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2006年10月の30件の投稿

2006/10/31

トリック・オア・グビット!

今宵、ハロウィンの夜。
こんな晩はあなたの所にもヤツがやって来る。
ヤツの名前は、“お猪口蝙蝠(おちょここうもり)”。
ヤツがやって来たら、おとなしくお猪口の形をした体に日本酒を注ごう。
それが旨い酒だったら、上機嫌で去って行ってくれるだろう。
もし、まずい酒だったら・・・。
ああ、あなたの部屋に恐ろしい事が・・・。

Halloweenbat

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2006/10/30

お岩さん!

地酒星人の住んでいる、東京・四谷。
四谷と言った時に、多くの方が連想するのはやはり“四谷怪談”ではないでしょうか。
江戸時代に鶴屋南北が歌舞伎の演目として書いた“東海道四谷怪談”。
夫の田宮伊右衛門に裏切られ、毒薬を飲まされて顔が醜く崩れてしまう“お岩”。亡霊となって夫を祟る悲劇の女性です。
そのビジュアルと共に、多くの日本人が怪談の代名詞として認識しているのではと思います。

ここ四谷にはその“お岩さん”を祀った小さな神社が向かい合わせに二軒存在しています。
「お岩稲荷」と「田宮神社」です。
どちらかが田宮家の屋敷跡だったらしいのですが、双方の神社が本家を主張したまま両立しています。

 

Oiwainari
↑於岩稲荷霊神。厄よけ・縁結びにご利益があるようです。

Tamiyajinjya
↑田宮神社。神社まわりの石柱には歌舞伎役者や講談師らの名前が並びます。

四谷には言い伝えとして、井戸に身を投げた“お岩”の遺体が人々に発見された、かつての川だった場所とされる地点がありますが、この辺りは四谷限定の都市伝説かもしれません。
だって、井戸に身を投げたのに、何故川で発見されるのでしょう?
この辺り、子供の頃からの疑問でした。

但し、この四谷怪談、そして“お岩さん”に関しては鶴屋南北の完全な創作のようですね。
“お岩さん”は実在の人物ですが、四谷怪談のような目には遭わず、夫婦仲も良く賢夫人として名高い人だったそうです。
その事は成人してからの知識として知りましたが、今でも思い出す子供の頃の情景があります。

冬の晩、自転車に乗って帰宅しようとしていた地酒星人。
その時はとても急いでおり、ふだんは気味が悪いので暗くなってからは通らない二つの神社の前を走り抜けました。
その際、お岩稲荷の方だったと思いますが、長い髪のコートを着た女性が本堂に向かって一人立っている後ろ姿を見たのです。
本堂のロウソクの光に浮かび上がる女性を、今でもはっきり覚えています。
あの人はあんな時間、何をお岩様に祈っていたのでしょう・・・。
着物姿ではないので亡霊とは思いませんでしたが、とても奇異な感じを持ちました。
当のお岩さんよりも怖いのは、この物語に触発されて近づいて来る人間の方なのかもしれませんね。

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2006/10/29

父親たちの星条旗・・・

今年読んだ二冊の本、「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道 」「名をこそ惜しめ 硫黄島・魂の記録」によって太平洋戦争における硫黄島の闘いの詳細をこの年になって初めて知った地酒星人。
クリント・イーストウッド監督による日米それぞれの視点に立った2本の映画にとても興味をかき立てられました。

Iwojima1公開二日目の今日、矢も楯もたまらず映画館へ。
なかなかの盛況で、特に高齢の方が目立ちましたね。もしや硫黄島戦参加者の方かと思うようなお年の方もいらっしゃいました。

映画の内容です。これからご覧になる方も多いと思われますので、感想のみ。
戦闘シーンはさすがの迫力。
前記の本を読んでいましたので上陸直後の米軍の惨状は知っていましたが、映像で再確認しました。「プライベート・ライアン」でのノルマンディー上陸戦の描写を上回っていると思います。
米軍からの視点で描かれている為、遮蔽物から米軍を襲う銃眼(日本軍のもの)が不気味に描かれていますが、硫黄島戦を知らない日本の若者なら登場人物のアメリカ兵に感情移入してしまうんだろうなぁ・・・。

有名なアメリカ国旗を摺鉢山(すりばちやま)山頂に掲げた兵士達の写真。
この写真に写った兵士達が、その後本国に送られ英雄として大歓迎を受けます。
そして戦時国債募集の為に米国中を行脚させられるのですが、精神の葛藤に苛まれて・・・。
アメリカの若者の苦悩もわかるような気がしますが、所詮は勝った側の贅沢な悩みという気がしました。
この戦闘の際、日本側は死を覚悟した2万人が硫黄の吹き出す島の地下で飢えと乾きに苦しみながら絶望的な闘いを行い、そのほとんどが戦死しているからです。
日米の戦力差はそれほどはっきりしたものでした。

映画は回想の形で戦闘シーンが扱われる事が多く、なおかつ様々な人物のものであったりする為、筋を追えなくなる部分がありました。この辺り、残念。

映画が終わり、クレジットが流れた後に第2弾「硫黄島からの手紙」の予告編が流されました。
こちらは日本側から視た硫黄島戦を描かれています。
渡辺謙演じる栗林忠道中将。
おそらくは最後の突撃の際の言葉、「我は常に諸子の先頭にあり。」を聞いた時、目頭が熱くなりました。
すぐに場内が明るくなりましたので、ひじょうに困りましたが・・・(^^;)。
やっぱり自分は、日本人ですね。
予告編を見た限り、イーストウッド監督も日本側を誠意を持って描いてくれていると感じました。12月の公開が楽しみです。
「硫黄島からの手紙」を観た後に、今日観た「父親たちの星条旗」も完結するのかもしれません。

