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2006年7月の30件の投稿

2006/07/31

花火!バーベキュー!そして酒!

昨日アップしました昭和記念公園での、バーベキューと花火大会にて飲んだ酒です。
立川へ向かう前に、地元・四谷の鈴伝にて仕入れていった酒達。

まずは「奥」
Oku“熟 夢山水十割”とあります。無濾過無調整の純米吟醸ですね。
裏ラベルにこうあります。
「華やかな香りがあり、しかも出来るだけ濃いお酒を造りたい。」
そうです、本当にそのようなお酒ですね。
濃密かつ華やかな吟醸香と、濃い〜味。粘度の高い印象の味の濃さ。
原酒のため、度数も高く18度以上あるようですね。
狙った酒質が出せているのではないでしょうか。
奥三河で契約栽培した“夢山水”という米を使用しているようです。この米の酒を飲むのは初めてかな?
バーベキューに合っているかと言えば違うかもしれませんが、とても個性的な酒である事は事実です。
Oku2
↑“奥”の字の中に“米”の字が・・。さり気なく凝っているデザイン。


続きましてはカップ酒。
“奥”と同じ愛知県は山﨑合資会社の「焚火」
Takibiやはり契約栽培の“若水”を全量使った辛口酒。特別純米です。
“奥”とは全く違った味わいの、文字通りの辛口。
香りは控えめでスッキリした飲み口。飲み込んで行くとじわじわと味わいが出て来るタイプの酒ですね。
なかなか旨くまとまっていると思います(個人的にはもう少し中盤で味わいが欲しい)。
こちらも個性的な仕上がりですね。この蔵は狙った味をしっかり出せる杜氏さんがいるんだろうなぁ・・・。
(これだけ味が違うと、蔵の個性としてはどうなのか、と思ってしまいますが。)


引き続いてのカップ酒。
広島・竹原の「誠鏡」
Seikyo純米酒です。
こちらは、なんというか・・・昔よくあった辛口本醸造的な味わいを感じました。
香りは控えめでアルコールのピリッとした感触が有り、後口に若干の甘みを感じるといった・・・。
余計な個性は無い分、万人向けであるかもしれませんね。



最後に、「奈良萬」。純米酒です。
Naramanこれは現場では飲み切れず、家に帰ってから味わいました。

福島は喜多方の夢心酒造のお酒。
品良く穏やかな香りと、序盤甘みを感じるものの、旨味のある飲み口。
引き際もよく、まとまった味のお酒だと思います。
特筆する個性はありませんが、これはこれで良いお酒。




なんか今回、適当にいろいろなお酒を持って行きましたが、バーベキューに合う酒ってどういうのなんでしょう・・。

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2006/07/30

花火!

夕べは立川にある昭和記念公園で花火大会を観て来ました。
今回はイケさんからのお誘いで、次女と共にお仲間達とご一緒させてもらいました。
昼は園内でバーベキュー。
日本酒も持ち込みをして堪能した後、次女を連れて園内の子供用スポットを散策。
日暮れ時に広大な観覧用芝生スペースに移動して、都心では観られない大きさの花火を鑑賞。
迫力ある大玉を動画にしてみました。
味わったお酒についてはまた後日に♪

Fireworks

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2006/07/29

ヒマネタ!

回文じゃないですが、上から読んでも下から読んでも意味の通る文を考えました。


Himaneta



どうです?面白いでしょう?

・・・え?

面白くない?

・・まあ、暇ネタですからね。

失礼しました。

・・・でも、ちょっと悲しいのは・・・きっと



このネタ考えるのに3時間以上かかったからです。
(今年一番の集中力でした。)

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2006/07/28

地酒妖怪図鑑(その17)

地酒ファンにとって、雑誌などで専門家から絶賛されている希少な酒は、是非とも味わってみたいものだろう。
大概の場合、そういった酒は生産石数も少ない為、取り扱い酒販店を訪れても先約で完売してしまい、売ってもらえない事が多い。
そこで、どうしても覗いてみるのがインターネットのオークションである。
そこに掲載されている、市価の数倍もする憧れの酒を注文したくなってしまったら・・・。

妖怪「不戻味亜天狗(ぷれみあてんぐ)」の仕業だ。

不戻味亜天狗(ぷれみあてんぐ)は希少な酒を様々な方法で入手し、数倍の価格で転売、利益を得ようとする妖怪だ。
以前は地酒を専門としないスーパーマーケット等で活躍していたが、インターネットの普及で副業的に活動をする不戻味亜天狗が出現して来た。
基本的には利用者の自由ではあるが、管理をおろそかにする不戻味亜天狗も多く、さらなる高騰を招くため、無闇に利用するのは控えたいところだ。

Youkai17

【不戻味亜天狗(ぷれみあてんぐ)】
生息場所:主にインターネットの酒オークションサイト。
撃退方法:大概の酒は飲食店へ行けば味わえるのだから、無理にオークションを利用しない事だ。一度味わえば、それほどではないとわかる事が多い。

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2006/07/27

本日はプレゼンなり!

