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2006/08/13

若冲LOVE!

あれは忘れもしません昭和58年の東京国立博物館。
ボストン美術館所蔵日本絵画名品展。
地酒星人は一幅の絵の虜となりました。
一羽の白い鸚鵡を描いたその絵。その他の日本絵画と完全に一線を画すその写実的なタッチ。
江戸時代の画家、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)との出会いでした。

2000年の没後200年記念展で大ブレイクし、ブームのようになった感のある若冲絵画ですが、以前はまとまった展覧会などはあまり開かれず、作品を見るのにかなり苦労をしたものでした・・・。

現在、同じく東京国立博物館の平成館にて「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」が開かれています。久々に若冲を見ようと地酒星人、上野へ出かけました。

Heiseikan

↑これが平成館。他の建物に比べると味気ないデザイン。

Jakuchu
↑看板。期待が高まります。

館内は人でごった返していました。やはり最近の若冲人気は凄いですね。
・・・で、感想はと言うと・・・

若冲少なっ!!

タイトルにわざわざ若冲を謳っているのでもう少し出展があるのかと思いましたが、20点に満たない展示。
う〜ん、もちょっとガンバレ!
しかし、皆さん若冲が目当てなので、大勢が少ない絵に群がるわけです。
なので、ゆっくりと見る事はかなわず。

仕方なく、他の作家をじっくりと見る事にしました。
その中でもいくつかの発見はありました。
酒井抱一(さかいほういつ)の技法に面白いものを感じたり、河鍋暁斎(かわなべきょうさい)という画家の風刺のセンスに驚いたり。
特に河鍋暁斎には惹かれるものが有りました。
今後注目してみたいと思います。

国立博物館を出た後は東京都美術館へ行き、レストラン「ラ・ミューズ」で食事を。
ひじょうに暑かったこの日、やはりビールが旨い。
Lamuse2
↑「ラ・ミューズ」は上野の森を見ながら食事の出来るレストラン。昔からお気に入りです。

Lamuse1
↑アサヒの黒生。そしてソーセージ盛り合わせ(ザワークラウト付き)、サラダ。

お腹を満たした後は芸大の横を通り、そろそろと上野の山を下り千駄木へ。
お盆休みの人や店が多いのでしょう、上野の山を出ると町はひじょうに静か。
「のだや」さんにて羽前白梅「尾浦城」を入手。
れもさんは不在のようで、残念でした。

地酒星人の、とある日曜日でした。暑かった。バテました。

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コメント

伊藤若冲ですか 道楽(と言ってしまっていいのか判りませんが…)絵師では天下一ではないでしょうか
産業・商業に煩わされる事なく己が納得ゆくまで絵筆がふれるのは(雑念が多い)キキ☆にとっては羨望すべき画家です…
確か日本に残っている作品って少ないと聞いたことが…
全然っっ違うんですがキキ☆は江戸(幕末ですが・・・)の月岡芳年が大好きです
伊藤若冲が好きな地酒星人さん
月岡芳年が好きなキキ☆…性格が出ていますねぇ…

投稿: キキ☆ | 2006/08/13 21:36

たしかに若冲、青物問屋の跡取りに生まれた“旦那衆”ですからね。道楽、ここに極まれりと言った感じですね。

月岡芳年、良いですね。あの人のオドロオドロしい絵が好きです。“地酒妖怪図鑑”も、あのくらいのレベルで描けたらどんなに良いか・・・(^^)。

投稿: 地酒星人 | 2006/08/14 07:20

あ~、すみませんっ!!!

せっかくお越しいただいたのに。。。

でも、日曜日はたいてい
店番をしているんですけど、
もしかして、配達にでもいっていたのかも。


若沖は行こうと思っていて
忘れてました。
早く行かなくてはまた終わってしまう!!

投稿: れも | 2006/08/14 08:13

お会い出来ず、残念でした。また今度〜♪

若沖展、結構な人出でしたので、平日に行かれた方がじっくり見れるのではないでしょうか。
歩いて行けるなんて良いですよね〜。

投稿: 地酒星人 | 2006/08/14 09:30

行こうかな、と思っていたのですが
まだまだ混んでそうですね。。。
平日に行くのもできないし
少ないとあれば微妙~な感じでしょうか?