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2006/10/28

トマト通信(その12)

Tsushin12我が家で飼っているトイプードルのトマトが、最近変な習性を見せます。
いつも部屋の中で遊ばせている際、それはそれは騒がしいのですが、ふと気づくと時折とても静かになっている事があります。
思わずトマトをケージの外に出しているのを忘れるくらい静かなのですが、ケージの中にトマトはいない・・・。
びっくりして目を泳がせると、こちらを向いているトマトと目が合います。
そんな時、決まってトマトはある物の上に乗っています。
電車などで外出する際に当のトマトを入れて持ち運ぶキャリーバッグ。
籐のような素材で周囲が出来ており、天面のフタ部分は半透明のプラスチックです。
このフタに乗り、無言でただじっとしているのです。

「・・・?」

初めは意味がわからなかったのですが、どうも様子を観察していると、上ったは良いけれど下りるのが怖い様子。
これより高い椅子には普段自在に乗り降りしているので、降りる事が出来ないとは思えない。
Tomato12いつもしばらく様子を見ているのですが、やっぱり身動きをしないので最後は誰かが抱いてやって下ろしています(^^;)。
犬ってよくわからないですね。
しかもトマト、よせば良いのに毎日この上に乗るんですね。
その度に身動きが出来なくなり、切なそうに無言でこちらを見ます。
一体、なんなんでしょう?

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2006/10/27

小さい秋みつけた!

・・・ならぬ、小さいお猪口見つけた?

La2

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2006/10/26

地酒星人的思ひ出(その12)

今週は映画の記事を2回アップしましたが、映画館について考えるといつも思い出す場所があります。
池袋にあった名画座「池袋文芸坐」です。
今、“新文芸坐”として復活を果たしたようですが、一時は完全に閉館をしてしまっていました。

よく通っていたのは高校生から20歳くらいの頃。
映画好きの同級生の影響を受け、よく観に行きました。
文芸坐は洋画を上映する1Fと、日本映画を上映する地下の“文芸坐地下”があり、どちらかと言えば地下に行く事が多かったです。
黒澤明監督の作品の多くをここで観ましたし、50〜70年代くらいの古い映画をよく観たものです。
毎週土曜日にはオールナイトとして、その週のテーマに合わせた映画がセレクトされ、始発が出るまで連続上映されていました。
高校生は本来オールナイトに入場出来ないのですが、まあその辺は・・・(^^;)。
思い出深いのは、オールナイトでの「大林宣彦特集」。
その頃、大林監督は商業映画を4本ほど監督した頃でしたが、その他にも学生時代に撮影した自主制作映画も併せて上映する企画でした。
3分の2ほどの上映が終わった頃、当の大林監督が飛び入りで現れ、舞台挨拶をしてくれて感激した記憶があります。
この後しばらくしてから、大林監督は尾道三部作を撮る事になるのですね〜。
いや〜、今では夜通しオールナイト観る気力はないです。懐かしい時代です。
(その頃も、つまらない映画だったら起きてはいられませんでしたが。)

数年前に文芸坐は“新文芸坐”として復活を果たしたようで、嬉しいですね。
旧作2本立て方式も変わらないようだし、毎週オールナイトもやっているようで。
お値段はちょっと高くなりましたが(現在2本立て¥1300。かつてはたしか¥350〜500くらいだった?)、充分リーズナブルだと思います。
今度行ってみようかなぁ。でも、最近の映画は尺が長いから2本観ると疲れそうだなぁ(^^;)。

あ、文芸坐と並んで古い日本映画をよく観に行ったのが銀座並木座でした。
こちらではよく小津安二郎監督作品を上映していましたね。
随分前に閉館してしまいましたが・・・。

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2006/10/24

アタゴオルは猫の森!

映画の話、続きます。
「アタゴオルは猫の森」
30年以上続いている(のか?)、ますむらひろし氏の漫画を原作としたCGアニメーションです。

Atagl_1

感想を一言で言いますと、残念ながら今ひとつでした(汗)。
主人公の大食いの猫“ヒデヨシ”が暮らすアタゴオルという土地が、ある日 闇の女王(という名ではありませんが、そんな感じの登場人物)に乗っ取られ、みんなが洗脳されて闇に閉ざされそうになる。
その危機を、ヒデヨシを慕う光の精(という感じのキャラクター)によって、救われるという話。

皆さん、アタゴオルの漫画、読んだ事ありますか?
私としては存在は知っていたし、何度か手に取った事もありました。しかし、どうも馴染めずに“読者”と呼べるほどの者になった事はありません。
これは私だけの話かもしれませんし、大方の人がアタゴオルの世界観やヒデヨシのキャラクターをご存知なのかもしれません。
というか、そうでないと説明のつかないストーリーなのです。
ヒデヨシなど登場人物の性格を、鑑賞者に理解させるような演出はほとんど無く、冒頭からすぐに例の闇と光の戦いになってしまうからです。
私のようなアタゴオル初心者は「????」となってしまいました。
これが“サザエさん”の桜新町、“ちびまる子ちゃん”の清水市が闇の精に乗っ取られるんなら、登場人物の性格や住んでいる町を理解していますので“大変だ感”が大いに刺激されるのですが・・・(ちょっと例えが変かも)。
観ていればアタゴオルの住人達のキャラクターは当然わかって来ますが、共感という地点に至っていない為、なんとも感情移入が出来ず困りました。いや、アタゴオルをもともと熟知されている方なら違和感は無いのだと思いますよ。