本日は仕事でプレゼンのある日。
予定より作業が押してしまい、昨晩は帰宅はしたものの自宅作業で“ほぼ徹”。
なので、未開封のお酒がいろいろ有るにも関わらず禁酒で。
さあっ、今日帰ったら飲むぞ〜〜〜っ!!

0727sake

お馴染み・新顔取り混ぜての面々。
鷹勇が多し。
旭菊は有名だけど、家で飲むのは初めてかな?
「天隠」、今まで全く知らなかった銘柄ですが、どんなんだろう・・・?

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2006/07/26

トマト通信(その7)

Tsushin7トイプードルの愛犬、トマトが我が家にやって来てからというもの、二人の娘が描く絵もトマトに関するものが俄然多くなりました。

最近、娘達が描いた絵もやっぱり題材はトマトです。


【長女:小6の絵】
Tomatoe1
ことりのトマト?
オレってサイコー?
よく意味はわかりませんが、トマトに対する興味と愛情はよくわかりますね。



【次女:小4の絵】
Tomatoe2
トマトとトマトの周辺の道具類を写実的に描いています。
なかなかリアルに形を捉えていますね。


ん、ん!?
Tomatoe22
・・・はい、ひじょうにリアルに捉えていると思います(汗)。

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2006/07/25

地酒星人的思ひ出(その11)

先日の土用の丑の日、そのまた前日に霞ヶ浦の親戚が鰻を贈ってくれました。
辛抱堪らず、その日の内にいただいてしまった。
すごく脂が乗っていて、臭みもなくて柔らかい。ひじょうにおいしい鰻。
白焼きでいただきました。
合わせたのは「おこぜ」。生もと純米です。
鰻の脂と「おこぜ」の旨味が口中で溶け合って、とても良いハーモニーを奏でます。
もう、他のツマミはいらず、これだけで満足、といった感じでした。
Unagi

霞ヶ浦の鰻、といえば幼い頃に祖父に連れられて小さな木船に乗って、鰻を穫りに出かけた事を思い出します。
本当に小さな船で、長い竿を祖父が操り川底を突きながら沖へ進みます。
数カ所に仕掛けた罠を引き上げて中を確認して行くんですね。
見事な大物がかかっている事もあれば、まだ小さな小鰻の場合もありました。
小さい場合は、逃がしてやったりしていましたね。
何かを話しながらポイントを巡るわけでもないんですが、とても興味深く楽しかった事を憶えています。
今でも祖父の竿を操る姿、霞ヶ浦の風景を時折思い出します。
Kasumigaura
その後(昭和50年代?)、霞ヶ浦は水質がかなり汚染されたようで、様々な魚が穫れなくなったと聞きました。
最近は大分回復したようですが、鰻も以前のように獲れるようになったのでしょうか。

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2006/07/24

陸奥八仙・純米吟醸無濾過原酒!

久々の“冷たいお酒”です。
陸奥八仙の純米吟醸、“瓶火”とあります純米吟醸の無濾過原酒。

Hassen0607開栓しますと、陸奥八仙の特徴であります濃密な吟醸香が。
果実、というよりは花のような印象。
お〜、しばらく“コレ系”は飲んでいなかったなぁ〜。
口に含みますと、やはり押し寄せる香りと共に、甘み・苦み・辛さが立ち上がって来ます。
“瓶火”という事なので火入れだと思いますが、生のような風味が多分に感じられます。しかし火入れなので、生ヒネはもちろん無し。
以前にも感じましたが、このお酒の蔵は生の風味を残した火入れの仕方がうまいですね。
無濾過原酒なので、香り・味ともにとにかく濃密。
若干の割水をしますと、ひじょうに飲みやすくなる印象です。

・・・という事で、次にお燗をしてみる事に。
おそらくは冷たいまま味わう事を前提に作られた酒だとは思いますが、試してしまいます。
やはり若干の割水をした上で熱燗で。・・さて、どのようなお味でしょうか。
香りは若干残っているだけで、ほとんど飛んでしまっています。
飲みにくいかと思ったのですが、どうしてどうして。
クリーミーな舌触りを感じて、味の深みは感じませんが結構飲めます。
雰囲気的には新潟のお酒のお燗のような感じを持ちました。

【スペック】
陸奥八仙・瓶火純米吟醸無濾過原酒720ml(八戸酒造・青森県八戸市) 使用米:華吹雪(青森県産米) 精米歩合:55% 日本酒度:+1.5 酸度:1.6 仕込水:蟹沢伏流水 アルコール分:17.6度 杜氏:伊藤堅一(南部杜氏) 価格:1575円 購入場所:鈴伝(四谷) 出荷年月日: 06.05

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2006/07/23

よつばと!

