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2006/01/11

時代劇オペレッタ・鴛鴦歌合戦!

いや〜、大人になると予期していなかった出費が突如発生するものですが、昨年末に発生した件は結構な高額。
長期的に考えれば悪い話ではないかもしれないが、「今、そんなお金、どこにも無いよ〜っ!」と叫びたくなるたぐい。
家族と相談の上、なんとかやり繰りして都合を付ける事になったのですが、かなり気を引き締めて行かないと、後が怖い。

そんなシリアスな話し合いの翌朝、宅配便でアマゾンから届いたのがこのDVD。
「鴛鴦歌合戦《おしどりうたがっせん》」
一家の家計を預かる家長として、かなり気まずい。
oshidoriなんてったって、ひたすら明るく能天気な純和風時代劇オペレッタ。
一部に熱狂的ファンを持つ1939年(戦前ですよ!?)制作の一編。
以前にビデオ・LDでは出ていた事があったのだが、DVDでの発売が待たれていた。先日遂に発売する事を知り、早速注文をした次第で。

ま、出費の件とこの作品の素晴らしさとは関係無い訳で、気を取り直して鑑賞する事に。
実はこの作品を観るのは初めて。何度か上映情報を調べて観に行こうと計画をしていたのだが、所用が重なり実現しなかった。
前述した通り、戦前に撮影された日活作品である。片岡千恵蔵主演。
貧乏長屋に住む美男の浪人・千恵蔵を軸に、取り囲む娘たちが繰り広げる恋のさや当て。
ヒロインの市川春代ちゃんが可愛い(^^)。「ちぇっ!」と言いながら横をプイと向く様が微笑ましい。
とにかく全編を通して登場人物達が歌い、踊る。その唄が単純で親しみやすく、楽しさに溢れている。
なんせあの志村喬までもが「♪こ〜れ、これこれ、この茶碗♪」などと言って歌い出すのだ。
こんな昔にこんな素晴らしい和製ミュージカルがあったなんて。

制作された当時は、大分きな臭い世相だったと思うが、それに負けない明るさを持ったこの作品は人々の元気となったに違いない。それにあやかって、自分も元気を出して行こう!と思った訳で。
「♪こ〜れ、これこれ、この地酒♪」

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コメント

「おしどり」と読むのか・・・。(笑)

タモリsなんじゃないのですが、ミュージカルってなんだか気恥ずかしくてダメなんですけど、こういう感じは面白そうです。 ^0^

後に「戦時下であった」と聞いたりすると、そこに製作者たちのどんな想いがあったのだろう?なんて考えてしまいます。

とにかく平和でなければ芸術も生きられませんね・・・。

投稿: はんな | 2006/01/11 09:30

この映画はやたら軽くて、登場人物が歌い出す事に対する変な不自然さは感じられないんですよ(^^)。
その辺が人気が衰えない理由かもしれませんね。
戦火が近い世相だけど明るい映画・・・最近のホラーばやりの邦画を考えると、どこか病んでいるのかもしれませんね。

投稿: 地酒星人 | 2006/01/11 09:46

ふふ。象印ショー(古)!。
チラッと見たことがあります。今のお笑いブームとちょっと違った、底抜けな陽気さがありますよね。見たい。
「♪こ〜れ、これこれ、このカメラ♪」

投稿: おっかん | 2006/01/11 13:21

象印!?
なんでしたっけ?象印歌合戦?(笑)
いや〜、なかなか良いですよ、この映画。
唄の部分だけを連続再生する事も出来るみたいで、BGMがわりに流していても良いかも。
仕事をする気には間違い無くなりません(笑)。

投稿: 地酒星人 | 2006/01/11 14:16

「ちぇ!」と言いながらプイっとする・・今度やってみよう。果たして相手が微笑ましく感じるかどうか・・

歌劇って、「早くどんどんセリフ言っちゃってよぉ~」とまどろっこしくなる時あるけど、自分も美味しいもの食べたりした時に♪おい~しぃぃぃぃ~♪とか歌ってみるとなかなか楽しい気持ちになれます。

投稿: hirorin | 2006/01/11 14:47

一家の長!!
だいじょうぶっすか?!(笑)
何かと、突然の出費があるから、お金ってたまらないんですよね~。
でも、在るもんは使わないと、ですね。ハイ。
しかも、好きなことに使わないと!