また嫌だったのが、闇の精に洗脳されていくアタゴオルの住人達が、いかにも全体主義に踊らされる無知な大衆として描かれており、光の精との対立がファシズム対自由といった類型的な描かれ方をされている点です。この辺に物語の深みが感じられない。
それに、クライマックスの戦いにアタゴオルの住人は一切貢献しないのですよ。闇と光が勝手に戦って勝手に決着が付く。この辺も「????」でした。

【その他雑感】
演出者の方は存じ上げないのですが、アクションシーンのカットがやたらとアップで、しかも数カットをコンマ何秒でつなぐ為、映画館の画面では何がなんだかわかりませんでした。目が痛い。最後の方では目をつむってしまった。おそらくはテレビでの演出に馴れている方かもしれません。
CG自体はなかなか頑張っていると思いました。

谷山浩子さんが声優として参加していましたが、ほんの数シーンの二言三言しか登場場面が無く、谷山ファンとしては残念(これは別に演出のせいではありませんが)。

たまたまでしょうが、今回生まれて初めて自分以外人の入っていない劇場で鑑賞しました。200席近い場内に自分ひとり。すごい贅沢だ〜〜。

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2006/10/23

フラガールに涙。

子供の頃、冬休みに親戚(茨城県)の家へ向かう途中、車の窓から“常磐ハワイアンセンター”の看板を見た記憶があります。
冬枯れの風景の中、国道沿いに無数にあった広告・・・。この映画の描く季節も冬で、とても懐かしい思いをしました。

観て来ました。映画「フラガール」

いや〜、泣けました。全部で5〜6回くらい泣けましたね。
おそらく製作側が“泣き”を意識していたシーンでは、もれなく泣いたと思います。
なんなんでしょう。やはりトシとって、涙もろくなっているのか。

Hulagirl 敬愛する谷山浩子さんが「“もう会えない”という事を本当にわかるのは、人生を折り返してから。」と以前語っておられましたが、そんな感じでしょうか。
もちろん「フラガール」は恋愛を描いたものではなく、プロジェクトX的な追いつめられた炭坑会社の窮余の策としてのレジャー開発成功物語を描いているのですが、懐かしい昭和30年代の風景や人々が織りなす悲喜こもごもに、もう帰って来ない時代の息吹といったものを感じる気がします。
ただ、今流行のレトロものという事ではなしに、“映画”としての純粋な面白さにも満ちているのですね。

詳しい内容はご存知の方も多いと思いますし省きますが、今年度日本映画のベスト3には間違いなく入る内容だと思います。お奨め!

蒼井優ちゃんも熱演しているし、富司純子も良い。
しかし、この映画で一番際立っているのは松雪泰子。
SKDくずれのフラダンスの先生を演じているのですが、これがめちゃくちゃ良い。
彼女のための映画とも言えると思います。
松雪泰子って、地酒星人の世代だとメンズノンノのモデルとしての“松雪ちゃん”の印象が強く、あまり演技をしている場面を思い出せないのですが、役者として一皮むけましたね。

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2006/10/22

味スタで大逆転!

今日は次女とふたりで飛田給へ。
そう、味の素スタジアムにてFC東京vsガンバ大阪戦を観戦するためです。
FC東京ファンの地酒星人、先日応募していた“親子で観るJリーグ”のチケット優待に当選し、ホーム側自由席を親子ペアで1,000円という格安料金で観戦出来る事になったのです。
Ajist2
↑久々の“味スタ”。今日は人出が多く、36,000人を超える入場者との事。

Moni
↑これが一部で話題(もしくは爆笑)のモニのレイバン広告。
 笑える〜。

Ajistadium_1

↑FC東京のゴール裏。うん、これこれ。良い雰囲気。

今期、東京はなんとも冴えない成績。二部落ちこそまぬがれそうですが、上位にはほど遠く・・・。
この試合もガンバに前半だけで2点を取られ、繰り出す攻撃も散発で点が入りそうな気がしません。
守備にも攻撃にもオートマティズムが感じられず、そもそもほとんどの局面で一対一に負けている。
ゴール前までボールを運びながらパスを繰り返すのを見ていたら、いつぞやの代表チームのようで・・・。
断じてFC東京はこんなチームではなかった。
後半30分過ぎまで観戦し、すでに次女が観戦に飽きていた事もあって帰ろうとスタジアムの階段を上っていた時に、今野が1点を返したのですね。
そこから先は東京が勢いを増すのですが、次女にせかされ後ろ髪を引かれながら飛田給駅へ。
駅への道すがら、二度の大歓声が聞こえました。
「もしや・・・」と思いましたが、詮方なく京王線へ乗車。気になって携帯から確認すると東京が3点を入れて勝利との事。

ぐぅわぁぁ〜〜〜っ!! 一番良いところを見逃したぁぁ〜〜っ!!

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2006/10/21

撰勝山・特別純米酒!

数年前から字面はよく見ていましたが、飲んだ事のないお酒でした。
撰勝山(せんかつやま)。特別純米酒を入手してみました。
“あけぼの”を100%使用しています。

Senkatsuyama香り。花のような吟醸香を感じます。
久しぶりに嗅ぐ香りですね。
飲み口は、優しい甘さと強めの酸が交互に現れるイメージ。
切れが良いのと、さほど重さが無い為に杯が進みます。
味に厚みはさほど感じませんが、バランスはなかなか良いのではないでしょうか。

常温で一日置いてみますと、香り・味ともに僅かながら熟成味が出てきました。
うん、この方がより旨いです。
際立った個性は感じられませんが、杯の進むグッドバランスの佳酒ではないでしょうか。

関係ないですが、このお酒もラベルにホットプリント(箔押し)が使われています。十四代・本丸が始めてからいろいろな蔵で採用していますが、結構印刷コストが高いんですよね。このくらいのプライスの酒には無理に使わなくても良いのじゃないかと思いますが・・・(余計なお世話失礼)。

【スペック】
撰勝山・特別純米酒 720ml(勝山企業株式会社・宮城県仙台市青葉区) 使用米:あけぼの 精米歩 合米:麹米55%・掛米55% アルコール分:16度以上17度未満 価格:1260円 購入 場所:鈴伝(四谷) 出荷年月日: 06.08

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2006/10/20

間宮兄弟!