とても良い漫画を読みました。
あずまきよひこ氏の描く、「よつばと!」です。
いや〜、なんか鼻が利いたんですよ。表紙の絵がとても良い。夏休みの女の子。そこに懐かしい夏の時間が封じ込められている感じがして・・・。
しばらく前から書店で気になっていたのですが、子供達が夏休みに突入した様子を見ていたら、辛抱堪らず読んでみたくなりました。
そうしたら、やっぱりムチャクチャ面白かった。

Yotsubatoありあまる元気と、柔軟な(柔軟すぎる?)感性のちょっと不思議な女の子、よつば。
彼女が父と一緒に引っ越して来た町で、お隣に住む三姉妹や父の友人等とともに過ごす夏の日々。

花火をしたり海に行ったり、はたまたカエルをつかまえたり雨の中買い物に行ったり・・・特に大きな事件がおこるわけでもない日常を、柔軟なよつばが新鮮な時間に変えて行く・・・。
そうだよなぁ〜、子供の頃の夏って、こんなだったよなぁ〜、と懐かしく思い出す事の出来る、とても楽しく優しい漫画です。

とくにドラマチックな展開があるわけでもないので、読後に何かを考え込んだり、思い起こしたりといった事はないのですが、とても爽やかで優しい気持ちになる、清涼剤のような作品。この読後感がこの漫画の最大の特長でしょうね。

こんな漫画が支持されているというのが、日本漫画の裾野の広さを感じます。
「よつばと!」現在5巻まで刊行されており、連載続行中です。
あ〜、これからのよつば達の暮らしが楽しみだぁ〜。

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2006/07/22

トマト通信(その6)

Tsushin6_2我が家の愛犬、トイプードルのトマト。
その愛らしい容姿と仕草で、我が家のアイドルとなって早や四ヶ月。
子犬の成長は早いもので、もう大分大きくなり、成犬と変わらないサイズになってきました。
成犬と変わらないといえば、最近はちょっとした変化が・・・。

トマト、サカリついてきました(爆)。

トマトは一応オス犬です。なので、例のものがついています。
そして、その“モノ”に変化が・・・。
その事に最初に気づいたのは、先月トリミングに出した際でした。
ペットショップから帰って来たトマトの“モノ”の先端が真っ赤になっており、トリマーが間違えて先端を切ってしまったのかと思うほどでした。
翌日には治っていたので安心していたのですが、その後も事ある毎に先端が赤く・・・。
そして、その事がはっきりしたのは、ある日の行動でした。

トマト、ウチのふたりの娘の足に飛び付くと股間を押し付け、あろう事が腰まで振り始めました。股間にはしっかり顔を出した、赤い“モノ”が!

てめぇっ!!ウチの娘に何をするっ!!(怒)
・・と思いましたが、オス犬の正常な生理ではあるので我慢・・・。

それ以降、家族達からトマトはこう呼ばれるようになってしまいました。

チンポ赤男(あかお)

・・・男(オス)って、哀しい生き物ですね(涙)。

Akao
↑トマト改め“チンポ赤男”氏の姿。

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2006/07/21

第3回ブレンド酒!

いくつかの酒が残り少なくなって来ました。
1本毎にはお燗をつけられない量となった為、またまたブレンドを試みることに。
ブレンド酒、先日試みた第1回では絶妙の旨味で、今年一番の評価でした。
その後の、にごり中心だった2回目ではとても酸っぱくなってしまって失敗。
さて、3回目はいかに。
今回のブレンド使用酒はこの4本。

Blend07
左から
鷹勇・完熟山廃古酒
睡龍・純米
日置桜・強力純米
鷹勇・勇翔純米

それぞれを等量、グラスに注ぎます。残量の関係で、日置桜がやや少なめです。
割水は無し。色はほんのり琥珀色。
これをお銚子へと移し、燗をつけていただきました。

結論としては、第1回には及ばないものの、とてもおいしかったです。
安定した味わいと申しましょうか。コクがあるのに軽さがある。
これ、第1回の時も感じましたが、それぞれの酒はそれなりの“重さ”があるのに、何故かブレンドだと軽く感じるのです。
しかしコク、味の深みは残したままなので、とても盃が進む。
この“軽さ”というのは、どういう働きによるものなのでしょうかねぇ。

