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2006年1月の31件の投稿

2006/01/31

伊東旅行で飲んだ酒!

短い一泊二日旅行でしたが、旅ならば日本酒を手離せないのが地酒星人。
まずは行きの踊り子号で味わうべく、鈴伝で買い求めたのが天吹純米吟醸
愛山で醸した無濾過生酒。
itosake_1
東京駅で買った駅弁とともに楽しみました。
天吹は初めて飲みましたが、噂通りの薫酒。かなり薫りまくります。
酒だけで楽しむには結構ですが、食中酒には向いていないような・・・と言いつつ完飲および完食してしまいました(^^)。
もう少し薫りがあったらきつかったですが、ギリギリの線。

伊東に到着してからは、宿へ入る前に駅前の酒屋で今晩分の酒を調達。
どうせなら地元の酒をと思い購入したのが、磯自慢ならぬ“伊豆自慢”
これは大島でしょうか、初島でしょうか。ラベルには島が描かれています。
4合瓶一本では少ないと思い、もう一本同じところから出ている“池”という純米酒を購入。
itosake_2
itosake_3
夕食兼ディナーショー(^^;)が終わった後は、する事もないので部屋で飲み始める事に。
う〜ん、どちらも似た味。スペックには僅かの違いが有りますが、同じところで造っているので、さもありなん。
悪くはないのですが、良くも無い印象。純米のもったりした部分が強調されてしまっていて、キレ悪し。旨味も今ひとつ。
メンバーがあまり酒を飲むタイプでなかった事もあり、半分くらい残ってしまいました。(翌日の帰路でしっかり片付けましたが。)

この“伊豆自慢”と“池”、たしか富士錦酒造という所で造っているようでしたが、サイトを確認したところ記載が有りませんでした。
最近は後でネットを調べれば良いやと思い、ちゃんとスペックをメモしていないので、たまにこういう事があります。

帰りの電車を待つ間、駅前をウロウロしていたのですが、昨日の酒屋からそう離れていない場所に「磯自慢」「喜久酔」「正雪」を扱っている酒屋を発見。
ひどく後悔をしてしまったのでした・・・。

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2006/01/30

伊東ハトヤは昭和の香りとともに。

世の中はレトロブームです。
“三丁目の夕日”がヒットしているように、昭和30年代に人々の関心が向かっているようですね。
そこで!(なのか?)
伊東に行くならハトヤなのです。
地酒星人が子供の頃、テレビを見ていると果てしなく繰り返し流れていたハトヤのCM。
しかし、誰もが知っているホテルなのに、周囲に行った人が誰もいない。
ここはひとつ、探求してみるしかない!!

・・・などと、大それた野望で行ったわけではないのですが、踊り子号に乗ってとにもかくにも行ってまいりましたホテルハトヤ。
年に一回の高校時代の部活動の友人の集まりです。
その部というのは、何を隠そう漫画劇画部。
今年も癖の有るメンツが揃いました。
某漫画家2人に某漫画古本屋1名、某デザイナーと某ブログ管理人、そして某高校教師。そして私、地酒星人の総勢7名。
まあ、いわゆるオタクのはしりのような人達です。

hatoya-1
今回の宿泊先ホテル・サンハトヤ
どことなく既視感のある外観。ロゴが昭和しています。

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サンハトヤは全室オーションビュー。
青い海が広がります。遠く初島もや大島も見えます。

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客室で出迎えてくれたのはハトヤ銘菓「ハトまん」。
この他に「ハトヤサブレ」なる物もあります。

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この寂しげなプールが冬期営業の釣り堀。
そしてかの有名な「三段逆スライド方式」発祥の地。
釣れば釣るほど安くなるシステムのようですが、釣り人は誰もいませんでした(係の人はヒマそうです。)

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ハトヤのネーム入り浴衣。ステキ(^^)/

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晩めし〜♪

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内田明里ディナーショー。クライマックスに飛び交うのは白ハト。
昭和の香り、ここに極まる

ハトヤで“三段逆スライド方式”と共に思い起こすフレーズは・・・そう、「海底温泉・魚も泳ぐ千石風呂」。
ここも行きました。・・・はい、魚、泳いでました。
まあ、一言で言うと生け簀を見ながら入る風呂、ですね。
昭和40年代にここに行ったらビックリしたかもしれません。

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短い滞在を終える時、部屋の窓からハトが見送ってくれました。
(単なる偶然ですが(^^;))
この旅で飲んだ酒については明日にでも。

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2006/01/29

ストーンズが来る!

はい、来るんです。ストーンズが。
地酒星人は子供の時からのローリングストーンズ・ファン。
今までの来日公演はもちろん、ミック・ジャガーやチャーリー・ワッツのソロ来日公演にももちろん出かけました。
ちまたでは、今回の公演がストーンズとして最期のツアーになるのではないか、と噂されているようですが、どうなんでしょう?
いつかは渋谷公会堂くらいの規模で椅子に座りながらでもブルースを演奏する彼等を見てみたいと思いますが・・・。

それはそうと、今回公演のチケットを早速おさえました。
高いんですよ。今回の公演。東京ドームS席で¥17,500
初来日公演で異例の一万円チケットを初めて売り出したストーンズが、また高値更新(苦笑)。
でも、良いんです。だってファンですから。
またキース兄貴のご機嫌なギターが聴けるだけで嬉しいというものです。

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2006/01/28

伊東温泉へ!