投稿: まき子 | 2006/08/14 11:16

 日本にあれば国宝クラスの琳派の絵や北斎や写楽などの浮世絵でも良いものは全て海外に行ってしまいました。悲しいことです。

 若冲の写実性は凄いと思いますが、暁斎の諧謔味のあるタッチは面白いと僕も思います。近年、暁斎も人気が高くなっているようです。

 抱一は琳派の中では抜群に上手いと僕は思います。琳派特有の「垂らしこみ」の技法は、余り好きではないのですが、抱一の繊細な描法にはつい見とれてしまいます。

 ではでは・・・。

投稿: papaci | 2006/08/14 19:19

はじめまして。。若冲展、僕も行きましたよ。確かに少ないですよね。。涙。。三の丸尚蔵館は行かれましたか?今、若冲さんの傑作の動植さい絵が全作品、順番に展示されていますよ!
そうですね。。若冲さんに興味を持ったのは今年初めのバークコレクション展(東京都美術館)で彼の作品を観てからですね。。。
江戸時代の絵師では、抱一、鈴木其一、曾我蕭白、応挙が好きですね。。
今、東博では抱一さんの『夏秋草図屏風』が出ていますよ!
それでは。。僕のBlogへも遊びに来てくださいね。

投稿: ibiza_wine | 2006/08/14 19:43

ありませすね~
○○展・・といいつつ、行って見たらほどんどなくて、新鋭作家ばっかりとか。
でも、巨匠の作品はたった1点であろうと、そこから感じられるものが大きい気がします。

新しいもの発掘も楽しいし・・でも、一番楽しいのは、やっぱり芸術鑑賞した高尚な雰囲気でのお酒付きランチ(ディナー)タイムですか。

投稿: hirorin | 2006/08/14 22:57

《まき子さん》
おーーっ、まき子さんも若冲ファンですか!?
若冲だけが目当てだと物足りないかもしれませんが、上記の作家など、面白い絵もありますから是非♪
ただ、若冲の絵があまり色が鮮やかでないところが気になりました。もっとビビッドが色が若冲らしいような・・・。


《 papaciさん》
暁斎も最近人気があるんでしょうか?
蕨市に子孫の方が美術館を開いてらっしゃるようですので、近い内に行ってみたいと思っています。

抱一の「垂らしこみ」、見事ですね。木の枝や幹を「垂らしこみ」しているんですが、花弁も垂らし込んで欲しかったなと思います(ムリか)。


《 ibiza_wine さん》
こんばんは。初めまして♪
三の丸尚蔵館でも見る事が出来るんですよね。
こちらも近い内に行ってみたいと思っています(上野より空いていると思いますし)。
応挙も良いですよね〜(^^)。


《hirorin さん》
いや〜、名画を見た後の酒もまた格別で(^^;)。
日本酒が充実していないのが玉にキズ・・・。
酔っぱらって見ると若冲もまた違って見えるかも?

投稿: 地酒星人 | 2006/08/15 00:11

こんばんは。私も先月の半ばころ若冲行ってきました。
たしかに若冲と銘打っておきながら、作品数は少ないですよね。
ですが、演出がすごいなぁーと思いました。
作品の並べ方で若冲の同時代の画家と対比の仕方が面白かったですし、
一番驚いたのは、屏風の光の演出。
光の明暗であそこまで表情が変わるのかと感嘆。
私の中では結構当たりでした。
その後、日本酒千駄木ツアーでした(笑)

投稿: ダイチ | 2006/08/15 01:36

あ、たしかにライティングは凝っていましたよね。
しかし、それも人が多過ぎてあまり味わえなかった(^^;)。
これらの絵が描かれた当時は屋外で鑑賞したとも思えず、限られた光量である屋内の座敷で鑑賞したのでしょうから、そういったアプローチも大切かもしれませんね。
しかし、若冲の鶴屏風は見事でしたね。

>その後、日本酒千駄木ツアーでした
↑良いですね〜(^^)。

投稿: 地酒星人 | 2006/08/15 12:26

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