“毛”のハナシ。
すみません。
と、いきなりあやまっていますが、今日は聞きにくい事を訊ねます。
いや、誰にという事ではないんですが。
もしおわかりになる方がいらっしゃったら、お答えください。
皆さん一度は思った事があると思うんです。
よく酒造りの工程で蔵の方が上半身裸で作業していらっしゃいますよね。
室温を高く設定している蒸米や麹造りの工程が多いと思うんですが、ワシワシと蒸し米を広げたりしますよね。
時間との勝負の世界だと思うんで、かなりのスピードでの作業だと思います。
そんな際、やっぱり“毛”とか落ちますよね。
頭髪はもちろん、腋毛、胸毛とかいろいろ。
汗っかきの方だったら当然汗も落ちるだろうし。
汗や唾はまあ仕方ないとして、“毛”とかどうするんでしょうね。
落ちてたら取ったりするんでしょうか。
それとも発酵の過程でそれらも含めて分解されていくんでしょうか。
味の内でしょうか。
いや、酒が旨けりゃどうでも良い事なんですが。
長年の疑問をちょっと聞いてみたい衝動にかられました。
長年とはいっても常に思っているわけではなく、たま〜に「どうなんだろうなぁ」と思う程度の疑問なんですが。
たぶん、昨日の“口噛み酒”の話題からのつながりだと思います。
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コメント
はは・・・
” 毛 ”ね〜・・・
入っちゃってる事もあるかもね(笑)
でも、酒ってハブだの、蜂だの・・・etc
もっと凄いモノがまんま入ってる酒もあるし、
アルコール消毒されてますよ!(笑)
投稿: 市っこ | 2006/05/09 22:58
毛のイラスト、リアル有りすぎます(笑)
投稿: 酔ゐどれ | 2006/05/09 23:00
頭髪、腋毛、胸毛。その全てを網羅したような微妙な絵に感激です。他にも色々毛はありますが・・あれだけはヤダな・・って、なに?
投稿: hirorin | 2006/05/09 23:24
「日本酒、毛だらけ、ねこ灰だらけ」と、寅さんも言っているくらいだから、毛だらけでしょう。でも大部分は酒粕と一緒に食べられています。←他の人に言っちゃ、ダメヨ~ン。毛のイラスト、私には、どうもミッキーの尻尾に見えてしかたありませんが。
投稿: おっかん | 2006/05/10 02:00
《市っこさん》
あ、なんかムカデ入りのを見た事ある(^^;)。
誰かが会社にみやげ物として持って来たんだけど、とても飲む気がしなかった〜。
《酔ゐどれさん》
これ、今まで作った画像で一番短時間で出来ました(笑)。
《hirorinさん》
短時間で作ったワリには、我ながらうまく出来たなと思います(苦笑)。
アレだけはイヤですけど、ま、旨けりゃノープロブレムかな、と(^^;)。
《おっかんさん》
お、寅さん柴又でそんな事言ってました?
オールドタイプのミッキーって、たしかに毛のような細い尻尾がありますよね(笑)。
投稿: 地酒星人 | 2006/05/10 09:18
酒ではないですが、今は亡き大伯父は、さるやんごとなきお方への「献上○」というものを造っておりました。
最上級の○葉を使い、手揉みで仕上げます。
素手、です。大伯父は、おもむろに両手に「ペッ」と唾を吐き、揉みこんでいきます。何度も・・・。
「天○さんは、俺の唾を飲んでる」と言っておりました。
これに比べれば、体毛くらい何てことないですよ(笑)
ではでは・・・。
投稿: papaci | 2006/05/10 09:22
毛が混じってるのは見たこと無いです。
背中まで髪の毛があった頃にも麹手伝ってましたが、頭髪混入したことないですよ。
投稿: 煮酒 | 2006/05/10 09:47
《papaciさん》
おお〜。それはまた貴重なお話ですね〜。
最近の日本人が潔癖になり過ぎているのかもしれませんね。
昔は生活の至る所で“唾”が活躍していた気がします。
《煮酒さん》
麹造りをされていた事が有るんですか〜。
何が驚いたって、煮酒さんの髪が背中まで有ったという事!
