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2006/10/26

地酒星人的思ひ出(その12)

今週は映画の記事を2回アップしましたが、映画館について考えるといつも思い出す場所があります。
池袋にあった名画座「池袋文芸坐」です。
今、“新文芸坐”として復活を果たしたようですが、一時は完全に閉館をしてしまっていました。

よく通っていたのは高校生から20歳くらいの頃。
映画好きの同級生の影響を受け、よく観に行きました。
文芸坐は洋画を上映する1Fと、日本映画を上映する地下の“文芸坐地下”があり、どちらかと言えば地下に行く事が多かったです。
黒澤明監督の作品の多くをここで観ましたし、50〜70年代くらいの古い映画をよく観たものです。
毎週土曜日にはオールナイトとして、その週のテーマに合わせた映画がセレクトされ、始発が出るまで連続上映されていました。
高校生は本来オールナイトに入場出来ないのですが、まあその辺は・・・(^^;)。
思い出深いのは、オールナイトでの「大林宣彦特集」。
その頃、大林監督は商業映画を4本ほど監督した頃でしたが、その他にも学生時代に撮影した自主制作映画も併せて上映する企画でした。
3分の2ほどの上映が終わった頃、当の大林監督が飛び入りで現れ、舞台挨拶をしてくれて感激した記憶があります。
この後しばらくしてから、大林監督は尾道三部作を撮る事になるのですね〜。
いや〜、今では夜通しオールナイト観る気力はないです。懐かしい時代です。
(その頃も、つまらない映画だったら起きてはいられませんでしたが。)

数年前に文芸坐は“新文芸坐”として復活を果たしたようで、嬉しいですね。
旧作2本立て方式も変わらないようだし、毎週オールナイトもやっているようで。
お値段はちょっと高くなりましたが(現在2本立て¥1300。かつてはたしか¥350〜500くらいだった?)、充分リーズナブルだと思います。
今度行ってみようかなぁ。でも、最近の映画は尺が長いから2本観ると疲れそうだなぁ(^^;)。

あ、文芸坐と並んで古い日本映画をよく観に行ったのが銀座並木座でした。
こちらではよく小津安二郎監督作品を上映していましたね。
随分前に閉館してしまいましたが・・・。

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コメント

『新文芸座』には 時々お邪魔していました
っと言っても 最近は足が遠のいてます…
「追悼・天本英世オールナイト」が行ったの最後かな?
とても貴重な映画ばかりで 堪能しました。
ああ言う映画館は なくならないでほしいです。。

投稿: キキ☆ | 2006/10/26 12:12

《キキ☆さん》
>「追悼・天本英世オールナイト」
↑おぉ〜、とってもマニアックな内容ですね。濃い〜感じがします(^^;)。
新文芸坐、サイトを見ましたらとても綺麗ですね。
昔はそれはそれは汚く・・・。コアな映画ファンも多かったですが、酔っぱらいが隅で寝ていて、時々大声をあげるような映画館でもありました(汗)。

投稿: 地酒星人 | 2006/10/26 12:19

あの頃は「ぴあ」を隅々まで読んで、よく行きました。M君の影響で(笑)文芸座もよく駆り出されましたね。新・文芸座も半年程前に行きました。すっかり綺麗で当時の文芸座を知る者には。。。でも、”らしさ”は随所にあったよ!是非行ってみては!

投稿: イケ | 2006/10/26 12:35

《イケさん》
「ぴあ」はあの頃の我々には欠かせない雑誌でしたね。
発売日の前日に買える書店を狙って、買いに行ってました(^^)。
今はなんでもネットで調べられるからなぁ〜。
ページ欄外の“はみだしyouとpia”っていう投稿コーナーが面白かったんだよな〜。
今は無いんだろうな〜。

投稿: 地酒星人 | 2006/10/26 12:57

私も文芸坐には思い出があります。
高校生の時、父が制作したドキュメンタリー映画の上映会があったのですが、
それがここの地下でした。
他にもイベントなどよく行きましたね~
あと「七人の侍」もここで観たなぁ。
新しくなってから近くはよく通りますが中へは一度も行ったことがありません。
私も一度行ってみよっかな~