最近観た映画です。
森田芳光監督の「間宮兄弟」。
江國香織氏の小説が原作です。
兄・明信、35歳、酒造メーカー勤務。弟・徹信、32歳、校務員。マンションで2人暮らし。母親思いで、マイペースで人生を楽しむ兄弟・・・。
しかし、二人ともいわゆるオタクなのですね。
なので、当然女性にはもてないのですが、学校やレンタルビデオショップで知り合った女性と親しくなろうと計画して・・・。

Mamiya

いや〜、この映画。たんたんとしている描写だし、際立ってドラマチックな展開もないのですが、なんかはまってしまいましたね。
自分の中の“間宮兄弟”が反応してしまったと言うか・・・。
私、現在妻子持ちではありますが、まかり間違えば間宮兄弟のような人生を送っていたかもしれないな〜、と思ったりしました。

でも、同性の兄弟って良いものだなぁ、とも思いました。その辺、うらやましく。
今日は酔っぱらっていますので、とりとめがないですが、この辺で(^^;)。

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2006/10/19

ビッグサイトへ!

今日は雲ひとつ無い快晴の中、仕事で東京ビッグサイトへ。
ライセンシング・アジア2006なるイベントへ行って来ました。
「LICENSING ASIA 2006」は、国内外の様々な会社が所有するキャラクター、ブランドロゴ、イラストなどの著作物などが展示・紹介されています。
様々なビジネスや広告・セールスプロモーション活動にこれらの著作物を利用することを狙った催しなのですね。
Bigsite
↑東京ビッグサイト。いつも思うんですが、地震国・日本でなんでこんな不安定なデザインの建物を作るんでしょうね。実際にはこの奥の展示場で開催されています。

Licensing1
↑会場入り口。まずまずの賑わいといったところでしょうか。

中に入りますと、各社のブースが立ち並んでいます。
ひと言で言いますと、“キャラクター大集合”。
ただし、本当の大御所キャラは多くは出展していません。これから日本でビジネスの拡大が望めるタイプの新進気鋭キャラ達、といったところでしょうか。
主立ったところをあげますと、ミッフィーが人気の「ディック・ブルーナ・ジャパン」やセガの「オシャレ魔女ラヴandベリー」「ムシキング」、フジテレビKIDSの「ガチャピン&ムック」など。ソニーCPからは「Hi! Hi! Puffy AmiYumi」も出展していましたね。
他にも阪神タイガースのマークや、電通が展開するマクドナルド・ロゴの商品展開なども目を引きましたね(あ、電通は「ドコモダケ」や「Suicaのペンギン」なども出していましたね)。

なかなか楽しいビジュアルがたくさん有ったのですが、場内撮影禁止だったので残念ながら写真は無しです(携帯で撮っている人はいましたが、あれってホントは駄目なんだよな〜)。
来場しているのはほとんどビジネスマンばかりなのですが、その中に各社のキャラクター着ぐるみが闊歩する様は、ちょっとシュールで面白いものがありました。

いつかこの中に地酒星人キャラクターが並ぶ日が来ますように(^^)。

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2006/10/18

地酒妖怪図鑑(その20)

お気に入りの居酒屋で時を過ごすのは、地酒ファンにとってかけがえの無い至福の時だ。
おいしい酒に絶品の肴。日本人に生まれた幸せをかみしめる瞬間である。
杯を重ね、満腹にもなって「そろそろ帰ろうかな。」と思い始めた時、こんな声が聞こえて来る事はないだろうか。

「もう一杯・・。」

「もう一杯だけ・・・。」

「もう一杯だけ。」

もしもそんな声が聞こえて来たら・・・
妖怪「もう一杯茸(だけ)」の仕業だ。

「もう一杯茸」は飲み終わろうとする酔っぱらいを見つけるとやって来る。
テーブルの上に、どこからともなく生えて来て、しきりに「もう一杯だけ。」と囁きかけるのだ。しかも目立たないようにお猪口の形をしているからやっかいだ。
その声を、自分の心の声と勘違いした酔っぱらいは次々と“もう一杯”を注文してしまう。
そんな事が5杯ほど続いたら、完全に「もう一杯茸」にやられてしまう。
翌日はひどい二日酔いを覚悟しよう。
「もう一杯茸」は、幸せな酔漢に度を超えた酒を飲ませる事を楽しんでいる悪戯な妖怪なのである。

Youkai20_1

以前紹介した「後引き爺」とペアで出現したら、翌日は仕事にならない事請け合いである。

【もう一杯茸(だけ)】
生息場所:帰ろうとする酔客のテーブル。
撃退方法:自分の酔った状態を冷静に判断する事だ。ただし、酔っていると冷静になれないのがやっかいである。

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2006/10/17

タワー・オブ・テラー!

