楯野川・清流240ml!
先日、麻布十番祭りへ行った際に「はせがわ酒店」にて購入したものです。
楯野川の清流。燗用の容器に入った240ml。
特定名称酒表示はありませんが、醸造アルコールが使用されています。
楯野川・清流といえば、昨年、そのフレッシュさ、旨さに驚いた酒。
火入れであるにかかわらず、生酒の風味をふんだんに残していて、なおかつ安いという嬉しい酒でした。
ただし、燗に向いている酒とは思われなかったのですが・・・。
早速飲んでみます。
まずは冷やで。香りは通常ラインの清流のような吟醸香は感じられません。
口に含んでみますと、あのガツンと来る旨味も感じられず、平坦な印象。
やはり普通の清流とは違う酒のようです。
そこで、燗をつけてみます。
お奨めは“ぬる燗”と“熱燗”の中間、やや“ぬる燗”寄りのようです(容器に書かれています)。
香りは立つ事はありませんが、口中に含みますと、旨味が立って来るのを感じます。
なるほど、これは本当に燗用のお酒ですね。旨味といってもごくあっさりとしたものでは有りますが、適度な酸もあって好感の持てるもの。
この楯野川、いわゆる“芳醇旨口系”のお酒だけかと思っていましたら、案外幅の広い酒造りをしている蔵元さんなのでしょうか?
たしか古酒も出していたと思いますので、機会が有れば試してみたいと思いました。
楯野川・清流 240ml(楯の川酒造・山形県酒田市) 使用米:出羽燦々 精米歩合:60% アルコール分:15度以上16度未満 購入場所:はせがわ酒店(麻布十番)
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コメント
そういえば清流は「一度飲んでみたい!」と、去年願っていたのを思い出しました。
すっかり忘れてたりして(汗)。
吟醸香も控えめなんですね~。
忘れていて薄情もんですが、やっぱり飲んでみたくなりました。
投稿: まき子 | 2006/08/28 15:28
楯野川 ちょうど一年くらい前に飲んで、私の頭の中では美味しいからまた飲んで見ようリストに入っています。どんな味だったか忘れたけど・・ヘヘ・・でも美味しいという記憶が残れば上出来ですよね????
それにしても、日本酒に詳しくなろうと思ったら相当オタクにならないとだめですね。なんだか気が遠くなりそうです。
投稿: hirorin | 2006/08/28 20:13
清流は清流でいいと思うのですが、御燗ですか・・・。
「清流」という単語からくるイメージが、御燗につながらないのですが・・・。
投稿: 山輝亭 | 2006/08/28 21:32
《まき子さん》
清流は清流でも、ほとんど違う酒だと思います。
なので、もし飲まれるならば燗用でない清流を。
いわゆる“芳醇旨口”ですが、もったりしていないので、良いと思います。
しかし、私も最近燗酒が多いので、今飲んでどう思うかは自信が無かったりしますが・・・(^^;)。
《hirorinさん》
ま〜、たしかにオタクと言われればオタクですね。
体内にオタク成分を持っている人にとっては、この上ない情熱を向けられる対象だと思いますが・・・。
hirorinの場合、そっちには絶対行かないと思いますので、今のままでよろしいんじゃないでしょうか(^^)。
《山輝亭さん》
そうです、「清流」とするから混同してしまうんですよ。
ズバリ、「暖流」で良いと思います(爆)。
投稿: 地酒星人 | 2006/08/28 23:20
清流このサイズであるんですね〜私も燗にあうとは思いませんでした〜このサイズだったら、再び試してみるのもいいかもしれませんね
投稿: 酔ゐどれ | 2006/08/29 00:11
この酒は「清流」という名ではありますが、いわゆる「清流」とは違う酒だと思います。
まったく別の酒として楽しまれる分には問題無いと思いますよ〜。
この容器のシリーズ、他にもいろいろ出ているみたいですので、試してみたいところです。
投稿: 地酒星人 | 2006/08/29 00:32
あの清流は強烈でしたよね~
そっか。このお酒は別物でしたか。。
今年の清流、ぜひとももう一度試してみたいっす。
投稿: 明@由紀の酒 | 2006/08/31 05:35
昨年の清流、ホントに安くて旨い酒でした♪
今年も同じレベルを維持出来ていると良いですね〜。
投稿: 地酒星人 | 2006/08/31 11:50