いや〜、昨日は午後中ずっと外出先での打ち合わせで、さすがに疲れました。
風邪も治りきらず、この風邪で初めて薬を飲んで寝ました。
そして、今日はこれから外出。
といっても仕事ではなく、伊東温泉なんですが。
私の高校時代の部活の友人達と一緒の、年に一回のお楽しみ。
今までは都内の近場で夜に集まっていたのですが、年に一度数時間では思うように語り合えないし、泊まりがけでどこかに行こうという事になった次第です。
宿泊先は、あのハトヤ
子供の頃、関東近県にお住まいだった方ならばあのCMはご存知でしょう。

「♪伊東に行くならハ・ト・ヤ♪」
「♪4126!4126!ハトヤは4126(良い風呂)!」

ひじょうにベタな宿泊先ですが、それもまた面白いかな、と。
「海底温泉」「三段逆スライド方式」など、意味は良くわからないのに知っている謎のフレーズの正体をつきとめるのも楽しみ♪

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2006/01/27

ワイン入門にちょっとムカッ!?

しばらく前に思ったんです。
あまり日本酒にばかり首を突っ込み過ぎず、もっと広く様々な酒の事を知らなくてはいかんと。
特にワインに関してはあまりに知らない事が多いので、以前買ったのがこの本。
漫画家の弘兼憲史氏の「知識ゼロからのワイン入門」
wine
「課長・島耕作」なんかは以前面白く連載を拝見していたし、話の中にもワインの事が良く出て来てました。その島耕作がところどころ登場して解説風な事をするカットもあるのでとっつきやすいかな、と。

たしかにワインの種類や産地、ラベルの見方など、初心者にもわかりやすく解説されていると思います。弘兼氏のワインに対する愛情を強く感じられる仕上がりだと思います。

しかし、しかしですね。ワインの素晴らしさ・多様さを強調したいが為に、日本酒を引き合いに出す文がところどころにあるんですよ。
パッと見たところだけ上げてみますが・・・
(以下、こちらで多少短くしたり、要約していたりします。)

ワインにあって日本酒にないもの。
日本酒は高くてもせいぜい数万円。ワインのように数十万円もするというのは聞いた事がない。この違いは古い物ほど価値が出るという特性から生まれる。日本酒は醸造仕立てのフレッシュさが売り物なので、ワインのような付加価値が付きにくい。

酒が主役の日本酒。料理が主役のワイン。
日本酒もワインも料理との組み合わせが大きなポイント。しかし日本酒はそれ自体が主役であり、酒の味を引き立てるために料理がある。一方ワインは主役は料理であり、最初に料理を選びそれに合わせてワインを選ぶ。

減点法の日本酒。欠点も個性のワイン。
日本酒の場合、ある一定の基準を外れた酒は「ダメな酒」として排除されてしまう。そのため良いものは味が似通って来てしまう。ところがワインは多少欠点があっても、そのワインの個性として認められている。

「え〜〜〜〜〜〜っ!?」
と、思いませんか?皆さん。

たしかに言えている部分も有ります。そりゃあ、ワインの方が世界各地で生産していますから味のバラエティもあるかもしれません。
しかし、上記の記述は日本酒のある一面しか見ていないのではないか、と思ってしまうのです。

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2006/01/26

懐かしの極楽スキー!

会社のロッカーを整理していたら、懐かしい本が出て来ました。
ホイチョイプロダクションが作った「極楽スキー」
1987年刊行。
いや〜、懐かしい、懐かしい。
あの頃ちまたはスキーブームで、私、地酒星人も幾度となく各地のスキー場へ出かけたものでした。そんな時、必ず持っていったのが、この本。

gokuraku中を開いてみれば、まるでタイムスリップしたように、あの頃のスキーの世界へ戻れます。
ホイチョイらしくゲレンデでの見栄講座もあるし、ゲレンデミシュランと銘打って各スキー場のアクセスや施設、雪質などを比べてランク付けをしていたりします。
アフタースキーに楽しめるゲームの紹介や“元祖見栄スキーヤー”こと加山雄三氏へのインタビュー。
日本のスキーファッションの変遷が写真入りで紹介されていたり、ワンピース・スーツでのゲレンデでのトイレの仕方まで載せています(スキーブーツだと苦労なんですよね〜)。
その後やって来る長い不況を感じさせない、イケイケの明るさがありますね〜。

面白いのが、西武グループの未来のスーパースキーエリア構想。
別にコクドが発表したものでもなんでもないのですが、ホイチョイが勝手に「西武ならこのくらいやってくれるんじゃないか」という事で想像図にしているのです。
これが壮大。
現在の苗場スキー場の筍山山頂から苗場山までゴンドラを作り、その向こうにニュー苗場スキー場を作る。そして対面の岩菅山スキー場から焼額へアクセス。湯田中まで行けてしまう。
片や筍山山頂からのゴンドラで野反湖、横手山を経由して万座温泉に到達するという、とんでもないスケール。
でも、当時の世の中ではありえない話ではない気がしていたんですよ。

その後、長野五輪時の岩菅山開発は環境問題で行えなかったし、西武グループ自体があのような事態になってしまいましたからね・・・。
唯一実現したのは、苗場からかぐら・みつまたスキー場へのゴンドラくらいでしょうか。
seibuski

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2006/01/25

武勇・辛口純米酒!

武勇伝、武勇伝♪
意味はないけど♪むしゃくしゃしたから♪
熱があるのに♪燗酒をイッキ♪
デンデンデデンデン♪

・・・いや、本当に意味はないです(^^;)。

buyu本日ご紹介するのは茨城県は結城市の「武勇」。
辛口の純米です。
随分前から鈴伝やマチダヤさんでは見かけていたのですが、手が伸びていない酒でした。
「もしかして、これって燗向き?」と思い、試してみる事に。
燗酒として購入したので、初めから燗で行きます。
香り。米の凝縮感およびアルコール感のある香り。なかなか期待させます。
口に含んでみますと、やはり辛口の表示通りの辛さがやって来ます。しかしビリビリするような辛さではなく、抑制の効いた丁度よろしい塩梅。
そして本当にほっこりした甘さが立ち上がって来ます。
辛さと甘さのコントラストがくっきりしていて、ひじょうに好感を持てます。
キレも良い方ですね。
かなり良い酒だと思います。CPにも優れていますが、惜しむらくは中盤。
もう少し旨味の乗りに迫力が出れば文句ないですね。そこが改善されれば本当にフルボディのおいしいお酒。
もしかすると熟成させる事によってその辺の味が出て来るのでしょうか。

【スペック】
武勇・辛口純米酒 1.8l/株式会社武勇(茨城県結城市)使用米:山田錦20%、五百万石80% 精米歩合:63% 使用酵母:K-1001-B、K-9-B アルコール度数:15度以上16度未満 価格:¥2350 購入場所:鈴伝(四谷) 出荷年月日:05.12

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2006/01/24

今年初めてのにごり・喜久水!