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2006/07/20

ディズニー・アートに元気をもらう。

昨日は朝から強い雨が降っていましたが、江東区の東京都現代美術館へ行って来ました。
現在、ディズニー・アート展が行われています。
Da1

ディズニーの誇るアニメーション・アートの総合美術展です。
昨年、千葉大学で初期のディズニー・アニメーションアートが大量に見つかったという、信じられないような出来事がきっかけとなり、米ディズニー本社からの提供アートと合わせる形で公開されました。
(上記の千葉大で発見の件、1960年に日本で巡回展が開かれ、そのまま作品が日本側に寄贈されたようですね。その所在は極僅かな関係者しか知らないまま、様々な経緯で千葉大に保管されていたようです。)

平日の朝、雨天にも関わらず多くの方(主に女性)が来場していました。
Da2

このディズニー・アート展、期待を上回る内容でした。
初期ディズニーの伝説的アニメーター、アブ・アイワークスのコンテ画に感激。
そして、40〜60年代にかけて活躍したアニメーター達、いわゆる「ナイン・オールド・メン」の原画に感動。
アニメ原画が20〜30枚ほど束ねられているコーナーがあり、自分でパラパラめくる事も出来るのです。自分の手元でシンデレラやピノキオが動く様を再現出来ます。

そして、さらに感動したのが、やはりディズニーの伝説的アーティスト、メアリー・ブレアの原画展示にまるまる一室をさかれていた事。
メアリー・ブレアは、独特の作家性を持った人で不思議の国のアリスやピーターパンのコンセプト・アート等で活躍。
その独自の造形や色彩は、今もなお多くのファンに愛されています。
TDLのイッツ・ア・スモール・ワールドも、彼女のコンセプト・アートが元になっています。

その他、千葉大で発見された「眠れる森の美女」を中心とした大量のセル画、背景画等々・・・。
素晴らしいアートの数々でした。

一言で言うと、この人たち変態。
むろん、これは私流の最大の褒め言葉です。
その当時の作品にかけた製作者たちの生半可でない情熱が、数十年を経た今もなお、展示作品から鮮やかに立ち上がって来ます。

この世界の末席に連なる者として、多くの元気をもらった一日でした。
Da3
↑パンフレットです。今回の展示のメインであるスリーピング・ビューティーが表紙に。

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2006/07/19

続々・ただなんとなく。

Sfingers

お下劣。

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2006/07/18

地酒星人的日常(その9)

先週土曜日に靖国神社の「みたままつり」を訪れた事は、先日記事にてアップしました通り。
一通り見て歩いた後は、やはりノドを潤したくなるのが人情です。
みたままつりでは、広い参道に沿ってたくさんの屋台が立ち並んでおり、その屋台の裏側には椅子とテーブルが並べられ、飲食が出来るようになっています。
適当なスペースを見つけて席に着いた地酒星人と妻、そして次女(この日、長女は留守番)。
蒸し暑い日だった事もあり、やはりビール(キリン一番搾り)を。
そして焼き鳥とたこ焼きという、屋台の王道メニューを注文。
地酒星人は焼き鳥はふだん塩派なのですが、こういう所では良い肉を使っていない事が多く、臭みがきつい場合があるのでタレを注文。
たこ焼きは出来立てのアツアツでなかなかおいしかったです。

それはそうと・・・。
しばらく飲み食いしていた地酒星人と妻、ある人物に目が釘付けとなります。
その人物とは、その店の店主らしき男。
細身の60年配の人物ですが・・・似ているのですよ。

誰って・・・・。

我が国の首相に・・・・。

そう、小泉純一郎氏に。

髪は首相より黒くて短い。そして若干パーマがかかっている。
しかし、その下の顔の作りはかなり似ている!
いや、そっくりだ!

Sokkuri
   ↑こんな感じです。

思わずそのオッサンにスーツを着せ、首相の髪型のカツラをかぶせてみたい衝動にかられました。
もしこの場に小泉首相登場!などとなったら、どんな騒ぎとなったでしょう。
歩くのもままならない混雑のみたままつりが、大変なパニックとなる事請け合いです。
それどころか、その事がニュースとして全世界を駆け巡る事になるでしょう。
そのニュースの発信現場に立ち会う事になるのかっ!!

