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2006/03/18

地酒ニュースヘッドライン!(3/18)

山田錦生誕70周年で「日本酒で乾杯の町」誕生(神戸新聞)
山田錦の「発祥の里」として知られる兵庫県多可郡多可町が、山田錦の生誕七十周年と合併による町の誕生を記念し、「日本酒で乾杯の町」を宣言。お酒を愛し、地元とのかかわりも深い歌手の加藤登紀子さんが、町特産の和紙「杉原紙」に書かれた宣言文を読み上げる。
山田錦は1923年に人工交配で生まれたそうですね。戦後の米のイメージがあったんですが、さにあらず。酒飲みとしては多大な恩恵にあずかっている米です(^^)。

月桂冠、明治・大正・昭和の日本酒の特徴を再現した「復刻醸造酒セット」を限定発売(日本経済新聞)
「明治仕込み」「大正仕込み」「昭和仕込み」の3タイプの復刻醸造酒を、小容量のガラスカップに詰め小型の紙箱にセット。いずれも常温でお飲みいただくのがおすすめ。
明治仕込み:アルコール分:15度台、日本酒度:+4.0、酸度:2.4、アミノ酸度:2.0
大正仕込み:アルコール分:15度台、日本酒度:+3.0、酸度:1.9、アミノ酸度:1.9 
昭和仕込み:アルコール分:15度台、日本酒度:−5.0、酸度:1.4、アミノ酸度:1.9
やはり明治の酸度2.4に目がひかれます。写真を見ますと中々良さげなパッケージ。レトロブームですねぇ。
各100ml入り3本セットで525円らしいので是非飲んでみたい。昭和の酒が三増でない事を希望したいです(^^;)。

のむなら県産純米酒「鳥取飯酒」来月結成 (日本海新聞)
鳥取県の純米酒と、地元産の肴を応援する組織「鳥取飯酒(はんしゅ)」が結成。「純米酒王国・鳥取」を全国に向けて発信して いく。東中西部に千代藩、天神藩、日野藩をつくり、それぞれに大名や家老、姫君などを配置。“三金交代(さんきんこうたい)”と題し、飲食店などへも出向いてPRしたり、“寺子屋”と銘打った企画ツアーも計画。
鳥取県は純米酒の生産率が全国平均の三倍らしく、素晴らしい事ですね。
しかしオヤジ系ダジャレ連発が笑えます(^^)。

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コメント

笑っておいてくだされ。(~_~;)

投稿: 煮酒 | 2006/03/18 15:50

鳥取県酒造組合連合会、なかなかオチャメですね(^^)

投稿: 地酒星人 | 2006/03/18 16:05

まー、月桂冠ですから、間違っても三増はないと思いますよ。

なお、「山田錦が戦後の米」というイメージは当たらずといえども遠からず、だと思います。戦後の米不足に伴う食用米増産政策で、それまでの最高の酒米とされていた備前雄町の作付が減り入手難となったため、灘の酒蔵が代替策として播州地方産の山田錦に切り替えた‥‥ というのが山田錦の普及のきっかけだそうな。

上記は、山田錦の育成者(旧兵庫県農業試験場)の末裔である、兵庫県立農林水産技術総合センターの研究報告書に書いてありました。

投稿: 目黒の清水 | 2006/03/18 19:51

山田錦、1936年2月に酒造適合米「山田錦」として県報で告示とありますから、その後戦争が始まる事を思えば平和時のような普及はかなわないでしょうし。
雄町から山田錦への切り替わりは、そのような戦後の事情もあったんですね。
勉強になりました。

投稿: 地酒星人 | 2006/03/18 23:07

山田錦の普及に関しては異説がありました。

「兵庫の酒米」という本によれば、昭和15年の米穀配給制度の施行により県外からの米の移入が難しくなり、それまで麹米にしていた大阪府北部産の「中上米」(ちゅうがみまい:いまの茨木市から高槻市あたりで取れた雄町)に変わって兵庫県産の山田錦を使用するようになり、最初はかなり苦労したものの、慣れるにつれて評価が上がった‥‥ というものです。

こちらに従えば、戦中に普及したことになりますね。

投稿: 目黒の清水 | 2006/03/19 00:04

ほほ〜。
そのような説もあるんですか。
いずれにしても世の中が混乱していた時期ですから、正確な記録が残っていないんでしょうか。
先人達が苦労して普及させた酒米の恩恵に我々はあずかっているんですねぇ・・・。

投稿: 地酒星人 | 2006/03/19 00:59

何をもって「山田錦が普及した」と捉えるか、の指標の取り方がイロイロあるから違う説が出るのでは。

全国の作付面積で雄町を越えたかどうか・灘地区の蔵で雄町より使用量が多くなったかどうか・量はサテオキ使用実績が増えた etc。いろいろ考え方がありますから。

ところで、調べていくうちに兵庫県多可郡多可町が「山田錦の発祥の里として知られる」というフレーズに???マークが浮かんできました。育成記録によれば

交配地は兵庫県農業試験場 本場(現在の明石市)。
育種地は兵庫県農業試験場 酒米試験地(現在の社町)。
農家に委託して栽培してもらい、実地の栽培方法を検討した田圃は吉川村(現在の三木市)。

となっており、多可町はどこにも出てきません! 多可町を発祥の地とするのは、山田錦の母本である山田穂(やまだぼ)のほうらしいのですが‥‥ なんだかなぁ。

投稿: 目黒の清水 | 2006/03/19 09:29

>指標の取り方がイロイロあるから違う説が出るのでは
↑たしかにそうですよね。
それにしても調べるといろいろな疑問が出て来るものですね。
というか、調べられる資料をお持ちの目黒の清水さんもスゴイですけど(^^)。

投稿: 地酒星人 | 2006/03/20 00:07

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