妻のスーパーでの買い物に付き合って、そっとカゴに偲ばせた一本です(^^;)。
長野県飯田市の喜久水酒造の醸すにごり酒「白貴・天龍」。
この喜久水、新潟の菊水や静岡の喜久酔(こちらは“きくよい”ですが)と勘違いしやすい蔵として、名前だけは前から知っていました。
さて、どのような味でしょうか。

kikusui-n 香りは少し甘酸っぱさを感じさせるもの。にごりですから、これも有りでしょう。
口に含むと、予想外にあっさりとした飲み口です。
過度な甘さ・酸っぱさも無く、旨味も控えめながら感じられて上手にまとめている印象です。
少し粉っぽい感じが口に残るのが気になりますが、価格面から考えても妥当な味だとは思います。
この季節、やっぱり“にごり”は良いですね。
どこかの蔵の活性にごりを飲んでみたくなりました。

【スペック】
喜久水・白貴・天龍 300ml/喜久水酒造(長野県飯田市)使用米:不明 精米歩合:不明 アルコール度数:14度以上15度未満 価格:¥314 購入場所:丸正(四谷)出荷年月日:05.12

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2006/01/23

風邪ひきました。

う〜、調子悪い。
熱っぽいのと胃腸の不調。
金曜日からだったんだけど、土曜にはある程度復調。
こりゃ直ったかなと思っていたら、昨日昼からまたぶり返す。
さらに仕事での外出が不調に拍車をかける。
今日はお休み(でも家で仕事しますが)。
去年の3月にやってみた卵酒でも、また飲んでみようかなぁ。

明日からはたぶん普通に更新出来ると思います。

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2006/01/22

名前と違う!?

舞浜にて。

おいおい、それじゃ「チキン・ビッグ」だろう!!
と、いうツッコミを待っているかのような
「チキン・リトル」。

chi-lit

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2006/01/21

雪!

東京は朝から雪です。
夕方までに5〜6センチは積もったでしょうか。
まだ降り止んでいない状態です。

tokyo-yuki
子供たちは喜び勇んで遊び回っています。
仕方がないので(ないのか?)、雪で地酒星人を作る事にしました。
しかし考えてみると形状上、立たせるのには無理があります。
なおかつ横に飛び出ている目をどうするかの問題もありますね。
・・・考えた上、寝ている地酒星人像を作る事にしました。
雪の上に作るとなんだかわからないので、玄関先のタイルの上に作る事に。

snow-seijin

う〜ん、なんだかなぁ。

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2006/01/20

地酒星人的道路標識。

皆さん、しっかり憶えましょう。
(ただし居酒屋内に限る。)

h-s

h-y

h-h

h-a

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2006/01/19

或る日の地酒星人。

hokaku

だからあれほどフラフラ出歩くな、と言っておいたのに・・・。

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2006/01/18

セピア色した映画が好き:2《無法松の一生》

昭和18年製作の名作。
「無法松の一生」はこの他にも戦後数度に亘ってリメイクされていますが、この第一作を一番に推す方が多いようですね。
私はこの作品しか観ていませんのでわからないのですが、この映画を超える事は並大抵ではないと思います。
阪東妻三郎主演(ご存知田村兄弟の親父さんですね)。
九州・小倉の荒くれの車引きと、陸軍大尉未亡人と息子の交流を描いた作品です。
物語自体も大変面白く日本人の涙腺を刺激するものなのですが、今回見直して驚愕したのが宮川一夫氏のカメラワーク。
クレーンを使用したいきなり物語へ没入させるトップシーンをはじめ、オーバーラップを多用した幻想的なシーンの数々。
単なる人情ものに終わらない、詩情あふれる作品に仕上がっているのは宮川氏の神業も大いに貢献していると思います。

さて、陸軍大尉の息子が怪我をしているのを助けた無法松。御礼にと陸軍大尉邸へ招かれます。
恐縮しながら松が燗酒をいただくのですが、その際に使用されていたのが、下の絵にある道具。
恥ずかしながらなんと呼ぶのかわからないのですが(火鉢?)、おそらくは炭火を起こし、その火によって鉄瓶の湯も湧かせるし燗もつけられるといった“一台数役”をこなせるスグレ物。
ホクホクと湧き上がる湯気が暖かそうです。
こんな道具を横に置いて、手をかざし暖まりながら燗酒をいただいたら、たまらんでしょうな。
muhoumatsu
恐縮しながら杯を受ける無法松と、燗酒用の道具(ヘタな絵ですみません)。

この映画を見直して驚いたのが、未亡人役を演じた女優・園井恵子さんの美しさ。
陸軍大尉夫人らしい品格がありながら、少女のような可愛らしさも併せ持っている素晴らしい演技でした。この女性なら、無法松が生涯をかけて見守り続けたいと思うだろうなと感じました。
この園井恵子さん、その後お名前を聞かないのでどうされたのかと調べてみましたら、残念な事に広島の原爆によってお亡くなりになっていました。
それも悲惨な最期であったようで、本当に残念な事です。合掌。

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2006/01/17

酒燗器!

