地酒星人的日常(その3)
よく訪れる酒販店での事。
家の酒がきれているので何かないかなと思い、寄ってみる事に。
飲んだ事のない銘柄の4合瓶をひとつチョイス。
レジに持って行こうとすると、大口の客がいてレジ前を占拠している。
飲食店のオーナーなのだろうか?どんどんとケースが積み上げられている。
おっ、あの「幻の酒」がこんなに。今までどこに置いてあったんだろう。
何度持ちかけてもこの店では売ってもらえなかったのに・・・。
まあ、そりゃそうだろう。たまに思い出したように来てはちょこちょこ買って行く一般客に出せる筈はない。
立場が逆でもそうするだろうし。
それはそうと。
レジ前を占拠されている上に、主人はこの客との世間話で夢中。
アルバイト君は注文の酒を店のあちこちを駆け回りながら揃えている。
4合瓶を抱えた自分。完全に無視、というか眼中に入っていない。
でも、まあ仕方ない。
そんな時はゆっくりと店の中の酒を見ている。普段はこんなにじっくりとは見れないからね。
基本的に酒を見ているのが好きなので、酒販店の店内であれば待たされるのが苦にはならないのが地酒ファンの性(さが)だったりするのである。
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コメント
【幻の酒】の件は、まぁ我慢するにしても、お客を平気で待たせるとは・・・、許せない。
こういう店、あまり好きじゃないなぁ・・・。
投稿: 山輝亭 | 2006/04/18 09:02
酒屋も大変ですからねぇ>酒税で翻弄されてますし
大量買いのお客はありがたいので 夢中になってしまったのですね多分
常連になるとやっぱり「あれこれ」便利なのでキキ☆も2軒ほど常連店を作っております
ひとつは格安量販店
もうひとつは日本酒に強い酒屋
新酒が出る時期などとっても便宜を図ってくれるので助かります。。。
投稿: キキ☆ | 2006/04/18 09:13
【山輝亭さん】
まあ、こちらも事情はわかりますから、普段見ない焼酎の棚なんかを見て過ごしました(苦笑)。
でも、地酒店でなかったら強引にレジに持って行ったと思います(^^;)。
【キキ☆さん】
なるほど〜。使い分けをしているんですね(^^)。
私はこれまで常連店はあえて作って来なかったのですが、いろいろなお店を見てまわって一巡しましたので、今後も行きたい店というのは決まってきましたね。
投稿: 地酒星人 | 2006/04/18 10:27
確かに待たされていても
店内を見てれば時間しのぎにはなりますよね~。
最近、待ち合わせ場所に早く着いたりしてしまい
時間を持て余すときなんかは、酒屋を探してしまう自分がおります(汗)。
投稿: まき子 | 2006/04/18 12:53
たぶん、数年前に代替わりした有名店ですね(笑)
先代には、色々と教えて頂きましたが、今は行くことはなくなりました。お酒の品揃えは素晴らしいだけに、残念な事です。
ではでは・・・。
投稿: papaci | 2006/04/18 13:07
↑まき子さぁ~ん・・だんだん一般的OLとかけはなれていってる。結婚式する時にはいまどき珍しいかがみ割りとかして欲しいものです。
私も酒屋でじっくり眺めていたいので、他のお客さんがいれば先にレジゆずってしまうので待つのはいいけど・・・
一応客商売だから、待たせるにしてもひと声欲しいかも??それがコミュニケーションってもので、個人商店に行くときの楽しみでもありますからね~
投稿: hirorin | 2006/04/18 13:25
私だったら、急いでいるときは「すいません、急いでますんで、差し支えなければ先にやってもらえます?」と頼みますし、さもなければ地酒星人さんと同じく棚を見て時間を潰しますねー。
ところで、この酒屋の店主は、地酒星人さんに気がついていたんでしょうか? そこらへんが今ひとつ読み取れないのですが‥‥
