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2005/07/14

琵琶のさざ浪・純米大吟醸「大香の蔵」

埼玉の麻原酒造。“琵琶のさざ浪”で著名ですが、これは雄町で醸した純米大吟醸の無濾過酒「大香の蔵」(たいこうのくら)。

daika“大香”というくらいなので、さぞや香る酒かと思い購入。最近濃醇しっかり系の酒が多かったもので…。
キャップ部分にかけられている紐を解き、開栓。華やかな香りはするものの、そんなにボリュームの大きいものではありません。口に含んでみます。うん、奇麗な酒質……と、思っているとかなり強めの甘く華やかな含み香が押し寄せて来ました。
おおっ!まさに“大香”。上立ち香より含み香がこんなに強いとは…!?なんとも上品な香りが鼻腔をくすぐります。
さらに上品な中にも米の旨味が感じられ、キレも良く、純米大吟醸としての“納得感”を得られる酒ですね。
でも、そんなに量を飲める酒ではないようです。やはり量を飲むには香りが立ち過ぎです。それに加えて味も無濾過らしい強さを持っているので、“奇麗だけどくどい”という感じ。
化粧のうまい奇麗なお姉ちゃんと付き合い始めたものの、いつも隣にいるとだんだんうるさく感じられるというか(……ん?なんか例えが違うような気もするが)。
晩酌の一杯目に小ぶりなグラスでいただくのが、一番良い飲み方なんじゃないでしょうか?

【スペック】
琵琶のさざ浪・純米大吟醸無濾過酒「大香の蔵」720ml/麻原酒造(埼玉県入間郡毛呂山町)使用米:雄町 精米歩合:40% 日本酒度:+1 酸度:1.3 アミノ酸度:1.3 価格:2620円 購入場所:枡屋(四谷) 出荷年月日:05.03

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コメント

「琵琶のさざ浪」なのに「埼玉」なんですね(「琵琶=琵琶湖しか想像出来ない単純さ)。

「大香の蔵」とは、私を惹き付けるには最高のネーミングですね。

量が飲めないと、時間経過で香りが飛んでしまう物が多いのですが、「大香の蔵」はどうなんでしょう?

投稿: 山輝亭 | 2005/07/14 07:34

>「琵琶のさざ浪」なのに「埼玉」なんですね
不思議ですよねえ。由縁は知らないのですが、調べれば何かありそうです。(もしかして和楽器の琵琶?)
香りはですねえ…やはり最後の方は飛び気味でした。

投稿: 地酒星人 | 2005/07/14 13:45

こういう系、好きです。
高脂血症という持病持ちなので、
1杯で満足できるお酒というのは何よりです。

含みかが華やかで、味もそれなりにあるというのは、
たまりませんねぇ~。
また、ネットで捜してしまいそう・・・・・・・・

投稿: みみず | 2005/07/14 22:11

1杯で満足かというと、それは微妙なところです。
飲み続けられないために、締めに他の酒を飲んでしまうといいますか…。

ネットでは「佐野屋」さんで扱っていたかと思いますよ。

投稿: 地酒星人 | 2005/07/15 07:57

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