今日は小ネタで(いつもか?)。
先日、良い酒燗器がないかと思い、探していたら業務用のすごいものがありました。

タニカの酒燗器

一升瓶が逆さになっているビジュアルに仰天。
たしかに無駄はなさそうですが、同時に風情もありませんね〜。
おそらくは巨大旅館などで使用するのだと思いますが・・・。

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2006/01/16

織星・特別純米酒!

いや〜、埼玉県に40もの蔵元があるって皆さんご存知でした?
私は神亀や琵琶のさざ浪、それと武甲正宗くらいしか知らなかったんですよね。
まだまだ知らないお酒は日本にたくさんあります。そんな知らなかった埼玉の蔵元の一本。

織星(おりほし)・特別純米酒です。
これはフットゴリさんからの頂きものです。
(本ブログ・地酒星人は皆様のご好意で成り立っております(^^;)。フットゴリさん、ありがとう。)

深谷市の丸山酒造のお酒。
メインブランドは金大星という銘柄のようですが、この“織星”は特定酒販店向けの商品でしょうか?
さて、五百万石で醸された特別純米酒です。

orihoshi香り。
ほのかに純米らしい香りがありますが、ごくあっさりとしたものです。
口に含みますと、ひじょうに柔らかい序盤。それに引き続いて可愛らしい甘みが顔を覗かせます。そして米の旨味が少し。・・・そのまま収束へ向かいます。

これは燗栄えのする酒かもしれないと考え、燗を付けてみる事に。
やはり多少味のふくらみを感じますが、基本線は同じようです。
米の旨味が立ち上がる瞬間、「来るか、来るか」と旨味が押し寄せるのを身構えますが、肩すかしを食らったように、そのままスッと引いてしまいます。
この辺り、濃醇な酒好きな地酒星人としては物足りない部分でした。
しかし、逆に言えばすっきりあっさりした酒がお好きな方は満足されるのではないでしょうか。

【スペック】
織星・特別純米酒 720ml/丸山酒造(埼玉県深谷市)使用米:五百万石 精米歩合:60% 日本酒度:+5 アルコール度数:15度以上16度未満 出荷年 月日:05.12

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2006/01/15

セピア色した映画が好き:1《酔いどれ天使》

♪セピア色した映画が好き
 優しくて哀しい愛があるから〜♪

(哀愁のカサブランカ/郷ひろみより)

古い日本映画、特に昭和20〜30年代のものには名画と呼ばれる作品が目白押しです。地酒星人はこの時代の映画が大好き。
そして、その頃の日本人はほとんど日本酒を飲んでいます。そんな時代の映画の、飲酒シーンに注目してみたいと思います。
“酔いどれ天使”
この作品は黒沢明監督が昭和23年に世に送り出した傑作。
三船敏郎の主役デビュー作でもあります。
志村喬演じる酔いどれの町医者と三船演じる町のヤクザとの駆け引きをドラマにしたものです。
この町医者がとにかく酔いどれ。
往診の途中で居酒屋に立ち寄り一杯飲るのをはじめとして、診察の合間に医療用の純アルコールをお茶で割って飲む始末。
それも飲み切ってしまい、大学の同級生で大きな医院を経営する医師に純アルコールを回してもらう事を頼むシーンも出て来て笑えます。
yoidoretenshi
しかしそこは黒沢映画の主役。
そんなキャラクターでも、本当は心優しい正義漢。
正しい道へ導こうとしたヤクザ(三船)は自滅してしまいますが、人間に一番大切なものは理性であると、結核を克服した女子学生(久我美子)に熱く語るのでした。
この映画に出て来る居酒屋は、新築の設定らしくすごく小綺麗。壁に新築祝いの貼り紙のようなものが並んでいます。現代の伝統的な居酒屋とそんなに変わりません。
ヤクザ三船が来るとI.W.ハーパーのような瓶に入った洋酒も出て来たりします。

それにしても、女学生役の久我美子ちゃんが、すごく可愛い!(爆)

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2006/01/14

菰かぶりコレクション!

旅などで撮ってきた菰かぶりの画像コレクションです。
これらもレトロラベルと同じく、様々な意匠がこらされていて、楽しめますね。

komo-masumi
真澄です。
対の鳳凰がデザインされています。
「七号酵母元祖」の文字も。
“陶然として自ら楽しむ”、良い言葉です。
(諏訪・宮坂醸造にて)

komo-reijin
麗人です。
これは牡丹の花でしょうか?「麗人」という名前に合いますね。
“芳香薫四海”。スケールの大きい言葉です。
(諏訪・麗人酒造にて)

komo-maihime

舞姫
金で縁取られた扇があしらわれています。
“千秋歓酌芙蓉峯”。雰囲気のある言葉です。
(諏訪・舞姫酒造にて)

komo-yokobue

諏訪の蔵、続きます。横笛
これは金銀の升が描かれているのでしょうか。斬新なデザインです。
“名声高美酒”とあります。
(諏訪・伊東酒造にて)

komo-kinryo
金陵
“一杯醇味千遇春”。旨そうなキャッチフレーズ。
(市ヶ谷・富岡八幡宮にて)

komo-sakura

櫻正宗
こちらはシンプルな桜のデザインのみ。モダン。
(門前仲町・深川不動尊にて)

komo-isojiman
磯自慢
こちらもシンプルに。デフォルメの効いた鳳凰を配しています。
“駿河国秘酒”。
(焼津・磯自慢酒造にて)

あ〜、一度鏡割りをやってみたいなぁ〜。

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2006/01/13

吉乃川・純米原酒「こしいぶき」!

