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2005/09/29

小夜衣・特別純米酒!

静岡酒、さらにつづきます。
小夜衣(さよごろも)特別純米酒です。

kshimzさんのサイトで存在を知り、是非飲みたいと思っていました。
菊川市で蔵元さんが一人で造っている、こだわりの酒のようです。
東京で唯一、大森の田中屋酒店で扱われている事を知り、連休に行って来ました。
店主の田中さんに「一番小夜衣らしいのをください」と言って、出してもらったのがこの特別純米酒です。

sayogoromo香りはうっすらと有る以外はほとんど感じられません。
口に含んでみます。柔らかい当たりでさっぱりとキレの良い印象。中盤、米の旨味が上品に広がります。後半にひやおろし的な、好ましい熟成された風味を感じます。この栗のようなチーズのような風味がたいへん良いアクセントとなっており、基本が穏やかな酒質である事も相まってどんどん飲めてしまう酒ですね。
この熟成味は、当初からのものなのか、出荷(05.04)から現在までに乗って来た旨味なのかは良くわかりませんが(おそらくは後者)、しっかり造られている酒ならではの秋上がりなのでは?と感じました。

まったく知らなかった旨酒を、またひとつ知る事が出来ました。
小夜衣は他にも面白そうな酒がたくさん有るようですので、機会を作って飲んでみたいと思います。
(ちなみにこのラベル、普通のコピーで印刷されているようです。その辺りも手作り感が出ていて良いですね。)

【スペック】
小夜衣・特別純米酒  1.8l/森本酒造(静岡県菊川市) 使用米:不明 精米歩合:60% アルコール度数:15度以上16度未満 購入場所:田中屋酒店(大森) 価格:2500円 出荷年月日:05.04

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コメント

面白そうなお酒ですね~しかも、都内で大森でしか売っていないところが、また希少価値を感じます~

>ちなみにこのラベル、普通のコピーで印刷されているようです~
たまにありますよね、そういうラベル(笑)
製造年月日とか細かな文字を切り貼りされていたりして、昔の版下を彷彿させられるものがあったりすると微笑ましく思えます~

投稿: 酔ゐどれ | 2005/09/29 11:13

へぇ~、初めて聞きました。こういうお酒があるんですね。なんだか、飲みたい静岡の酒がまた増えてしまいました。僕の好みは、かなり「すっきり寄り」なので、精米歩合50%ぐらいの酒から試してみたいですねぇ。

投稿: あつし | 2005/09/29 12:33

《酔ゐどれさん》
私、こういう手作り的なラベル、好きなんですよ〜。
たまに手書きのもあったりしますよね。あと、度数なんかを修正液で消して、ボールペンで書いてあったりするものも。


《あつしさん》
私もkshimzさんのサイトを拝見するまでは、まったく知りませんでした。
小夜衣の他のグレードも試してみたいです〜。

投稿: 地酒星人 | 2005/09/29 18:08

やっぱり静岡はすごいですね。
静岡の居酒屋で2晩続けて飲んだ時にも、
そのレベルの高さに驚嘆して帰ってきましたが、
今回の一連の記事を読んで再認識しました。

投稿: みみず | 2005/09/29 19:32

この蔵の森本社長は、「ラベルに掛ける金があったら、米に使ったほうがマシ」と常日頃から言われてます。以前、純米の生酒を4合瓶でしか出していなかったのに、とある酒屋からの強い要請で、そこにだけ一升瓶にも詰めて出したのですが、ラベルが四合瓶用のまま‥‥ 瓶に比べて寸づまりで面白かったですよ。

あつしさん、この蔵の酒は静岡型とはチョット違います。造り手の森本社長の豪放にして繊細なところがよく出ていると思います。吟醸クラスでも、他の静岡酒よりも野太さがあります。社長の目標は「杯が進む酒」だそうで、「大吟醸であっても香りよりも味が大事」という信念で造っておられます。

そうそう、ここの古酒は旨いです。

投稿: kshimz | 2005/09/29 20:19

kshimzさん、こんばんは。
たしかに数が出る酒であれば、ラベル印刷の単価は低くなりますが、あまり出さないものであれば、その分コストが高くなりますよね。
しかしサイトを拝見すると個性的なラベルが多いですね〜。思わずにやけてしまいます(笑)。

