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2006/01/16

織星・特別純米酒!

いや〜、埼玉県に40もの蔵元があるって皆さんご存知でした?
私は神亀や琵琶のさざ浪、それと武甲正宗くらいしか知らなかったんですよね。
まだまだ知らないお酒は日本にたくさんあります。そんな知らなかった埼玉の蔵元の一本。

織星(おりほし)・特別純米酒です。
これはフットゴリさんからの頂きものです。
(本ブログ・地酒星人は皆様のご好意で成り立っております(^^;)。フットゴリさん、ありがとう。)

深谷市の丸山酒造のお酒。
メインブランドは金大星という銘柄のようですが、この“織星”は特定酒販店向けの商品でしょうか?
さて、五百万石で醸された特別純米酒です。

orihoshi香り。
ほのかに純米らしい香りがありますが、ごくあっさりとしたものです。
口に含みますと、ひじょうに柔らかい序盤。それに引き続いて可愛らしい甘みが顔を覗かせます。そして米の旨味が少し。・・・そのまま収束へ向かいます。

これは燗栄えのする酒かもしれないと考え、燗を付けてみる事に。
やはり多少味のふくらみを感じますが、基本線は同じようです。
米の旨味が立ち上がる瞬間、「来るか、来るか」と旨味が押し寄せるのを身構えますが、肩すかしを食らったように、そのままスッと引いてしまいます。
この辺り、濃醇な酒好きな地酒星人としては物足りない部分でした。
しかし、逆に言えばすっきりあっさりした酒がお好きな方は満足されるのではないでしょうか。

【スペック】
織星・特別純米酒 720ml/丸山酒造(埼玉県深谷市)使用米:五百万石 精米歩合:60% 日本酒度:+5 アルコール度数:15度以上16度未満 出荷年 月日:05.12

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コメント

肩透かし、なんだか私も最近よく感じるようになりました。
舌が肥えたのでしょうか、
以前は「うーむ、こんなお酒なんだ。」で済んだのですが・・・。
でも埼玉にも、そんなに沢山酒蔵があったとわ!!

投稿: まき子 | 2006/01/16 14:14

なんでしょうねぇ、肩すかし。
これはやはり自分の好みがかなり明確になって来つつ有る、という事でしょうか。
勝手に予想し、それと違う味だとがっかりするのか・・・。
明確化するのは悪い事では無いでしょうが、それ以外の味も柔軟に受け入れられる舌では有り続けたいとは思っています。

投稿: 地酒星人 | 2006/01/16 14:54

飲んでくださりありがとう!
実はボクもいただいてないのですよ。
味もよくわからないボクですので、リコメンドしたのでもなく、ただのプレゼント。言ってみれば愛ですかねー。
そうですか、お店の方が琵琶のさざ浪などに比べるとすっきりあっさり、言っていたのですが、ホントにサッパリなんですね。
今度は、「純米ハレギク」、手に入れてきますね。

投稿: フットゴリ | 2006/01/17 13:42

あ、愛ですか・・・!?(ポッ)なんて。

なるほど。そのお店は酒の個性をちゃんと把握されていますね〜。
こうしてみると、埼玉の酒ってバラエティーに富んでいます。

投稿: 地酒星人 | 2006/01/17 18:28

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