正月に、義弟からいただいたお酒です(ヒデちゃん、ありがとう)。
新潟は吉乃川純米原酒「こしいぶき」
これは新潟県が新開発した米である“こしいぶき”を80%使用したものらしい。
新潟と言えば五百万石のイメージが有りますが、これはどのような味をしているのでしょう。

koshiibuki香り。わずかにフルーティーさを感じさせます。
口に含んでみます。新潟の酒らしい刺激の少ない導入の後、米の旨味が品よく立ち上がります。終盤にピリッとした辛さがやって来て味を締めています。
新潟のお酒の範疇に入る味ではありますが、原酒としての強さを持っている為、いわゆる端麗辛口よりも少し強い印象があります。
燗をつけてみても、概略同じような印象を持ちました。
すっきりしながら、少しアクセントの有る、おいしいお酒でした。

しかし最近はいろいろな品種の米が有るものですねぇ。一体全体、全国にどのくらいの種類があるのでしょうか。

【スペック】
吉乃川・純米原酒「こしいぶき」720ml/吉乃川株式会社(新潟県長岡市)使用米:こしいぶき 精米歩合:60% 日本酒度:+5 酸度: 1.5 アルコール度数:17度 出荷年 月日:05.11

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2006/01/12

最近観た映画《正月編》!

正月は仕事を持ち帰ったりしていましたが、多少映画も観る事が出来ました。
以下、各々の雑感です。

オペレッタ狸御殿
tanuki

鈴木清順監督の作品を久々に観ました。
が、今ひとつ乗れなかった。勝手に昨日紹介の鴛鴦歌合戦風を期待していたのですが、妙にテンポが悪い。
どちらかというと、前衛的な舞台を観ているよう。
セットや衣装はかなり凝ったものですが、あのリノリウムのような床が興醒め。
チャン・ツィーは胸が無い事を発見出来たのは収穫でした(爆)。

真夜中の弥次さん喜多さん
yajikita

いや、好きなんですよこういう設定。
大好きなんですが、これも今ひとつ楽しめなかった。
なんかですねぇ、軸足がどこにあるのかがハッキリしていなくて、奇抜なシーンがあるのは良いのですが、あまりにもまとまりが無さ過ぎ。
「下妻物語」もかなり突飛な場面構成がちりばめられている作品ですが、あれは芯となるストーリーにブレが無い為にひじょうに優れた映画となった。
それに比べると・・・残念。

珈琲時光
coffee

台湾の 侯孝賢監督の作品。小津安二郎監督生誕100周年記念映画らしい。
一青窈主演。なんか良いんですよ、この映画。
全然ドラマチックでもないし、何気ない日常をカメラで無作為に切り取っているかのような自然な演出。
情緒ある神保町の街並み。
特にドラマ的な盛り上がりも無いままに始まり終わるのですが、飽きさせずに観せるのが凄い。

感染
kansen
ジャパニーズ・ホラーの一本。
いや、正月に夜更かししていたらテレビでやっていたんですよ。
なんとなく観ていたら、目が離せなくなり最後まで観てしまう事に。
原因不明の新型ウィルスに感染した患者が運び込まれた病院。全身が溶けて行く奇怪な症状。
やがて次々と医者・看護士が感染して行く・・・。
これは南果歩・木村多江などの女優陣がすごい。がんばっている。
南果歩、こえ〜〜っ!!

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2006/01/11

時代劇オペレッタ・鴛鴦歌合戦!

いや〜、大人になると予期していなかった出費が突如発生するものですが、昨年末に発生した件は結構な高額。
長期的に考えれば悪い話ではないかもしれないが、「今、そんなお金、どこにも無いよ〜っ!」と叫びたくなるたぐい。
家族と相談の上、なんとかやり繰りして都合を付ける事になったのですが、かなり気を引き締めて行かないと、後が怖い。

そんなシリアスな話し合いの翌朝、宅配便でアマゾンから届いたのがこのDVD。
「鴛鴦歌合戦《おしどりうたがっせん》」
一家の家計を預かる家長として、かなり気まずい。
oshidoriなんてったって、ひたすら明るく能天気な純和風時代劇オペレッタ。
一部に熱狂的ファンを持つ1939年(戦前ですよ!?)制作の一編。
以前にビデオ・LDでは出ていた事があったのだが、DVDでの発売が待たれていた。先日遂に発売する事を知り、早速注文をした次第で。

ま、出費の件とこの作品の素晴らしさとは関係無い訳で、気を取り直して鑑賞する事に。
実はこの作品を観るのは初めて。何度か上映情報を調べて観に行こうと計画をしていたのだが、所用が重なり実現しなかった。
前述した通り、戦前に撮影された日活作品である。片岡千恵蔵主演。
貧乏長屋に住む美男の浪人・千恵蔵を軸に、取り囲む娘たちが繰り広げる恋のさや当て。
ヒロインの市川春代ちゃんが可愛い(^^)。「ちぇっ!」と言いながら横をプイと向く様が微笑ましい。
とにかく全編を通して登場人物達が歌い、踊る。その唄が単純で親しみやすく、楽しさに溢れている。
なんせあの志村喬までもが「♪こ〜れ、これこれ、この茶碗♪」などと言って歌い出すのだ。
こんな昔にこんな素晴らしい和製ミュージカルがあったなんて。

制作された当時は、大分きな臭い世相だったと思うが、それに負けない明るさを持ったこの作品は人々の元気となったに違いない。それにあやかって、自分も元気を出して行こう!と思った訳で。
「♪こ〜れ、これこれ、この地酒♪」

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2006/01/10

鷹勇・純米酒!

