かがた屋!
人には誰にでも思い込みや盲点というものが有るもので、地酒星人にとってはこの「かがた屋」さんがそれに当たることを知った。
「かがた屋酒店」…東急目黒線の西小山にある酒屋さんである。この目黒線を利用というのと、住所が品川区という事で、勝手にアクセスしにくいと思い込んでいたのであるが、なんのことはない、四谷から南北線接続で一本で行ける事に最近気づいた。四谷で南北線に乗れば20分ほどで西小山に到着というわけである。
そんな訳で行って来ました。「かがた屋酒店」。西小山下車でアーケードのある商店街を抜け徒歩約3分。ひじょうにアクセスしやすい立地。
店の前には久保田が並び、八海山・磯自慢・天狗舞のこもかぶりが3つ。期待がふくらみます。酒屋さんとしては広い店内。ひじょうにキチンとした陳列でワイン・焼酎・日本酒とわかりやすく分類されています。今回焼酎は詳しく見ていませんが、かなりの数の銘柄が置かれていました。
さて、日本酒。思ったより数はありませんが、それでも地酒ファン垂涎の名酒が並びます。なかなか入手出来ない清泉の「亀の翁」がポコッと置かれていたりします。比較的高めのプライスの酒が多い印象ですね。そんな中、一度試してみたかった「鍋島」のにごり酒がありましたので、購入しました。
他にも燗付け用の器が各種置いてあったり、燗酒用温度計があったりして中々楽しい店内です。感激したのが、漫画家・高瀬斉さんの「甲州屋光久物語」が無料で置いてあった事。1200円の市販品で是非読んでみたいと思っていたので、さっそく一冊いただきました(読んでみると、中に出て来ましたね「かがた屋」さん)。
感心したのが、店員の若い茶髪のお姉ちゃん(失礼)が、ものすごく日本酒に詳しかった事。板前風のお客さんに最近の酒の説明をしていたのですが、実際に利き酒をしてちゃんと勉強していないとわからない内容でびっくりしました。
十四代の抽選にしっかり参加をし、西小山を後にしたのでした。「かがた屋酒店」、意欲にあふれる良い地酒屋さんです。また利用させてもらおうと思いました。
いただいた「甲州屋光久物語」と店で発行している「かがた屋新聞」。
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コメント
かだたや、ちょっと前に行きました。
たまたま友人が、西小山(もしくは武蔵小山)に引越ししたから、ということでフラフラしていたら・・・見つけました、かだたや。
ここの店主に「この辺りでどこに卸してるんですか?」と聞いた所、
武蔵小山の駅近くの「SHIN」というお店が、卸し先の一つだとか。
そのSHINにも行ってみましたが、なかなか良いお店でした。
投稿: まき子 | 2005/05/09 00:38
まき子さん、フラフラしていたら見つけるとは嗅覚良すぎです(^^)。卸し先のチェックなど、さすがです!「かがた屋」さん、地酒星人はすごく気に入りましたので、今後も利用させてもらおうと思っています。
投稿: 地酒星人 | 2005/05/09 07:30