しかし、さすがにそんな事をオッサンに提案するのははばかられ、後ろ髪を引かれながらみたままつりを後にする地酒星人でした・・・。

その後、こんな事を考えました。
小泉首相、靖国の英霊を敬う気持ち抑えがたく、屋台の店主に変装をして靖国を訪れているのではないか・・・と(はい、そんな筈ないっすね。サミットに行ってるし)。

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2006/07/17

最近観た映画!

特に新しい映画というわけではないですが、最近DVDにて観た映画をご紹介〜♪

リンダリンダリンダ
Linda_1
なかなか良いですね。
ひと言でいえば、高校の文化祭で女の子達が急造バンドを作り、ブルーハーツの曲を演奏するまでを淡々と綴っただけの映画。
でも、各キャラクターが映画が進むにつれて立ち上がって来て、最後の場面ではひじょうに愛おしくなる。
特にドラマティックでもない設定や人物を用いてこれだけの内容を作り上げるという事は、演出・脚本が優れているという事なのでしょう。
脇役もひじょうに個性的に描かれています(俳優が個性的という事ではなく、役柄として)。脇役だけでひとつのストーリーが作れてしまう印象で、それは良く出来た映画のひとつの条件とも言えるでしょう。



ローレライ
Lorelei_1
第2次大戦末期、帝国海軍は潜水艦「伊507」をテニアン島へ向け発進。東京へ投下予定の原爆輸送船を攻撃する任務とする艦にはドイツ軍から譲られた「ローレライ・システム」が搭載されていた。
この「ローレライ」とは、特殊能力を持った少女が媒体となる高能力センサー。
「伊507」は、無事任務を遂行出来るのか・・・。
・・・CG、がんばっています。
けれど、かなりアラの目立つ部分あり。それは演出における人物描写でもしかりで、肝心の少女の人間性が良くわからない。描き方が不足していると思います。
設定はひじょうに面白いと思いましたので、ちょっと残念。


NANA
Nana_1
大人気コミックの映画化。
原作は読んでいないのですが、中島美嘉と宮崎あおいが、マンガの登場人物をうまく演じているのではないでしょうか?
リンダリンダリンダでもそうですが、ひじょうにキャラクターが立っていて、その事は漫画でも映画でも大事だと思いました。
観ていて気恥ずかしい部分もありますが、それなりに楽しめる内容だと思います。
ただし、第2作を作るのを前提としたようなストーリーで、1本の映画としてのまとめ方としてはどうなのか・・・疑問が残りますね。

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2006/07/16

みたままつり2006!

蔵六先生、今年もやってまいりました。

Mmomura
靖国神社の「みたままつり」です。
例年にも増してのすごい人です。そして今年最高の気温。
暑い〜っ!!
蔵六先生(大村益次郎像)を囲んでの盆踊りが千代田区主催で賑やかに執り行われております。

みたままつりには、全国から様々な祭りが奉納されています。
Mmawa
徳島からは阿波踊りが。子供の踊り手たちが可愛らしい。

Mmnebuta
青森からはご存知ねぶたが登場。

Mmsendai

仙台の七夕飾りも艶やかに。

第二鳥居をくぐると例年通りにたくさんの献灯が飾られています。
Mmyoshirin

小林よしりん。

Mmmatoba
的場浩司氏。

Mmkubo
窪塚洋介氏。

Mmsakata
坂田利夫師匠。

Mmnontan
ノンタン(清野幸子氏)。

Mmonoda

小野田寛郎氏。

Mmwatanabe
渡辺昇一氏。

今年印象的だったのは、パール博士の顕彰碑の前に多くの若者が佇み、碑文を読んでいた事。時代はしっかりと変わりつつあるようです。

Mmlight

サーチライトで照らされた鳥居。
英霊の皆さん、日本をお守りください。

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2006/07/15

カルピス!!

今も昔も子供たちはカルピスが大好きです。
特においしさを感じるのは夏。
我が家の冷蔵庫にもカルピスは必須です。
Calpis1
↑昔は瓶だった記憶がありますが、最近はこのようなパックが多いようです。

何気なく成分表示を見てみると・・・
Calpis3

ん、ん?

Calpis2

「殺菌」キターーーーーーーッ!!!