昨晩は東京ディズニーシーに行って来ました。
先月からオープンした新アトラクション「タワー・オブ・テラー」を体験する為です。
Tdsaqua
ゲートを入ってすぐのアクアスフィア。
TDSの5周年という事で、様々なキャラクターの像が飾られています。
ミラコスタを抜け、左側のアメリカンウォーターフロントへ。
マグダックス・デパートメントストアが見えるあたりまで来ると、ありました、ありました。
巨大な建造物、「ホテル・ハイタワー」。
Tot
上部は青くボーッと照らされていて、いかにも不気味な雰囲気。
驚いたのは、時折建物自体に緑色の稲妻のような光線が走るのですね。
そして、中階にある窓が開きエレベーターに乗っている客が見えます。
そのエレベーターが凄いスピードで下に落ちて行きます。
響く悲鳴。
・・・うわ〜〜。

地酒星人は基本的にスリルライドが好きではありません。
スペースマウンテンさえも20年以上前に一度乗ったきりです。
ただしこのアトラクションはスリルライドだけではなく、周辺のバックグラウンドストーリーが充実していて、ストーリーに合わせた館内の設定が楽しめるように工夫されているのですね。

さて、タワー・オブ・テラーです。
夜からの入場なのでファストパスは既にありません。
スタンドバイで100分待ち。実際には70〜80分くらいで乗れたのではないでしょうか。
待っている間も、オーナーのハイタワー氏が失踪した廃墟のホテルという設定から来るわざと古びさせた館内の様子、飾りや小道具を見ながら進みますのでさほど長くは感じません。

いよいよエレベーターに乗り込みます。
自動車と同じような3点式シートベルトを締めます。ちょっと緊張。
稼働。
初めの内は、おとなしめの上下動です。眼前にハイタワー氏と呪いの人形シリキ・ウトゥンドゥが現れ、特殊なエフェクト。
エレベーターが急上昇。そして再び眼前が開かれるとそこはTDSの夜景。
次の瞬間、エレベーターは落下します。
その後は様々な挙動で急上昇、落下を数回繰り返します。
あの上昇から落下へ移る際の無重力状態が嫌ですねぇ〜。
血圧に悪そう(^^;)。
聞く所によると、上下動にはいくつかのプログラムが用意されているそうで・・・。

皆さんも、是非一度経験してみてください・・・(^^;)。

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2006/10/16

酒柄ふろしき!

地酒星人、会社に弁当を持って行く事も多いです。   
今日の弁当。内容は良いとして、包んでいるのは以前知人よりいただいたミニサイズの風呂敷。

Bento

地酒星人の趣味を知っている方なので、こんな柄を贈っていただきました。
Shochugara
酒瓶柄です。
瓶のラベル部分には「芋」、「麦」、「米」などと入っていますので、おそらくは焼酎の瓶柄でしょうか。
なかなか良い雰囲気です。

Scgaraup

これを見ていたら、ムクムクと創作意欲が・・・。

という訳で、作ってしまいました地酒星人柄。
こんな風呂敷または手ぬぐい、その内に作ってみたいです。

Hurosiki

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2006/10/15

鍋のおいしい季節!

10月も中旬という事で、鍋のおいしい季節になってきましたね。
という訳で、我が家は本日キムチ鍋。

Kimchinabe

ピリ辛味だと食欲が刺激されますね。
たくさん食べました(^^)。
キムチ味の場合、どんな酒を合わせたら良いか迷ったのですが、あまり強さのある酒だと味がかち合ってしまう気がして・・・。

Bentennabe

辨天娘(七番娘)を。
玉栄100%使用の純米酒です。
優しい飲み口で、鍋の味と好対照。
鍋の辛味で辨天娘の甘みも強調され、なかなか良い組み合わせだったのではないでしょうか。

とある日曜日の地酒星人宅の晩酌でありました。

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2006/10/14

はいらんせ!

一青窈が好きです。
買い求めたのは、昨年のライブを収めたDVD。

“夢街バンスキング はいらんせ”

Hairanse

京都の祇園歌舞練場での一夜限りのステージです。
都をどりの舞台ともなる祇園歌舞練場。
舞台両脇には花道があり、せり上がりの仕掛(人力だそうです)も備えてある伝統的な会場。
場内は赤い提灯で照らされており、和のムードがいっぱい。

そこで繰り広げられる一青窈のステージは、やはりひじょうにフィットしますね。
彼女の詞は日本語が大切に使われているし、曲調はどことなく懐かしい昭和歌謡の印象も強いですからね。
そんな思いが結実したのが、ステージ中盤で歌われた昭和歌謡メドレー。
“恋の奴隷”から始まって“小指の思い出”、“他人の関係”、“恋のフーガ”などが続きます。
そして、最後には一青窈の“江戸ポルカ”で〆。
以前から、「江戸ポルカって、昭和歌謡だよなぁ〜」と思っていたので、この選曲には大納得。
しかし、メドレーで使われた曲はみんな地酒星人でも子供の頃のものばかりで、彼女はリアルタイムでは知らない筈なのに、よく勉強しているなと思いますね。

最後は“月天心”から“ハナミズキ”まで、怒濤の名曲ラッシュです。
良いですね〜。
これが一晩限りとはもったいない。
是非、江戸(東京)でも同主旨のステージをやって欲しいです。
でも、なかなか祇園歌舞練場のような場所は無いですわな。

Gangihitoto

この“はいらんせ”を観ながら味わったのは、山口県は岩国市の八百新酒造、「雁木」のひやおろし
山田錦100%使用の純米無濾過酒です。
熟した果実風の芳香。
度数の高いお酒(17〜18度)らしいパンチ(旨味・酸味)を感じます。
熟成味が感じられるところは良いですが、ちょっと甘いですね。
もっとも、雁木は一貫してそういう酒なのですけれど。

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2006/10/13

香港迪士尼楽園!