hirorin さん、結婚式に「割れる」「別れる」は禁句でっせ。ここでは「鏡開き」にしときましょう。
投稿: 森の石松 | 2006/04/18 14:20
待たされてる間に、試飲なんかさせてくれたら、ぜんぜん腹は立ちませんね。むしろ、ほっといて欲しかったりして。
投稿: あつし | 2006/04/18 14:27
この絵の状況でしたら、このお得意さんが
気づいてあげるべきでしょうね。
自分も行きつけの酒屋さんなどでは
ついつい長話してしまう方なので
他のお客さんが来た時は
目配せで先に接客してあげて~と言ってます。
投稿: 明@由紀の酒 | 2006/04/18 16:17
《まき子さん》
私も見知らぬ街の酒屋ハンティング、好きです(^^)。
でも、小さい店の場合何も買わないで出来来づらいので結構外から様子を窺っちゃいます(絶対、怪しい男と思われてます:苦笑)。
《 papaciさん》
>数年前に代替わりした有名店
はい、ご推察の通りです(^^;)
私が地酒にはまった頃は、まだ時折お店にいらしたんですけどね。最近ではとんとお見かけしなくなりました。以前は良かったんでしょうね〜。
《hirorinさん》
このお店は個人商店ではありますが、大口のお客が多い店なので、どうしても小口の一般客は顔も憶えてもらえない感じですね。
根の人柄は悪くないんだと思いますが・・・。
投稿: 地酒星人 | 2006/04/18 16:46
《森の石松さん》
視線は完全に大口のお客さんに行ってますんで、どうだったでしょう?
もしかすると横目で気がついてはいたのかもしれませんが。ま、私も仕事で忙しい時はそんなものなんで、人の事は言えません(^^;)
《あつしさん》
このお店では、それこそ取引の大きい客でないと試飲などのシステムは無いと思われます(試飲しているのを見た事が無い)。そういう意味では、とても特殊な店なんでしょうね。
試飲が出来るんでしたら、それはもう!ノープロブレムです(爆)。
《明さん》
そうですね〜。そんな明さんのような余裕が欲しいところですね。
こういう事って、その場の雰囲気次第なので難しいですね。
投稿: 地酒星人 | 2006/04/18 16:58
>以前は良かったんでしょうね〜。
はい、良かったです(笑)。ちなみに「幻の酒」も普通に買えました。「幻の酒」の米焼酎なんて、誰も買わないから棚晒しでした。ついでに「幻の酒」の酒粕も普通に買えました。
先代は、地下室の奥にいつも居て、「この酒は良いから飲んでご覧」「この蔵は小さいけど頑張って良い酒造ってるんだよ」等々、地酒のイロハを教えて頂いた恩人の一人です。
良い時代でした(しみじみ・・・)
投稿: papaci | 2006/04/18 18:22
私も同じような経験をしたことがあります〜
私の場合、散々見たあとだったので、
おもむろにレジの前で並んでみましたけど(笑)
もしかして同じお店ですかね〜??
投稿: 酔ゐどれ | 2006/04/18 21:30
《papaci さん》
良い時代でしたね〜。
地酒にまつわる世界って、本当に人によってつながっていますから、人が代わるとまたつき合い方も変わってしまうんでしょうね。
私が行き始めた時にはもう「幻」は入手が出来ず、でも米焼酎は普通に買えた頃でした。
惜しかったな〜(^^;)。
《酔ゐどれさん》
>同じような経験をしたことがあります〜
あ、そうなんですか。
私も数度、こういう経験をしておりますので良くある事なんでしょうね(^^;)。
投稿: 地酒星人 | 2006/04/19 09:17
どんな商売でもそうですが、お客相手の商売は、「あほ」ではダメです。(笑)
いや、言葉が過ぎました・・・えっと、「空気がよめない人」はダメです。(××)
投稿: はんな | 2006/04/19 11:13
そうですね。その通りです。
翻って、自分は仕事上そう出来ているのか、と自問してしまうのですが・・・(汗)。
投稿: 地酒星人 | 2006/04/19 11:56