昨年の暮れ、正月用に買い求めた一本です。
鷹勇の純米酒
昨年後半にその旨さに目覚めた鷹勇。
特別純米酒はさすがの完成度。そして、稲毛屋さんでいただいた平成9年ものの山廃純米の旨さは忘れられません。

takaisami-j これは純米酒という事で、鷹勇の中でもベーシックラインに位置づけられるのでしょうか。
早速いただいてみます。すべて燗でいただきました。
香ばしい風味で、穏やかに香ります。
口に含んでみますと、スムーズながら圧のあるアタックを感じます。程よい辛さ・酸味で味を引き締めています。
米の旨味を感じさせます。ひじょうにまとまりの有る、鷹勇らしい味わい。
安心して飲める内容ではないでしょうか。どこかが突出しているのでは無い、グッドバランスを感じます。

このラベル、正月らしくて良いですね。
あ〜、山廃をまた飲んでみたくなりました〜。

【スペック】
鷹勇・純米酒 1.8l/大谷酒造(鳥取県東伯郡琴浦町)使用米:山田錦・玉栄 精米歩合:60% 使用酵母:協会9号 日本酒度:+3 酸度: 1.5 アミノ酸度:1.2 杜氏:坂本俊(出雲杜氏) アルコール度数:15度以上16度未満 購入場所:鈴木三河屋(赤坂) 購入価格:¥2247 出荷年 月日:05.12

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2006/01/09

大七・生もと純米!

福島県二本松市(戊辰戦争の二本松少年隊が有名ですね。)の大七酒造の醸す、大七生もと純米
ブログを長い事やっていると過去にアップした酒を完全には覚えていないもので、この大七も一度アップした事があると思い込んでいた酒でした。

daisichiこの大七、燗がものすごく旨い酒として著名ですが、本当にその通り、燗が絶品です。
冷やで飲むとさほど旨味を感じる酒だとは思えないのですが、燗をつけると途端に迸る旨味。
生もと造りならではでしょうか、乳酸菌由来のヨーグルト的風味も感じられ、辛さ・酸味も程よくからみます。
この大七、地酒星人が初めて燗酒の旨さに目覚めた酒でもありました。

手間のかかる生もと造りとしては、価格も手頃なのではないでしょうか。醸造元の大七酒造は扁平精米に取り組むなど、技術開発にも熱心ですね。
多くの酒販店のみならず百貨店などでも扱っている所が多く、もっとも手に入れやすい燗の旨い地酒といえるかもしれません。
実は大七はこの生もと純米のみしか試した事が無く、他のグレードも味わってみたいと思っています。
多くの方がご存知のお酒だと思いますが、大七へのリスペクトを込めて紹介いたした次第です(^^)。

【スペック】
大七・生もと純米 1.8l/大七酒造(福島県二本松市) 使用米:五百万石 精 米歩合:69% アルコール度数:15度 日本酒度:+2 酸度:1.6 購入場所:枡屋(四谷) 価格:¥2625 出荷年月 日:05.11

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2006/01/08

由利正宗・奥伝山廃!

由利正宗の生貯蔵酒です。奥伝山廃
昨年、純米の山廃を試しましたが、この酒はどうでしょうか。
家に持ち帰ってから良く見ると特定名称酒表示がありませんので、普通酒のようです。
山廃の普通酒。初めて飲むかもしれません。

yuri-yamahai驚いた事にフルーティ感の有る香りが立ち昇ります。吟醸香、とまで明確には言えませんが、なかなか良い香りです。山廃的香りは感じません。
口に含んでも山廃はあまり感じません。
ひじょうにサラッとした飲み口です。前記の香りが今度は含み香となって香ばしさをともないながらやって来ます。
そういえば、前回の由利正宗もサラリとした印象がありましたので、これがこの蔵の持ち味なのかもしれませんね。
終盤にようやく山廃らしい酸味が少し顔を覗かせます。
普通酒なので、アルコール感も若干目に付きますが、なかなか個性的にまとめられた良い酒なのではないでしょうか。

【スペック】
由利正宗・奥伝山廃・生貯蔵酒 300ml/齋弥酒造店(秋田県由利本庄市)使用米:不明 精米歩合:65% アルコール度数:15度以上16度未満 購入価格:¥410 購入場所:枡屋(四谷) 出荷年月日:05.11

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2006/01/07

土方歳三最期の一日・雑感。

ezochi
新政府軍の箱館総攻撃の前夜、副長から振るまわれた酒を腹に入れ、日野を目指して鉄之助の後を追う地酒星人(爆)。

今日、BS2にて再放送がありますね。実は3日のビデオ録画を失敗していて(開始から30分くらいまで日テレを録ってしまっていた:苦笑)、今晩仕切り直しです。
まだこのドラマの感想をまとめるに至っていませんが、とりあえずのひとこと感想の羅列です。

以下、「新選組!!土方歳三最期の一日」の雑感。

オープニング。「待たせたな。」からタイトルが出るまでの演出が、もの凄くカッコ良かった。思わず「カッチョエ〜!」と叫んでしまった。

鉄之助、可愛い。これなら新選組オタクの婦(腐?)女子の皆様もご満悦でしょう。

島田、相変わらず頼もしくて直情型。尾関は相変わらず旗を持つ。突撃の際も武器は無く旗のみ。それでよく戊辰を生き抜いたものだ(笑)。

榎本、良い味出していた。片岡愛之助は良い役者だ(ファンからは“らぶりん”と呼ばれているようだ)。

大鳥もしかり。いかにも三谷ドラマに出て来そうな役回り。最期はみんな良い人。

短いシーンだったが、会津人として生きて行く斎藤にも決着を付けていた。次は是非西南戦争に行く斎藤で「!!!」を。

試衛館回想シーンも、短いながらそれぞれの個性が出ていて良かった。空気を読まない沖田。「人」が一番恐いと言う山南。お茶をいれる源さんと手伝う平助。ハチャメチャな左之助など。

