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2006/01/15

セピア色した映画が好き:1《酔いどれ天使》

♪セピア色した映画が好き
 優しくて哀しい愛があるから〜♪

(哀愁のカサブランカ/郷ひろみより)

古い日本映画、特に昭和20〜30年代のものには名画と呼ばれる作品が目白押しです。地酒星人はこの時代の映画が大好き。
そして、その頃の日本人はほとんど日本酒を飲んでいます。そんな時代の映画の、飲酒シーンに注目してみたいと思います。
“酔いどれ天使”
この作品は黒沢明監督が昭和23年に世に送り出した傑作。
三船敏郎の主役デビュー作でもあります。
志村喬演じる酔いどれの町医者と三船演じる町のヤクザとの駆け引きをドラマにしたものです。
この町医者がとにかく酔いどれ。
往診の途中で居酒屋に立ち寄り一杯飲るのをはじめとして、診察の合間に医療用の純アルコールをお茶で割って飲む始末。
それも飲み切ってしまい、大学の同級生で大きな医院を経営する医師に純アルコールを回してもらう事を頼むシーンも出て来て笑えます。
yoidoretenshi
しかしそこは黒沢映画の主役。
そんなキャラクターでも、本当は心優しい正義漢。
正しい道へ導こうとしたヤクザ(三船)は自滅してしまいますが、人間に一番大切なものは理性であると、結核を克服した女子学生(久我美子)に熱く語るのでした。
この映画に出て来る居酒屋は、新築の設定らしくすごく小綺麗。壁に新築祝いの貼り紙のようなものが並んでいます。現代の伝統的な居酒屋とそんなに変わりません。
ヤクザ三船が来るとI.W.ハーパーのような瓶に入った洋酒も出て来たりします。

それにしても、女学生役の久我美子ちゃんが、すごく可愛い!(爆)

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コメント

最近になって黒沢映画を見始めて、この酔いどれ天使も観ました〜その中でも現代物を観るとその時代背景が見られて面白いですよね。
それはそうとあの医者役の方ってなんていう名前なんでしょう??七人の侍、羅生門と出演されているので気になっているんですよね〜

投稿: 酔ゐどれ | 2006/01/15 18:52

昭和20〜30年代,一升瓶1本現在に換算するといくら位?うーん、かなりのウエイトかなあ。

投稿: おっかん | 2006/01/15 21:43

《酔ゐどれさん》
あの俳優さんは志村喬(しむらたかし)さんです(^^)。
三船敏郎と並んで、黒沢映画には無くてはならない名優ですね。
すごく重厚な演技をされるイメージですが、数日前にアップした“鴛鴦歌合戦”では軽妙に歌う演技をされていたので、本当に感心しました(^^)。


《おっかんさん》
今、ちょっと調べてみましたら昭和24年はまだ配給制が生きているみたいで、合成清酒1合34円98銭とありましたね。
合成清酒ってなんだろう。三増酒のもっとアルコール成分の多いものだろうか。
すごく悪酔いしそう(^^;)。
今の価値に換算していくらかは、はっきりとはわからなかったのですが、インフレの激しい時代だったみたいですね。

投稿: 地酒星人 | 2006/01/15 22:38

久我美子の女子高生・・想像つかないけど、すご~く可愛いんだろうな。
中村玉緒とか、えっと・・清川虹子とか、昔の写真見ると美人で驚きますもんね。
そういう意味では、やっぱり吉永さゆりは、今も昔も同じように可愛いですよね~

ああ、今日見てきた映画のせいで、私も昭和30年頃に暮らしてみたい症候群になりそう。

投稿: hirorin | 2006/01/15 23:58

地酒星人くんがかまくらで晩酌してる!!
かわいい~!いいなぁ~。
私も一緒に入って一杯飲みたいです。

投稿: えぬこ | 2006/01/16 11:14

《 hirorin さん》
久我美子ちゃん(あえて“ちゃん”付け)は、追いつめられて自滅する死のイメージを持った三船と対極の、正のイメージで描かれているので、余計キラキラ輝いてみえるんですね。

>今日見てきた映画のせいで、
それはもしかして“三丁目の夕日”ですか?(^^)


《えぬこさん》
私、実はかまくらに入った経験がないんですよ。
東京育ちなので仕方がないんですが。
でも、なんかあったかいイメージがあるんですよね〜。
実際どうなんでしょう?