知人からもらいました。
開園から1周年を迎えた香港ディズニーランドのガイドです。
(私が行ったわけではないのです。)

これがなかなか面白い。

Guidehonkon_7_1
表紙です。なにやら未来っぽいというか、たんなるバイク便さんのような格好をしたミッキーが。TDRではなかなかお目にかかれないビジュアルです。

Guidehonkon_1_1
マップです。TDLは7つのテーマランドで構成されていますが、香港は現状4つなのですね。思ったよりも小規模な印象。

Guidehonkon_2_1
↑探検世界。おそらくアドベンチャーランドの事でしょう。

Guidehonkon_3_1
↑幻想世界。ファンタジーランドと思われます。そのまんまやね〜ん!

Guidehonkon_5_1
↑明日世界。もうおわかりですね?そう、トゥモローランドです。

Guidehonkon_4_1
↑美国小鎮大街。設定からいってTDLのワールドバザールに当たるようです。

Guidehonkon_8_1
パレードが“迪士尼巡遊表演”。
花火が“星梦奇縁”。
なんとなく雰囲気はわかりますね。

Guidehonkon_6    
キャラクター紹介。
ミッキーは“米奇老鼠”。
すごい名前です。アメリカの奇妙な老いた鼠ですか・・・。
たしかに生誕78年ではありますが(^^)。

シンバは“辛巴”。これは音をそのまま使ったのでしょうか。

バズ・ライトイヤーは“巴斯光年”。なんとなく雰囲気はわかります。

くまのプーさんは“小熊維尼”。小熊はわかりますが、後の2文字が・・・?

いや〜、他にもいろいろ面白い表現があって、見ていると楽しいですね。
以前、中国を訪れてタクシーに乗った際、英語も日本語も通じなくて困ったのですが、漢字を使った筆談でバッチリ意味が通じた事を思い出しました。

業績はふるわないようですが、香港ディズニーランド、いつか行ってみたいです。

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2006/10/12

秋って感じ・・・。

子供の頃、よくテレビ放送が中断する事がありました。
いわゆる放送事故というヤツですね。
最近はほとんどお目にかからないんですが、「しばらくお待ちください。」という文字テロップが延々と映されていたものです。
昔の人は気が長かったのか、そのまま数分待っていたりしました。

いや、ただそれを思い出しただけなのです。
そんな感じで、今朝通勤途中に写した秋の空でもご覧ください。

Akizora

ちょっと逆光気味ですけどね。
これ、いわゆる“うろこ雲”でしょうか?

ネタはいくつか有るものの、本日のプレゼン準備に忙しく・・・。
放送事故ならぬブログ・アップ事故!?

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2006/10/11

ナイス和風!

仕事の必要上、ここ2週間ほど和風の小物を集めています。
がま口を数種に風呂敷、千代紙、組紐などいろいろ。
で、なかなか良い感じですね。
自分でも和風小物をふだん身につけたくなって来ました。
ちょっとしたものなら甚吉袋に入れたり、酒屋さんに行ったら風呂敷で包んで帰ったり・・・。
伝言メモに千代紙使ったり・・・。

そんな事を考えていたのですが、結構和風小物、はやっているみたいですね。
若者向けのショップにも専門コーナーが出来たりしているようです。
でも、ブームじゃなくて生活に根付かせたいですね。
ま、柄には流行り廃りはあるでしょうけど。江戸時代でも流行はあった訳ですし。

Wafu
↑集めた物の一部。なかなか楽しいです。

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2006/10/10

「井のなか」へ!

先週末の、とんでもない豪雨。
しかし、その中を妻と二人行って来ました。錦糸町の「井のなか」。
場所はあらかじめわかっていたつもりでしたが、傘を飛ばされそうな豪雨の中だと感覚が狂い、迷ってしまいました。
ズブ濡れになりながら、やっと見つけた「井のなか」の灯り。
ホッとした〜・・。

店内に入ると、コの字型カウンターがある、ある。
店内のレイアウトは様々な方のブログである程度拝見していましたので、想像とさほど違いませんが、小上がりの位置は左右逆に考えておりました。
店主の工藤さんはじめ、スタッフの方ともごあいさつ。
お〜、「井のなか」Tシャツだ〜(^^)。

今回はあっきさん・かずさんご夫婦とご一緒させてもらいました。
まずは話題の竹鶴・生もとからいただきます。
Inonaka_01
常温・ぬる燗・熱燗と、温度を変えて味合わせていただきました。
なるほど〜。これからもっと熟成させると楽しみなお酒ですね。

そこから後は、「おまかせ」により、様々な料理のオンパレード。
「井のなか」ワールドだ〜。
Inonaka_02

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いや〜、堪能させていただきました。おいしかった。
お酒はその後、扶桑鶴や生もとのどぶ等、さまざまいただきました。
(お銚子で出て来る為、詳しい内容はよくわからなかったりします)

↓これが井のなかのお猪口。カエルがかわいい。
Inonaka_10

よくいろいろな方が、「井のなか」に行くと必ず知り合いに会うとおっしゃっておりますが、こんな豪雨の日でもそれは例外ではなく。
よくコメントをいただくダイチさんにお目にかかりました(^^)。
(あっきさんから紹介いただきました♪)

その後、妻が酔ってしまい撃沈。
仕方なく、タクシーを拾って帰りました(^^;)。
工藤さんはじめ、スタッフの方にはご迷惑をおかけいたしました(汗)。

いや〜、「井のなか」。良いですね。勢いを感じます。
人気店となる理由がわかりました。

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2006/10/09

負の連鎖。

古い写真を整理していたら、随分昔(80年代後半)にニューヨークへ行った時の写真が出て来ました。
マンハッタン島を一周する観光船「サークル・ライン」に一人で乗り込み、船の上から撮った数葉の写真があります。
Ny
この中に見える一番高い建物は、おそらくワールドトレードセンターでしょう・・・。
こんな建築物が倒壊したなんて、信じられませんね。


人はそれぞれに信じるもの、守ろうとするものがあります。
それが侵された時、または侵されると感じた時、それを信じる気持ちが強ければ強いほど、侵した相手へ向かって憎しみをかき立てる・・・。
そしてそれはまた報復を呼び、永遠の如く繰り返されて行く・・・。

この憎しみの、あるいは恐怖からの連鎖、どこかで断ち切れないものでしょうか。
それはきっと夢のまた夢なのでしょう。
今日のニュースを知って、思いました。

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2006/10/08

四谷でエイサー!