桶狭間に鵯越。日本は劇的な歴史をたくさん持っている。

土方の死の場面。近藤は青空に輝く太陽。土方はそれに照らされて光る月なんだね。

日野へ向かって蝦夷の原野を走る鉄之助。鼻の奥がツーンとした。何故だか希望を感じるシーン。「走れ、鉄!」

三谷氏には、是非鉄之助が日野へたどり着くまでのドラマを作って欲しい。途中で斎藤や永倉に会ったりして。

最期のクレジットの時に、それぞれ生き残りの隊士のその日を1カットずつ入れてくれたら最高のプレゼントだったな・・・(贅沢言い過ぎ)。

中島三郎介親子も登場させて欲しかった。

明治新政府軍が、充分とは言えないまでも西洋式に武装した軍と戦ったのは戊辰のいくつかの戦場と西南戦争のみで、それを経験した事が日清・日露へとつながって行く。そういう意味で彼らも日本に貢献していると思う。現に宇都宮で土方と一緒に戦った立見尚文も満州で日本軍の苦境を救ったし。

日露戦争で、もし土方が指揮していたら二〇三高地攻略はどうなっていただろう。

土方の北行は、あと100年くらいしたら義経と同じように、いやそれに変わる物語として日本人に浸透しているような気がする。

地酒星人の考える良いドラマの基準は、観る事によって心に何らかのポジティブな作用が生まれ、その後の自分の生活に多少なりとも変化を与えるもの。その意味で、「新選組!」およびこの続編は素晴らしいドラマだった。

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2006/01/06

ちょっと遅めの年頭所感(というか雑感)。

いや〜、昨日から仕事が始まったんですよ。
いつもの仕事初めなら、みんなで会議室に集まってちょっと酒を飲みながらつまみを口に入れ、やれ休みは何をしただのどこへ行っただの子供の相手でクタクタだのとグダグダしゃべってから、三々五々に仕事を始めたり、得意先に挨拶に行ったりといった感じだったのですが、今年はかなり違っていました。
いきなりのフルスロットル!
まるでみんな昨日までの仕事の続きに取りかかるかのような感じでパソコンに向かっています。
なんなんでしょう。このせわしなさ、余裕の無さは。
日本経済が長い不況を抜けて動き出したという事でしょうか。
いや、バブルの頃はそれこそ上記のような年始だったので、景気とは関係がないのか。
ひとつ言えるのは皆があまり年の変わり目を意識しなくなった事でしょうか。
皆と言いましたが、自分もその中の一人ではありました。
単なるちょっと長い連休という認識くらいしか持てませんでしたね。
正月の間も実際に持ち帰った仕事もしていたし、酒だけ飲んでいた日でも仕事の事が頭をよぎる事が度々。
生業なのだから、当たり前といえば当たり前なのでしょうが。
もう少しスパッと頭を切り替えて、酒の事だけ考えていたいんですけどねえ・・・。

あ、そうか。それなら酒を生業にすれば良いのか。
しかし、東京は四谷の狭い土地で酒造業を始めるわけにもいかないし(東京の水道水で仕込んだ酒、飲みたいですか?)、酒販店を始めるにしてもノウハウも無いし、何より駅前に巨人・鈴伝を抱えている土地で歩いて10分以上かけて客が来るとも思えないし、現に近くの普通の酒屋は廃業が続いているし、居酒屋を始めるにしても近所の年寄りしか来ないだろうから売り上げもしれているし・・・。
あ〜、なんだか年の初めからぼやきが出てしまいました。
とりあえずはっきりしているのは、このブログ・地酒星人を続けて行く事だけです。
3月で一周年を迎えるわけですが、そのタイミングでさらにステップアップした「地酒星人」をお届けしたいと企んでいる次第です。
今年も毎日更新してまいりますので、どうか皆様、お付き合いのほどをお願い申し上げます。

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2006/01/05

飛露喜・特別純米無濾過生原酒!

3日の晩に放送された「新選組!!土方歳三最期の一日」。
地酒星人の思い入れの強いこの作品を観る時は、土方ゆかりの土地の酒を飲みながら過ごしたいと思っていました。
その為にわざわざ入手したわけではないのですが、会津の酒、飛露喜・特別純米無濾過生原酒がありましたので、これをいただく事にした次第です。

いくつかの日本酒ブログで新たな造りの飛露喜が好評のようです。
地酒星人は最近いただいていませんでしたが、このブログ開設以前は特別純米を中心に数本経験をしています。
抽象的な言葉ですが「チマチマと旨い」印象がありました。ガツンと旨味があるわけではないが、優しい飲み口の中にソフトな甘みが広がるイメージです。
範囲は大きくないのだけれど、限定された味の幅の中で旨味が乗っている感じ(わかりにくい表現ですね)。

hirokiさて、この酒はいかに。
品良い吟醸香を感じます。
口に含むと、甘みを中心とした強めのアタックを受けます。
おお、これはたしかに今までの飛露喜とは違う印象。
各味のトーンが以前飲んだものより強く、生原酒らしいフレッシュ感が有ります。
良い酒です。たしかに以前の飛露喜とは違いますね。
ただ、個性的かと言うと首を傾げざるを得ないかもしれません。
銘柄はすぐに出て来ませんが、以前飲んだ他の酒(たとえば十四代)、それ以外にも数銘柄と似ている感じがするのです。
充分旨い酒なので、そんな事を言うのも酷だとは思うのですが、地酒界の新たな旗手でもある飛露喜ですから、もっと個性を感じられる味を持っていて欲しいと思うが故の我がままとお思い下さい。
逆に前の「チマチマした旨さ」の方が個性的で有ったような気がします。
(日本酒って難しいですね・・・。)

【スペック】
飛露喜・特別純米生原酒 1.8l/廣木酒造(福島県会津若松市) 使用米:不明 精 米歩合:55% 使用酵母:不明 アルコール度数:17度以上18度未満 日本酒度:+1 酸度:1.6 アミノ酸度:1.3 購入場所:鈴木三河屋(赤坂) 価格:¥2552 出荷年月 日:05.12

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2006/01/04

地酒星人、試衛館跡地に立つ!

