鶴の友・別撰!
鶴の友といえば新潟は樋木酒造の醸す銘酒として著名ですね。
ひじょうに小規模な蔵なので、そもそも流通している数が少なく、なかなかお目にかかる事が出来ません。
それでもたまに都内百貨店に出ている事があり、運良く行き会えばその味わいを経験出来ます。
この鶴の友・別撰も新宿伊勢丹で手に入れた一本。
あの新潟酒の中でも異色な上品な旨味とバランスの良さを楽しめるでしょうか。
早速味わってみます。
香りはほんのり青リンゴのよう。
口に含んでみます。
鶴の友らしい優しい導入部に引き続いて・・・。
・・・あれ?・・・あれれ?
・・・う〜ん、あまり旨味が感じられず・・・。
少し苦みも感じてしまいますね・・・。
以前味わったバランスの良さが感じられません。各味がバラバラな印象が有り、なんというか、味の粒子がひじょうに荒い印象を受けます。
どうした!? 鶴の友。
もしかして、杜氏が変わったかなぁ・・・。
この別撰、アルコール度数が16度以上ありますので、その辺も荒さを感じる要因になっているかもしれません。尚かつ当月出荷という事で、新酒であるならばまだ若過ぎるという事なのかもしれませんね。
【スペック】
鶴の友・別撰 1.8l/樋木酒造(新潟県新潟市)使用米:不明 精米歩合:不明 アルコール度数:16度以上17度未満 価格:¥2,191 購入場所:新宿伊勢丹 出荷年月日:06.01
| 固定リンク
コメント
そんなに味が変ってしまったんですか?!
私も鶴の友は、良いイメージだったのですが・・・
なんだか、心配です~。
「別撰」だから、ってことはないんでしょうか。
投稿: まき子 | 2006/02/01 12:38
たしかに「別に選ぶ」という言葉通りに受け取れば、“今までのものとは別”と捉えられなくはないですね(^^;)。
飲み進めて行く内に多少味が変わって行くかもしれませんので、その辺りに期待、です。
投稿: 地酒星人 | 2006/02/01 13:46
お書きになっている内容をみると私のイメージはそのまま変わりませんよ、昔から。
投稿: 煮酒 | 2006/02/01 14:55
ありゃりゃ。そうですか。
なんでしょう、私の舌(好み)が変わって来たという事でしょうか。
そう言われてみると、なんとなく心当たりが(^^;)。
投稿: 地酒星人 | 2006/02/01 17:04
地酒星人さんが、このようなコメントを書かれるという事は、・・・。
必ず、いい所を見つけてコメントしているのに。相当・・・なんですね。
「鶴の友」って、新潟だったんですね(苦笑)。私はそんなレベルです(笑)。
投稿: 山輝亭 | 2006/02/01 18:20
際立って・・・という事ではないんです。
ないんですが、“鶴の友”への期待感がこのような表現になってしまったんですね。
う〜ん、味が変わったのか自分が変わったのか。
どっちなんだろう。
投稿: 地酒星人 | 2006/02/01 18:45
鶴の友、飲んだことありませんが、このラベルがいいですねぇ。
なんだか田舎のおばあちゃんちで、おじいちゃんが納戸に隠してそうな感じ…がします。
投稿: えぬこ | 2006/02/01 19:48
レトロな感じで良いですよね♪
写真では良くわからないかもしれませんが、この蔵のマークって鍵なんですよ。
ラベルの両脇にはヨーロピアンクラシック調の飾り罫も入ってるし、なんか和洋折衷の不思議なデザインです。
元々地元流通のみだった酒みたいですよ。
投稿: 地酒星人 | 2006/02/01 20:38
まだまだお酒の選び方がわからないので、お店ではラベルの印象で選んだりすることが多い私。
で、そんなラベル選びからすると、このラベルは「う~ん、お酒っぽい」っという理由で、買うのは勇気が要りそうです。
投稿: hirorin | 2006/02/01 23:39
TBありがとうございます。
かなり違和感があったようですね。
わたしも半年ほど前に上白を飲んだとき、脳内鶴の友とは違う印象があって少しとまどいました(その後飲んだ特撰はストライクでしたが)。
猫の森には帰れないでしょうか。^^;
投稿: 菱沼かれい | 2006/02/02 00:45
《 hirorinさん》
う〜ん、たしかに。
私もこの酒の評判を事前に知ってから購入しましたからね〜。
でも昭和レトロブームの今ならデザインに対する敷居も低いかも?
《菱沼かれいさん》
そうなんですよ〜。
私の脳内鶴の友はどこへ行ってしまったのでしょうか(泣)。
森に帰る道だっておぼえてないのでしょうか・・・(^^;)。
投稿: 地酒星人 | 2006/02/02 07:11