投稿: 地酒星人 | 2006/01/16 11:26


かまくら、あの中で暖をとって、どうしてかまくらは溶けないのか不思議でたまりません。
どう考えても、雪の中が暖かいとは思えないんですけど・・不思議。

投稿: hirorin | 2006/01/16 11:46

そうですよね、不思議ですよね。
一度経験してみなくちゃならんですな。

投稿: 地酒星人 | 2006/01/16 12:32

10代の頃、七人の侍をはじめてみたとき、志村喬のかっこよさに惚れ惚れしたものでした。
酔いどれ天使は見たことないのでこれまた観なくちゃ~。
黒澤作品、観てないものがまだ結構あるんですよね~。
幕末太陽傳は借りてきましたよ~。
今週中に見ます!楽しみ~

投稿: あっき | 2006/01/16 18:13

七人の侍の勘兵衛役は良いですよね〜(^^)。
酔いどれ天使の志村さんは、これまたカッコ良いんです。
(見かけはカッコ悪い役ですけどね。)

しかしよく有りましたね、幕末太陽傳。

投稿: 地酒星人 | 2006/01/16 23:15

↑かまくら、暖かいですよ。
わし、寝小便たれの頃、「町内のかまくら小僧」と呼ばれていましたです。外の風を防げるし、中にいる人間の体温でかなり暖かくなりまっせ。雪山で遭難しても、かまくらが作れればかなりサバイバルできるのでは。しかし、極寒の場所では雪はパウダースノーで、固まらないんですねこれが。中で七輪を使ってお酒を飲むのは、絶対にやめた方がいいです。気持ちよく死んでしまいます。

吹雪の中でドラム缶で作ったコンロを使って、ジンギスカン&熱燗というのをやったことがあります。これはもう、とてつもなくうまいです。
食い物の味は、須らく身体環境の影響を受けるものですね。うまいビールを飲むために激しくスポーツをする、わざと長風呂をする・・・清酒の場合、これに相当する方法はなんでしょうかねえ。

投稿: フットゴリ | 2006/01/18 00:15

かまくら小僧だったんすか!?
やはり七輪だとまずいんですかね?という事はタイトル絵の地酒星人君もやばいのだろうか。人じゃないから平気か・・・?
これだけ開口部大きくてもやっぱり危ないのでしょうか。

日本酒を旨くするのは、やはり体調が良い事じゃないですかね。
消化器系がうまく機能していてちょっと空腹であれば、旨く飲めると思います。
(何の酒でもそうだと思いますけどね。)
冬の場合、寒い外気に当たってから燗酒をいただくとか?
日本酒は基本的に食中酒だと思いますので、酒の味を壊さないツマミと一緒にいただくとおいしいですね〜♪

投稿: 地酒星人 | 2006/01/18 05:46

そういえば子どもの頃、積もった雪の中にアイスクリームを埋めておいたら、どろんどろんに溶けて食べられなくなって悲しかった。雪の中でも冷凍庫代わりにはならないことを学びました…(T.T)

投稿: えぬこ | 2006/01/19 18:32

かまくらの作り方
●大地の雪が湿った雪か確かめる。パウダースノーなら作るのをやめる。
●雪を集めて大きな山を作る(あたりまえ)。
●その山に上り、何度も踏み固めては雪を盛り、硬い大きな山にする。かまくら小僧は、水をかけてアイスバーンにしたりしてました(企業秘密)。
●山には「裾野」をつける(よく挿絵などにあるような、平らな地面に唐突に丸い山にしない)。強度確保
●入り口は小さく、中は大きくスコップの先を使って削るように掘っていきます。そうです、素手では作れないのでよ。完成時に入る時は茶室に入る趣があります。
●掘ったら上には乗らない(あたりまえ)。かまくら小僧は、下半身がかまくらの天井に突き刺さり、身動きがとれなくなり、死ぬかとおもったことがあります。
あとは、内側の温度と外気のせめぎあいです。寒いうちは健在。季節が春に近づくと自然に溶けていきます。その前に、近所のガキ大将がつぶしに来たりもします。

買ってきたアイスクリーム、冷蔵庫の冷凍庫に入れてても一度溶けた形跡がある時がありますよね。あれはなんでしょうかねー

投稿: フットゴリ | 2006/01/19 19:31

《えぬこさん》
本当に〜?
なんででしょう?雪の中はあったかいのか?
それともスノーマンが食べてしまうのか(爆)。


《フットゴリさん》
おお〜、スゴイ。
貴重な企業秘密(笑)を惜しげも無く。
やはり様々なノウハウが必要なんですね〜。
子供の頃に一度で良いから、かまくら作ってみたかったなぁ。
しかし天井踏み破って身動き出来ないって恐怖だったでしょうね(^^;)。

投稿: 地酒星人 | 2006/01/19 20:54

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