>社長の目標は「杯が進む酒」だそうで、
この特別純米は、まさにそういう酒ですね。この造りなら、古酒でもかなり旨いのではないでしょうか。

投稿: 地酒星人 | 2005/09/29 22:44

みみずさん、こんばんは。

>静岡の居酒屋で2晩続けて飲んだ時にも、
良いですね〜。やはり2晩くらいはその土地にいたいですよね。
私も最近良く、焼津で飲んだ時の事を思い出します〜。

投稿: 地酒星人 | 2005/09/29 22:59

またもレベルの低いコメントですが~・・
先日の「日本酒を楽しむ会」で飲んだ静岡の地酒の中で、この小夜衣は印象に残ったお酒でした。たぶん作りたてっぽかったのかな?もっとサラっとした感じだった気がするけど、いろいろ飲み比べた中でも「う・・うめ~!」と思ったお酒だったな。
なんか普段当たり前に飲んでいる静岡のお酒が、こんなに絶賛されるとまた幸せ感じる今日この頃・・♪

投稿: hirorin | 2005/09/30 05:26

「小夜衣」、ここ1年位の間に、急に名前を聞くように銘柄です。ただ、あまり販売している店もない銘柄ですね・・・。

昨日、「臥龍梅・無濾過原酒純米吟醸」を飲んできたのですが、非常に美味しかったです。

県全体でレベルが高いというのは、酒造組合や、各蔵元がいい意味で刺激し合っているのですね。

投稿: 山輝亭 | 2005/09/30 07:27

《hirorinさん》
>またもレベルの低いコメントですが~・・
いやいや、全然そんな事ないですよ。

>飲み比べた中でも「う・・うめ~!」と思ったお酒だったな。
そう! いろいろな能書きよりも、それが一番ですよね。

東京で手に入れようとすると、結構苦労が伴う静岡の酒は多いですから、そんな酒を普通飲み出来るのはうらやましいです。


《山輝亭さん》
小夜衣、良い酒ですので大事にしたいですね。dancyuなどに載ってしまうと、絶対入手不可能になりそうです。
あ、そうですよね。臥龍梅も静岡ですね。静岡の酒、レベル高いです。

投稿: 地酒星人 | 2005/09/30 10:29

えっと、「小夜衣」は2003年のdancyuの日本酒特集に出てますよ。取り上げられたお酒は、純米吟醸 無濾過生原酒「小夜衣の詩」でした。そのときの特集のトップ写真がこれまた静岡の「喜久醉」で、その他に山口の「貴」が大々的に取り上げられています。

その年の夏ごろに、森本社長に「dancyu に出て売れました?」とお聞きしたら、こういわれてました。

「雑誌が出た直後に酒屋からかなり引き合いの電話があったけど、こっちは急に造る量を増やせないから、ほとんど断った」

「でもまぁ、すぐに電話も収まったけどな。結局、なーんにもいいことなかったな、うん(笑)」

だ、そうです。

首都圏の飲み屋でときどき「小夜衣」や「森本」(ある地酒専門問屋向けに出している銘柄)を見かけますが、入手経路を聞くと、たいてい、静岡県内の酒屋から取ってますね。扱いが多いのは、浜松の丸味屋酒店、静岡の丸河屋酒店、旧清水市の篠田酒店あたりでしょうか。

投稿: kshimz | 2005/09/30 12:49

あ、既に掲載されていたのですね!?
しかし森本社長、さすがです。
普通は酒屋からの引き合いを獲得する為に、雑誌に掲載されるようにするものですよね。
>こっちは急に造る量を増やせないから、ほとんど断った
良いです! さすがです。ファンになりそうです。その辺りが造る酒にもあらわれてますね。

投稿: 地酒星人 | 2005/09/30 14:17

kshimzさん。情報量というか、知識の量というか、本当にお詳しいですね。僕はただひたすら飲んでるだけで何の知識もない素人なのでとても勉強になります。

> そうそう、ここの古酒は旨いです。
この一言、気になりますねぇ~。

投稿: あつし | 2005/09/30 17:23

kshimzさんのおかげで、コメント欄に厚みが出て助かっています。
静岡酒の記事は、記事そのものよりもコメント欄の方が質が高いです。

投稿: 地酒星人 | 2005/09/30 17:35

はは、まぁ個人的趣味が嵩じて、こんな会をやってますので、蔵元さんからイロイロとお聞きすることもあるわけですね。

http://fanalone.way-nifty.com/blog/2005/06/__0441.html

来年は森本社長にも出てもらおうと画策中です(笑)

投稿: kshimz | 2005/10/01 23:47

究極の静岡吟醸を愛でる会、良いですね〜。
kshimzさんが主催なさっているのですね? すばらしいです。
次回は是非、参加させてもらいたいですね〜。

投稿: 地酒星人 | 2005/10/02 01:02

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