どうも、いろいろなところで見た写真の印象が強いもので f(^^;)。
投稿: 地酒星人 | 2006/05/10 12:15
●毛のハナシ
えー、何が困るって、酒癖の悪いだんなほど手におえないものはありませんねぇ。
「おい、おタネ、もう一本つけろい」
「おまいさん、もうお酒がないよー」
「ない?んじゃ買ってこい」
「お金もないよー」
「なけりゃ、なんでも売っぱらいな。そのくれーの才覚するのが女房だろ。行ってこい、コンチクショウメ」。
言い出したら聞かないのが酔っ払い、泣く泣くおかみさん、出て行ってしばらくたって一升持って帰ってきました。
「買ってきましたよ」
「みろ、買えたじゃねえか。ざまあみやがれ」
「でもおまいさん、この一升飲んだら、一生懸命稼いでおくれよ。もう何にも売るもんがないんだから」
「売るものがないって、じゃ、この一升はナニ売って買ってきたんだ」
「おまいさん、これだよ」とあねさんかぶりをとりますと、現れたのが坊主頭!
「あ、おめー、そ、それじゃ」
「ああ、売るもんがなかったからさ、髪の毛をカツラ屋に売って一升買ってきたのさ」
「うーん、おタネ、オレが悪かった。勘弁してくれ・・」とさすがのご亭主も涙を流してわびを入れました。
それから二人、すっかり和やかになって仲良く一つ布団へくるまると、ご亭主、前へスーっと手をのばし・・・
「お、おタネ!」
「なんだい、おまいさん」
「ほら、あと、一合飲める」
お後がよろしいようで。
あれー?こういうハナシじゃないの?
毛とお酒のハナシというとこんなのしか知らなくて。艶笑小噺でっせ。ごめんね、サイトの品位を落として。
投稿: フットゴリ | 2006/05/10 17:04
↑フットゴリさんの、面白い。
売るほどあるのかどうかは、旦那のみ知る・・
投稿: hirorin | 2006/05/10 17:13
・・・毛
機会があったら酒蔵の方に聞いて見ます
「異物混入とかって…」ってそっと…
ムカデ酒って南アメリカにありましたョね
昔TV番組で所ジョージさんが飲んでいたのを覚えています
なんとアルコール度数75度だとか!
所さん「こんなに度数高くないと飲めないほど ムカデって雑菌(ばい菌)だらけなのかよ!」
ってそこまでしてムカデエキスって飲む価値があるのだろうか…
とか思いましたねぇ
投稿: キキ☆ | 2006/05/10 18:13
酒造りの『気』のこもった毛はひと所に集まり丸い固まりになります。そして長い年月を経て妖怪『酒毛玉』へと…いえ、なんでもありません。
投稿: ハナマルユキ | 2006/05/10 20:25
ワカメ…
いえ、なんでもありません。(笑)
投稿: 市っこ | 2006/05/10 23:47
>ワカメ…
>いえ、なんでもありません。(笑)
私も色んな酒を口にしてきましたが、この酒はおそらく飲む機会は無いでしょう(笑)。
私が出合った酒で入っていたのは稲の茎の一部があります(銘柄は出しませんが)。
濁りだったので濾過されなかったんでしょうね。
投稿: 桂自然 | 2006/05/11 00:44
《フットゴリさん》
思わず引き込まれますね〜。さすがは古典。
今って髪の毛買ってくれるところ、あるんでしょうかね?
《hirorinさん》
こりゃまた毛深い奥方さまで・・・
お後がよろしいようで・・・。
チャンチキチャンチャン♪
《キキ☆さん》
75度のムカデ酒ですか〜。
そりゃスゴイ!でも、やはり飲みたくない〜。
今度、是非蔵元に聞いてみてくださいね〜。
《ハナマルユキさん》
お久ですっ!!
地酒妖怪図鑑にあらたな1ページが!?
《市っこさん》
ついに出ましたっ!
誰かが持ち出すだろうと思ってましたが、さすが市っこさん(爆)。
男子校ノリは不滅ですね。
《桂自然さん》
ワカメ…、きっと高いんでしょうね〜(爆)。
しかし茎が入っていたというのはビックリですね。
なんというか、よく言えば野趣あふれる酒ですね(^^;)。
投稿: 地酒星人 | 2006/05/11 02:05
>ワカメ…、きっと高いんでしょうね〜(爆)。
このお酒は酒その物の価格はともかく、それを入れる器、が変態・・じゃなくて、大変高価ですね(笑)。
もうこれぐらいにしときましょう(笑)。
投稿: 桂自然 | 2006/05/17 15:57
器ですか、そうですね。
その器がね・・・。
はい、この辺にしておきましょうか(爆)。
投稿: 地酒星人 | 2006/05/17 20:00