昨晩は「新選組!!土方歳三最期の一日」を堪能しました。
詳しい感想はまた後日アップしたいと思います。

さて、この正月は仕事を持ち帰っていた事もあり、完全なインドア生活で運動不足。
明日からの通勤へのリハビリも兼ねて、市谷柳町にある試衛館跡地まで妻と歩いて来ました。
試衛館は近藤勇が開いていた天然理心流の道場で、土方歳三や沖田総司等、新選組の主要メンバーが食客として暮らしていた場所でした。
今は新宿区が作った表示柱が一本立っているだけですが、路地の奥にある小さな稲荷は350年前からあるそうで、きっと彼等もお参りしていたのではないかと思われます。
shieikan
試衛館跡地にて。
寒空の下、跡地へ来てみたら地酒星人が立っていました。
奥の稲荷へ初詣かな?

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2006/01/03

今晩!土方歳三最期の一日!!

makoto

副長と共に新政府軍へ斬り込みをかける地酒星人(爆)。

今晩、一昨年の大河ドラマ「新選組!」の続編である「新選組!!土方歳三最期の一日」が遂に放送されます(BSハイビジョンでは元旦に放送済み)。
地酒星人は中学生の頃からの新選組ファンで、様々な関連書籍や小説等を読んできましたが、三谷幸喜氏の「新選組!」はそんなファンをも満足させる、新選組という群像を深く描いた作品でした。

きっと今晩の放送でも、稀代の英雄・土方歳三をそんな風に描いてくれると思うのですが、さらにもうひとつの見方を教えてくれたドラマでもありました。
それは、武州・多摩の出身としての近藤・土方の事です。
多摩は江戸時代、将軍の直轄地で各所の名主によって自治をなされていた土地であり、その気風を彼等が色濃く持っているという事です。
彼等の剣法、天然理心流が多摩で盛んになったのも、日野の名主であり土方歳三の義兄である佐藤彦五郎が、日野の治安の悪化を防止する為に支援し導入して来たものなのです。
身分に関係なくこの剣法の習得を広く奨励していたのですね。たとえ百姓であっても自治に誇りと気概を持っていた土地柄だったようなのです。
それが明治後、自由民権運動が盛んな土地となる土壌を育んで来たという説もあります。
そして、それは今も市民運動の盛んな地域として受け継がれている。
その是非はともかくとして、突然出て来た風雲児としての近藤・土方ではなく、多摩の風土が生んだ存在である事を強く意識し始める事が出来たのです。
今年はその辺りをもっと調べて行きたいと思っています。
ドラマは終わっても、史実の新選組が無くなる事はありませんから。

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2006/01/02

飲酒もほどほどに・・・。

正月なので酒を飲みます。
昨日アップした喜久酔をはじめとして、ダイヤ菊ふなくち原酒鷹勇の純米、評判を聞いて仕入れて来た今年の飛露喜特別純米生原酒、昨年紹介の多摩自慢の大吟醸など、各種入り乱れています(笑)。

正月なので食べるものもちょっぴり豪華です。
お取り寄せのふぐ刺し。
hugu
豚バラ肉のローズマリー焼き(グッチ裕三紹介のメニューらしい)等々・・・。
butabara

朝から飲み始めて夜寝るまで飲むのですが、元旦の一日そうしているだけで、かなり飽きてきました。
やはり、酒は夜だけ飲むのが集中も出来て良いみたいですね。

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2006/01/01

くる酒!喜久酔・松下米純米吟醸!!

皆さん、あけましておめでとうございます。
今年も地酒星人をよろしくお願い申し上げます。

夕べは紅白の後、家族で近所の須賀神社へ行きました。
参道に長い列が出来ていて、参拝するのに30分弱かかった感じです。
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参拝の後は甘酒をいただきます。
今年の甘酒はあまりアルコール分が強く入っておらず、ソフトな飲み口。
amazake-2
篝火の横で飲む甘酒。あったまります。
amazake

そして今朝。
正月が嬉しいのは罪悪感無く、朝から酒が飲める事。
元旦なので、ちょっと贅沢な酒を。
喜久酔の純米吟醸。松下米を50%磨いたもの。
松下米とは、喜久酔を醸す静岡・藤枝市の青島酒造の地元で、松下明弘氏が作った山田錦の事です。
地元の米、地元の水、地元の人々が造った、本当の意味での地酒と言えるでしょう。

matsusita香り。
トーンは低いですが、ひじょうに品の良い吟醸香を感じます。
味。
やはり上品でソフトなアタック。中盤に喜久酔らしい、フワッとした甘みと共に米の旨味がふくらみ、その後、酸味が現れてスッと水の如く口中に消えて行きます。
綺麗な酒です。いくらでも飲めてしまいますね。
正月らしい、気品に満ちた酒と言えるでしょう。

・・・が、しかし。
やはり地酒星人の舌は安く出来ているのかもしれません。
これでは綺麗過ぎて物足りません。もちろん旨い、レベルの高い酒なのですが、喜久酔でいえば特別純米あたりの各味のボリュームの大きさが好みです。
この純米吟醸も、あるいは数ヶ月貯蔵すれば、もっと味乗りがするのかもしれませんが・・・。

【スペック】
喜久酔・純米吟醸 松下米50 720ml/青島酒造(静岡県藤枝市) 使用米:山田錦 精 米歩合:50% 使用酵母:静岡酵母 アルコール度数:15度以上16度未満 日本酒度:+6.5 酸度:1.3 購入場所:鈴木三河屋(赤坂) 価格:¥3570 出荷年月 日:05.11

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