乳酸菌飲料(殺菌)!
KO・U・HU・N☆ 
 ←「僕の見た秩序」風。

カルピスといえば乳酸菌のイメージがありますが、それは殺菌されているそうです(火入れ?)。
そりゃそうですね。常温保管出来なきゃなりませんから。

でもたまには容器内で発酵をし続けているカルピスも見てみたいものですね。
開けるのに神経使うカルピスとか。
しぼりたて工場直送とか。

ま、殺菌は仕方ないとしても保管していると味乗りしてくるカルピスとかないですかね?
とりわけ出来が良い10年前のカルピスがマニアの間で取り合いになっていたり・・・しないっすね。はい。

あ〜、暑い、暑い。

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2006/07/14

地酒星人的思ひ出(その10)

先日、やっとこさDVDを借りる事が出来、鑑賞をしました。
「ALWAYS 三丁目の夕日」
Always
中々良い映画でしたね。
ストーリーとしては特に目新しい事はないと思いますが、今の時代、昭和30年代の高度経済成長期の雰囲気に浸れるというのは、それだけで一つの娯楽なのだと感じました。
この映画の中で、その当時の東京の(日本の)活気のシンボルとして描かれている建設途上の東京タワー。その姿を見るだけで様々な感情が刺激されます。
一方、庶民の足として活躍するミゼットや、大通りを走る路上電車(通称都電)も丁寧に描かれています。

地酒星人は子供の頃(幼稚園ぐらいの時分)、当時新宿通りを走っていた都電に乗せられ、たびたび新宿伊勢丹まで連れて行ってもらっていました(四谷二丁目あたりから新宿三丁目まで)。
今でも都電のホームで到着を待っている時の風景や、都電に乗り込む際の段差を昇って行く場面を憶えています。木製の床がワックスをかけられてツヤツヤしていたなあ。

調べてみますと、地下鉄丸ノ内線の霞ケ関~新宿間は昭和34年には開業していますので、地酒星人が子供の頃はそれで行く事も出来た筈なのですが、なぜか我が家では都電を利用していたんですね。
乗り馴れた都電が気安かったのか、あるいは料金が安かったのか(その両方であるような気がします)。

'68年〜'70年にかけての都電各路線の廃止によって、我が家の新宿へ向かう足は地下鉄か都バスになりました。
しばらくは路上に線路が残っていましたが、とうの昔に跡形も無くなっていますね。

いや、今でも走っていたら渋滞に拍車はかかるだろうし、邪魔に思ったりするのかもしれませんが、想い出はいつでも甘美なものなのです。

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2006/07/13

地酒妖怪図鑑(その16)

高精米率を誇る吟醸酒や、生酒などは冷蔵が必須な酒が多い(と、されている)。
このような酒のコンディション維持にはひたすら冷蔵が必要だ(と、されている)。
コンディションを崩した場合、華やかでフレッシュさに満ちた佳酒が、みるも無惨な味に変わってしまう事がある。
特に外気温が高い夏場は要注意。
酒販店から家の冷蔵庫までの移動に神経をとがらせる地酒マニアは多い。
クーラーボックスを持参したり、移動させる車の冷房をギンギンに効かせたりといった涙ぐましい努力を続ける。
家人の不注意などで酒が長時間冷蔵庫の外に出されたりしていたら大変だ。この世のものとも思えない断末魔の悲鳴を上げる事になる。

そんな風に過度に酒の冷蔵が気になっているとしたら・・・
妖怪「冷やしんぼう」の仕業だ。

「冷やしんぼう」は冷蔵にこだわる地酒マニアを見つけるとやって来て、さらに完璧な冷蔵を、さらに低温での保管をと強迫観念を植え付ける。
「冷やしんぼう」に長い事取り憑かれたマニアは、ちょっとでも味が劣化していたり、少しでも生ヒネの兆候を見つけると、その酒を受け付けられない味覚に変貌してしまうのだ。
(ちなみに筆者も以前、「冷やしんぼう」に取り憑かれていましたが、最近撃退に成功する事が出来ました・・・かな?)

Youkai16

【冷やしんぼう】
生息場所:過度に冷蔵を気にする地酒マニアの心の内。
撃退方法:気にし過ぎない事が一番なのだが、人によってはそうも行かないだろう。夏場に繊細な味の生酒を味わおうと思わない事が一番か。火入れ酒を中心に選ぶのが妥当だろう。または常温保管でも問題の生じない酒を知り、その中に楽しみを見つける事である。

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2006/07/11

続・ただなんとなく。

Abbyroad

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2006/07/10

辨天娘(三番娘)!

最近いろいろと試している辨天娘。今回は65%に磨いた五百万石で醸した純米酒です。
H17BY。

Benten3ちなみに“三番娘”という愛称(?)が付いています。
これは何だろう、仕込みタンクの番号でしょうか?