投稿: あっき | 2006/10/26 16:09

《あっきさん》
あ、文芸坐で上映会をされたんですか!
それは思い出深いですね〜。
「七人の侍」、今はDVDでも観れますが、やはり大画面だと迫力が違いますよね。
ここは以前には演劇のスペースも有ったし、文化の発信地でもありましたね。

投稿: 地酒星人 | 2006/10/26 19:46

わっしもよく行きました。

東京に出てきたばかりの頃、「350円?!ラッキー」と雨の日に喜んで行ったっけ、1,500円くらいの傘を忘れてきました。

投稿: フットゴリ | 2006/10/27 00:23

《フットゴリさん》
>1,500円くらいの傘を忘れて
↑人生、往々にしてそんなものですね(^^;)。
昔は3本立ての名画座も多くて、300円代で一日観ている事も出来ましたよね。でも椅子が悪かったので、かなりお尻が痛くなりましたけど。
写真で観ますと新文芸坐は、いまどきの椅子を使用しているみたいですね。生意気にカップホルダーまで有るようです。
昔からじゃ考えられない(^^;)。

投稿: 地酒星人 | 2006/10/27 09:51

飯田橋ギンレイホール、牛込文化、三鷹オスカー、国分寺国際、銀座みゆき座・・・。そういえば、昔は「ニュース専門劇場」というのがあったねー。

投稿: フットゴリ | 2006/10/27 13:02

《フットゴリさん》
いや、それが。飯田橋ギンレイホールは名画座として生き残っているんですよ。上映ラインナップも、なかなか凝っていて好印象。
テアトル新宿も以前は名画座でしたが、今はロードショー館になっていますね。
歌舞伎町の名画座ミラノも好きな館でしたが、今は無くなっているみたいですね・・・。
「ニュース専門劇場」というのは知らないです。そんなのが成り立っていたんですか?
今、昭和30〜40年代のニュースを上映したら、観ていて面白いんじゃないでしょうか?

投稿: 地酒星人 | 2006/10/27 13:22

↑と思ったら、名画座ミラノは“シネマミラノ”として生き残っているようです。

投稿: 地酒星人 | 2006/10/27 13:25

ギンレイはあるんですか。うれしいですね!

ニュース専門劇場は、上京した時は東京にはすでになくなってたと思いますが、昭和40年頃の故郷にはありました。その名も「苫小牧ニュース劇場」!そのまんま。
テレビの普及でニュースオンリーで商売が成立しずらくなったのだと思いますが、当時は普通の映画も一緒にやっていました。父親と行ったのですが、映画以外はずーっとモノクロのニュースですよあなた。「ニュース映画」というやつですね。新聞社の旗かなんかが最初に出てきて、延々とニュースをやっておりました。16ミリフィルムかなんかなんだろうね。上映中にぶッちぎれて5分くらいスクリーンが真っ白になった記憶があります。

投稿: フットゴリ | 2006/10/27 14:00

《フットゴリさん》
「苫小牧ニュース劇場」!!
↑ものすごくツボにはまったんですけど。
いや〜、良いっすね。タイムマシンでその時代へ行って場内でニュース映画を観てみたい(^^)!

投稿: 地酒星人 | 2006/10/27 15:06

映画館で見るニュースえがったなあ!
新聞社の旗、なびいてでてきましたねぇ。なつかしいロゴのタイトルなんかと。
江古田には「江古田文化会館」て映画館あって、授業や部活の合間に時々行きました。
けっこう映画関係人を育てたんじゃないかなあ。
西武線練馬にはHな映画ばかりやる、映画館もあったなあ。
日活ロマンポルノならいいほうなんだけど、マイナーな制作会社さん作の3本立てというのもありました。、ストーリーは多少違えども、役者さんは同じ人ばかりというヤツ、あれは苦しかった。

投稿: おっかん | 2006/10/27 23:17

映画館のトイレのにおい、なんとなく懐かしくありませんか。

投稿: おっかん | 2006/10/27 23:21

《おっかんさん》
「江古田文化会館」、とても映画館とは思えないネーミングですね。
でも、○○文化という映画館も結構ありましたよね。
そうか〜、やはりH系映画もビデオにとって代わられたんでしょうね〜。
同じ役者さんばかりというのも笑えますね。俳優特集とかじゃないんだから(笑)。

トイレに匂い、独特のものがありましたよね(汗)。

投稿: 地酒星人 | 2006/10/28 15:30

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