間違った内容や偏った嗜好の押し付けでなければ。

投稿: 目黒の清水 | 2006/12/16 10:59

「旅と鉄道」という雑誌の冬号に、鷹勇、諏訪泉が紹介されています。
 そしてなにより、あっきさんが訪れた「味処 進」が紹介されてます。

 旅と鉄道、、、初めて知った雑誌です。

投稿: 煮酒 | 2006/12/16 11:35

《 hirorinさん》
ブームでいろいろな人がその世界を知るのは良い事ですよね。
問題はブームが去った後、どのくらい愛好者が残るかというところで(^^;)。
そもそも日本酒は数百年この国で飲まれていたものなんですから、ブームというのも変なんですけどね。

投稿: 地酒星人 | 2006/12/16 14:25

《目黒の清水さん》
え、二玄社って書画・東洋美術関連の出版社だったんですか!?
知りませんでした(^^;)。
やっぱりカーグラ、NAVIを連想してしまいますよね。

日本酒特集、近年の雑誌の中ではがんばっている方ではないでしょうか。

投稿: 地酒星人 | 2006/12/16 14:28

《煮酒さん》
へぇ〜、そそられる書名ですね、「旅と鉄道」。
私も知りませんでした。
「旅と鉄道と酒」だったら、私のために作られた雑誌なのですが(^^;)。

投稿: 地酒星人 | 2006/12/16 14:30

この雑誌、街で見かけました。表紙の永作さんに惹かれて買おうかどうか迷いましたが、未だ購入してないです。でも近いうちに買ってしまうかも。あっ、勿論永作さん目当て...ぢゃなくて日本酒記事目当てで:p

投稿: Hory | 2006/12/16 23:44

《Horyさん》
ははは。でも記事によりますと永作さん、本当に日本酒好きなようですね。
それもかなり本格的な。
夏は冷酒、冬は熱燗で、かならずチェイサーを欠かさないなど、いろいろなこだわりを持ってらっしゃるみたいです。

投稿: 地酒星人 | 2006/12/17 09:51

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