香り。控えめではありますが吟香を感じます。
開栓当初はとても僅かな花のような香りでしたが、数日経ちますとハッキリした果実系の香りに(それでもそんなに派手なものではありません)。
飲み口は穏やかな中に旨味を感じさせるものです。甘み・辛さも明確にありますが、全体には酒名通りの可愛らしい印象の味。
ただおそらくはまだ味が開ききっていないと思われます。
少しずつ飲みながら、これからの味の変化を見守りたいと思います。
ひじょうに飲みやすい酒なので、そんなに先までは残っていないかもしれませんが・・・。

【スペック】
天娘・純米酒(三番娘)1.8l/太田酒造場(鳥取県八頭郡若桜町)使用米:五百万石 精米歩合:65% 日本酒度:+3 アルコール度数:15度以上16度未満 価格:¥2,500 購入場所:山枡酒店(鳥取) 出荷年月日:06.06

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2006/07/09

いよいよ決勝戦!

Faieplay

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2006/07/08

地酒星人的思ひ出(その9)

地酒星人宅から歩いて数分の場所にある文化放送。
四谷駅から歩いて10分弱の新宿通りから少し離れた所にあります。
“あります”と記しましたが、もうすぐ“あった”となるようですね。
前々から移転の噂は聞いていましたが、今月中に浜松町へ移って行くようです。
社屋には大きな垂れ幕が下がっていました。

Joqr

55年間ありがとう、四谷

この文化放送の向かいにあった小学校に通っていた地酒星人。
子供の頃、入学式や卒業式には文化放送のアナウンサーが訪れ、ニュース等に使うのか父母や生徒に簡単なインタビューを行ったりしていました。
また、人気アナウンサーの似顔絵ステッカーを配った事があり、子供達の間で全種類揃えるのが流行った事もありましたっけ。
当時の人気アナといえば、今をときめくみのもんた氏や“レモンちゃん”こと落合恵子氏。
この二人のステッカーを持っていた事を今も憶えています。
局へ出入りする際の芸能人もよく見かけたりしましたので、今となればなかなか恵まれた子供達ではありましたね。
父が左官の職人だったのですが、一度文化放送内の仕事をした事があり、連れて行ってもらった事があります。
帰り際に廊下ですれ違ったのが、その頃人気のせんだみつお氏でした(この事、しばらく忘れていましたが、この記事を書き出してから突然思い出しました)。

数年前によく聴いていたのが、えのきどいちろう氏のレギュラー番組でした。あれは面白い番組だったなあ・・・。
(残念ながらえのきど氏は一度も見かけませんでした。)
水谷アナ、浜松町でもがんばって欲しいところです。

そんなこんなで文化放送にはポジティブな思い出がいろいろあります。
少し寂しいけれど、社屋も古いし仕方がないんでしょう(ちなみにこの社屋、元は教会だったそうで、いろいろと不可思議な現象があるそうです)。

さらば、JOQR!

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2006/07/07

いや、ただなんとなく・・・。

Letitdrink

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おこぜ!

「夏子の酒」の作者、尾瀬あきらさんの描いたラベルが楽しい、久保本家酒造の生もと純米「おこぜ」です。

Okoze2・3日前に封を開けたのですが、いや〜、旨いっすね!
いきなり味が開いています。
冷やで飲んで良し、燗にしてもっと良し!
おお〜、なにやらH9BYの鷹勇をも連想するでないの。
いつもはあ〜だこ〜だ、難しい事を言うのですが、この酒に限ってはただ旨いっ!
という表現がピッタリです。
なので、味のインプレッションは割愛!(え?手抜きではありませんよ:汗)
久々にスイートスポットにビシッと収まった酒です。
もう十分に旨いんですが、これからの保管でさらに味が開いたりするんでしょうか?
それは開き過ぎというものではなかろうか?
はい、これでもう十分です。

【スペック】
おこぜ・生もと純米 1.8l/久保本家酒造(奈良県宇陀郡大宇陀町)使用米:山田錦・アキツホ 精米歩合:65% アルコール度数:15度 価格:¥3,000 購入場所:山枡酒店(鳥取) 出荷年月日:06.04

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2006/07/05

ニコンD50!

前々から欲しかったデジタル一眼レフ。
Amazonで狙っていたニコンのD50が安く、なおかつ残り3台という事で、思わずポチッとしちゃいました。

Nikond50
↑これがニコンD50

もう新型ではないし、近々新製品が出るのかもしれませんが、とりあえずは充分な性能。
但し、買ったのはボディだけなので、これからレンズを物色するつもりです。
どなたか安くて良いレンズ、知らないでしょうか?

