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2006/02/22

せんべろ探偵!

一昨年亡くなった中島らも氏。
「今夜すべてのバーで」などの著作で長年楽しませてもらいましたが、氏の生前最期に読んだのがこれでした。

「せんべろ探偵が行く!」

senbero

“せんべろ”とは、“千円でべろべろになるほど飲める店”の事。
大阪・新世界や神戸・新開地、横浜・黄金町などの酒飲みディープワールドを、らもさんが訪れるルポです。
らもさんが書いているというよりは、共著の小堀純氏がらもさんの“せんべろな店”での様子を活写するという構成。
ここに登場する店はいわゆる“居酒屋の名店”的な店はほとんど出て来ないのですが、ひじょうに雑多ながらそれなりの伝統を持った店がたくさん紹介されています。
だいたいの店で100円しないツマミがあったり、酒も一杯200円代であったりするわけですね。
中には朝7時からやっている立ち飲みの店があったりします。
夜勤明けの人なんかの需要があるんでしょう。

章の間にらもさん自筆のコラムもあったりします。
このコラムの中ですごいなと思ったのは、らもさんが以前乗り合わせたタクシーの運転手。
タクシー運転手は24時間毎の乗車勤務となりますが、休みの日は朝から晩までずっと酒を飲み続け、必ず二升を飲むという人物。しかもその間、ツマミは豆だけらしい。
24時間勤務の際は酒を飲めないわけで、自然に肝臓に休息を与えられるのかもしれませんが、凄い強者ですね。

自分が“せんべろ”をやるとしたら、やはり行き馴れた鈴伝の立ち飲みだろうか。
あそこで“千歳鶴380円”を2杯とツマミ一品というところだろうか。
う〜ん、べろべろにはならないか・・・。
しかし、こういう名店紹介には乗らないB級テイストな居酒屋、時折無性に探訪したくなります。
大井町に面白そうな店があるんですよねぇ〜。

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コメント

せんべろ、いい響き!
以前よく行ったのですが、音羽に看板も出ていない立ち飲み屋があります。
そこはせんべろできるかも。。
こういう本って、実際その店行こうとかじゃなくても読んでいて楽しいですよね。読んでみたいです。
せんべろ、なぎら健一が詳しそう(笑)

投稿: あっき | 2006/02/22 13:41

良いですよね、せんべろ(笑)。
第2弾を読めないのが残念です。
もう、自分でやるっきゃないか、とも思っていたりして。

音羽にもそんな店があるんですか。
店の名前を誰も知らないんだけど、昔からずーっとやっている立ち飲み屋とか、良いですよね。
たしかに、なぎらワールドでもあると思います(^^)。

投稿: 地酒星人 | 2006/02/22 14:14

なんだか1000円と聞くと悪酔いしそうですけど、たしかにひかれますね~。結構、B級好きなんですよ。

そういえば、以前、新世界に行ったときには、独特の雰囲気に圧倒されました。串カツ食べながら、サワー飲むのが精一杯でしたが。

投稿: あつし | 2006/02/22 17:00

新世界で飲んだんですか!良いですね〜。
やはり“せんべろ”の世界では、酒の質を云々してはいかんでしょうね。
“2せんべろ”くらいなら、酒もそれなり、ツマミも上質が実現出来そうですが。

投稿: 地酒星人 | 2006/02/22 17:25

子供の頃、自宅の裏に小さな酒屋さんがあって、そこに3人も立てば
いっぱいになってしまうようなカウンターがあり、立ち飲みできるようになってました。
つまみはカンヅメかかわきものだったらしいです。
B級以前の店ですが、かなり「せんべろ」な感じです。

投稿: きくちゃん | 2006/02/22 22:06

良いですね〜。
昔は立ち飲み併設の酒屋がたくさん有ったみたいですよね。
お上の指導で分離させられたようです。
そのお店はおそらく、「せんべろ」出来たでしょうね。
昔であれば、下手したら「五百べろ」だったりして(笑)。

投稿: 地酒星人 | 2006/02/23 07:33

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