手塚テーマパークは夢なりしか…
川崎市に以前あった計画で、手塚治虫のテーマパーク建設というのがありました。
既に中止になってしまったんですが、昨今の景気事情を考えれば賢明な判断だったのでしょう。
いや、ディズニーリゾートに劣らない内容(スケールは小さくても)にする事が出来れば、絶対客は集まるとは思うんです。しかし、漏れ伝わる話に注目していると、どうもそんな事はなく。テーマパークを甘く考えている感じが否めませんでした。(実際のリアルな計画を知りませんので、あくまでも憶測ですが…)
手塚治虫氏が生み出した様々なコンテンツはすばらしく、地酒星人も大好きなものがたくさんあります。しかし氏が亡くなっている現在、オリジナル素材が増える事はないわけで、テーマパークに大事な新しいコンテンツの逐次投入がしづらい。
リピーターが少なければ成り立って行かないテーマパークでは、これは大きなマイナス要因。
TDRでのトイストーリーやナイトメア、バグズライフやリロ&スティッチ等を見ればわかる通り、新規追加されるキャラクターはゲストにとって新鮮。そして「アストロブラスター」のように、新規キャラでアトラクションまで作れてしまう。
やはり「手塚治虫」で区切ってしまう事に無理があったんでしょう。
もう少し範囲を広げて、「ニッポン漫画ランド」という形にしてしまえば可能性はかなり広がります。「ドラえもん」や「サイボーグ009」、「ゲゲゲの鬼太郎」などが加わればおもしろい。もっと一般的に「サザエさん」、「ちびまる子ちゃん」なんかがあっても良い。最近は昭和レトロブームですから、ドラえもんに出てくる町並みを再現したエリアがあってもおもしろいし。もちろん、手塚さんの描く未来世界を再現したトゥモローランド的なエリアも。鬼太郎のエリアなんか、様々な妖怪のグリーティングで泣き出す子供続出とか。愛・地球博の「サツキとメイの家」が話題ですが、同じように「磯野家」「さくら家」があったら絶対行きたい。
パレードも楽しいぞーっ!
ああ、このままずっと考えられそう。
(勝手な事を言ってますが、権利関係がムチャクチャ面倒くさいでしょうね…)
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