さあ、これからはハイクオリティの写真をこのブログにもアップ出来そうです。

酒瓶とか酒瓶とか酒瓶とか酒瓶とか酒瓶とか酒瓶とか。

あれ?・・・いや、それだけじゃなく。

犬とか犬とか犬とか犬とか犬とか犬とか。


・・・・あまり、見た目は変わらないかもしれません(爆)。

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2006/07/04

地酒当用漢字!(その2)

地酒ファンなら覚えよう!
地酒当用漢字!

Kanji2

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2006/07/03

地酒星人的思ひ出(その8)

子供の頃(小学生高学年から中学のはじめくらいにかけて)、よく父と一緒に映画を観に行った。
映画といっても“東宝チャンピオンまつり”の類いではなく、一応大人の観る映画である。
名画座で見たチャップリンの“街の灯”と“ポセイドンアドベンチャー”、そして“猿の惑星”の3本立てはとても面白かった事を憶えている。
(ポセイドンアドベンチャーは、“ポセイドン”として最近リメイクされましたね。)
特に何かを話しながら観るという事ではなしに、男二人で黙って画面を見つめていた。
ポセイドンアドベンチャーのスペクタクル・シーン等で、
父「すごいな。」
私「すごいね。」
という、シンプル極まりない会話をするのみであった。
映画が終わった後は決まって立ち食いそばで食事をした。
ここでも黙って食べながら、時折、
父「うまいな。」
私「うまいね。」
という、またもやシンプル過ぎる会話をするのだった。

そんな風に訪れた立ち食いそば屋であるが、食事を終え、店を出て行く大人の人が皆、「ごちそうさんっ!!」と元気よく言いながら出て行くのが格好よかった。
大人になったら、あのように言いながら店を出るのだと思っていた。

月日は流れ、ひとりで映画を観に出かけるようになった高校生の時分。
マクドナルドがまだ高価だった時代。腹を満たすためには、やはり立ち食いそばだ。
かけそばを注文して食べ終わり、「ごちそうさんっ!!」と店の人に声をかけようと思ったのだが、どうにも恥ずかしく、口の中でモニョモニョ言ってごまかしてしまった・・・。
自然に声をかける事が出来たのは、それからしばらく経ってからだった。

なんかとりとめの無い話で恐縮ですが、今日たまたま立ち食いそばを食べて、そんな事を思い出しました。

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2006/07/02

トマト通信(その5)

Tsushin6_1だいぶ大きくなった愛犬トマト。
普段はゲージの中で暮らしています。
ウチの娘達が出かける時に後を追ったり、エサの支度をしている際に待ち切れなくなった時などに、面白い行動をします。
ピュンピュンと泣きながら(ホントにそんな鳴き声なんです)、足だけで立ち上がり、フラフラと左右に動きます。
両手でバランスをとる様はまるでフラ。笑えます。


そこで、トマトに名付けました。
フラダンスの犬。

Fradance

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地酒星人的思ひ出(その7)

子供の頃、通っていた銭湯には二種類の人達がいた。
背中に絵のある人と、無い人である。

“絵のある人”の絵はいろいろな種類があり、般若だったり鯉の滝登りだったり、龍だったり菩薩だったりした。
子供の時の印象としては“絵のある人”と無い人の数は半々ぐらいに感じていた。
おそらくそれは間違いで、本当は少数だったのだろうが、それだけインパクトが強かったという事なのだろう。
「世の中には二種類の大人がいて、ウチの親は“絵の無い人”なんだ。」と幼い地酒星人は考えていた。

“絵のある人”たちは全身から怖いオーラを出してはいたが、意味なく子供を脅したりはしなかった。
怒鳴られるのは決まって子供達が悪さをした時である。
お湯をかけ合ったり、騒いだり走ったりした時、ひと言で言って他人に迷惑をかけた時である。
そんな時はまさに雷を落とされたし、子供達も素直に“悪さ”をピタリと止めたものだ。
逆に、自分のこの行動は人が怒る事なのだ、と認識も持てたと思う。

迷惑のかかる事さえしなければ(少なくとも銭湯の中では)、ごく普通の市井の人々だった。
しばらく銭湯には行っていないが、おそらくは“絵のある人”達はほとんどいない事だろう・・・。
時々あの人達の佇まいを思い出したりする。

最近の公共の場での、子供達の傍若無人な振る舞いを見ていると、日本は短い間に違う国になってしまったんだなと思う・・・。

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