投稿: まき子 | 2006/01/11 15:17

大出費というか、ウチは大借金!
いや、大借金×大借金。

今度、貸してぇ~
少しは明るい気持ちになれるかなあ

投稿: フットゴリ | 2006/01/11 17:26

21日からユーロスペースで上映されますよ!
うちは小学生の娘と親子三人で観に行きます。かみさんのモウスト・フェイバリット映画です!(苦笑)

投稿: TOM | 2006/01/11 19:24

ちなみにこちらURL
http://www.eurospace.co.jp/detail03.html

投稿: TOM | 2006/01/11 19:26

あ、たびたびすいません。レイトは14日からでしたm(_ _)m
うちは子連れなもので、朝の回しか見てませんでした(汗)

投稿: TOM | 2006/01/11 19:28

《 hirorinさん》
もし hirorinさんがちょっと村主章枝に似ていて、なおかつポッチャリした感じであれば自然に笑みがおこるかもしれません(爆)。(いや、市川春代がそんな感じなんですよ。)
三つ目ならもっと良いかも(大爆)。
自分で日常をオペレッタにするのは素晴らしい事ですね(^^)。


《まき子さん》
「家長はつらいよ・金策奮闘篇」といった感じです。
その金を地酒につぎ込んだら、なんぼでも旨い酒が飲めるのにぃ!!


《フットゴリさん》
鴛鴦歌合戦の中で、高価な壷をお春ちゃんが割って、お金よりも大切なのは真心と訴えるシーンがあるんですが、昔の日本人の真っすぐで潔いところが出ています。
現実がその通りであれば良いんですが、先立つものは必要ですからねぇ(苦笑)。
この映画を観ている時は、つらい現実を忘れられますよ〜。


《TOMさん》
おっ!早速ファンを発見!!
しかも上映の予定があるとは驚き。
この映画なら小学生でも楽しめますよね〜♪

投稿: 地酒星人 | 2006/01/11 19:36

大きな出費の代償に、ブログが急に紙パック酒特集になったり・・・・・しませんよね?

投稿: あつし | 2006/01/11 19:57

いや、わかりません。
“地酒星人”ではなく“三増酒星人”になってしまうかも(爆)。

投稿: 地酒星人 | 2006/01/11 20:18

志村喬が唄いだすなんて!!そりゃ観たいですっ。しかも片岡千恵蔵ですもの~。
上映してるんですね~。行こうかな!
にしても何やら大変なご様子・・
三増酒星人にだけはならないで~~(笑
(地酒星人くんが紙パック顔になりなんて嫌だ~)

投稿: あっき | 2006/01/12 10:49

やばいです。そんな事言われると紙パック顔を作りたくなってしまいます(^^;)。

志村喬さんが予想外に歌がうまいんですよ!
そうしても黒沢監督の「生きる」の中のたどたどしい“ゴンドラの唄”のイメージがありますもので(^^;)。
あれは演技だったんですね〜。

投稿: 地酒星人 | 2006/01/12 18:00

先日、遅ればせながら、たけしの「座頭市」を観ました。
あまり期待してなかったのですが、おもしろかったですよ。ボクは結構好きな映画です。
エンディングは、現代版の時代劇ミュージカルとも言えるつくりになっていました。

投稿: フットゴリ | 2006/01/17 13:47

「座頭市」、私もテレビ放送で見た事あります。
最期の和製タップダンスは見物でしたね〜。
金髪の市でしたが、違和感無くて不思議でした(^^)。

投稿: 地酒星人 | 2006/01/17 18:30

先日ようやく観ました。ありがとうございます!
とても面白かったです~。
片岡千恵蔵のかっこよさったら、ないですよー
いい時代の映画だなぁと思いました。。
こんな素敵な映画をご紹介いただけて
本当によかったです~
昨日「父親たちの星条旗」も観に行きました。
後ほど記事にアップしたいと思っています。

投稿: あっき | 2006/12/03 21:01

《あっきさん》
お〜、観ましたか。
良いでしょう?この映画。
本当に良い時代の映画ですよね。
この映画観ていると、この中にも戦争で亡くなった方がいるんだろうなぁ、とか思ってしまいます。
でも、スクリーンの中には永遠に楽しい姿が残っているんですね。素敵です。
先日、小田切みきさんが亡くなりましたが、お春ちゃんは昨年亡くなったんですよね。
「硫黄島からの手紙」も公開間近ですね。観に行かなくては。

投稿: 地酒星人 | 2006/12/03 22:57

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