四谷地区商店会の主催で、“四谷大好き祭り2006”なる催しが開かれました。
駅前の通りや四谷駅のコンコースで様々な踊りなどのパフォーマンスが行われたり、模擬店が出たりしています。

快晴の気持ちいい秋の気候の中、地酒星人一家も出かけました。
なぜならば、次女がエイサーのパフォーマンスをするからです。
小学校の運動会用に練習したエイサーですが、今回の四谷大好き祭りでも踊る事になったのですね。
そんな訳で地酒星人、撮影隊を兼ねて出陣です。

Eisaryotsuya1
↑青空の元、出演を待つ子供たち。エイサーの衣装が凛々しい(^^)。

Eisaryotsuya2
↑踊る子供達。動きもかなり揃っていて立派。たくさん練習積んだんでしょう。

この子供達の踊りを皮切りに、“よさこい”や“ブラジルサンバ隊”“エイサー(大人版)”などが続きます。

Eisarstt
↑四谷駅コンコースにて。“琉球國祭り太鼓”の皆さんのエイサー演舞。

気持ち良い気候の中、いろいろなパフォーマンスを見るのは楽しいですね。

Beerjaponaise

思わず“ジャポネゴールド”なるビールを買って、昼間っから飲んでしまいました。昼に陽の中で飲むビールって、なんでこんなに旨いんでしょう(味は良く覚えていなかったりしますが:汗)。

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2006/10/07

トマト通信(その11)

Tsushin11ここのところ雨続きで、散歩に出してもらえなかったトマト。
今日は昨日の豪雨が嘘のような快晴。
ストレスがたまっているトマトを次女と一緒に散歩へ連れ出しました。
(ストレスがたまると家の中をやたらと走りまわったり、家具や畳をかじりまくるので大変なのです。)

途中、近所の神社にある公園で遊びたがる次女。
トマトもついて行きたがるのですが、神社内は神聖な場所。犬は連れていけません。神様に怒られます。
狛犬は像だから良いのです。
(公園自体、ペット禁止なのですけどね。)
最近はこれを無視して、初詣などにも犬連れで来る人がいてびっくりする事がありますが・・・。

なので、トマトは鳥居の外でおすわり。
次女の一挙手一投足を見ています。
時折、こちらを見て情けなく「ク〜〜〜ン」と泣いたりしますが、駄目なものは駄目。
Tomato11

帰り際、強い風で枯れ葉がたくさんこちらに飛んで来た時、心底ビビッていたのは笑えました。
工事現場の大きな音も嫌いな、ちょっと臆病なトマトです。

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2006/10/06

キッコロ!

先日、名古屋方面へ出張に行きましたが、2時間ほどの打ち合わせを終えて帰ろうとしていると、取引先の方がなにやら持って来ました。
「もしよかったら、おみやげに。」
「あ、ありがとうございます。」と言って、見ると携帯ストラップ。

Kikkoro
先端に付いているのは陶器で出来たフィギュア。
「あ、これはもしかして万博の・・・?」
「そう、キッコロです。」

モリゾーとキッコロは今でも凄い人気があって、グッズはオークションで高値で取引されているそうな。
つい最近は“閉幕1周年記念イベント”(←あるのか、そんなの)にも出演してまったく衰えない人気だったそう。

地酒星人の世代が万博と言えば大阪の“太陽の塔”だったように、今の子供達はモリゾーとキッコロを思い浮かべるんでしょうか。
でも、太陽の塔だったら今でもあるし、見ようと思えばいつでも見れますが、キャラクターだとそうは行かないですからね〜。

あ、だからグッズに人気が出るのかな?

それはそうと、このキッコロ。目が変じゃないですか?
こんな目してましたっけ?

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2006/10/05

「オアゾ」で「ねのひ」!

丸の内オアゾに行って来ました。
6Fにあります、「蔵人廚ねのひ」
(漢字の部分、“くろうどくりや”と読むのだそうです。)

店に行ってから知ったのですが、ここは愛知県の蔵元「盛田」の経営するお店なのですね。
「盛田」は伝統ある造り酒屋で、あのソニーの創業者・盛田昭夫氏の実家だそうです(トリビア〜♪)。
Nenohi_1
なので、置いてある酒は「盛田」の造る一銘柄のみ。

ひじょうにおしゃれで、大人っぽい内装。平日の夜ですが、ひじょうに賑わっています。
まずは「盛田」のお酒を。
木桶仕込み・純米吟醸。
しっかりとした味の、やや甘みの強いお酒。なかなか良いです。
Nenohi_2
↑突き出しはたくさんの種類の中から自分で選ぶ方式。この日はホヤを選択。

Nenohi_3
↑“秋穫のおつまみ”。銀杏や栗などの秋の味。塩をつけていただきます。おいしい。

Nenohi_4
↑刺身6点盛り。これも良い素材を使っていて、おいしかったです。

Nenohi_5
↑尾張地鶏の串焼き。つくねは半熟玉子につけていただきます。

Nenohi_6

↑ずらり並んだ“盛田”銘柄。

Nenohi_7
↑酒林の飾られた入り口。

他には純米酒をいただきましたが、これも熟成味のある、しっかりした造りでした。
尾張の蔵元らしく、赤だしなどのメニューも充実しています。
とてもレベルの高い料理を出すお店だと思いました。
ただ、賑わっている弊害か、オペレーションが多少うまく行っていない部分はありましたね(そんなに気になるほどではないですが)。
それと、やはりお値段はお高め。
場所柄、仕方ないでしょうが。
接待などにも使えるお店だと思いましたよ〜♪

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2006/10/04

味噌カツ!

