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2005/11/27

東京ドームで硫黄島の幻影を見る。

というわけで(何が?)。
ミスターチルドレンの東京ドームコンサートに妻のお供で出かけたのでした。
なんとか正規ルートで手に入れる事の出来たチケットを持って浮かれる妻と共に大混雑の水道橋駅で下車。
見えて来ました東京ドーム。ストーンズ以来だっけなあ・・・。
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ミスチルの客層はやはり20代が中心といった印象。もちろん10代も居るし、我々より年のいっている人も見かける。
dome
地酒星人はミスチルの曲はあまり知らない。
3時間近く立ったままで見る(聴く?)のはつらかったが(何故スローな曲でもみんな立ったままなんだろう)、良い曲もあるし場内に数カ所設置されたビジョンに映し出されるイメージ画像も、面白いものがあった。

しかし、アーティストへの興味が無いので、自然と舞台装置や観衆の方を見ている事になる。
ボ〜っと見ている内に、何本も宙に放たれているスポットライトが米軍の監視灯に、アリーナ席の群衆が硫黄島を守備していた日本軍に見えて来た。

そう、最近続けて読んだ太平洋戦争の硫黄島戦のドキュメンタリーを思い起こさせたのだ。硫黄島の守備についた日本兵は約2万人。内、1割ほどしか生還する事が出来なかった。
アリーナには何人入っているのかわからないが、丁度硫黄島で戦死されたのと同じくらいではなかっただろうか。
(昨日のコンサートでそんな事を考えていたのは、間違い無く私だけでしょう。)
圧倒的な物量の米軍に対して、無謀な作戦を強いた大本営への怒りに燃えた水道橋の夜でした。
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最近読んだ一冊。
硫黄島での凄まじい戦闘の様子を活写している、津本陽氏著「名をこそ惜しめ 硫黄島・魂の記録」

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コメント

あははははっ(^O^)
ミスチルのコンサートでそんな事考えてるなんて~、笑えるけどもったいないぞぉ!!
3時間立っているのがツライとは・・身体鍛えないと!

投稿: hirorin | 2005/11/27 23:00

以前はストーンズで約3時間踊りまくりでも平気だったんですけどねぇ。
節制につとめます。

投稿: 地酒星人 | 2005/11/28 09:28

そのお気持ち痛いほどわかります。私も輝く東京のネオンが、あの戦争で犠牲になった方達の叫びのような光に思える時があります。硫黄島については読んだ事がなかったかな・・。
でも「アーロン収容所」を数年前その壮絶な風景に絶句しながら読みました。この「名をこそ・・」が横に今読んでいる本としてあったときから気になっていました。今度絶対読みます。
どんなときも地酒星人さんのような感性を持っている方って私は素晴らしいと思いますし、私もまたそんな人間でありたいと思います。

投稿: あっき | 2005/11/30 00:36

会田さんの「アーロン収容所」、読んだ事はないのですが、他の方の引用の文章を何度か読む機会があり、内容はある程度把握しております。
多くの犠牲の上に(こういうと軽い感じがして嫌ですが)、今の社会が成り立っているのだな〜、と様々な機会に思いをいたすわけです。

私は特に感性が優れているわけでもなんでもないですよ〜(^^;)
ただの酒好きなおっさんです(汗)。

投稿: 地酒星人 | 2005/11/30 09:28

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