今日は一日、名古屋方面に出張に行っていました。
名古屋からほど近い駅。昼。
午後1からの打ち合わせの前に腹ごしらえと思い、入ったのは名古屋名物“味噌カツ”の店。
なにやら“ねぎ味噌カツ”というメニューがあり、旨そうだったので注文する事に。

待つこと数分・・・。
出て来ました、ねぎ味噌カツ定食。

Misokatsu1


Misokatsu2
なんと!ネギが多くて、ほとんどカツが見えません。
早速、食してみる事に。



ひとこと、言って良いですか?


味噌カツ、甘いよ。


甘すぎるよ。


甘すぎるよ、名古屋の人。



随分昔に一度、名古屋で食べた事はあったのですが、こんなに甘かった記憶は無かったんですが・・・。
ひと口食べて、「これ、どうしよう?」と思ってしまいましたが、カツを覆うネギが甘さを多少中和してくれて、今回は助かりました。


赤だしみそ汁は旨かったです。

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2006/10/03

甚吉袋!

会津への旅から帰って約二週間。
旅行の際に使っていたバッグを整理していたら、末廣酒造の売店で買い求めたグッズが出て来ました。
カップ酒等と一緒に購入したのですが、その存在をまったく忘れていました(^^;)。

いや、別に大した物ではないのです。

ミニサイズの甚吉袋

Suehirobag

売店で見かけた時、これは目黒の清水さんのブログで見かけた甚吉袋だと思い、すごく欲しくなったのですね。
薄めのデニム生地で出来ており、シルクスクリーンで酒名が刷られています。
一緒に撮っているiPod shuffleを見ていただけばわかるように、小さな物です。
価格はよく覚えていないのですが、せいぜい500円くらいだったと思います。
それこそカップ酒を2〜3本入れて持ち歩くくらいしか使い道の無いものですが、なんかレトロな感じがして良いんですよね。

こんな酒蔵グッズ、他にもいろいろ出して欲しいですね。

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2006/10/02

日田天領水!

最近は近所のスーパーでも購入する事が出来るようになりましたね。

「日田天領水(ひたてんりょうすい)」

大分県日田市で採水されるナチュラルミネラルウォーターです。
他の水に比べると多少高価ではありますが、好きなんですよ、この水。
喉を何の障りも無くすべり落ちて行く。
とても柔らかい、優しい水ですね。
写真は500mlですが、すぐに1本を飲み切れてしまう。

PRの文章によりますと、「ドイツ・ノルデナウ」「メキシコ・トラコテ」と並ぶ世界三大名水との事です。
深い地層の岩盤層を超えて汲み上げられる弱アルカリ性に保たれた水だそうで。

Hitatenryo
↑日田天領水の500mlボトル。バックに映っているのは公式サイト。

この「日田天領水」、一部マスコミでは“奇跡の水”と呼ばれ「アトピーが治った」「末期の重い病が治った」などの内容が報じられた事もあったそうですが、個人的にはこの辺りは微妙だと思います。
利用者が実際に快癒した事実はあるのかもしれませんが、どんな人にも効果があるとは思えませんし、他の治療も併用されていた可能性は高いでしょうし・・・。

そのような事はともかく、とてもおいしい水なのです。
体がおいしいと感じるのであれば、健康に悪い事はないでしょう。
↑あ、という事は毎晩飲んでいる酒も健康に良いんだ(^^;)

【スペック】
日田天領水 500ml/株式会社日田天領水(大分県日田市)エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物:0 ナトリウム:2.2mg カルシウム:0.96mg カリウム:0.84mg マグネシウム:0.19mg ph:約8.3(弱アルカリ性) 硬度:約32mg/l(軟水) 

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2006/10/01

扶桑鶴・純米にごり酒ふたたび!

丁度半年前(4月頭)に味わいました扶桑鶴・純米にごり酒
半年が過ぎ、その際の好感触を再びと思い、再度入手してみました。
なんと蔵元にももう残っていないとの事。
貴重な一本。大事に飲まなくては〜♪

Fusounigori2_1

【4月の記事より要約】
ヨーグルトミルク風の香りと程良い酸味が印象的。
米の粒がかなり残っており、このツブツブした刺激が好もしい。
その後、香り・酸味ともに目立たなったが、風味が出て来て旨味は増した印象。
突出した風味が有るわけではないですが、ひじょうに杯の進む酒。グッドバランスなのでしょうね。

:

【そして今回!】
味わった印象としては、もちろん上記の味の方向と変わっていないのですが、より旨味が増している事がわかりました。これははっきりしています。
なんというか、コクが出ていますね。
これは感触の部分ですが“とろみ”もより増して来ている印象ですね。
やはり熟成が良い方向に行っているんでしょうね。


とても好きな酒でしたが、半年を経てさらに味乗りがしていました。
楽しみながら、大事に大事に飲んでいきたいと思います(^^)。

《4月2日の記事です》

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